パンローリング トップバー パンローリング Top 相場データCD-ROM オプション倶楽部 トレーダーズショップ/書籍、DVD販売 株式コーナー Pan発行書籍 セミナー 相場アプリケーション パンレポート 掲示板 相場リンク集
メールはこちらまで

発行書籍一覧 > 現代の錬金術師シリーズ一覧 > /


一目均衡表の原理

一目均衡表の原理
押し戻りの考え方と三波動構成理論

著者 三世一目山人
定価 本体8,500円+税
A4判 上製本 224頁
2010年8月発売
ISBN 978-4-7759-9101-5 C2033


著者紹介 | 目次 | 正誤表

日本の伝統に則った罫線手法
一目均衡表の正しい使い方とは

一目均衡表の作図方法と見方が世に紹介されたのは、1969年(昭和44年)に発行された『一目均衡表』(以降『第一巻』)が最初である。
著者は一目山人(いちもくさんじん)、私の祖父にあたる。出版は経済変動研究所、山人の個人的研究所であり、この『第一巻』をはじめ「一目均衡表七部作」と呼ばれる「原著」は、すべて山人の個人出版である。

祖父の経済変動研究所は、父の代に株式会社 経済変動総研として新たな出発をし、現在、孫の私が一目均衡表に関する責を担っているのであるが、今回改めて一目均衡表の価値を世に問う機会を得た。

相場関係者で「一目均衡表」の名称を聞き知らぬ人は稀であろう。一般にも広く認知され、海外でも注目される一目均衡表は、はたしてどれだけ有効に活用されているのだろうか。

一目均衡表を日々目にするという方は多い。しかし均衡表が何を意図して作成され、それぞれが何を意味するものか真剣に整理しつくす人はまれである。

一目均衡表の「本質的意味」を理解しようと思えば、一目山人の著作に触れるのは当然だ。ところが、それすらせずに均衡表はこういうものだ、と結論を下す人も多いのである。

一目均衡表はその名のみが広がってしまった感がある。本質から離れた“利用” がされている現実を私もこれまで目の当たりにしてきたが、2008年のごとく典型的な相場の崩れに対処できなかった人が多かった理由のひとつは、ここにあるのではあるまいか。

一目均衡表のみではない、罫線に対して、相場変動に対して、理解が足りぬか、理解の仕方そのものが間違っていたからである。

すでに出版から40年を経過する原著が均衡表の浸透に比して広がりを見せぬ理由は何だろうか。

私が本書で試みたのは、まず原著作者、一目均衡表考案者の立場から一目均衡表について解説することである。敷居を低くし、かつ分かりやすい説明を心がけるよりもむしろ、馬鹿正直に原著をたどり続けた私の理解の道筋をたどっていただけるよう心がけた。

少なくとも一般に広まっている均衡表の誤解を解き、読者にとって具体性のある道具をつくりあげるためのヒントにはなろう。何よりも原著と長年格闘し、なかなか結果につながらない読者に対しては必ずや研究の一助となると信じるものである。

これまでの、また近年の一目均衡表の一般化に対しては、継承者として放置し続けるわけにはいかない。父が形式上、二世一目山人を名乗ったように、私もまた本書の発表では三世一目山人を名乗り、一目山人正統の一目均衡表をご紹介したいと思う。

(本書「はじめに」より抜粋)



■著者紹介 / 三世一目山人

本名は細田哲生(ほそだ・てっせい)。日本大学理工学部除籍後、株式会社 経済変動総研入社。一目山人の遺志を引き継ぎ、正しい一目均衡表の使い方を普及することに従事。現在、QUICKにて日経平均株価コメント、フォレックス・ドットコムにて為替コメントを定期配信。ラジオNIKKEIにて定期的にコメント中。経済変動総研主催の「一目均衡表倶楽部」にて一目均衡表による相場解説、罫線講座を執筆。

