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日経225オプション売買【入門・実践】セミナー
オプションウィザードの徹底講義

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実践編

オプションレポート公開NEW

本セミナーの目的は、225オプション取引において成功するための知識と技術を徹底的に身につけていただくことにあります。

■オプション取引の特徴

その価格決定要素の1つとして時間価値や予想変動率(ボラティリティ)といった株式や先物にはない構造上の特質をもっています。これらの要素は、株式や商品先物そのものではなく、それらの買う権利や売る権利にすぎないオプションの買い手または売り手に、状況次第では、「相場の先行きを的確に予測することなく」利益を生むすばらしい機会を提供しています。これは、株式投資や先物売買では味わうことのできないオプション特有の優位性です。相場の将来変動を的確に予測できなければ儲けることができないと考えている投資家(トレーダー)にとって、オプションはとても魅力的です。

■講師コメント

【入門編】
個人投資家が日本市場においてオプション取引を行おうとすれば、日経225オプションしかありません。その日経225オプションのしくみと取引の基本について修得していただくことを目的としているのが本セミナーです。オプションについて全く知識をもたない投資家から、オプションについての知識を触れた程度の投資家、さらには既にオプションを取引を実践しているが思うように利益を上げることができない「個人投資家」を対象したセミナーです。本セミナーを受講するにあたって、『オプション売買入門』(パンローリング刊)または『日経225オプション取引 基本と実践』(日本実業出版社刊)を前もって読まれたほうが、理解は深まります。

【実践編】
日本株の売買と日経225オプション取引はゲームのやり方が違います。株で損ばかりしている投資家でもオプションで利益を上げることは可能です。逆に、株で利益をあげているからといって、オプションで利益を上げられるとは限りません。繰り返しますが、ゲームのルールとやり方が全く違うのです。そのゲームのルールとゲームのやり方を教え、あなたを勝てる投資家にするのが本セミナーです。ズバリ利益を上げる方法を話しますので、基本知識(『オプション売買入門』の本と同程度)を学んでから本セミナーにご参加ください。本セミナーでは、「オプションとは何か」という話は省き、いきなり実戦的な話をする予定です。

■オプションは難しい??

 一般に難しいと思われているのは、その理論面の複雑さにあります。 「金融工学。。」といった専門家を対象にした本は、その理論面は講釈してはいるものの、個人投資家が最も興味があるであろう、”オプションを使っていかに儲けるか” ということにふれていません。その最大の理由の一つは、このような理論家は、自分でオプションを売買したことがない、と思われます。オプションは知的な人間をひきつける傾向にあります。相場の中で、最も理論的にみえ、高等数学(実際にはそれほど高度でなく、高校でならう数学で十分)を駆使した数式と相場の変化を数字で表すところに理由があるのかもしれません。数字や数学にアレルギーのある投資家は、当然ながら敬遠しがちです。
 しかし!です。オプション売買の実戦家である私はあえて言います。それらは全てまやかしであると。オプションも所詮相場であり、基本は、株式売買や先物売買と同じで、単純なのです。オプションの理論自体は複雑でも、実戦で用いるためのオプションに関する知識はごく限られたものでいいのです。
増田丞美の
オプション本





■プログラム

【入門編】(全額満足保障制度つき!)
    第1部 オプションとは何か
      コールとプット
      オプションのしくみとオプションの優位性
      株式投資とオプション売買の違い
      マネーゲームとは
      オプション取引に必要な用語の解説
    第2部 日経225とは何か
      株価指数のしくみ
      日経225オプションのしくみと特徴
      日経225オプション市場
    第3部 日経225オプション売買のための準備
      場帖
      玉帖
      プラン・ノート
      データの収集
    第4部 日経225オプション売買の実践
      コールとプットの買い戦略
      コールとプットの売り戦略
      サヤ取り(スプレッド取引)
      日経225先物との組合せ
    第5部 マネー・マネジメント
【実践編】
    第1部 日経225とは何か
      株価指数のしくみ
      日経225現物指数
      日経225先物
      日経225の過去の変動と特徴
    第2部 日経225オプションのしくみ
      オプションのレビュー(復習)
      日経225オプションのしくみと特徴
      日経225オプション市場の構造
      日経225オプションの優位性
    第3部 日経オプション取引の実践(1)
      オプション取引を実践する上で必要なツール(道具)
      コール買い戦略の実践
      プット買い戦略の実践
      先物、株式とオプションの組合せ
    第4部 日経オプション取引の実践(2)
      コール売り戦略の実践
      プット買い戦略の実践
      コールとプットの両方を売る戦略の実践
      オプションのサヤ取り(スプレッド取引)の実践
    第5部 明日から儲ける為に(おいしいところ)

