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15万円からはじめる本気の海外投資完全マニュアル

15万円からはじめる本気の海外投資完全マニュアル

著者 石田和靖
四六版 ソフトカバー 272頁
定価 本体 1,800円+税
2005年9月21日発売
ISBN4-7759-9020-9 C0033


目次
石田氏の取材履歴

各誌に掲載されました

■週刊SPA! 2007年9月18日号 New
「いきなり海外投資入門」
掲載記事


■YenSPA! 2007年7月4日号
「超アグレッシブ「ドバイ株」に挑戦!」
掲載記事


■マネージャパン 07年4月21日号
「NENA VISTA TIPs BRICsの次に来る! 新・成長国はココだ!」
掲載記事


■YenSPA! 2007年4月2日号
「ドバイの宝くじを買ってみた!」
掲載記事


■YenSPA! 2007年1月8日号
「BRICs後にスパークするMENAって何?」
掲載記事


■週刊SPA! 2006年11月28日号
「エマージングファンド、ETF、MENAファンド」
掲載記事


■YenSPA! 2006年10月15日号
「魅惑のタイ株投資に挑戦!」
掲載記事


■産経新聞 (2006年3月22日) で、石田氏の運営する「香港資産運用奮闘記」とコメントが紹介されました。

記事全文

これからは、「これからの国」へ投資しよう!

 2005年9月8日のニュースで豊かさランキング11位に下がったとのニュースが流れた。「ベスト10を割ったのは初めてのこと」と報道されたが、それでも一般的に見て、「日本=豊かな国」の認識がくつがえされるものではない。  思い返せば、“豊かさ”を手にするまでの日本の道のりはラクなものではなかった。 戦後の荒涼感からの脱却、所得倍増計画、いざなぎ景気、列島改造ブーム、安定成長、空前のバブル景気、そしてバブルの崩壊。紆余曲折を経てここまでたどり着いた。昭和30年代から本格的に「富国」を目指した日本の、いや日本国民のエネルギーが「今の日本」を築いてきたのである。

 日本人は努力家(勉強家)だと、よく言われる。それ故に、戦後の短い期間で成長 できたと考えられている節もある。だが、国全体で上に突き進んでいくような勢いが 日本固有のものかといえば、そんなことはもちろんない。戦後の復興を目指していた 当時の日本を彷彿とさせるエネルギーがほかの国々にもある。ブラジル・ロシア・イ ンド・中国といったBRICs諸国、タイ、ベトナムといった新興諸国が“それ”である。  これらの国々は、成熟しきった日本と違って伸びる余地がたぶんにある。要するに 「これからの国」なのである。戦後、日本が経済成長してきたように、まだまだ未成 熟な産業も多いのである。その国の産業全体の急成長が期待できるのである。誤解を 恐れずに言うのならば……。銘柄選択にあまり頭を悩ませずに、その国の優良な基幹 産業を選べば、ほぼ間違いはないとさえ言えるだろう。

 こうした新興諸国を投資セクターとしたファンドに投資して中長期的に資産を増や そうと提案しているのが本書である。「日本ではなく、金融商品の豊富な海外に口座 を開設しましょう」「日本人にとって1番身近な金融センターでもある香港を拠点に しましょう」など、著者の経験に基づく情報を満載。海外投資初心者でも無理なく第 一歩を踏み出せるように構成されている。  これからの主流は「これからの国」への投資! 本書を持って、海外投資の旅に出 かけてはいかがだろうか。

■目次

はじめに

第1章 基礎知識編
 第1節 海外投資のメリット
 第2節 海外投資のリスク
 第3節 口座開設に向いている国は
 第4節 税金について

第2章 香港上海銀行(HSBC)での口座開設&利用法
 第1節 概要
 第2節 口座開設
 第3節 日本円の預け入れ
 第4節 日本円の引き出し
 第5節 その他の情報

第3章 スタンダードチャータード銀行での口座開設&利用法
 第1節 概要
 第2節 口座開設
 第3節 日本円の預け入れ
 第4節 日本円の引き出し
 第5節 その他の情報

第4章 ハンテック証券での口座開設&利用法
 第1節 概要
 第2節 口座開設
 第3節 取引方法

第5章 ファンド選びのポイント
 第1節 私のファンド選択ルール
 第2節 ファンドを選ぶときには利回りに注目
 第3節 ベンチマークを基準にパフォーマンスを計る
 第4節 ファンドのコストを知りましょう
 第5節 純資産額が大き目のファンドを選びましょう
 第6節 ファンド・オブ・ファンズについて
 第7節 香港で買えるファンドいろいろ

第6章 私たちの香港資産運用奮闘記(体験談)
 第1節 きっかけは中国株だった
 第2節 口座開設にまつわるエピソード
 第3節 どうやって利益を出すのか
 第4節 空き時間を利用すれば、サラリーマンにもできる
 第5節 口座開設体験談

