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稼げる投資家になるための投資の正しい考え方
〜歴史から学ぶ30の教訓〜



著者 上総介(かずさのすけ)
A5判 242頁
定価 本体1,500円+税
2013年4月発売
ISBN 978-4-7759-9123-7



目次 | 序章 
本書の印税は全額、東日本大震災の被災地に寄付されます。

日本赤十字社より、日本赤十字社銀色有功章が贈られました。 日本赤十字社銀色有功章

2014年9月、日本赤十字社に寄付しました。
2014年4月、日本赤十字社に寄付しました。
2013年11月、日本赤十字社に寄付しました。
2013年4月、日本赤十字社に寄付しました。

投資で真に大切なものとは?
手法なのか? 資金管理なのか?
それとも……

「投資をする(続ける)うえで、真に大切なものは何ですか」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか? 「手法が大事」と回答する人もいれば、「いやいや、似たような手法でやっていても、勝てる人と負ける人が出てくる。やはり資金管理がうまくないと勝てないのではないだろうか」と考える人もいるかと思います。 どれが正しいのかは、人それぞれだと思いますが、本書ではあえて、この問いに答えを出しています。それは……。

正しい考えのもとで投資をすること

です。

ここで、「正しい考えとは何か」、気になる人も多いと思います。ひとことで言ってしまえば、“正しい考え”とは“自滅しない考え方”です。著者は序章の中で「私が長年にわたり見てきた相場の世界においては、成功する人とは自滅しない人だと言えます。逆に、成功しない人とは自滅してしまう人(圧倒的)だと言えます」と話しています。

投資ですから、普通は百戦百勝はあり得ません。負けるときもあるわけです。この“負けるとき”にいかにうまく負けるのか、それが大切になります。負け方を失敗してしまうと、その後、勝てるときがきたとしても、負けた分を取り戻すのに時間がかかってしまいます。下手をすれば、そのまま退場という事態さえも考えられます。だからこそ、負けるときには上手に負けて、勝てるときにはしっかり勝つという、「正しい考え方」を身につけておくべきなのです。

投資の基本原則とは何か。陥りやすい失敗とは何か。攻撃するときの考え方とは何かなど、本書では、全6章30話からなる投資の正しい考え方を紹介しています。その際、歴史の面からの事例も紹介しています。これは「真の理解をするためには、歴史の事象を学ぶことが最適である」という著者の持論によるものです。

何事も、土台がしっかりしていなければ、いくら上物を豪華にしても、長くは保ちません。あせらず、ゆっくり、投資の基礎を固めることから始めてみてはどうでしょうか。「正しい考え方」が身につけば、特殊な投資テクニックなどがなくても、投資の基本を忠実に行うことで稼げるようになっていきます。


序章

 はじめまして。投資家の上総介と申します。私が株式投資に出合ってから、かれこれ15年以上が経ちました。兄がやっていたのを見て、ただなんとなく真似をして始めたことが株式投資を始めた最初のきっかけです。今では、専業投資家として7年間以上の歳月が流れ、年間損益でマイナスを出したことはなく、1億円以上の資産を築くことができました。

 私の今の生活はサラリーマン時代と大きく変わりました。海外旅行には年4回以上、国内旅行は年10回以上、2013年には海外に滞在しながらの投資も考えています。また、専業投資家になってからの念願の夢であった1カ月の夏休みも、2012年に取得でき、沖縄での休日を満喫できました。私はこれを「子供の頃の夏休み再び」と名付けました。ただ、夏休みといっても、完全な休みではなく、投資をセットにしてのお休みです。戦略Aから戦略Jまでの10通りの投資の仕掛けを作りました。この2012年の「子供の頃の夏休み再び」の期間中に得られた利益は、およそ680万円になります。投資の醍醐味はここにあります。投資とは無関係のことをしながらも、投資法を間違えなければ、仮に私のように、沖縄で毎日浜辺にいても利益を得られることがあるのです。

 現代の科学では、200歳まで生きることは不可能です。人生には限られた時間しかありません。しかし、時間を増やすことができないとしても、今ある限られた時間を、最も有意義な時間として使うことができるならば、寿命を延ばすのと同じ効果が得られます。そして、投資で成功できれば、その貴重な時間を、自分にとって最も有意義なことに費やすことができるのです。

 しかし、投資で成功するのは簡単ではありません。そうなんです。普通に何となくやっても、まず儲かりません。儲からないだけならよいのですが、ご自身の資産を減らすはめにまで陥る場合も少なくありません。

 私は今、「普通に何となくやっても儲からない」と言いました。  投資で利益を上げるためには、きちんとした根拠が必要になります。世の中には投資の手法を紹介した書籍が数多あります。私も過去に数百冊の投資書籍を読みました。中には、まったく意味もない本もありましたが、その一方で、有益な投資法などを紹介している素晴らしい書籍などがあるのも事実です。

 ただし、物事には順番というものがあります。例えば、家屋を新築するときには、まず基礎工事をしっかりとやって、がっちりとした土台を作ってから上物を建てます。基礎工事をしっかりとやっていないと、どんなに素晴らしい家屋を新築しても、長くは持たずに倒壊の憂き目に遭います。