■学習しなければならないこと(これだけ学べばよい)

    コールを買うべきかプットを買うべきかの判断
    売買タイミングの判断
    権利行使価格選択の判断
    限月(げんげつ)の選択
    オプション価格の割安・割高の判断
    損切りの方法
    ヘッジのやり方
    オプションの売りと買いを同時に執行する「スプレッド取引」

■講師/増田丞美(ますだすけみ)

1985年に米コロンビア大学大学院を卒業後、野村証券会社、モルガンスタンレー(ロンドン現地法人)を経て、海外ヘッジファンドでデリバティブによる資産運用に携わる。現在、日本ユニコム株式会社にてオルタナティブ投資の開発・運用に従事。代表的な著書に『日経225オプション取引 基本と実践』『オプション売買入門』『オプション売買の実践』、訳書に『カプランのオプション売買戦略』『トレードとセックスと死』、ビデオ・DVDに「オプション売買入門セミナー」「<第2回>オプション売買入門セミナー」などがある。

■上達するコツ

面白みもなく当然のことですが、株式投資などマネーゲームにおいて、最も重要なことであり、日経225オプション取引においては、より顕著にその結果がでるでしょう。

1,オプションという金融商品のしくみや取引機構ををとく理解すること
2,ゲームのルールをよく理解すること
3,資金管理を怠らないこと

セミナーでは、誰もが理解するため質疑応答の時間をたっぷり確保します。分からないことは徹底的に質問ください。


一般投資家がオプションについて持つ誤った考え 執筆/増田丞美

一般的なオプションの教科書には「オプション取引はリスク限定、利益無限大」 と書かれています。(この場合の「オプション取引」とは、明らかにオプション 買いを意味しています。)このような考えを持つことは危険であると言わざるを 得ません。一般投資家がオプションに関して抱く誤った考えはこのような 「リスク限定・利益無限大」の謳い文句から出発しているようです。

一般投資家のほとんどがオプションを売買する理由はとして、
(1)リスクが限定されていること
(2)小さな資金で大きな利益が期待できること(レバレッジ性)

の2点を主としてあげるようです。これは、一般投資家でオプションを取引す る人のほとんどがオプション取引においては買い手になることを暗示しています。 筆者は、このような理由でオプション取引を始めた投資家のほとんどは結局は 死に至る運命にある、と思っています。オプション売買を少しかじると、オプ ション取引は売りのほうが儲かる確率が高いと思うようになり、闇雲にオプシ ョン売りばかり仕掛けるようになります。このような投資家も実は死と向かい 合わせの立場にいるのです。本章では一般投資家がオプション取引について持 つ誤った考えや概念について述べます。このような誤った考えを払拭しなけれ ば、オプション取引において成功はおぼつかないといえます。

