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著者 木村昭二 定価 本体2,800円+税 A5判 ソフトカバー 448頁 2012年9月発売 ISBN 978-4-7759-9118-3 C2033
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目次 (14ページ) 1.はじめに 2.モナコの概要 入国および滞在 モナコの産業 会社設立 SARL(LLC) 社会保険など 税制 モナコの相続税税率 モナコの銀行 ・モナコの銀行 ・外国銀行支店 ・外国銀行駐在員事務所 不動産保有 知的所有権保護 治安・安全性
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掲載されました 2017年4月20日発売の『日刊ゲンダイ』に、著者の木村昭二氏のコメントが掲載されました。 事業ウハウハの梨花も? 芸能人と海外暮らしの意外な関係 月刊「BIG tomorrow」2012年12月号で掲載されました
事業ウハウハの梨花も? 芸能人と海外暮らしの意外な関係
あらゆる危険が降りかかってくる現在のような状況下において、終身旅行者はその危険を国家単位で回避・分散するのに最も有効な方法のひとつです。今、個人が国家を選び用途によって複数国を使い分ける時代が到来しています。
第一章ではまず、世界からみた日本のリスク(自然災害や、国家債務ほか原発リスク)を、多数の資料から考えてみたいと思います。その国に生まれたからというだけで、一国にすべてをゆだねてしまうことがいかに危険なことかが分かることでしょう。日本一国だけに住居や金融資産、ビジネスを集中していることの危険性(卵を一つのカゴに盛った状態)をご理解いただけるはずです。
第二章では激動の世界で生き残るためのさまざまな分散について見ていきます。居住や、事業、財産の分散を考えた場合、個人個人程度の差こそあれ、日本以外の海外を利用する様々なメリットをご理解いただけるはずです。大事な卵は複数箇所に分散した方が安全です。
第三章ではPTの実例と、分散する国として利用価値の高い国々の事情を見ていきます。皆様の分散先としての、国籍を持つ国、ビジネスを営む国、居宅(居住権・永住権・市民権)を持つ国、資産運用を行う国、余暇を過ごす国、寄付をする具体的な国々がきっと見つかるでしょう。
そして第四章では、いよいよ実践に向けてお話をしていきます。終身旅行者になるにあたっての各種手続きについて、実例をもとに具体的に解説していきます。ここまでくれば、読者は真に自由な終身旅行者の人生へと、羽ばたいていくことができます。
私たち日本人は、これまでは一生懸命に働きさえすれば、ある程度安定した豊かな生活を享受することができました。しかし、その時代はもはや遠い過去のものです。 これからはあらゆる面で非常に厳しい 環境の中で、一人ひとりが知恵を振り絞って生き残っていかなければなりません。
このような時代に私たち日本人がすべきことは、日本一カ国に自分や家族の運命をゆだねずに、国家の運命と自分や家族の運命を切り離すことです。つまり大事な卵を複数のカゴに分けて盛り、リスクを分散することです。そして自由な終身旅行者の人生に向けて自ら行動を起こしましょう。
本書で提案するのは個人が国家を選ぶ新しいライフスタイル(生き方)です。それは「究極の人生設計」といえるでしょう。
◆終身旅行者(Permanent Traveler)とは?◆ 終身旅行者は、通常、母国を含めて5から6カ国を使い分けます。 たとえば、蒸し暑い夏は涼しくて過ごしやすいカナダのバンクーバーで過ごし、寒い冬は南半球のオーストラリアかニュージーランドで過ごし、春になり暖かくなってきたら日本で過ごすというサイクルを繰り返すライフスタイルです。 ある国の居住者になれば、当然、その居住国において納税の義務が発生します。 そこで、節税目的で6カ月や1年ごとに居住する国を替えて、税務上、どこの国の「居住者」にも属さない「非居住者」=「終身旅行者」になることを、実行する人たちがいました。 しかし、近年このスキームは単純な節税目的のみならず、日本での地震や津波、原発や放射能被爆のリスクから逃れたいという人々の間でも大きな注目をあつめています。 ◆本書で分かること◆ ●日本の非居住者となるメリット ●5+1のフラッグによる国家の使い分け ●PTにとって重要な国際税務とビザの問題 ●主要45カ国・地域のタックス・ヘイブン、居住権・市民権、不動産事情 ●タックス・ヘイブンとの「租税情報交換協定」の動き ●出国で事前に検討すべき問題 ●非居住者を巡る裁判事例に見る微妙な問題点 など、いまの時代に合わせたPTのあれこれが分かる
著者ツイッター:https://twitter.com/kimura_shoji [木村昭二のどんとこい!フロンティア投資](橘玲×ZAI ONLINE):http://diamond.jp/category/zt-shinkou
世界唯一、投資による市民権短期取得制度がある、ドミニカ国とセントクリストファー・ネヴィス ドミニカ国(Commonwealth of Dominica)国の概要 Economic Citizenship制度 ドミニカ国の税制 セントクリストファー・ネヴィス(St. Christopher and Nevis)国の概要 Citizenship-by-Investment制度 セントクリストファー・ネヴィスの税制
ステップ1、金融資産を一部海外に移す 世界金融センター指数 海外銀行口座の開設 フロンティア国の証券口座開設例 ラオスの証券口座 カンボジアの証券口座
ステップ2、日本の非居住者になる 自分に合った国を探す 子供の教育は? 具体的に5+1のフラッグは? リーマンショック、震災後の5+1のフラッグは? 出国で事前に検討すべき問題 米国の出国税問題に関連して 非居住者を巡る裁判事例に見る微妙な問題点 ユニマット事件 武富士事件 裁判にならないための対策 非居住者となるための積み上げ証拠と手続き 各種証拠と手続きの解説 住民票、確定申告、健康保険、年金手続、公共料金、携帯電話、 インターネットプロバイダー、郵便、銀行口座住所、 証券口座、クレジットカード、生命保険、401K 確定拠出年金、 県民・都民共済、運転免許証、自動車、在留届、国籍、海外渡航日数、資産割合、 不動産、会社役員、同居家族、国外居住、国内帰国時の滞在
ステップ3、PTになった後の問題 運転免許証の更新は? パスポートの更新は? 日本の選挙に投票する場合は? 年金の受取は?現況届
おわりに 付録:PTに必要な日本の税務法令(各法令より抜粋)
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