著者の体験を元に認知心理学と行動心理学の両方を組み合わせた習慣化の法則が分かりやすく記載されており、著者の体験ベースのため、自分の実生活にも即実践できる内容がたくさんありました。
私は、この本を読む前から早起きを習慣化しようとしていたのですが、根性で無理やり起きようとしていたため「早起きするための仕組み」が無く、長続きしませんでした。
しかしこの本を読んで、「良い習慣の上に習慣を積み上げていく」ことを実践しようと、早朝にオンライン英会話を予約してみました。
すると、あれだけ苦戦していた早起きが、今では朝5時半〜6時には起床し、朝活が難なくできるようになりました。
さらに、自分のアイデンティティを決めるという内容も実践し、「英語ができる自分」になりたいと前から思っていたので
早起きして英語の勉強をすることを習慣化しようと決めました。
今や10日間以上その習慣が継続できており、この本のおかげでよい習慣を身に着けることができたと思っています。
改めてこの本を読んでよかったと思っていますし、もっといろんな人に習慣化について勧めていくことが新たな自分の目標です!
(S.R様 25歳 会社員)
もしあなたが習慣を買えられずに困っているなら、問題はあなたにあるのではない。仕組みに問題がある」という一文が、生活を変えられず苦しんでいた私の胸に刺さりました。自分に問題がないのであれば、環境や仕組みを試行錯誤して変えていくことで、習慣もより良いものに変えていけるんだという希望がわいてきました。
(埼玉県 K.T様 大学院生)
「習慣をアイデンティティの一部にすることが、継続のカギとなる」ことに目からウロコでした。自分の理想像になることを今から始めたいと思います。
(M.S様 30代 会社員)
現代のビジネス社会において、KGIやKPIという言葉がオフィスで飛び交い、私達は常に目標設定が求められています。 プライベートにおいても、正月や誕生日に「今年の目標は?」などと当然のように聞かれ返答に困る方も多いのではないでしょうか? 本書はそんな方々にお勧めします。
本書は目標には方向性を定める効果があるが、長期的な進歩と相容れず、反面、日常的な練習やルーティンが複利的に成長する(毎日1%の改善が1年後に約37倍の成果に繋がる)仕組の構成要素であると記してあります。
そして、何を達成したいかを意識して習慣を変えるよりも、アイデンティティーベース(どのような人になりたいかに意識を向ける)の習慣を身に付けることが有効であると説いてます。
人は誰しもアイデンティティーのある側面に誇りを持てば持つほど、それに関する習慣を続けようというやる気が湧いてきますし、 自尊心が関わってくると必死で習慣を続けようとするものです。
さらに行動がアイデンティティーと完全に一致すれば、もう行動変化を求める必要もありません。自分の信念に合うように行動すれば良いだけだからです。
本書からは最高の自分になるにはアイデンティティーの向上に努め、そのアイデンティティーを体現する行動を繰り返すこと(習慣)の重要性と共に習慣が自身についての深い信念を育てるための手段であるという気付きが得られました。
本書はこれから習慣を身に付けようとする方には勿論、周囲の「目標設定」「目標達成」という言葉に引け目を感じながら、 毎日小さなルーティンを続ける方々にも読んで頂きたいと思います。私自身、本書を読了し、日々の小さなルーティンが長期的には大きな成果へ導くという自信やモチベーションに繋がりました。
(筋肉様 40代 会社員)