森田佳佑の「トレードはブログでわかる!」

不具合修正しました

09月02日
この度、私の著書「自動売買ロボット作成マニュアル」及び「自動売買ロボット作成マニュアル 初級編」に掲載されているエクセルのマクロのうち、Yahooファイナンスからデータを取得する箇所がYahoo側の仕様変更のために動作しなかった問題を修正いたしました。

修正されたサンプルシートは、以下のいずれかのURLからダウンロードできます。


http://www.panrolling.com/books/gr/gr45.html

http://oaive.com/downloads/atsmanual

この度は、読者の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
お詫びして修正いたします。

よろしくお願いいたします。

自動売買ロボット作成マニュアル 訂正のお知らせ

2007年07月20日
お久しぶりです、森田です。

最近少々あわただしく、更新ができず申し訳ございません。


さて、本日は私の著書、自動売買ロボット作成マニュアルに関する、訂正のお知らせです。

先日、読者の方からのご指摘で、一部本書に掲載されているコードの不具合が見つかりました。

この件に関するコードの訂正内容は、以下の通りです。
また、同様の内容は私のサイトにも公開されています。


----------------------------------

本文377ページ、380ページに記載されている、監視を実行するマクロのコードに誤りがありました。正しくは以下の通りです。

[377ページ]

×
If a.Cells(ii + 11, 7).Value > a.Cells(ii + 11, 18).Value _
Or a.Cells(ii + 30, 7).Value < a.Cells(ii + 30, 19).Value Then
longexit:


If a.Cells(ii + 11, 7).Value > a.Cells(ii + 11, 18).Value _
Or a.Cells(ii + 11, 7).Value < a.Cells(ii + 11, 19).Value Then
longexit:

-----------------------

[380ページ]

×
If a.Cells(ii + 11, 7).Value < a.Cells(ii + 11, 18).Value _
Or a.Cells(ii + 30, 7).Value > a.Cells(ii + 30, 19).Value Then
shortexit:


If a.Cells(ii + 11, 7).Value < a.Cells(ii + 11, 18).Value _
Or a.Cells(ii + 11, 7).Value > a.Cells(ii + 11, 19).Value Then
shortexit:

----------------------------------


また、この訂正を施した新しいサンプルシートも用意させていただきました。こちらからダウンロードすることが可能です。現在ご利用の方は更新していただければと思います。


読者の皆様にご不便をおかけしたことをお詫びいたします。
また、ご指摘をいただいた読者の方にお礼を申し上げます。


よろしくお願いいたします。

自動売買の環境2

2007年07月10日
こんばんは、森田です。

前々回の続きで、今回も現時点における自動売買の環境について書きたいと思います。


私が著書「自動売買ロボット作成マニュアル」を執筆させていただいたのは今からちょうど1年前のことです。当時は「自動売買」という言葉自体がそこまで知られていませんでしたが、この1年で日本における自動売買環境は少しずつ前進してきました。

当時は、コストをかけずに自動売買を行うのであれば「オリジナルのプログラムを作成する」「エクセルを使う」といった方法が主流でした(これは今も変っていませんし、おそらく今後も変わることはないでしょう)。

一方、コストをかけてもいいから簡単に早く自動売買を行いたい場合は「市販、もしくは証券会社の提供する自動売買機能を搭載したトレードソフトを使う」という方法がありました。しかし、これはあくまでアメリカでの話で、日本ではこのようなソフトはほとんど存在していませんでした。

つまり、日本に住み、そして日本の証券会社の口座を使って自動売買を行う場合、上記の後者の方法は実質上存在していなかったようなものでした。


しかし、この1年でそのような状況にもだいぶ変化がありました。
マネックス証券が、個人投資家向けに「マネックストレーダープロα」という、自動売買機能の付いたトレードソフトを提供し始めたのです。

このソフトは、アメリカで自動売買ができるトレードソフトの最有力候補といわれる「TradeStation」と同じ方法で自動売買を行えるというのがウリのようです。私は実際にこのソフトを使用したことはないのですが、周りの評判もよく、今後の日本における自動売買の標準的存在になる可能性を秘めていると言えるでしょう。

