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マルチタイムフレームを使ったテクニカルトレード

マルチタイムフレームを使ったテクニカルトレード
トレンド一致が勝率と利益の向上をもたらす

2023年1月発売予定/A5判 262頁
ISBN978-4-7759-7324-0 C2033
定価 本体5,800円+税

著 者 ブライアン・シャノン
監修者 長岡半太郎
訳 者 井田京子

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目次 | 著者紹介

デイトレーダーから投資家まで必須のテクニック解説!
売買技術向上と勝率アップの基礎の基礎!
客観的で先入観のないテクニカル分析

 複数の時間枠を使ったテクニカル分析は、テクニカル分析を用いてトレードや投資をしている人にとって、決定的で最終兵器ともいうべきガイドブックである。著者は本書で、複数の時間枠を使ってメジャートレンドを見極め、最も勝率が高く、最もリスクの低いタイミングで仕掛ける方法を、多くのチャートを使って分かりやすく解説している。

 デイトレーダーであれ、スイングトレーダーであれ、長期投資家であれ、あらゆるレベルのトレーダー・投資家にとって最も参考にすべき基礎となる貴重なテクニカルな情報とは、複数の時間枠で示された各トレンドが一致する方向に仕掛けることである。初心者であろうと熟練したプロであろうと、本書が何度も繰り返し強調するテクニックを習得すれば、あなたのトレードや投資の技術は向上し、適切で高勝率の取引判断を下せるようになるだろう。

 複数の時間枠を使用する利点とは以下のとおり。

●勝率アップ
 複数の時間枠を見ればメジャートレンドが分かり、反転の可能性を見極めることができる
●リスク軽減
 損切りやリスク管理テクニックを使うことで、損失のリスクを減らすことができる
●利益の増加
 適切な取引機会が分かるようになり、利益向上のチャンスを増やすことができる

 複数の時間枠を使ったテクニカル分析は、あなた(デイトレーダーやスイングトレーダーや長期投資家)の売買技術を向上させ、より多くの利益を上げる強力な味方となってくれるだろう。


著者紹介

ブライアン・シャノン
経験豊富な成功している株式トレーダー、テクニカルアナリスト。1991年からフルタイムで市場にかかわり、まずブローカーとして働き、デイトレード会社を所有し、ヘッジファンドを運用し、プロップトレード会社では最高利益を上げた。マーケットワイズ社のリサーチ・アンド・トレーニング部門の責任者として、世界中の何千人ものトレーダーにトレードを教え、同時に講演や教育も行っている。ほかに、テクニカル・アナリシス・オブ・ストックス・アンド・コモディティース誌、バロンズ紙、アクティブ・トレーダー誌、ストックス・フューチャース・アンド・オプションズ誌や何百ものオンラインサイトに寄稿している。また、テクニカル分析の動画を自身のサイトで頻繁に発表し、動画は無料で視聴できる。


本書への賛辞

「著者はトレードで成功するために2つのポイントを強調している。規律と、自分のスタイルや性格に合うトレードスタイルを見つけることだ。この2つがなければ、ほとんどのトレーダーは失敗する。そのうえで、本書はいくつかの優れたテクニカル分析のシステムを紹介している。ただ、本当に重要なのはリスク管理の章だ。本書はすべてのトレーダーの役に立ち、恩恵をもたらすだろう」――ローレンス・G・マクミラン(「ザ・オプション・ストラテジスト」発行者兼マクミラン・アナリシス・コープ社長[https://www.optionstrategist.com/])

「著者は難しい概念をだれにでも理解できるように書くことができるまれな能力を持っている。利益を増やしたいトレーダーや投資家は、彼のテクニカル分析の教えを日々のルーティンにすべきだ。本書は、規律あるトレーダーにとって、複雑な技術であり科学である市場のチャートを読み解くための新たなツールとなる。本書を読み終わるまで1セントたりとも投資してはならない」――アンドリュー・ホロウィッツ(マネー・マネジャー、『ザ・ディシプリンド・インベスター』の著者)