(1)リスク限定
オプションを買った場合、投資家が負う最大損失は限定されている、というこ とは議論の余地がありません。全くその通りです。すなわち、オプションを購 入した投資家が負う最大可能なリスクはオプション購入のために支払ったプレ ミアムに限られる、ということです。ということは、オプション購入の場合、 投資家は自分が仮に損をしてもいくらまでである、ということが予めわかって いるということです。このようにリスクが限定されていることは投資家にとっ て有利に働くでしょうか。答えは否と言わざるを得ません。ある投資家が全資 金を投入して、Call あるいはPut を購入したします。これらのオプションプレ ミアム(=オプションの買い手の最大可能リスク)はゼロになる可能性があるの です。
すなわち、投資家(この場合、オプションの買い手)は文字通り「限定されたリ スク」である自分の投下資金を全て失う可能性があるということです。より平 たく言えば「リスクが限定されている」理由からオプション取引を行う投資家 は破産する可能性があるということです。
株式投資の例をあげます:"会社A"の株を500円/株で購入したとします。もし "会社A"が倒産すれば、株価は最終的にゼロになります。これは購入した Call オプションがゼロになった場合と同じです。つまり、株式の現物購入も原理は 「リスク限定利益無限大」のオプション購入と同じなのではないでしょうか。 株式の現物購入の場合も予め最大可能損失(=投下資本)がわかっています。 つまり、「リスク限定」であるわけです。

オプション購入と株式の現物購入の違いは、一つには株価がゼロになること (投資した会社が倒産すること)は確率的にはきわめて小さいのに対して、購入 したオプションの価格がゼロになることは(選択した行使価格によりますが)頻 繁に発生するということです。第二に、オプションには期限があるのに対して、 株式の現物売買は無期限である、ということです。

結局、「オプション購入はリスク限定である」ということは、あまり助けにな らないようです。

(2)レバレッジ性
レバレッジ性とはてこの原理です。オプション売買とは売りまた買いの権利の 売買で先物や現物そのものの売買ではありませんので、そのレバレッジ性には 計り知れないものがあります。
例えば、SIMEX ・日経225 ・オプション8月限先物の8月11日(最終取引日前日) 現在の価格を仮に17,500円とします。 この時、権利行使価格18,000 円の Call の価格を5円で1枚購入したとします。 翌12日の最終取引日に、日経225先物が1,000円急騰したとします。 5円のコールは、なんと500円、つまり100倍になります。 上記の例のように、オプションにはとんでもないレバレッジ性があります。 しかし、上記のような事象が起こる確率はどうでしょうか。経験的にきわめて 小さいといえるでしょう。
レバレッジ性やオプション価格が安いというのは、必ずしもオプション取引の よい理由にはならないのです。

(3)「 Call か Put を買って、相場が思惑の方向に動けばいつでも利益になる」 一般に、投資家は相場の将来の動きが自分の思惑の方向に動けば儲けることが できると考えています。確かに、先物売買や株式投資ではこの通りです。 しかし、オプション価格は時間価値と本質価値から成っており、オプションの 買い手は多かれ少なかれ、時間に対して代償を払っています。そして、時間価 値は毎日逓減しているのです。
相場が十分な動きをしなければ、仮に相場が思惑の方向に動いたとしても、利 益にならない場合が起こり得るのです。

(4)「オプションは売れば儲かる」
オプション売買をある程度経験すると、オプションは売りの方が有利であると 思うようになり、闇雲にオプション売りを仕掛ける投資家がいます。確かに、 オプションは売って利益になる確率の方が高いのですが、「オプション売り有 利」を盲目的に信じる投資家は、オプション売りによって蓄積した利益を一瞬 にして失うどころか、それ以上に損失を出す局面に出くわすことになるでしょ う。
その理由は、オプション売りによって得る利益は最大でもオプションプレミア ムに限定されるのに対して、最大可能損失に制限がないからです。結局、リス ク管理が十分でなければ、利益になる確率が圧倒的に高いオプション売りで売 りでさえ、最後に待ち受けているのは「破産」という二文字なのです。

以上、オプション売買について一般投資家が持っている誤った考えや概念につ いて述べましたが、では、一体オプション売買のメリットは何のでしょうか。

オプション売買では、
・ポジションの組み合わせによって、利益になる確率を高めることが可能です。
・比較的容易に損失をコントロールすることができます。
・リスク管理がし易い売買戦略をとることができます。
・相場の将来の動き対する予想(思惑)がはずれても利益を得る可能性があります。