第7章 海外の投資情報サービスの利用法
 第1節 HSBCインベストメントサービスの使い方
 第2節 モーニングスターの使い方
 第3節 フィナンシャルタイムズの使い方
 第4節 香港証券取引所(HKEx)の使い方

付録 各国情報
 第1節 BRICs諸国の特長
 第2節 ブラジルについて
 第3節 ロシアについて
 第4節 インドについて
 第5節 中国について
 第6節 タイについて
 第7節 ベトナムについて

おわりに

■はじめに(抜粋)

日本の国内資産だけで安心ですか?
 年金不安や株価不安、金融不安、不動産価格の下落、リストラ、ペイオフ、増税な ど、将来の日本に対する不安材料はいくらでも出てきます。しかも、このような不安 をさらに掻き立てる雑誌や書籍がここ最近は大流行。本屋の店頭には国家破綻をテー マにした縁起でもない書籍が高く積まれて売られています。

 マスコミがこの不安をさらに拡大させている感はありますが、日本という国が「今 どの方向に向かおうとしているのかわかりにくい」というのは事実です。かつ、日本 は来年を境に人口が減り始め、少子高齢化が今まで以上に加速度を増す状態にありま す。労働人口が減り続けるということはそのまま経済の衰退をも意味するものでもあ ります。少子化を食い止める対策が急務であることはだれもが認識していることです が、まだ具体的な対策は為されていません。政治家は自分の保身しか行いませんので、 これらの問題はすべて先送り。延命策は行うものの、根本的な解決策は誰一人として 考えてくれません。「これから先、日本はどうなってしまうのか」は、日本国民共通 の思いでしょう。

海外投資のススメ

 だからこそ、海外投資の出番なのです。第1章で詳しく説明しますが、海外投資に は国内投資ではあり得ない数々のメリットがあります。そのメリットを利用しながら 「これから発展するであろう国々」に投資して、その恩恵にあやかろうというわけで す。成熟しきった日本とは違って、「これから発展するであろう国々」にはとてつも ないエネルギーがあります。実際、私は海外投資を始めていますが、運用成績は良好 です。

 なお、本書では、日本人にとって1番身近な金融センターと言える「香港」を舞台 に数々の事例を紹介しています。  本書を手に取ったあなたはすでに海外投資の第1歩を歩み始めたことになります。 本書をすべて読み終えた後、「やっぱり無理だ、面倒くさい」などと思わずに、行動 に移して、第2歩目を踏み出してください。そうすることで、本書の内容があなたに とって本当に有意義なものになると確信しています。

■本文(抜粋)

第1章 基礎知識編

第1節 海外投資のメリット

  1. 金融機関の格付けが高い
     みなさんも金融機関ランキングというものを雑誌や新聞で目にしたことがあると思 います。金融機関は「大切なお金を預けておくところ」です。そこで、利用者の参考 用になればと、さまざま々な格付け会社が金融機関を評価しています。
    スタンダード&プアーズ
    http://www.standardandpoors.com/

    フォーブス
    http://www.forbes.com/

     売上高や資産額、利益、株式時価総額、負債率、成長率など、あらゆる側面からそ の金融機関の安全性を弾き出しています。  そのような角度から評価された金融機関ランキングに名前を連ねているのは、シティ バンクやHSBC、UBS、バンク・オブ・アメリカ、ロイズTSB、JPモルガンなどです。そ の多くは欧米系の金融機関になります。  日本ではペイオフも解禁されましたし、ちまたでは財政破綻もささやかれています。 本当に破綻してしまうようなことが起これば、預金封鎖やデノミネーション(通貨切 り下げ)が起こる可能性もあるでしょう。  ただ、そのようなことが現実的に起こったとしても、格付けの高い海外の金融機関 にお金を預けておけば安心です。日本の法律の及ばない海外で大切な資産を守れるか らです。

  2. 金融商品が豊富
     日本では、お金を預けたり借りたりするのは銀行、株やファンドを買ったりするの は証券会社、生命保険の加入や積立年金などは保険会社と、商品によって訪ねる窓口 がそれぞれ違います。しかし、海外の銀行は違います。銀行・証券・保険の壁はあり ません。  一度銀行に総合口座を開いてしまえば、あとはインターネットでさまざまな金融商 品を購入できます。しかも、その金融商品の豊富さは日本の比ではありません。例え ば、香港のように古くから金融制度が自由化されている地域では、日本の金融庁のよ うな厳しい規制もなく、数多くの金融機関が競って優良な金融商品を開発しています。 厳しい規制がないぶん、自由裁量の効いた商品設計も可能になっています。  年利数百パーセント!なんていう商品もときどき販売されています。これを日本で 販売したら、販売会社はそれこそ「詐欺扱い」されてしまうでしょう。しかし、この ような商品も香港の金融機関では当たり前のように売られているのです。