また、「TradeStation」と互換した環境を備えていることで、「TradeStation」の学習書を流用して知識をつけることができるのも大きなポイントでしょう。登場したばかりのソフトなのに、既に出回っている書籍で勉強できるので、知識をつける環境が整っており良いでしょう。もし興味のある方は、この書籍をお勧めいたします。現在日本語で読める「TradeStation」の書籍では最高峰だと思います。

使用料も月々4800円と、自動売買が可能なソフトとしてはかなり安いのではないかと思います。

このように自動売買環境の整備に証券会社までもが乗り出しているのは、今後の日本のトレード環境を考える上でも大きな前進といえるでしょう。以前、電話や店頭での売買が中心だった時代から、ネットの普及によって投資のスタイルはずいぶん変化しました。今後は、コンピュータを活用して個人投資家のレベルを上げることが、次の流れになるのではないでしょうか。私自身も楽しみです。




※なお、私は一度も利用したことがありませんし、このソフトを推奨するわけでもありません。あくまで紹介するのみですので、ご利用に関してはマネックス証券のサイトなどで十分理解を深めた上ではじめてください。




NHK放送日変更のお知らせ

2007年07月06日
昨晩のNHKでの私のインタビューの放送ですが、安部総理の会見が入ったため放送されませんでした。

このインタビューの内容は一週間後の7/13に変更されたようです。
時間は変わらず18時10分から30分の間だそうです。


自動売買の環境

2007年07月05日
こんにちは、森田です。

ブログのタイトルを「トレードはブログでわかる!」としました。
元ネタは「株はチャートでわかる!」という本のタイトルです 笑
この本ですが、私がトレードを始めるきっかけになった本です。
テクニカル分析がどのようなものかを体現的に学ぶことができる貴重な本です。
価格をはるかに超えた価値があるかと思います。未読の方は是非読んでみてください。


さて、今日は昨日の続きで「自動売買」を行うための環境について書いてみます。

「自動売買」を行うための環境は実に様々で、自分でプログラミングをしてオリジナルのソフトを開発する方もいらっしゃいますし、自動売買のために作られたソフトを利用される方もいます。これらは一長一短です。順に紹介していきましょう。

まず、オリジナルのソフトを開発するという方法です。使用するプログラミング言語にもよりますが、敷居は比較的高いです。しかし、自分で自由に開発できるという点と、コストが安く済むというメリットがあります。この場合、証券会社がこのようなソフトを開発するのに必要な環境を整備していることが前提となります。

続いて、自動売買用のソフトを利用するという方法です。以前はなかなかそういったソフト自体が存在していなかったのですが、近年ではもっとも有名な「TradeStation」など、個人投資家が使いやすい自動売買ソフトの環境が整いつつあります。オリジナルでソフトを開発するより負担も敷居も確実に低いのですが、多くの場合、これらのソフトは高価であるというデメリットがあります。


私の場合は、これら上記のメリット・デメリットを踏まえたうえで、マイクロソフト社のエクセルというソフトを利用して独自に自動売買環境を整備しています。エクセルを用いるメリットは、オリジナルのソフトを開発するよりも敷居が低く、かつコストパフォーマンスに優れているという点です。

投資を実践されている方はおわかりだと思いますが、投資にかけるコストは最低限に抑えるというのが基本です。でなければ、良いシステムで良い結果を出していても、総合的なパフォーマンスは確実に低下してしまいます。

私はエクセルを用いた自動売買の方法についての本を書かせていただいていますが、何もエクセルに強いこだわりをもっているわけではありません。ただ、これが現時点でもっとも有力ではないかと個人的に思っているだけです。なので、このブログをお読みの方で、自動売買に興味をお持ちの方は、ご自分の好みに合わせて方法を選択していただければと思っています。


それでは、今日はこの辺で失礼いたします。
次回は自動売買環境の続きについて書かせていただきます。



なお、本日午後18時10分〜30分の間に、NHKで私のインタビューが放送される予定です。
放送エリアは東海3県なので、エリア内にお住まいの皆様は、是非ご覧ください。
(臨時の放送で一部放送の予定が変更される可能性があります。その場合は追ってこのブログで状況をお伝えいたします。)