「多くのトレーダーやそれ以上に多くの著者がチャートの背後にある心理を理解していないが、シャノンにはそれを説明する特別の才能がある。彼の説明は理論からではなく、トレードの実践経験と成功から導き出されたもので、これは非常にまれなことだ。テクニカル分析の本はパターンに注目しているが、本書は市場が動く理由と、その結果としてパターンが形成される過程を説明している。そして、この理解がなければ本当の価値が存在するチャートの奥深くまで見通すことはできない。この洞察が詰まった素晴らしい1冊が、読者をチャート理解の奥義へと導いてくれる。本書はすぐに古典と呼ばれるようになるだろう」――デビッド・S・ナッサー(トレーダー、ニューヨーク・タイムズ紙発表のベストセラーの著者)

「私は時がたつうちにトレーダーから長期投資家に変わっていったが、それによってリスクや心理や資金管理の重要性が下がるわけではない。私はこれらのことをすべてシャノンの本やウェブサイトで彼のチャートやテクニカル分析に関する説明を読んで身に付けた。本書は素晴らしい読み物で、彼のウェブサイトの日々の投稿を合わせて読めば、安定的に利益を上げるために必要なテクニカル分析に関するアイデアを得ることができるだろう」――ハワード・リンゾン(www.wallstrip.comのクリエーター)

「シャノンの新しい本に感銘を受けた。本書は私にとってトレード本の史上ベスト10に入る。本物のトレーダーが書いたものには『安全な場所にいる傍観者』が書いたものよりもはるかに価値がある。これは本当に最高の1冊だ」――エドワード・ドブソン(トレーダース・プレス・インク社長)


目次

監修者まえがき

謝辞
はじめに

序章
第1章 テクニカル分析
第2章 4つのステージ
第3章 ステージ1――アキュミュレーション
第4章 ステージ2――上昇トレンド
第5章 ステージ3――ディストリビューション
第6章 ステージ4――下降トレンド
第7章 支持線と抵抗線
第8章 トレンド
第9章 出来高
第10章 移動平均線
第11章 時間
第12章 いつ、どのように買うのか
第13章 いつ、どのように空売りをするのか
第14章 ニュース――認識が現実になる
第15章 ショートスクイーズ
第16章 リスク管理
第17章 トレードのヒントと考えておくべきこと
第18章 まとめ


■はじめに

 あなたは何に情熱を持っているだろうか。あなたの人生で、それをしていないときも常にそのことを考えていることがあるだろうか。情熱はごまかすことも学ぶこともできない。実際、情熱はただ湧き上がってくるもので、人生を目いっぱい生きることができるよう促す恩恵の1つと言える。

 多くの人は情熱を仕事やスポーツなどから得ている。私はその両方から満足を得ており、幸運なことだと思っている。自分の情熱に気づかない人を見るのは悲しい。なぜなら、私たち人間はみんな「執着」に近いほど何かに夢中になってしまうものだからだ。

 株式市場はあなたの情熱に火をつけただろうか。計画しているトレードを早く実行したいので、週末が終わるのが待ち切れなかったことはあるだろうか。株式市場が夢に出てきたことがあるだろうか。私はある。気になるのはお金のことよりも、精神的な挑戦や、自分のやり方で市場を支配できたと感じる瞬間の満足感のほうが大きい。市場を完全に理解できる人がいるとは思っていないが、ときどきある輝く瞬間や連勝の刺激は、平凡な時期を補って余りある。

 市場で常に利益を上げている人はいない。1人もだ。市場参加者のなかで安定的に高パフォーマンスを上げている人は、市場の構造を理解し、常にあるリスクに注意を払っている。また、動機に富を得るためだけではなく、ゲームを愛する気持ちがある人のほうがこの仕事で深い満足感を得ることができる。

