■VBAの利用
個別のトレード戦略の検証や日々のシグナルの算出をExcelのVBAを用いて自動化する
■VBAによる自動化のポイント
プログラムコードの大半はExcelに自動的に書かせる
「ツール」→「マクロ」→「新しいマクロの記録」
書かれたコードを見るには「Alt」+「F11」
自分で定義しなければいけないのは次の3つ
変数宣言:状況によって代わりうる数値を代入して使う数
条件分岐:条件によって処理を変える場合に用いる
ループ処理:繰り返し同じ処理を行う場合に用いる
汎用性を持たせるため、できるかぎりセル内の標準的な関数で処理をおこなう(ユーザー関数やVBAでの処理は最小限に抑える)
多少は冗長になっても、あとから変更しやすい、分かりやすいコードにしておく
■VBAでよく使う処理
For Next ステートメント
指定した回数だけ、同じ処理を繰り返す
-------------------------------
For 変数=初期値 to 終了値
処理
Next 変数
-------------------------------
変数が初期値から終了値まで到達するまで処理を繰り返す
Excelの画面更新を停止して、演算速度を上げる
Application.ScreenUpdating = False
画面更新を有効にするコード
Application.ScreenUpdating = True
Excelのセルの計算結果の更新を手動にして、下記のコードが書かれるまで演算を停止することにより、処理にかかる時間を最低限に抑える
Application.Calculation = xlManual
再計算をおこなうためのコード
:Calculate
計算結果の更新を自動にするコード:
Application.Calculation = xlAutomatic
数値を適宜入力したい時に使う
Val(InputBox(“表題"))