つまり、先物売買や株式投資にはない、優位性のある売買ポジションを取るこ とが可能なのです。筆者がオプション売買を好む理由はここにあります。

補足的な説明として、「ベースボール論」(あくまで筆者が勝手にネーミング しているだけです)について述べます。

ベースボール(野球)において、3塁打やホームランは頻繁に打てるものではあ りません。ましてや、満塁ホームランはめったに打てないでしょう。これはオ プション売買にたとえるなら、購入したオプションの価格が2倍、3倍あるいは 上記例に示したような100倍にもなるようなものです。オプションの買い手は 当然自分の購入したオプションの価格はそのように数倍も上昇することを頭に 描いていると思われます。
しかし、です。 ご存じでしょうか、日本のプロ野球でも米国のメジャー・リ ーグでもホームランバッターは三振の数が多いことを?投資の世界では、大き なリターン(収益)を目指せば当然それに見合う分リスクも大きくなるわけです。 オプション売買では、買い手はホームランバッター以上に大きなリスクを取る ことになります。「リスク限定」と謳われているオプション買いは実は積極的 な(攻撃的な)売買戦略なのです。
一方、オプション売りは、四死球やシングルヒットでとにかく塁に出ることを 目指す野球の攻撃にたとえられます。「リスク無限大」と謳われるオプション 売りは実は非常に保守的な売買戦略なのです。 ここでは、オプションの売り・買いの有利・不利について論じているのではあ りません。
オプションの売り戦略と買い戦略は質的に大きく異なる、ということを知って ほしいのです。

その他のセミナー

過去の参加者様の
お声
■取引コストという概念が良かった。昨年も参加しましたが、復習という意味でもためになった。 ■具体的に知りたかった事がわかった。スプレッドのしかた、口座など。 ■戦略がシンプルで、とてもわかりやすかったし、実行できそうな内容で良かった。講師の仕掛けのポイントが具体的にわかった。売り、買いで「していいこと」「してはいけなこと」がわかった。 ■本でわかりにくかったところがわかるようになった。次回も案内してください。 ■増田先生が考えておられるどの市場でどういう戦略が有効かという話が聞けて参考になりました。全体的に非常にわかりやすく説明していただけた。 ■取引事例、口座開設も含めて説明されたので良かった。 ■講師がきさくに質問に答えてくれる。up to dateな情報を提供してもらえる続編を1〜2年に1度開催してほしいです。 ■即役に立つ内容でとても参考になりました。ありがとうございました。 ■相場の本質を改めて理解することができました。 ■これがなければオプション売買を実行に移すことはなかったかもしれないと思っています。いずれにしても増田先生のこのセミナーのおかげで新しい経験ができ、しかも今のところ損益もプラスで、とても感謝しています。今後の目標は、色々なオプション売買戦略を理解し、試してみたいということです。 (私はオプションはもちろん、トレード自体の経験も少ないので、 色々な売買戦略をよく飲み込めておらず、PUT売りしかできないのです。) ■直接、先生の言葉で聞けたことで、本での学習よりも親しみやすくなったと思う。 ■予習してこなかったが、イメージとしては理解できた。 ■具体的な銘柄を使ってのスプレッドの説明がわかりやすかった。 ■OP買いもさほど不利ではないということが再確認できた。スプレッドにするとリスクが減るのでぜひ試してみたくなった。次回は実践に絞った内容を聞きたい。 ■長年実践されて、具体的な戦略(良いのか悪いのか)が説明され、役立つ。株式しかやっていませんが、オプションにも興味を持ちました。 ■どの戦略が利益を生みやすいかを指摘していただき満足。 ■空理空論に陥らず、実践に役立つセミナーです。実践家の講義はぐっと重みをかんじます。 ■具体的な話が多くて非常に良かった。 ■投資戦略の幅が広がった。 ■オプションに参戦予定でしたのでとても有意義でした。本を読むだけでなく話をきくと、より理解が深まったように思います。 ■日経225オプションの実践セミナーをお願いしたい。 ■日本のマーケットに特化した実践的な内容のセミナーを希望します。現在のマーケットの話も聞きたかった。 ■中級レベルの内容のものをやってほしい。