 もし市場に情熱を持っているならば、本書はそこで成功したい欲求をあと押しする価値ある資源を提供する。ただ、私がすべての答えを知っているわけではない。率直に言って、そんなことを主張する人がいたら、それはウソつきの言葉や本とみなしてよいだろう。

 本書の内容は、何年も私の頭のなかにあり、最初は本にしようとは思っていなかった。私もまだ学び、自分の手法を磨いている途中だからだ。ちなみに、本書で紹介したいくつかの概念は時間とともに廃れていくかもしれない。そうならないでほしいが、その可能性はある。

 ただ、1つだけ保証する。本書が株式市場での成功をもたらすわけではないし、情熱がそれをかなえてくれるわけでもない。もし市場で簡単にお金持ちになれる方法を探しているならば、本書を読むのをやめてウソつきたちの本を買うとよい。ただし、失敗する可能性が非常に高いことだけは請け負う。つまり、知識をつけ、努力を重ねても、結局、成功をもたらすのはたった1つ、規律だ。人生で追求する価値があるすべてのことに言えることだが、トレードの成功にも勤勉さが欠かせない。判断過程のじゃまをする感情に気づき、コントロールするための規律がなければ、せっかくの努力も水の泡になる。

 金融市場は市場参加者によるオークションの場で、市場を本当に理解するためには関係者の動機を理解する必要がある。本書の目的は、市場の構造に気づき、理解する手助けをすることにある。それが分かれば、どんな時間枠を使っていても、トレードのエッジを見つけることができる。

 私は本書を通じて特定のテクニカルパターンが繰り返す理由を理解することの重要性について述べている。パターンをただ暗記するだけではダメだということをよく覚えておいてほしい。市場分析の手法はどれもテクニックであり、トレード戦略を導入することはそのテクニックを次の段階に引き上げることになる。本書は、低リスクで高利益のトレードを見つけ、リスク管理を怠らずに保有していく方法を理解する手助けをしていく。

 そのうえで言えば、常に変化している市場に情熱を持ち、その情熱を持ち続けることができれば、確実に市場の宝の一部を手にすることができるだろう。


■序章

 私は大人になってからのかなりの時間を、多くのチャートを見て市場の完璧なパターンや指標を探す研究に費やしてきた。市場で「完璧」を達成することをあきらめるつもりはけっしてない。ただ、心の奥底では、どんな形であれ完璧な手法など存在しないということは分かっている。私にとって、市場で最も少ないストレスで安定的に利益を上げられるのはトレンドフォローだと思っている。トレンドはどんな時間枠にもあるが、どの時間枠が自分の性格に最も合っているかは自分で判断しなければならない。本書で説明していく分析テクニックを使えば、どんな時間枠でもトレンドを分析し、利益を上げることができる。

トレーダーの一番の仕事はリスク管理

 素人は、プロならば身がすくむようなリスクをとる。ただ、プロだってかつては素人だった。彼らも昔、欲にかられて犯した高リスクの間違いが激しい動悸と残高の減少をもたらしたことをよく覚えている。市場に気楽に参加している人の特徴は欲望で、彼らは取り返しがつかなくなるまで自分がとっているリスクを無視しているか分かっていない。トレードで成功するためには、このことに早い段階で気づき、対処することがカギとなる。

 市場でタイミングを計ろうとするトレーダーの「仕事」ははっきりしている。プライスアクションと同期して判断を下していくことだ。そのためには、継続的に「市場のメッセージ」を正しく解釈していく必要がある。トレーダーの目的は、タイミング良くトレードしてドローダウンを最小限に抑え、最大の潜在利益を狙うことにある。

 トレードで成功するためには、自分の考えを市場に押し付けるのではなく、自分が市場に合わせる必要がある。市場が明確な方向を示さないときは、低リスクのチャンスが訪れるまで傍観して資本を温存するのが正しい解釈になる。昔から「市場でいつトレードするかは、何をトレードするかと同じくらい重要」だと言われている。今後トレード判断を下すときに、この真言が心のなかで反響するように、この言葉を何度も繰り返してほしい。

