あなたは、仕事で忙しいとき、「1日24時間、1週168時間では足りない」と感じることはないだろうか。
常に注意を払わない限りToDoリストは増えつづけ、仕事の時間は増える半面、生産性は落ちてしまう。
さらには多く時間が仕事で占められ、家族や友だちと過ごしたり、運動や休息する時間が確保できなくなるだろう。
私たちは、時間をつくることあるいは節約することで、生産性を向上できると考えがちだ。
しかし著者ハイアットは、それよりは「時間に働いてもらう」ことが肝心だと考える。
例えば、時間制限で優先順の低い仕事は機械的にカットする(「第4章 排除」参照)といったように。
本書で著者は、仕事における成功、さらには人間関係全般や自らの健康などでも成果を上げるため、9つの手法「具体化、評価、回復、排除、自動化、委任、統合、指定、活性化」を提案する。
人生の成功へ向けての動機づけ
ができるようになるだろう。
「フリー・トゥ・フォーカス」を身に付け、極限まで生産性を高めよう!
本書に寄せられた推薦
「私たちが心から望んでいることを達成できない理由は、フォーカスを正しく向けないから。私たちは力を集中していない。この点について、マイケル・ハイアットほど理解している人はほかにいないだろう。その彼が本書で集中力を活用する簡単な方法を紹介している」――アンソニー・ロビンズ、『一瞬で自分を変える法』『運命を動かす』著者
「優れた物語は書かれる前に熟考される。優れた人生も同じことだ。マイクは決して後悔する必要がないように人生を計画する方法を教えてくれている」――ドナルド・ミラー、作家、ストーリーブランド社創業者兼CEO
「忙しさに意味はない。大切なのは、本当に必要なことをやりつづけることだ。本書を読めばその方法がわかる」――カル・ニューポート、『大事なことに集中する』『デジタル・ミニマリスト』著者
「ハイアットは私の知る最高のリーダーの一人だ。リーダーはリーダーとしての仕事をするためにオフィスだけでなく家庭でも賢いシステムを応用する。そしてフリー・トゥ・フォーカスこそ、賢明なリーダーの誰もが求めていたシステムだ」――ジョン・C・マクスウェル、著作家、講演者、リーダーシップ研究家
「私も以前はあなたがいる場所にいた。毎日のタスクの山に埋もれ、最大目標と最重要プロジェクトがどんどん遠ざかっていくのをただ眺めていたのである。その解決策がここにある。ハイアットが本当に役に立つ生産性システムを構築した。フリー・トゥ・フォーカスは誰も失望させない」――ルイス・ハウズ、『The School of Greatness』『The Mask of Masculinity』著者
「本書を読めば、あなたは自分の時間をよりよく使えるようになり、より理想的な自分に近づけるだろう」――デイブ・ラムゼイ、作家、全米ラジオ番組司会者
著者紹介
マイケル・ハイアット(Michael Hyatt)
革新的なライブイベントやワークショップの開催、デジタルおよびアナログのプランニング、生産性ツールの開発などを行うリーダーシップ開発会社マイケル・ハイアット&カンパニーの創業者、CEO。前職はトーマス・ネルソン出版社の会長兼CEO。ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、USAトゥデイのベストセラー作家でもあり、代表作に『Living Forward, Your Best Year Ever』や『Platform』がある。作品は、ウォールストリート・ジャーナルやフォーブス、インク、ファスト・カンパニーなどの出版物で特集された。妻、5人の娘と3人の義理の息子、および8人の孫と、テネシー州在住。詳しくはMichaelHyatt.com へ。
原題:FREE TO FOCUS: A Total Productivity System To Achieve More By Doing Less
目次
フォーカスへのステップ
ステップ1 ストップ
1 具体化 やりたいことは何?
2 評価 針路を決める
3 回復 心と体にエネルギーを取り戻そう
ステップ2 カット
4 排除「ノー」の筋肉を使う
5 自動化 自分を引き算する
6 委任 自分をクローンするよりも優れた手段
ステップ3 アクト
7 統合 理想の一週間を思い描く
8 指定 タスクの優先順位
9 活性化 邪魔を排除し、散漫を防ぐ
仕事にフォーカスを向ける
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