著者 : アレックス・ロビラ フェルナンド・トリアス・デ・ベス
翻訳 : 田内志文
CD2枚組 無料購入特典付1,080円(税込)
オーディオブックだけの特別音声
「著者からのメッセージ」
「幸運を手繰り寄せるメッセージ集」
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読者の皆さま
十年前、私の人生には今もなお色あせぬ奇跡が起こりました。それは、私の愛する日本という国で、今これを聴いているあなたの国で、私たちの本『Good Luck』が深く愛され、多くの方々に受け入れられたことでした。あれから十年後の今、私は自分の人生を変えてくれたこのできごとに、深い感謝のメッセージを伝えたいと思っています。
『Good Luck』を通してたくさんの読者と出会い、顔を合わせ、互いに友情を感じ合ったあの経験は、私にとって心から愛すべきものになりました。その年最高の一冊に贈られる、新風賞を受賞することもできました。これが、私にとっての「グッドラック」でした。
運命は、私たちの手元にカードを配ります。人生とは何が起こったかではなく、起こったできごとを私たちがどう扱うかで決まるのです。どんな困難や苦難、不幸に人生が見舞われようと、私たちは決して種を蒔き続けることをやめてはいけないのです。可能性を見つめ、種を蒔き、下ごしらえをし、しっかりと現実に根ざした希望のいしづえを築いていかなくてはいけないのです。
そう、幸運の種を蒔くということは、互いの人生を導き合うための下ごしらえをすること。愛とは、慈しむこと。愛し、愛されるべく慈しむこと。同時に愛は、理解することでもあります。大切な人びとの人生を後押ししたいという気持ちが、結果的に自分の人生をも前進させてくれることになる。
十年前に始まったこの友情を心からの感謝を込めて祝福し、これからもずっと、あなたたちと気持ちを、見るべき世界を、分かち合っていきたいと思っています。ありがとうございます!
グッドラック!
アレックス・ロビラ Alex Rovira
ヨーロッパが誇るビジネススクールESADEで学んだ、経済学者およびMBAホルダー。
心理学にも詳しく、戦略的療法、システマティック療法、サイコドラマ、形態心理学などに通じている。卒業後は複数の企業でマーケティングに携わり、キャリアを積む。
1996年、コンサルティング会社を起業。スペインの大手企業や世界で活躍するNPO団 体(国境なき医師団、赤十字など)の仕事を請ける。1999年、Salvetti & Llombart 社と組み、民族学的調査と戦略的なマーケティングプランに重点を置いた新しい境地 を開拓。2年後には著しく成長を遂げ、ヒューレット・パッカード社やマイクロソフ ト、ソニー、モルガンスタンレー、メルセデスベンツといった世界企業をクライアン トとするまでになる。
著書に、スペインや南米で消費研究をする学生の教科書になっている "Understanding Consumer,by Prentice Hall" や、2003年9月に出版され、スペインと南米でベストセラーとなった"La Br jula Interior(The Inner Compass)"がある。
日本の読者の皆さまへ
『Good Luck』が日本で初めて出版されて十周年を迎えると聞き、とても嬉しい気持ちです。とてもシンプルなこの物語は、日本だけではなく、世界中の何百万という読者へと届いてくれました。
この本に込められたメッセージは、永遠不滅のものです。幸運(グッドラック)とは本当に存在する、誰にも否定などできないものだから。確かに人生には、思いがけないできごとが起こるもの。予想もしていなかった不運に見舞われ、「これから先もこうなのだろう」と打ちひしがれてしまうのは、本当によくある話です。ですが良い運命も悪い運命も取り込み、受け入れ、すべてに納得したときに、私たちは真の人生の意味を見つけることができる。
人はいつでも、やり直すことができます。人生がある限り、そこには希望があるのです。どうか、それを忘れないでください。人生の犠牲者になるのではなく、「人生の主人公になる」のだという気持ちを、決して失ってはいけません。それは運命に翻弄されるのではなく、運命を作り出してゆくということ。このささやかな物語に描かれているとおり、「グッドラック」とはあなた次第で訪れてくれるものなのです。
グッドラック!