 長期的に高いパフォーマンスを上げていくためには、市場の不確実性が高いときに資本を温存し、市場が自分の手法に適した状況になったときに資本を使えるようにしておく必要がある。トレードで安定的に利益を上げていくためには、少しの戦略があればよい。戦略がたくさんあっても、混乱を招くだけだ。ちなみに、市場の良いところは、さまざまなトレード対象や戦略を実行するためのさまざまな時間枠があり、最も条件が厳しい戦略でも無限に近いチャンスを提供してくれることである。

 トレードで成功するためには「エッジ」が必要だとよく言われている。長年トレードしてきた私は、自分のエッジは市場の動きを明確かつ客観的に観察し、市場が示していることに基づいてトレードを仕掛けられることだと思っている。私はけっして自分の考えを市場に押し付けず、むしろ市場のメッセージに耳を傾け、エゴにとらわれないでトレードを実行している。

 本書の目的は、市場の力関係をしっかりと理解できるようにすることで、それができれば市場の構造を総合的に理解して自分のエッジを磨いていくことができる。どのような戦略でも市場の傾向を理解して構築し、規律を持って実行すれば、利益を上げることができる。

ビッグD

 市場で自分がコントロールできることとできないことを考えると、できることは自分の行動以外にないとすぐに分かる。そうなれば、トレーダーにとって最も重要な性質は規律ということになる。

 毎日、どうすればより良いトレーダーになり、市場からさらに大きな利益を引き出すことができるかを考えてトレードしてほしい。ただ、金融関係の発行物を読み、テレビのビジネス番組を見て、ほかの人たちの意見を聞くことが利益を上げる助けになるだろうか。おそらくならない。それよりも、市場に関する客観的な情報、簡単に言えば、株価のみに注目するほうがよい。私の手法は「市場のメッセージを聞く」ことだ。株に関する理由も期待も希望もすべて株価に反映されているため、私はプライスアクションのみに注目している。

 成功するためには、ほとんどの市場参加者の動機が何なのかを理解する必要がある。それが分かれば、彼らの行動を正しいタイミングで予測して自分の行動を決めることができる。

 私が知るかぎり、市場参加者の全体的な動きを効果的に測るための唯一の方法はテクニカル分析しかない。強気市場は「不安の壁」を上り、弱気市場は「希望の坂」を滑り落ちると言われている。テクニカル分析を使えば、客観的かつ公正に市場の動きを分析することができる。成功するために最も難しいことは、私たちのことなど考えていない市場で感情の犠牲になるのではなく、感情をコントロールして分析結果を規律を持って実行していくことである。

 規律はトレードのなかでも最も難しいことだ。市場で避けることができない現実として、資本を投資すると、感情も一緒に投資してしまうということがある。そのため、感情がコントロールできていないと、たいていは非常に悪い判断につながる。

 もしかすると、プロと素人の最大の違いは、感情に左右されずに判断を下すことができることかもしれない。プロは可能な結果をすべて考慮してからトレードを仕掛けるため、素人を苦しめる感情的な判断の犠牲にはならない。市場でファンダメンタルズ的な出来事やテクニカル的な出来事が起こったときに、あなたは感情的に判断を下していないだろうか。本書を読んで市場の構造を明確に把握し、市場の動きを予想し、プロのようにトレードを執行していくことができるようになってほしいと願っている。市場を適切に見ることができるようになれば、あとは計画どおりにトレードを執行していく規律さえあればよい。

システムに基づいた裁量的アプローチ

 最初に書いておくが、市場に対する間違ったアプローチはない。間違うとすれば、トレーダーの性格と合っているかどうかだ。テクニカル分析を使うトレーダーにとって、主に2つのアプローチがある。それは、システムトレードと裁量トレードだ。

