長友哲郎の「歴史と需給で相場を読む」
アベノミクス相場の終わりの始まり
04月12日
日経平均 13,960.05円 340円07銭安
TOPIX 1,134.09ポイント 15.40p安
日経平均先物 14,060円 230円安
為替 1ドル=101円74銭〜78銭
日経平均は大幅下落。
なお日経平均が14,000円を割れて引けたのは昨年の10月8日以来、半年ぶりです。またSQ値が13000円台というのは昨年の8月SQ以来です。
思い起こせば、昨年の11月に半年ぶりに5月からの下落トレンドを上に抜け、年末まで一気に上昇しました。しかもその日は野田前首相が解散という言葉を発して、いわゆるアベノミクスがスタートしてからちょうど1年目でした。それから半年後に今度は14,000円を割れたというのは何か因縁めいています。
この変化は大きな変化だと思います。この変化が起きたということで、私はアベノミクス相場の終焉の始まりだということを最後にこのブログを終了します。
これまでご覧いただきありがとうございました。
今後は下げ相場でも利益を上げる作戦をとっていくつもりですが、今度は証券マンとしてお客様の資産を守るということが仕事です。
今度の勤務先はニュース証券(
http://www.news-sec.co.jp/ )です。
今後ともよろしくお願いします。
雇用統計前の金曜日は陽線の可能性が高い
04月04日
4月4日
日経平均 15,063.77円 (8円11安)
TOPIX 1,215.89ポイント (0.88p安)
日経平均先物 15,080円 (変わらず)
為替 1ドル=103円85銭〜87銭
日経平均は3日ぶり反落。
NY同様、本日の日経平均もほとんど動きがありませんでした。今晩の米国雇用統計の結果待ちというところでしょうか。
日経先物の寄付きは15,000円で、引けは15080円でしたので先物は陽線となりました。米国雇用統計前の金曜日はこれで6ヶ月連続で陽線となっています。
つまり雇用統計前の金曜日は先物買いが有効ということです。
間もなくポイントになる水準に到達
03月28日
3月28日
日経平均 14,696.03円 (73円14銭高)
TOPIX 1,186.52ポイント (9.62p高)
日経平均先物 14,700円 (60円高)
為替 1ドル=102円16銭〜18銭
日経平均は3日続伸。
今年になって3日連続以上上昇したのは今回で3回目です。しかも前回は連続高が途切れて下落がスタートしました。今回もそうなるのかどうかというところです。しかし明らかに変わってきたのも事実です。
日経平均は昨日書いたような水準まで到達しました。ここはポイントです。さらに上昇の可能性もありますが、下落の可能性が十分あります。
さらに上昇すると思う根拠は、先日発表された信用の評価損率が昨年来で最悪になったということです。最悪ということは相当の売りが出てきたということで、需給は改善してくるはずです(だから戻っているのではないかと思いますが)。もう1つ上記したようにポイントになる水準まで到達したということです。
逆に下落するかもと思う根拠は、外国人の売り越しです。今年になって2兆円近い売り越しということで、これは昨年とは全く反対の動きです。そしてナスダック指数が弱いということも気になります。
どちらの可能性もありますが、私は来週は高くなるのではないかと思います。
9日ぶりに200日線を突破
03月27日
3月27日
日経平均 14,622.89円 (145円73銭高)
TOPIX 1,176.90ポイント (4.83p高)
日経平均先物 14,640円 (250円高)
為替 1ドル=102円21銭〜24銭
日経平均は大幅続伸。
NY市場が地政学リスクで下げて終わっていましたので、東京市場も下落でスタートしました。そして一時は200円以上下落していましたので、まさかプラスになるとは思いませんでした。しかも本日は配当分があったので実質は250円高と同じです。
なお日経平均は9日ぶりに200日線を上回ってきました。これはちょっとした変化です。そして14,500円から14,800円の間は窓があります。この窓埋めをしてくるのであればさらに上昇となるでしょうが、私は次の上値の目安は14,700円台だと思います。この水準は昨年12月30日の高値と2月の安値の値幅の3分の2押し水準であり、25日移動平均線の水準です。