  3. パフォーマンスが高い
     例えば、年率20パーセント程度の数字に、あなたはどれほど魅力を感じますか?  年率20パーセントというのは約3年半で2倍に膨れ上がる利回りです。  投資の世界には、「72の法則」というのがあります。「72の法則」とは、「手持ち のお金が2倍になるのに、年利何%で何年かかるか」を教えてくれる計算式です。72 という数字を年利で割ると投資元本が2倍になるのに必要な年数が弾き出されます。  預けたお金を、年率20%のファンドで運用すれば、3年半後には2倍になります。 年率20%とは、それだけの効果があるのです。  金融制度の自由化されている香港では、年率20%の金融商品は当たり前のようにあ ります。109%の元本確保型ファンドを購入しようものなら、「何でこんなに利回り の低いものを買うの?」と、金融機関の担当者に逆に不思議に思われるくらいです (元本確保型ファンドは168ページ参照)。なおかつ、買う商品とタイミングによっ ては年率100%なども現実的です。

  4. 利子・配当は非課税
     ファンドではなく、銀行預金の金利も魅力的です。日本の銀行は単利で年2回(2 月と8月)、20%(国税15%と地方税5%)の税金が差し引かれたうえで利息が入りま すが、香港の銀行はお金を預けておくと、複利計算で毎月利息収入が入ります。さら に、香港では利子・配当ともに非課税ですから税金が差し引かれることはありません。  日本の居住者の場合、年間20万円を超える利子を受け取ると、確定申告と納税が必 要になります。金利1%で単純計算しても、年間20万円の預金利息を受け取るには 約2000万円のお金を預け入れることになりますから、通常のサラリーマンにとっては ほぼ非課税で利息を全額受け取ることになるでしょう。

  5. 国際情勢に敏感になる
    金銭的なメリットではありませんが、「必然的に国際情勢に敏感になる」「英語力が 身についてくる」「国際的なマネー感覚が身につく」などの、知識的なメリットも外 せません。  海外のいろいろなものに投資することでマネー感覚が磨かれます。これからは、ア ジア全体がブロック化していきます。そんな世の中の動向に対応するためにも、何で もかんでも円換算のドメスティックな感覚から、米ドルや香港ドル、シンガポールド ル、人民元などの為替の感覚を身につけるべきでしょう。

第2節 海外投資のリスク

 例えば、落とし穴が怖いのは「どこにあるのかわからないから」に尽きます。これ は、裏を返せば、「落とし穴がどこにあるのかがわかっていれば怖れるに足りない」 ということでもあります。  この「罠がわかっていれば怖くない」は海外投資にも言えます。そこで、ここでは 海外投資をするうえでのリスク(落とし穴)について書いておきたいと思います。  海外投資の場合、考えなければいけないリスクは国内投資よりも多いです。多いと いうよりも、実はたくさんあります。  だからといって、海外投資=難しいにはなりません。海外に口座を開設したり、海 外の株式を購入したりなど、少し敷居が高いように感じるだけ。国内投資とはちょっ と違うリスクを理解するだけで十分対処できます。
 先日、以下のようなメールをいただきました。



はじめまして。いつも香港資産運用奮闘記で勉強させていただいてます。
          << 中 略 >>
 私も海外投資を始めてみたいのですが、何もやったことがないので正直言って、不 安ばかりでなかなか踏み切ることができません。その手の本もいろいろ読みましたが、 読めば読むほど不安が募りますね。なんか、いいことばかりが書かれているような気 がして……。海外投資にはどのようなリスクがあると思いますか?
 お忙しいところ申し訳ありませんが、お時間のあるときで構いませんのでご返信い ただけたら幸いです。

 このようなメールをいただくと、私自身も真剣に考えてしまいます。また、自分の 思考の再構築に当たって「とてもいいきっかけ」にもなります。  現在は、日本の経済危機をあおり「海外に資産を分散させなさい!」と訴える経済 評論家ばかり。そのたぐいの本も本屋には山積み。でも、海外の良さと日本の悪さば かりが強調されていて、具体的に海外投資のリスクについて書かれている本は意外に 少ないというのが私の感想です。

 日本人はこれまで、極めて便利な社会に生きてきました。国家や企業に依存してい れば、ほとんど不自由なく生活することができました。しかし今、それは過去のこと になりつつあります。今後は、これまでに無駄遣いしてしまった国家の借金の返済を 迫られます。大増税や課税強化、徴税強化、もらえる年金の減少、支払う年金の増加 など、支払う金額は増える一方なのにもらえる金額は減る一方という、いわゆる逆ザ ヤの状況になると思われます。