フェルナンド・トリアス・デ・べス Fernando Trias de Bes
ESADEで学んだ経済学者およびMBAホルダー。インターナショナルマネジメントプログラムのメンバーでもあり、マーケティングの世界で幅広く活躍している。
これまでに 関わった企業は、ニナ・リッチなど有名香水ブランドを保有するAntonio Puig社や、ギネスグループのひとつであるUnited Distillers社など。それぞれの企業で精力的にプロモーション、企画、広告活動を行い、大幅な売上増へと導いた。
1996年にはSalvetti & Llombart社を設立し、40平方メートルのオフィスを構える。わずか3000ドルの資本金でスタートしたが、7年後には40人の従業員を抱える企業に成長。毎年100以上のマーケティングリサーチを実施するまでになる。
担当企業には大手通信会社Vodafoneの他、ネッスル、ダノン、メルセデスベンツ、ソニーなど世界的な有名企業も多い。2003年秋には"Lateral Marketing …NewTechniques for Finding Breakthrough Ideas"(共著者はフィリップ・コトラー)を出版。本書は12言語以上 に翻訳され、新しいマーケティング手法を教える最後のバイブルとして世界中で君臨している。日本でも『コトラーのマーケティング思考法』(東洋経済新報社刊)として出版された。
自分に幸運を贈る本。大切な誰かに伝えたくなる本。聴けば、今日から自分が変わるドラマCD。
さまざまな声優陣による情感豊かなオーディオドラマ仕立てのドラマCDがあなたにシンプルであたたかい気づきを与えてくれることでしょう。感動のラストを一緒に体感してください。
「何か新しいものを手にするには、新しいことを自らしなくてはならぬ」
「今日できることは今日やってしまった方がいい」
「幸運などというものはいつだって手の届くところにある。
それをつかめないのはつまり、労せずしてつかもうとしているからなのだ」
「自分自身が幸運の一部となることを、そなたは本心から願ったということだ」
「幸運の下ごしらえは、自分にしかできない。
幸運の下ごしらえは、今すぐに始めることができる」
「運は偶然にしか訪れない。幸運は、自分の手でつかむことができるんだ」
それは五十四年ぶりの運命の再会だった――。
公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせたマックスは、仕事も、財産も、すべてを失い変わり果てた友人に、祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語をかたった。
最後に残ったのは、ふたり・・・。
二人の騎士の「幸せ」を探す七日間の旅。
「運」を待つ人と、「幸運」を手にする人の違いは。
七日目の朝、彼らが出会った奇蹟の光景とは。
感動のラストへ、七日間の旅が始まる。
〜書籍版紹介より〜
これは不思議な本だ。
マーケティングの神様、フィリップ・コトラーは「星の王子さまのようだ!」
と絶賛し、ビジネスマンは実践的なノウハウを学ぶために読み、若者はくり返し読んで人生のバイブルにしたいという。
子どもは面白い物語として読み、親はわが子へ大切なことを知ってもらうために読ませたいという。この本は読む人によって、伝説にも、哲学書にも、ビジネス書にもなる。
この本が、あなたにとっていったいどんな意味を持つのか、予想もつかない。
しかし、必ず何らかの新しい価値を示す一冊になると確信している。
1:タイトル
2:セントラルパークでの再会
【運命をわけたクローバーの物語】
3:森へ
4:新しい土
5:湖
6:木
7:小石
8:地
9:月光
10:暗闇
11:風と雨
12:芽
13:この物語は、あなたに続く
14:あとがき
15:奥付:警告
"でじじ"だけの特典音声(20分)
16:著者メッセージ
17:幸運を手繰り寄せるメッセージ集