『マンガ 相場の神様 本間宗久翁秘録』
酒田罫線法の源流

■目次

●前段
序章　相場の神様・本間宗久　12
一、米商は附出し大切の事　17
二、下相場月頭強く月末弱き事　20
三、引上大騒の節火中へ飛込む心持　22
四、人も我も同じ見込の節海中へ飛入心持の事　24
五、冬より正二月迄持合ふ米の事　26
六、急に下げ急に上る相場の事　28
七、冬より正月迄天井直段の米見様　28
八、七八九十月天井夏下げの事　28
九、不作年駈引の事　32
一〇、相場引上げ大騒考の事　38
一一、行付天井直段の事　40
一二、三位甲月秘伝の事　44
一三、冬中天井六月急下げの事　46
一四、二つ仕舞、三つ十分、四つ転じの事　48
一五、高下は天然自然の事　52
一六、天井直段通相場の事　52
一七、七八月天井、五六ケ月引上げの事　52
一八、十一、十二、正月迄下直、夏引上げの事　54
一九、七八両月底、十二月正月迄大上げの事　54
二〇、底より起き上り月の事　54
二一、上相場見様の事　56
二二、正月より三四月迄天井持合の事　56
二三、五六両月相場高下の事　56
二四、上作年の米売崩しの事　
二五、作合取沙汰前方掛引の事　56
二六、正月利運持越しの事　58
二七、正二売買退屈、四五六崩しの事　58
二八、霜月限底天井の事　60
二九、大高下過、通ひ相場の事　60
三〇、持合後、売買秘伝の事　62
三一、買入可く見合候時心得の事　62
三二、二三ケ月必至々々と引上候時の事　64
三三、商内仕舞四五十日休の事　64
三四、霜月限買入利分利候時心得の事　66
三五、燈火消えんとして光増心の事　68
三六、上の内の下相場の事　70
三七、不利運の節心得方の事　70
三八、利運の節心得方の事　72
三九、勝に乗るべからざる事　72
四〇、底ねらひ天井ねらひの事　74
四一、上げ留見様の事　74
四二、相場高下無く、十人が十人退屈の事　74
四三、霜月限買入心得方の事　76
四四、上相場にて利運心得方の事　76
四五、下相場利運心得方の事　76
四六、新米は買方に付可き事　78
四七、売方駈引六ケ敷事　80
四八、三位の外教守可き事　82
四九、夏中涼敷時は油断ならぬ事　84
五〇、諸方上作年心得の事　84
五一、七月三位頭月の事　86
五二、冬より春迄金払底大崩しの事　88
五三、天井直段底直段三年続の事　88
五四、天井の考百俵上げ的の事　90
五五、六月崩し見様の事　92
五六、上れば扨こそ、下れば扨こそ決心の事　94
五七、弱気不利運心得違の事　94
五八、豊年の米売る可からざる事　98
五九、後悔にニツある事　98
六〇、毎日の相場に気を付け申す可き事　100
六一、米人我三つ揃候時の事　100
六二、底直段買重ねの事　100
六三、下相場は上相場と大違の事　102
六四、米は天性自然の理、算用に及ばざる事　102
六五、米商の秘伝、気を転ずる事　104
六六、買気をはさむ売方心得違の事　106
六七、一分の存念にて売買無用の事　106
六八、立羽もなく高下に連れ候事　108
六九、三位の伝を以て上下鍛練の事　108
七〇、高下に連れ米の一体を失ふ用心の事　110
七一、霜月前引上落引の米売方無用の事　112
七二、通相場用心の事　112
七三、売買共心進み立候節、二日相待秘伝の事　112
七四、落掛りの事　114
七五、相場二三ケ月持合ふ時心得の事　116
七六、一と足踏みはづす時は皆裏表になる事　116
七七、売買気を転じ秘伝の事　118
七八、三年塞酉の方へ廻る年心得の事　118
七九、天一天上日の事　120
八〇、急に儲くべしと思ふ時心得の事　120
八一、高下の本は作の善悪の事　122
八二、大阪相場を以て掛引の事　122
八三、十余、二三丁、一二三匁、廿匁より其余の事　124
八四、二十匁底の事　124
八五、十二匁中の事　126
八六、一匁天井の事　126

●中段
本間宗久の生涯　132

●後段
八七、買八分の利、売二分の利と申事　160
八八、天井を買はず底売らずと申事　160
八九、豊年に米売り申す可からざる事　162
九〇、凶年に米買不申す可からざる事　162
九一、豊年の凶作、凶作の豊年の事　164
九二、足らぬは余る、余るは足らぬと申事　164
九三、人の商を羨む可からざる事　166
九四、腹立売買致す可からざる事　166
九五、天井直段三年続き夫より変ずる事　166
九六、三略六韜タトへの事　168
九七、七月甲に廻る時の事　170
九八、上方相場位附の事　170
九九、月切商仕様の事　170
一〇〇、土用入並びに節替り陰陽繰方の事　171
一〇一、甲乙並びに不成日の事　171
一〇二、六月土用入丑の日の事　172
一〇三、七月七日雨の事　172
一〇四、秋の彼岸の事　172
一〇五、日蝕の事　173
一〇六、厄日の事　173
一〇七、三木の事　173
一〇八、朔日火木三ツ四ツ続く事　175
一〇九、丑の日辰の日の事　175
一一〇、一目ニツと申事　175
一一一、朔日より四五日頃迄の事　175
一一二、米商心得方の事　176
一一三、一天心得方の事　176
一一四、霜月限天井底売買の事　178
一一五、通ひの高下見切の事　178
一一六、大阪相場五ケ条の事　178
一一七、肥後米立物の事　180
一一八、米金差繰易き人、並びに不自由なる人の事　180
一一九、金沢山なる時の事　180
一二〇、冬買船手落又落ざる年の事　182
一二一、まふはまだなり、まだはまふなりと申事　182
一二二、霜月限買入秘伝の事　183
一二三、買米之有り相場引上の節心得の事　184
一二四、霜月限年々の作合を以て掛引の事　184
一二五、上方筋当地作合見計ひの事　189
一二六、米商附出し大切の事　190
一二七、商利運の時心得の事　190
一二八、底直段を見極むる事　190
一二九、我一分の了簡立て間敷事　192
一三〇、月々干支上ゲ下ゲの事　192
一三一、八専不成就日の事　193
一三二、三年塞酉の方へ廻る年の事　193
一三三、七月甲に当る年の事　194
一三四、船手冬買時の事　194
一三五、霜月限商利運の時の事　194
一三六、通ひにて下相場の事　195
一三七、買米利運取留心得の事　195
一三八、商急ぐ可からざる事　195
一三九、心易き人にも売買進め間敷事　196
一四〇、前年売方にて利運の人心得の事　198
一四一、下げ相場にて利運落引の節心得の事　198
一四二、落に掛る人掛引の事　200
一四三、夏中雨勝にて育ち候米の事　200
一四四、平日心得の事　200
一四五、買米の節心得の事　202
一四六、年中、商手の内にある時の事　202
一四七、一日の相場を考へ商致す宜しからざる事　202
一四八、年中の内両三度より商場なき事　204
一四九、商致節金高見積の事　204
一五〇、急に高下の節心得の事　206
一五一、持合の時慰みに商仕掛間敷事　206
一五二、秋米は売方無用の事　208
一五三、此書他見無用の事　208
一五四、作割平均見様の事　209
一五五、甲月の繰り方　209
一五六、年塞りの事　209
一五七、暦の上下段の内にて三日考ふべき日割の事　20

●特別寄稿　酒田罫線法の事　林輝太郎　221