Preface(まえがき)
本書を読む前に
監修者の言葉
第1章「マーケットをリードするロジック」を探す
第1節 マーケットをリードするロジックを探す
1)「ひらめき」のバックグラウンド
2)ロジックは変わる
第2節 コアとなるロジックについて
コアロジック1:金融政策(金利差)とインフレ(ファンダメンタルズ1)
コアロジック2:基本需給としての経常収支(ファンダメンタルズ2)
コアロジック3:為替政策と介入
コアロジック4:株価や商品相場の為替への影響
コアロジック5:トレンドのマグニチュードと相場の位置
コアとなるロジックの補足項目
第3節 値動きが発するロジックについて
1:損切りが相場の原動力
2:スターカレンシーは何か
3:「こっつん」(天底)の発見と「Volcano」(青天井と底抜け)
4:Super Highway
第4節 ロジックを育む。そして、機を待つ
1)経済を見る・マーケットを見るベースを作る
2)FXストラテジストの人たちの意見 〜一人称で考える〜
3)材料を引き出しに入れる。いつ取り出すかが勝負
4)結局はME TIME
コーヒーブレイク1 トレードする通貨の国をよく知る
コラム:ドルが余剰、ドルが不足の考え方を身につける
コラム:国際収支の用語集
第2章 「機」を見て動くための心のマネジメント
第1節 私の好きな格言・先人の教え
第2節 相場は常に正しい。しかし、いつも間違っている
第3節 Margin of Safety
第4節 偏らない、こだわらない、囚われない
第5節 風林火山
1)疾きこと風の如く
2)徐かなること林の如く
3)侵掠すること火の如く
4)動かざること山の如し
第6節 徳川家康公遺訓
1)人の人生は重荷を負いて遠き道を行くが如し 急ぐべからず
2)不自由を常と思へば不足なし 心に望みおこらば困窮した時を思い出すべし
3)堪忍は無事長久の基 怒りは敵と思え
4)勝つことばかり知りて負くる事を知らざれば害その身に至る
5)おのれを責めて人を責むるな 及ばざるは過ぎたるよりまされり
コーヒーブレイク2 相場の用語
第3章 実践編 〜売買のタイミング・ポジションの育て方〜
第1節 ポジションの作り方・育てるためのサンプルスタディ
サンプルスタディ1
サンプルスタディ2:金利差を狙ったキャリー取引の例
1)前提
2)金利差の狙い方はいろいろ
3)2021年からのドル/円の上げ相場を例にとって
4)2022年のさらなるドル/円の上昇を例にとって
第2節 ロジックとテクニカル分析の融合
ローソク足の形状分析(フォーメーション分析)
一目均衡表
エリオット波動
移動平均線と移動平均線が関連するテクニカル
|噂祕榮以振兩(Simple Moving Average: SMA)
▲椒螢鵐献磧璽丱鵐
MACD(移動平均収束発散法)
モメンタム分析 ※パラボリック
日柄とアノマリー
ポイント&フィギュアと4回目のブレイク
ロジックとテクニカルの合わせ技
第3節 通貨ペアのクセを知る
1)前提
2)その通貨のコアペアを把握する
3)最善の通貨ペア
4)経常収支の影響
第4節 Don’t catch a falling knife ?
第5節 心を整えるルーティーン 〜起きてから寝るまで〜
第6節 ポジション所有時の心構え 〜自分のポジション、持ち値は人に言わない〜
第7節 損切りの考え方 〜良い損切りは次につながる〜
第8節 自己規律を守る
コーヒーブレイク3 為替市場の仕組み
第4章 相場で Deja vu を感じるために
〜相場の歴史とマーケットをリードしたロジックを学ぶ
第1節(学び1) 円の誕生から第二次世界大戦終了まで
第2節(学び2) ブレトンウッズ体制とその崩壊 〜固定相場制から変動相場制へ〜
第3節(学び3 )変動相場制へ ドル安進行後に米国の高インフレ・高金利でドル高に1972年〜1985年
エピソード1 中南米危機(累積債務国問題)
第4節(学び4) プラザ合意後、240円から79円台への10年間 1985年〜1995年
エピソード2 バブル時代の日本
エピソード3 相場商品のリスク管理の時代
第5節(学び5) 勝つ介入と日本売り ドル/円反転と100〜125円の安定期 1995年〜2007年
エピソード4 アジア通貨危機
エピソード5 2001.9.11同時多発テロ
第6節(学び6) リーマンショックで再度80円割れ、アベノミクスで逆戻り 2006年〜2015年
エピソード6 リーマンショック
エピソード7 そして金融規制の時代
第7節(学び7) トランプ大統領の時期のレンジから、コロナによる大規模緩和とその反動によるインフレ台頭でレンジ離れ150円超え 2016年〜最近(原稿執筆時)
第8節 ユーロ誕生からの二十数年
1)統合通貨ユーロ誕生への道 ERM(Parity Grid)から単一通貨へ
2)ユーロを見る目
3)ユーロの動き
エピソード8 ポンド危機
コーヒーブレイク4
チームトレーディングと個人トレーディング
第5章 新興国通貨を考える
第1節 必ず自分でチェックする事項 〜知らないリスクは取らない〜
第2節 トレーディングコストを確認する 〜リスクとリターンの検証〜
第3節 新興国の成長や株式市場の上昇は、為替の上昇と分けて考えてみる
第4節 新興国通貨のトレーディングとテクニカル分析
第5節 エントリータイミングがすべて
コーヒーブレイク5 インドネシア・ルピアの話
おわりに 〜良いリスクを取る〜
巻末付録1 金利の期間構造やイールドカーブについての補足説明
巻末付録2 主要経済指標とその見方
主な参考文献
あとがき