株式会社 経済変動総研「一目均衡表公式ホームページ」  http://www.ichimokukinkouhyou.jp/



■目次

◆序章

はじめに
『第一巻』まえがきより

第一部 基礎理論編

1.一目均衡表の基本的考え方
  押し戻りの考え方
  ダマシを避けることはできない
  均衡表は放れを示唆する

2.カギ足と一目均衡表
  一目均衡表の作図方法
  一目均衡表の位置関係
  カギ足とは何か
  波形による転換サイン
  罫線はダマシを避けられない

3.一目均衡表の相場変動論
  上げ相場も下げ相場も三波動の変遷である
  三波動構成の実例
  下げ相場の例

4.一目均衡表各線の意味
  押し戻りの目安としての均衡表
  もみ合い相場と基本数値

5.一目均衡表の型
  三役好転
  売買の入口
  トヨタ自動車の変動
  動く相場を相手にする

6.一目均衡表の手引き
  一目均衡表の受け取り方
  変化日の決め方――変化日とは何か
  一目均衡表の波動論
  上げ相場、下げ相場いずれの場合もN波動である
  変化日の決め方と判断の一例
  計算値の考え方
  まとめ

7.トヨタ自動車均衡表
  相場観(2006年8月30日時点)
  相場観(2006年9月8日時点)
  相場観(2006年9月15日時点)
  相場観(2006年9月22日時点)

8.月足で見る日経平均株価の変遷
  三波動構成の変遷としての変動について
  ある相場水準を軸とするもみ合いについて

第二部 復習編

1.一目均衡表の本質
  テクニカル分析
  罫線分析
  一目均衡表の定義
  総合化
  入口と出口に関する誤解
  基本数値とは何か
  一目均衡表の活用意義
  直観的に理解する
  直観的判断と客観的判断
  押し戻り

2.原著について
  原著の狙い
  基本数値での放れ
  倍値と一巡

第三部 その後の日経平均株価

1.07年8月〜08年2月
  07年8月10日コメントより
  07年8月18日コメントより
  07年12月5日コメントより
  07年12月14日コメントより
  08年1月27日コメントより
  08年2月1日コメントより

2.08年7月〜9月(ラジオNIKKEIコメント)
  08年7月7日コメント
  08年7月14日コメント
  08年7月28日コメント
  08年8月4日コメント
  08年8月11日コメント
  08年8月18日コメント
  08年8月25日コメント
  08年9月1日コメント
  08年9月8日コメント
  08年9月22日コメント
  08年9月29日コメント

3.08年10月5日付記事より
  08年10月3日相場コメント
  03年4月安値位置の意味
  これまでの変遷過程
  08年10月変化月の意味合い

4.08年10月12日付記事より
  08年10月10日相場コメント
  月足変遷

5.08年10月19日付記事より
  10月18日相場コメント
  点としての意義

6.08年10月28日安値以降の変動

あとがき

ページのトップへ


「一目均衡表の原理」正誤表

以下、お詫びして訂正いたします。
ページ行数内容
 P.35図3-39/29〜10/6は9日間ではなく6日間なので10/9までの幅となる。
 P.3613行目図3-2を削除
 P.39図3-6右上の図5/27〜10/10は 51+47−1= 97日
もしくは33×3−2=97日
 P.53図5-3の高値安値 [PDF]左から「9/25 15513」「10/24 16901」「11/27 15615」「2/26 18300」
 P.5611行目6月21日 → 6月14日
 P.7310行目144.86 → 114.86
 P.7317行目05年7月第3週高値108.98円 → 05年4月第3週高値108.98円
 P.76計算式VT → NT
 P.844行目消却 → 償却
 P.86図7-8 [PDF]基本数値17の日付 9/18 → 9/8
 P.97図8-3 [PDF]E値10789 → 17089
 P.98図8-4 [PDF]「←18→」  →  「←11→」
 P.101図8-8 [PDF]89/12〜 26日 → 33日
 P.101陽線位置陽線位置にある●は次の陰線位置。
 P.108図8-15 [PDF]期間(89 年2月〜 03 年4 月)
 P.109図8-16 [PDF]期間(91 年1月〜 03 年4 月)

※上記の一覧表(pdfファイル32.0 KB)は、<
こちら>ダウンロードいただけます。

関連書籍・DVD


第一巻 一目均衡表

第二巻 一目均衡表 完結編

第三巻 一目均衡表 週間編

第四巻 わが最上の型譜

DVD 一目均衡表の真実 基本数値編

ウィザードブックシリーズ - 現代の錬金術師シリーズ - パンローリングライブラリ -
ウィザードコミックス
- 電子書籍 - 投資セミナーDVD - オーディオブック -
トレーダーズショップ 日本最大の投資家向け専門店
-
Copyright (C) Pan Rolling, Inc. All Rights Reserved.