『「株」テクノ・ファンダメンタル分析入門』
A5判 ソフトカバー 168頁/定価 本体 1,900円+税 /2003年6月発売/ISBN 4-7759-4001-5
/制作:アスカビジネスカレッジ/著者:小沼正則
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■著者/小沼正則
新進気鋭の株式、ファイナンシャル・アドバイザー。日本テクニカル・アナリスト協会会員。ファイナンシャル・プランナー。株式専門誌記者、株式スクール主任講師を経て独立。 現在はアジア.リサーチ主宰として、主に個人投資家向け資産運用アドバイスに従事。株式専門誌、その他週刊誌などに連載多数。アスカビジネスカレッジ講師。
テクニカル分析というと、とりわけ機関投資家の多くは非合理的手法として切り捨て る向きもあるが、それほど単純なものでもない。しかし逆に、ファンダメンタル分析 の裏付けのないテクニカル分析は、これはかなりオカルト的で説得力に欠けるという のも事実である。テクノ・ファンダメンタル分析の立場は、ファンダメンタル的に納 得のいく銘柄に、適度な集中投資で臨むことにある。こう書くと難しくそうに思える が、決してそんなことはない。日常生活の些細な出来事から、ヒット株は生まれる。 どうしたら推奨後30倍となったユニクロ(ファーストリテイリング)や、数ヵ月 で3倍以上になったタムロンなどの大化け株が発掘できるのか? 答えはきっとこの本 の中にあるはずだ!!
第1章 「勝ち組」投資家として必要なセンス
第2章 株式投資のリターン
第3章 実践!!有望銘柄の探し方
practice 1 優良株の投資のポイント
ビジョナリー・カンパニーとは
企業価値最大化を目指す企業
バフェットに学ぶ
チャートで検証する優良株
優良株投資のまとめ
practice 2 成長株投資のポイント
成長セクターのサバイバルは難しい
ユニクロの成功例
成長株投資でやってはならないこと
無成長産業から突然生まれる大成長株
時代の転換点は成長株を探す重要なポイント
自分の体験を重視する
成長株投資の失敗例
成長株投資のまとめ
practice 3 割安株投資のポイント
割安株の定義
チャートは悲惨なバリュー株
2度楽しみなバリュー株
バリュー復権の流れが出てきた
企業再生はこれからのテーマ
割安株投資のまとめ
analysis-2 社会的責任投資について
第4章 株価指標の実践活用法
practice1 配当利回を理解する
55年ぶりに配当利回りが債券利回りを逆転
配当を軽視してはならない
practice2 PERを理解・使いこなす
EPSとPER
PER2000倍銘柄の帰結は?
成長率とPERの考え方
株価は期待と実績で形成される
PERの低い銘柄ばかりを買うのも問題
practice5 PBRについて
PBR1倍割れの意味
低PBR作戦は実力企業に限る
practice6 ROEについて
高ROE銘柄を追っても意味がない
日本企業が失ったもの
ROE重視の経営とは
ROEを分解して見えてくるもの
analysis-3 「株は美人投票」とはいうが…
第5章 知っておくと便利なテクニカルツール
1 騰落レシオ
2 新高値、新安値
3 評価損率
4 トレンド分析
analysis-4 テクニカル分析の考え方
第6章 個人投資家が実行すべき9つの鉄則
鉄則1 短期投資か長期投資か
鉄則2 短期投資は勝率が重要
鉄則3 問題は個人投資家の曖昧さにある
鉄則4 分散か集中か
鉄則5 上がり過ぎ、下がりすぎという指摘
鉄則6 市場が正しいというのは幻想だ
鉄則7 運用の二百三高地化を避ける
鉄則8 ネット時代は個人投資家の時代
鉄則9 株と投信をうまく組み合わせる
エピローグ
何故かインテリほど損をする
株のダイナミズムが蘇る
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