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投機とはアートであり、人生そのもの

投機とはアートであり、人生そのもの 著 者 ディクソン・G・ワッツ
訳 者 西田隼人

2022年9月発売
電子版 本体 800円+税

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著者紹介目次

ディクソン翁による投機至言集
「投機はアート」である!

19世紀後半に綿花先物トレードで成功を収めた「ディクソン翁」(ディクソン・G・ワッツ)による「投機のためのガイドブック」である。本書を読めば、現在活躍している偉大なトレーダーや投資家が何度も述べているような金言や格言に出くわすだろう。

その源流はすでに150年前には存在し、成功を収める秘訣はそのころと何も変わっていないということだ。時が移り、コンピューターでトレードや投資や投機をする世の中になっても、勝ち組になるコツは永久に不滅ということが証明された形である。ワッツの投機に対する箴言や警句を十分に堪能し、トレードや投資に生かしてもらいたい。

また、ワッツの「人生」「ビジネス」「人間」「社会」「言語」についての至言集も併せて掲載している。


本書で紹介された箴言

あなたが気をつけるべき人間とは、狂信者と愚者である。

遠くにあるものは素晴らしく、
近くにあるものは取るに足りないと感じる。
しかし、人を支配するのは遠くにある素晴らしいものではなく、
近くにある取るに足りないものである。

最も寛容なのは、不寛容に対する寛容である。

人は深く考える――他人の罪については。

危険が何か分かれば、半分乗り越えたようなものである。
過ちが何か分かれば、半分克服したようなものである。

正気を失った人々のなかでは、
正気の人こそ正気を失った人々とみなされる。

知識ほど恐ろしいものはない――無知を除いては。

考えを変えない人には、そもそもそうする頭がない。

熱狂的な人は聖像破壊者、うぬぼれの強い人は愚者である。

幻想を破壊すると、人生は空っぽになる。

二〇歳を迎えたとき、そして六〇歳を迎えたとき、
人は「何でも知っている」つもりになる。

人が仮面をかぶると、世の中はその人と真剣に向き合う。
素顔を見せると、世の中はその人を笑う。

悲しみを表すのは涙であり、絶望を表すのは沈黙である。

優れた一言は、説明する手間を省く。

目次

第1章 投機とはアートである
投機とは何か
絶対的な法則
条件付きのルール

第2章 人生

第3章 ビジネス

第4章 人間

第5章 社会

第6章 言葉


著者紹介

ディクソン・G・ワッツ(Dickson G. Watts)
ニューヨーク綿花取引所の創立メンバー兼社長。ニューヨーク綿花取引所が創設された1880年前後は綿花の先物取引はアメリカでも最大の規模を誇る投機の舞台であり、取引所の会員権は高値で売買されていた。ワッツは当事者として、また成功した投機家として、投機の本質と成功への道を記した本書を書いたが、忘れ去られていた。アメリカが狂乱に沸く1923年、エドウィン・ルフェーブルが書いた『欲望と幻想の市場 伝説の投機王リバモア』がベストセラーになり、それとともに「ディクソン翁」が成功する投機家のバイブルを執筆していたことが思い出され、一時、話題になるも、再び忘れられ、幻の名著となっていた。

原題:Speculation as a Fine Art and Thoughts on Life by Dickson G. Watts

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