1つ懸念はナスダック指数です。現在75日線を下回ったところで、ここ1年はこの水準から反発しています。しかし更なる下落となると、大きな調整局面に入ってくる可能性があります。そうなるとNYダウそして日経平均も影響が出る可能性は十分あります。
権利付き最終日は小動き
03月26日
3月26日
日経平均 14,477.16円 (53円97銭高)
TOPIX 1,172.07ポイント (8.37p高)
日経平均先物 14,390円 (130円高9
為替 1ドル=102円29銭〜34銭
日経平均は反発。
模様眺めの展開となっています。その結果ボラティリティーが大きく下がってきました。こうなってくるとオプションの売りにとっては良い状況です。
そして本日は権利付き最終日でしたが、寄り高になっていますので、権利を積極的に取りに行くという行動はなかったようです。
はたして明日以降どのように動いていくでしょうか。
(
明日は権利付き最終日
03月25日
3月25日
日経平均 14,423.19円 (52円11銭安)
TOPIX 1,163.70ポイント (0.66p高)
日経平均先物 14,260円 (160円安)
為替 1ドル=102円27銭〜31銭
日経平均は小幅反落。
今日も戻りそうで戻せないという状況でした。引け30分くらいまではプラスの水準でしたが結局マイナス。しかも先物はさらに大きく下落して引けました。
昨日も書きましたが、外国人が1兆円売り越したという意味が徐々に分かってくるのではないかと心配してます。本日再度SQ値(14,429円)を下回りましたが、この水準を上回るかどうかがポイントになっているようです。
明日は権利付き最終日です。ちなみに3末の権利付き最終日の直近10年の騰落は6勝4敗です。
ブラックマンデー以来の売り越し額
03月24日
3月24日
日経平均 14,475.30円 (251円07銭高)
TOPIX 1,163.04ポイント (17.07p高)
日経平均先物 14,400円 (270円高)
為替 1ドル=102円27銭〜31銭
日経平均は大幅反発。
先週末に日経平均は大きく下げましたが、本日その分をほぼ埋め、往って来いという形になりました。
3月の第2週の日経平均は、週間の値下がり幅が3年ぶりとなりました。そしてその週は、外国人が1兆円近い売り越し額を記録しました。しかもこの記録は26年前のブラックマンデーの時以来、歴代2番目の多さだったのです。
ブラックマンデーの時はその後2カ月間下げ続けましたので、今回もそういう動きも想定しておくべきでしょう。先週の時点で主要な移動平均線がすべて下向きになってきたのも気になります。
大きなトレンドの転換?
03月20日
3月20日
日経平均 14,224.23円 (238円29銭安)
TOPIX 1,145.97ポイント (18.36p安)
日経平均先物 14,130円 (290円安)
為替 1ドル=102円27銭〜31銭
日経平均は3日ぶり大幅反落。
大きく下落したので、結局はSQ値を上回って引けることができませんでした。しかも3月17日の終値も下回りましたので、2月5日の安値に対するダブル底を形成に行くようなう動きになりました。
はたして2月5日の安値13,995円を下回るかどうか。しかしここにきて25日線、75日線、200日線とすべて下向きになってたのは重要なポイントです。こういう形は2012年の上昇がスタートして初めてですし、2010年6月以来約4年ぶりです。
大きなトレンドでの下げがスタートした可能性もあります。今後の動きが要注意です。
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乱高下が激しい
03月19日
3月19日
日経平均 14,462.52円 (51円25銭高)
TOPIX 1,164.33ポイント (1.61p)
日経平均先物 14,420円 (80円高)
為替 1ドル=101円49銭〜51銭
日経平均は2日続伸。
乱高下が大きくなってきました。途中までは昨日の安値を下回り、再度14,000円をトライするのではという動きでしたが、一気に上昇しました。
ウクライナの問題もありますが、今はとにかく大きく動く可能性が高いということです。
それから本日SQ値14,429円を突破してきましたので、年度末に向けしっかりした動くになっていくのかどうかといところです。
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