ホーム > 発行書籍 > 現代の錬金術師シリーズ > /

FXで勝ち組を目指す!メタトレーダーを使ったEA開発マスターガイド

著者 佐川直弘
定価 2,000円+税
A5判 296頁
2024年8月発売
ISBN 978-4-7759-9193-0

トレーダーズショップから送料無料でお届け

目次特典ダウンロード

自動売買のポイントと落とし穴の回避!

本書は、MetaTrader4およびMetaTrader5を使用して最適なExpert Advisor(EA)の開発と運用を目指す、初心者から中級者までのFXトレーダーを対象としています。FX市場のように流動性が高く、価格変動が速い場では、大きな機会があります。そのチャンスを手にするためにEAを使用する方も多いでしょう。現在、有料・無料を問わず様々なEAが手に入りますが、EAプログラム市場には詐欺や不正な提供者も存在するため、プログラミングの知識を持つことが非常に有効です。

本書では、EA開発に不慣れなトレーダーが、その過程で遭遇するであろう課題や注意点、落とし穴を明らかにし、成功への道程を共有します。また近年、話題にのぼることの多い生成AIを使って、ボリンジャーバンドやストキャスティクスといったメジャーなインジケータを用いたプログラミングの記述も検証します。これにより、まったくの初心者で自動売買システムの構築に興味がある方にとって、生成AIの活用のヒントになることでしょう。

具体的には、下記のことが実践できます。

• テクニカル指標やファンダメンタル分析を活用した戦略例
• 東京仲値を用いた戦略
• 生成AIを使ったプログラム例
• 無人サーバ接続監視用EAの作成

まずは本書で紹介するプログラムを実際に書いて動かしてみてください。実際に動かすことで、理解が深まります。一つずつ試すことにより、MetaTraderプラットフォームの使い方やEA開発のポイントを段階的に学んでいけることでしょう。トレードは自身の大切な資金をもとに行うものです。大きなチャンスには大きなリスクが伴います。つまり大切な資金を失うリスクが存在するのです。そのため、リスク管理は非常に重要です。FXトレーディングとEA開発は一朝一夕でマスターできるものではありませんが、継続的な学習と実践を通じて、一歩ずつ成長し、長期的な成功への道を切り開くことが可能になります。

【読者特典】ダウンロード

 書籍で紹介された『ChatGPTで「無人サーバ接続監視用EA」を作る』のプロンプト例がDLできます。
 
 ファイルを開封するときにパスワードを求められます。開封パスワードは書籍の10-7「LLMを活用した開発の未来」P.267に記されたHPアドレスの「5文字」です。
 なお本書にも書いていますが、この例はあくまで教育目的で提供されています。また、ChatGPTを含む大規模言語モデル(LLM)の出力には、ランダム性が含まれるため、あらかじめご了承ください。


目次

はじめに

第一部 MQLの基礎知識

第1章 本書について
1-1 本書の目的と対象読者
1-2 自動売買とは何か
1-3 MetaTraderについて
1-4 EAとインジケータの提供数の違い
1-5 MetaTraderのセットアップ
【コラム】億万長者の夢と現実―FXトレーディングと自動売買EAの真実

第2章 プログラムの基礎
2-1 プログラミングの前段階
2-2 プログラミングとは何か?
2-3 プログラミングの基礎を学ぶ重要性
2-4 EA開発のフロー
2-5 MQL4とMQL5の言語仕様と違い
【コラム】EAプログラムの市場と詐欺行為に注意!

第3章 MQLでのプログラミング
3-1 MetaEditorでできること
3-2 MQLのコードの基本構造
3-3 MQLのデータ型と変数
3-4 EAの基本構造と機能
3-5 MQL言語を学ぶために必要なスキルと自動生成ソフトの活用方法
3-6 初心者向けの学習の道筋

第4章 取引戦略の設計
4-1 売買の判断として使われるシグナル
4-2 テクニカル指標を使った戦略例
4-3 ボリンジャーバンドとRSIを使った戦略例
4-4 ファンダメンタル分析を取り入れた戦略例
4-5 過去データを使ったEAの性能評価
4-6 MetaEditorやMQL言語に不慣れな人がLLMを使ってプログラミングを進める一例
4-7 バックテストの注意点とリスク
4-8 オーバーフィッティング
4-9 最適化の手法と過学習の回避
【コラム】RSI とボリンジャーバンドの新しい活用法

第5章 リスク管理
5-1 リスク管理の基本
5-2 ポジションサイズの決定方法
5-3 最大ロット数制限設定
5-4 ドローダウンの管理
5-5 ドローダウンの定義と重要性
5-6 ドローダウン管理の実例
5-7 口座番号によるアカウント認証の実装

第二部 MQLの実践活用

第6章 東京仲値を用いたEA戦略
6-1 東京仲値トレードの基本概念とメリット
6-2 エントリー、ストップロス、テイクプロフィットの設定方法
6-3 東京仲値トレードを組み込んだEA開発のポイント
【コラム】EAバックテストにおけるタイムゾーン設定の重要性

第7章 複数通貨ペア・タイムフレーム対応のEA戦略
7-1 マルチタイムフレーム分析の活用
7-2 通貨ペアの選定と相関の考慮
7-3 ボラティリティと流動性を考慮した戦略設計

第8章 EAの運用・監視と外部リソースの利用
8-1 本番環境でのEAデプロイメント
8-2 パフォーマンス監視とアップデート
8-3 継続的な改善と最新トレンドへの対応
8-4 プロトレーダーによるEA戦略紹介
8-5 EA開発者のためのネットワーク
8-6 MQLデコンパイル対策―技術と法律で守るEA開発
8-7 有益なリソースと参考文献

第9章 本書のまとめと今後の発展
9-1 本書を通して学んだEA開発のポイントのまとめ
9-2 今後のFX市場のトレンドと技術革新への対応
9-3 EA開発者としての成長とスキルアップの方法
9-4 FX自動売買運用時の心理学的な心構え

第10章 LLMの活用
10-1 LLMを活用したMQLコード開発入門
10.2 LLMを使った開発の前提知識
10-3 LLMを使う前の準備
10-4 LLMを用いたMQLコードの生成
10-5 コードの修正とデバッグ
10-6 実践―細かい関数の作成
10-7 LLMを活用した開発の未来



著者紹介

佐川直弘(さがわ・なおひろ)
X(旧Twitter)では@TokyoSystems(東京シストレ)として広く認知され、FXトレーダーに向けた情報サイト「GlobalTradeCraft」を運営。このサイトでは、最新の投資情報やトレーディングツールに関する情報を提供し、多くのトレーダーに支持を得ている。また、MetaTrader日本最古参のFX自動売買開発者として15年の経験を有し、2015年には、日本でのトレーデンシー大会で世界1位を獲得、第3回EA-1グランプリでは準優勝の実績を誇る。

・Xアカウント @TokyoSystems (ベアちゃん@東京シストレ)
・GlobalTradeCraft:https://digibeatrix.com/


関連書籍


システム検証DIYプロジェクト【第2版】

FXメタトレーダー入門

FXメタトレーダー実践プログラミング

FXメタトレーダー4&5一挙両得プログラミング

日経平均5万円時代がやってくる

FXメタトレーダー4 MQLプログラミング


トレーダーズショップから送料無料でお届け


ウィザードブックシリーズ - 現代の錬金術師シリーズ - パンローリングライブラリ -
ウィザードコミックス
- 電子書籍 - 投資セミナーDVD - オーディオブック -
トレーダーズショップ 日本最大の投資家向け専門店
-
Copyright (C) Pan Rolling, Inc. All Rights Reserved.