株の場合は、企業価値の点から上がること(買われること)が正義ですが、
為替取引で難しいところは、ニカ国間の通貨価値なので、上げも下げも同等に考えなくてはなりません。
自分が参加したい時間のみ取引することが可能で個人が参加しやすいマーケットですが、為替相場は24時間動いていますので、見ていない時に限って動くということも起こりがちです。最近はレバレッジの高さと金利スワップの魅力から外貨預金代わりに投資目的で為替取引を行う方も多いのですが、本当に外貨預金代わりなのかというケースが見受けられます。
外貨買いから入って円高が進むと慌てて損切ってしまうのでは、投資ではなく売買です。
売買をするのが目的ならばもっと売ることにも目を向けるべきでしょう。
セミナーでは為替相場の特徴をもとに有効だと思われる分析手法をお話します。
1,移動平均線による売買戦略
(1)1本の移動平均線と傾き
(2)2本の移動平均線のクロス
a 単純移動平均線のGC、DC
b DMAのクロス
c ラーゲルフィルター
(3)3本の移動平均線によるチャネル
2,オシレーター系のチャート
(1)ストキャスティクスの効果的利用 − ダイバージェンス
(2)短期RSI − 押し目の判断
3,平均足
トレンドの変化をビジュアルに知る古典的手法
|
講師/山中康司(やまなかやすじ)
1982年バンク・オブ・アメリカ入行、為替トレーディング業務に従事。1989年バイスプレジデント。1993年プロプライエタリー・マネージャー。1997年日興コーディアル証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立・取締役。 テクニカル分析と独自のサイクル分析を組み合わせた為替予測レポートを各社に配信、 セミナー講師、各種コンサルティングもつとめている。 著書に『金融占星術入門』(パンローリング)、内外の専門誌、ウェブへの執筆、等
|
|