 さて、これまでにもお話ししたように、海外投資はこうした事態を免れるための方 法です。しかし、万事が万事良いことだらけではありません。でも、何度もお話して いるように、どんなリスクがあるのかを知り、用心しておけば、心配する必要はあり ません。いったい海外投資のリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。以下に 主なものを紹介します。

  1. 為替のリスク
     円高になれば海外資産は減少します。逆に、円安になれば海外資産は増加します。 今は円高ですが、私自身の見解では「この円高はもう当分やってこない」と思ってい ます。なぜなら、今の円高は操作された円高であり、真の日本の経済力を反映してい ないからです。今後、円高になる材料がとても弱すぎると思います。ある意味、円高 の今は海外投資のチャンスです。

  2. 国家のリスク
     日本に限らずどこの国でも、国家の財政が破綻すれば、デフォルト(債務不履行) になり、預金やその国の通貨建て債券は保証されなくなります。紙くずになります。 最近ではアルゼンチン国債が、元本の3割になり、償還期間が数十年伸びました。今 日100万円になるはずの債券が、30年後の30万円に変わってしまったということです。 そういうことを考えると、
    • 香港やシンガポール、スイス、ルクセンブルクなどの小さな政府を持つ国
    • ニュージーランド、オーストラリア、カナダなどの資源国
    • インド、中国、タイなどの経済成長の著しい国
    をバランスよく分散投資するのが一番賢いのではないかと思います。

  3. 金融機関のリスク
     日本に限らず、金融機関が破綻すれば資産は目減りします。国によって、預金保険 機構が整備されている国もあれば、整備されていないない国もあります。預金保険機 構が整備されている国――アメリカ・イギリス・カナダ・香港など――にお金を預け るほうがリスクは減りますね。

  4. 企業のリスク
     これも日本と同じで、海外の企業の株式を買えば企業倒産リスクがあります。海外 の場合、「(企業)情報が入手しにくい」点を心配される人がいますが、今はインター ネットがありますので、それほど心配する必要はないと思います。むしろ、入手した 英語情報をきちんと読みこなせるかどうかのほうが問題になるでしょう。

  5. 紹介者のリスク
     海外口座などの開設は、詐欺まがいの被害も少なくないようです。「口座開設をサ ポートすると言って、紹介料を30万も50万も請求された」「口座開設後、200万円入 金したはずが、誰かに引き落とされていた」などという被害も実際にありますので、 エージェント選びには十分気をつけてください。
     海外のエージェント選びの参考として、私の経験から言えることは、「一度のやり 取りですべてを信じきらない」ことです。基本的にインターネットで検索して、まず はメールで問い合わせすることになると思うのですが、「細かいことでもわからない ことはわかるまで質問する」ことが必要です。
     何度もメールでやり取りする流れの中で、エージェントの体質がわかってきます。 「早い対応、丁寧な対応、わかりやすい対応」。これをすべて満たしているエージェ ントは、満足のいく良質なサービスを低価格で提供してくれることでしょう。
 今のところ思い当たる主なリスクは以上の5つです。さらに付け加えるならば、日 本の偽造カード被害のようなリスクでしょうか。これは日本も海外も同じリスクがあ ると思いますが、海外でこの被害に遭った場合、現地まで飛行機で飛んで、現地の窓 口で面倒な手続きをしないといけません。そのあたりは海外の銀行を使ううえでやむ を得ないところです。

 上記の1〜5のリスクのうち、3と4は国内でも考えられるリスクなのに対して、 1、2、5は海外投資独特のリスクです。「その国の為替を知り、国を知り、きちん とした紹介者を選ぶ」ことが、最低限必要なリスクマネジメントではないでしょうか?  「海外投資をする前に、一度でもその国に足を運んで、その国を知って、その国を 好きになる」。これに尽きますね。


石田 和靖 Kazuyasu Ishida

株式会社ザ・スリービー 代表取締役。会計事務所に10年間勤務、主に法人税業務と財 務コンサルティング業務を中心に携わる。UAE、パキスタン、ミャンマー、タイ、ベ トナム、インドネシアなど中近東〜東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担 当。その後、(有)ザ・スリービーを設立。年に十数回、香港・タイ・UAEなど各国 を訪問し、香港やドバイの証券会社にも太いパイプを持つ。世界の投資情報を集約さ せるべく構築された、「海外分散投資に燃える同志が集まるSNS “World Investors” 」を企画・デザイン。著書に『15万円からはじめる本気の海外投資完全マニュアル』 『タイ株投資完全マニュアル 入門編』がある。

海外投資専門チャンネル「WorldInvestors.TV」
つながれ。海外投資家たち。ワールド・インベスターズ
香港資産運用奮闘記 kz@銅鑼湾


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