 システムトレーダーは市場の動きを数量化し、ルールに基づいた計画をコンピューターを使って執行している。システムは実際のお金を使って運用する前に、長い時間をかけて厳しくバックテストを行い、「どのような」市場環境でも生き延びて利益を上げることができることを確認している。システムトレーダーは、コンピューターがトレードを執行することで(プログラムトレード)、市場に対する感情的な反応を排除して判断を下すことができ、より安定的なリターンを得ることができると考えている。システムトレードに対する最大の批判は、その多くが「予期しない市場の出来事」に対応できないことだと言われている。ただ、市場がさまざまな間隔で「しゃっくり」するのを避けることができないことはみんな分かっている。そのときは、厳格にバックテストを行って、それまでは市場と同調して堅牢に見えたシステムであっても十分ではないのかもしれない。また、私は長年トレードをしてきたなかで、市場で「予期しないこと」は定期的によく起こることを学んでいる。

 そのことを念頭に置いたうえで、さまざまなトレードシステムが使われており、プログラミングに熟達し、市場を自分のコンピューターに委ねることができる人にトレードの方法を提供している。

 私自身は、システムトレードは自分の性格に合わないと思っている。私は裁量で市場にアプローチしたい。裁量トレーダーは、市場の動きを解釈する能力に大きな自信を持っており、市場の動きに合わせてアプローチを若干変えている。ただ、市場のほうも、その性質が少しずつ変わっていく。これは経験を積んだトレーダーだけが気づくことができ、それをエッジとして活用できる。ちなみに、私はコンピューターを使って毎日市場が供給している無限の可能性を選別している。トレードする株を特定の要素に基づいて決めているのだ(詳しくは本書後半で書く)。しかし、どの銘柄をいつトレードするかやそれに伴う資金管理上のことなど、計画を実行するときは裁量で判断している。

 銘柄選択の才能と、トレーダーとして成功するための才能は違うし、必要なスキルも違う。優秀なトレーダーが劣ったセットアップを使っても、そのトレードスキルによって利益を上げることができるだろう。一方、経験が少ないトレーダーに最高のセットアップを提供しても、未熟なスキルのせいで損失を出すことになるだろう。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

 本書はテクニカル分析について書いていくため、ファンダメンタルズ分析についてはほとんど触れていない。私はトレンドトレーダーとして、「ニュースやサプライズはトレンドに続く」と強く信じている。株の短期トレードで利益を上げるために、伝統的なファンダメンタルズ分析は必要ない(むしろ有害になることもある)。誤解のないように言っておくが、ファンダメンタルズも重要だが、短期のトレード判断には役に立たないということだ。ファンダメンタルズ的な出来事は株価が動くきっかけになることがよくあるため、予定は知っておく必要がある。ただ、それは企業に関する意見を形成するためではなく、その出来事に対する反応を客観的に分析する必要があるからだ。株価はあなたの考えとは関係なく動く。繰り返しになるが、利益をもたらすのは株価の動きだけなのである。

 ただ、ファンダメンタルズ分析を完全に否定することは、市場参加者の大きな割合を占める人たちの動機は重要ではないと言っているのに等しい。テクニカルアナリストが頑なな考え方をする人たちだとよく言われるのはそのためだ。私はテクニカル分析を擁護しようとしているわけではないが、これが自分にとってうまくいくことは分かっている。私はこれを柔軟性のないシステムとしてではなく、判断の枠組みとして使っている。私は、価格変動のきっかけになるならばどんなことでも興味がある。人間の性質を理解することで偏見のない分析ができ、それがより大きな利益につながるからだ。

 話を市場の心理に戻そう。感情はトレードの敵なので、判断過程で排除するかコントロールする必要がある。もちろん、これは言うのは簡単だが、実践するのは難しい。株価チャートを分析することは、需要と供給の圧力がどこで合わさってトレードのエッジをもたらすかを見極めることである。市場の力関係を測定するためには、株価を動かす市場参加者の意見の基となる動機を理解する必要がある。

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