自動売買とは

2007年07月04日
昨日より、これまでのブログをこちらに移行し、新たに始めさせていただきました。

ご覧になっている方の中には、以前からのブログを読んでいただいていた方もいらっしゃるかと思いますが、新規の方も大勢いらっしゃるかと思います。

なのでここではまずはじめに、私が専門としている「自動売買」というものがどのようなものかを簡単に説明させていただきたいと思います。


「自動売買」とは、一言でいえば、コンピュータを用いて株価(もしくは投資対象の価格)を監視し、「あらかじめコンピュータに設定した条件」まで価格が変動した場合、自動的に買い、もしくは売りの注文を出す売買方式のことを指します。

この「自動売買」という売買方式を用いることでのメリットは、主に2つ挙げることができます。まずひとつは、市場が開いている時間帯に、投資家が常に価格を監視する必要がなくなることです。これによって、例えば市場が開いている時間帯に仕事や学校などがある人でも、アクティブに投資を行うことができるようになります。

もうひとつのメリットは、投資家がその場の判断で「本来予定していた方法とは別の方法で売買してしまう」ことを防ぐことができることです。これは、すでに投資を実践されている方はお分かりかと思いますが、投資には人間の心理が付きまとってきます。恐怖心からむやみにポジションを持ち続けてしまったり、逆にすぐに売り抜けてしまったりすることで、本来想定した投資法とは違った投資を行い、計画性に欠いた投資となってしまいます。これが原因で勝つことができない投資家の方々は多くいらっしゃるかと思います。

逆にデメリットについてですが、この「自動売買」において実際に注文の判断を下したり、注文の発注を行うのが人ではなくコンピュータであることから、想定しないエラーなどが発生することが挙げられます。



この「自動売買」ですが、実際に行うにはそれなりのコンピュータに関する知識が必要になってきます。これまで投資に関して詳しく学んできたものの、コンピュータはあまり詳しくない、という方にとっては、少々ハードルが高いかもしれません。

また、先ほど「あらかじめコンピュータに設定した条件」と記述しましたが、これは基本的にテクニカル分析を用いた条件のことを指します。ファンダメンタル分析でも不可能ではありませんが、基本的には超短期〜短期を想定しています。


これらのメリット・デメリット、条件などを統合してもなお、「自動売買」は個人投資家にとって大きな魅力を備えた売買方法である、というのが私の考えです。

これからこの「自動売買」をはじめようと思ったり、興味を抱いていただいた方には、

●投資に関する基本的な知識とある程度の経験
●テクニカル分析の知識
●コンピュータ(特にプログラミング)に関する知識

これらを学ぶ必要が出てきます。

これらはどれも習得するのに簡単な知識ではありませんが、得られるものはその分大きく、またどの知識も人生におけるさまざまなシーンで応用が可能です。

興味を持っていただいた方は、私の運営するサイトでより詳しい情報を提供しておりますので、一度ご覧いただければと思います。

今後もこのブログでは、自動売買に関する話題も取り扱っていく予定です。

ブログ移行しました

2007年07月03日
改めまして、こんにちは。

「自動売買ロボット作成マニュアル」シリーズ著者の森田佳佑と申します。

以前までは、私が運営しているサイトのほうでブログを書かせていただいていましたが(といっても最近は全然更新していませんでしたが…)、今後はこちらのパンローリングさんの運営されているブログに移行させていただきたいと思います。

私が運営しているサイトはこちらになります。
また、以前まで書かせていただいていたブログはこちらに残っています。

これらもあわせてどうぞよろしくお願いします。

また、RSSリーダをお持ちの方は、私のこのブログをRSSリーダでお読みになることができます。RSSのフィードはこちらになります。是非ご登録をお願いします!

私は他の筆者の方々とは違い、あまり相場に関して書かないかもしれません…。
もちろん相場のネタも書いていきたいと思いますが、お仕事やトレードにお疲れの皆様のサプリメント的な内容を中心に書いていけたらと思っています。

それではこれからよろしくお願いいたします。

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