東保裕之の「株式投資の知恵袋」

一緒に3カ月連続陽線

日経225とTOPIXが一緒に3カ月連続陽線となったのは
2006年12月〜2007年2月以来。

2006年末から2007年初頭といえば
日経225が17000〜18000円の頃。
ずいぶん懐かしいなぁ・・・・

2009年6月1日（月）16時48分

池の中の鯨

1960年代前半の投信ブームで
株式市場に運用資金が過剰に流れ込み
その反動で、証券不況（昭和40年不況）が起きた。

1980年代末のバブル時末期も
証券会社は投信を募集しすぎて
平均株価は天井を打ち
株式投信も悲惨な運用結果になった。

株式市場という「池の中」に
人気化しすぎた投信という「大きすぎる鯨」が迷い込んでしまうと
マーケット全体も、投信も共倒れになってしまう。

不動産投信「REIT」も
不動産マーケットに投信という形で過剰に資金が入り込み
その反動が起きた。
「REITが池の中の鯨」になってしまったように思う。

最近は、何でもETFになるようだが、
「ゴールドに投資するETF」が世界的に人気を集めている。
もしかしたら
ゴールドをはじめとする貴金属や様々な穀物に投資するETF化ブームも
「池の中の鯨」現象を引き起こすかもしれない。
【コモディテイの池中鯨化】を警戒したい。

2009年05月25日（月）朝 7時43分

閉店・廃刊・休刊

兜町の「千代田書店」閉店
「株式市場新聞」廃刊
「月刊MONEYJAPAN」休刊

良くも悪くも
2009年は株式市場の大転換点なのだろう。

2009年5月7日（木）朝6時50分

うそよ

毎日新聞社エコノミスト増刊「投資の達人」5月1日号を
読んでいたら
「予想（よそう）」を反対から読むと「うそよ」
と書いてあった。

相場の世界では常識らしいが
恥ずかしながら私は今まで知らなかった。

確かに予想は
終わってみると「嘘よ」のことが多いなぁ・・・

2009年5月5日（祝）朝8時36分