『バーンスタインのデイトレード入門』
定価 本体 7,800円+税 2003年2月28日発売/A5判上製本 ISBN 4-7759-7012-7 C2033
著者 ジェイク・バーンスタイン 監訳 長尾慎太郎 訳者 岡村桂
原書 『The CompleatDay Trader II』
あなたも「完全無欠のデイトレーダー」になれる! デイトレーディングの奥義と優位性がここにある!
デイトレーディングを完全にマスターしたいと思うならば、達人のもとに行くとよい。その達人とは、本書の著者、ジェイク・バーンスタインのことである。テンポの速いデイトレーディングの世界について、実践で役立つ案内をしてくれる。初心者でもベテランでも、一読の価値があるこの本を読めば、新たな境地が見えてくるだろう。 行動が速く、損益も大きく、ボラティリティが高い――そんな90年代、投資資金はますます増大した。バーンスタインは、デイトレーディング特有のさまざまなトレーディングシステム、分析手法、タイミング指標を分類している。これらをうまく組み合わせれば、読者もリスクを最小限にして、利益を最大限にすることができるだろう。 100を超える図表とチャートを使用し、明快で簡潔に分かりやすく説明している。そのため、バーンスタインの提案と洞察には非常に説得力がある。この高名なトレーダーは、「投資家から投資家へ」のメッセージとして読者に語りかけている。本書の内容とは、
●デイトレーディングを始める方法 ●移動平均、ストキャスティックス、ギャップなど、重要なデイトレーディングのツールの分析方法 ●ワイルダーのRSI、日中のモメンタムなど、読者にプラスとなる効果的な指標の使用方法 ●デイトレーディングのパフォーマンスを向上させるための典型的なチャートの使用方法 ●S&P、Tボンド、通貨など、アクティブなマーケットにおけるデイトレーディング特有のオシレーターの適用方法 ●大きな値動きをとらえるための季節性や決定的瞬間(CTOD)指標の使用方法
さらに読者は、デイトレーダーとして成功するのに必要な資質が自分にあるのかどうか、ということを判断できる。そして資質がない場合は、それをどのように身につけるかということも詳しく書かれている。 一言でいうと、海千山千のデイトレーダーになりたいとか、デイトレーダーとして少しでも多くの利益を上げたいとか、これからデイトレーダーとしての人生を切り開きたいと思っている方は、この本をおいてほかに役立つ本はないだろう。
「私は、先物トレーダーや株式トレーダーとして25年間の経験を積んできた。私がそこで得た知識を皆さんも身につけたいと考えるなら、本書を読むことをお勧めする。本書は、皆さんを教育し、指導し、支援し、物事を解説し、成功への道を照らすだろう」――ジェイク・バーンスタイン
訳者/岡村桂(おかむら・かつら) 青山学院大学国際政治経済学部(国際金融専攻)を卒業し、東京海上火災保険株式会社に入社。その後渡米し、翻訳の仕事に携わる。帰国後は、大手電機メーカーの翻訳部を経て独立し、現在はフリーランスで翻訳をしている。
監修者まえがき まえがき 謝辞 序文 ボラティリティ以外の要因 コンピューターの革命とトレーディング 情報端末の進歩 国内外の政治的背景 デイトレーダーの責務と目標 本書について 「大風呂敷」に用心すること 勝者と敗者を分けるもの――成功の資質 本書でできないこと、したくないこと 大げさに主張はしない 過去の結果 各自で調査すること 実践 トレーディングを始めるにあたって トレードのリスクと損失 第1章 基本原則 用語の定義 第2章 デイトレーダーとは何か デイトレーダーは何をトレードするのか? なぜデイトレードするのか? 第3章 システム検証の錯覚 システム開発 トレーディングシステムとは何か? 何を伝えようとしているのか? マーケットの変化――マーケット参加者の変化 問題解決の努力 人工知能の役割 将来への影響 第4章 移動平均でデイトレードを行う 移動平均について 従来型の移動平均システム――利点と欠点 移動平均のクロスオーバー――価格と移動平均 支持線と抵抗線 第5章 ストキャスティックスを適用する ストキャスティックスについて 基本的なストキャスティック指標 ストキャスティック指標タイミングの基本的アプローチ 日中のストキャスティック・ポップの定義 ストキャスティック・ポップのパラメータ ストキャスティック・ポップがうまくいくマーケット ヒットエンドランのトレード ストキャスティック・ポップのバリエーション 何が期待できるか? ストキャスティック・ポップに適したマーケット 第6章 ギャップ、ギャップ、ギャップ ギャップのトレーディングルールと定義 ギャップのテクニックについて 経験を積もう ギャップのサイズと突き抜けのサイズ 現実的に期待できること ストップオーダー(逆指値注文)について 第7章 支持線と抵抗線――移動平均チャネル(MAC) 移動平均チャネル 支持線と抵抗線の展開 トレンド、支持線、抵抗線を判断する 確立されたトレンドでのトレード ポジションの手仕舞い 保ち合いでのトレード――チャネル内でのトレード 警告と提案 チャネルテクニックとほかの手法との併用 移動平均チャネルの評価
第8章 ワイルダーのRSIを使用したデイトレーディング 一番目の派生指標(一次導関数)の定義 RSIを使用したデイトレーディングのルール 第9章 日中のモメンタム 第10章 日中のROC 第11章 日中のチャネルブレイクアウト チャネルブレイクアウト・システムについて 第12章 従来型のテクニカル分析とデイトレーディング トレンドラインの分析 トレンドラインの適用例――チャートフォーメーション 第13章 デイトレーディング固有のオシレーター 始値と終値 日中トレードにおけるO/Cの構成 シグナルの検証 第14章 スキャルピング スキャルピングとは何か? スキャルピングのルール スキャルピングの方法 大幅下落で買い、大幅上昇で売る 第15章 注文の重要性 成行注文 条件付き成行(MIT)注文 フィル・オア・キル(FOK)注文(即時執行注文) ストップオーダー(逆指値注文) ストップリミット・オーダー(指値条件付逆指値注文) グッド・ティル・キャンセル(GTC)注文(オープン注文) ワン・キャンセル・アザー(OCO)注文 注文をうまく利用する 第16章 季節性がマーケットに及ぼす影響 主な季節要因日の定義 主な季節要因日の活用方法 日々の季節傾向 第17章 日中のスプレッド取引 事前選択――スプレッド・デイトレードで利益を上げる秘訣 スプレッドのデイトレーディングの手法 現実的な期待 第18章 CCシステム 定義とシグナル CCシステムの効果 第19章 センチメントの支配 センチメントの定義 デイリーセンチメント指数――短期トレーディングに最適 これまでの経緯 デイリーセンチメント指数のデイトレード適用例 マーケットセンチメントの関係を図示する マーケットセンチメントの重要性 デイリーセンチメント指数の過去のデータ 第20章 CTOD(決定的瞬間) 基本的なCTODのシグナルとパラメータ CTODを使用するときのコツと提案 第21章 いろいろ組み合わせてトレードする 第22章 デイトレーディングの心理学 成功に必要な自己規律 第23章 24時間トレーディングの影響 第24章 デイトレーダーとして成功する20のヒント 付録 公式
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「このケースでは、買いシグナルの第一条件が整ったことになる。買いストップは」 は
「このケースでは、売りシグナルの第一条件が整ったことになる。売りストップは」 になります。
訂正してお詫びいたします。