 投資を学ぶときも同じです。投資においては、まず基礎をしっかりと学び、投資における土台をがっちりと固める必要があります。この投資の基礎がないままに投資手法の攻撃面だけを学び、結果として運良く利益が上がったとしても、相場の荒波が1回でも押し寄せれば、すべての利益は雲散霧消します。逆に、しっかりとした投資の基礎を固めておけば、その後に来るであろうかなりの相場の荒波にも耐えられます。だからこそ、投資で成功するために、まずは土台となる「投資の正しい考え方」を理解する必要があるのです。

 本書では、全6章30話からなる投資の正しい考え方を紹介しています。また、歴史の面からの事例も紹介して、投資の正しい考え方を説明しています。

 私は、真の理解をするためには、歴史の事象を学ぶことが最適であると自負しています。なぜなら、投資では「なぜ」そのような考え方になるのか? という点がわかりにくく、どうしても表面的な理解で終わってしまうことが多くなるからです。

 しかし、投資の土台を学ぶということになれば、表面部分ではなく、その根本にある趣旨の部分を学ぶ必要が出てきます。表面部分だけを学んでも応用は利きませんが、根本となる趣旨の部分を学べれば、すべての場面において応用が利きます。その趣旨の部分を学ぶにあたって、歴史の事象から紹介する以上の効用はないと考えています。

 前述したように、投資で成功するためには、しっかりとした「投資の土台」が必要です。本書は、その「しっかり」とした投資の正しい考え方を学ぶためのものですから、歴史に興味がない方にも、極力、わかりやすく読んでいただけるように配慮をしました。

 私は、過去にいろいろなマネー誌や雑誌などで、成功した投資家として紹介していただきました。取材のときなどには、「上総介さんの特殊な投資法を少しでも読者に公開してもらえませんか?」などと言われたことがあります。また、時には、投資セミナーなどの依頼も頂戴して、謝礼として驚くような金額を提示していただいたこともあります(すべてお断りしました)。そのときに私が思ったことは、「何も説明することがない」ということでした。このように言うと、「またー、うそー」などと言われることが多いのですが、実はこれが本当なのです。私は投資の教科書に載っている基本的なことを、当たり前に忠実に行っているだけなのです。

 では、何も特殊な手法を持たない私がなぜ専業投資家を続けられ、また1億円以上の資産を築くことができたのでしょうか? 私の場合、過去に数百冊にものぼる投資書籍を読破し、さまざまな投資セミナーなどにも通い、また、いろいろな投資家の方たちのブログを読み、さらに相場で潤沢な経験値を積んだ結果、投資における正しい考え方が身についています。この投資における正しい考え方を基本としながら、あとは、投資の基本にあるようなことを忠実に行って、利益を上げているのです。これが、私が投資で成功している秘訣です。このように、私には特殊な投資法などというものはありません。

 私は長年において、実にさまざまな投資家の方たちを見てきました。その経験から、成功する人と失敗する人には、ある特徴の違いがあることに気づきました。それを紹介します。

   まず、失敗する人の例です。
 投資が何なのかもわからないうちに、丁半ばくちのような投資を行い、経験値が得られる前に投資予算をほぼなくしてやめていく。よく、「株だけには手を出すな」などという言葉を聞いたことがありませんか? これは株式投資というものが何なのかさえわからないうちに損をしてしまった方や、そのような話を聞いた方が言う代表的な文句になります。失敗する人の代表的な例をまとめると、投資の正しい考え方を知らずに、また投資の経験値を得る前に、資金を失ってしまい、投資は怖いからもうやめようとなるパターンが圧倒的に多いのです。

   では、成功した人はどうでしょうか。
 おおよそ、どこかで多少痛い目には遭うものの、それを教訓として、投資の経験値を積み、さらに投資の正しい考え方を学び、いろいろな投資の勉強をしてきたというパターンが多いです。キーワードは、「投資の経験値」と「投資の正しい考え方」です。では、成功するためにはどうしたらよいのでしょうか。それは、失敗してしまった方の逆を行い、成功した方を真似ればよいのです。  ここで、投資で成功するための、最善の経験値を得られる方法を紹介します。最初のうちは、お金を儲けようとは思わず、目に見えない経験値を積み上げるために、勉強をしながら投資を行います。そして、ちょっとでも危なくなったら、すぐに損切りをして、ご自身の投資資金を守るのです。このご自身の投資資金を守るということは、実は、ご自身の投資による夢も同時に守っているのです。仮に最初の投資予算が50万円としましょう。なんとか、半年から1年で投資の経験値を積みながらも、投資予算を40万円以下にしないように防御し続けます。早ければ1〜2カ月で投資予算が上昇に転じる方もいるはずですが、ここでは、あせらずに、じっくりと経験値を蓄積していきましょう。かなり地味に見えますが、私の経験と、いろいろな投資で成功する方、失敗する方たちを多く見てきた結果、この方法が最も投資で成功するための近道になると確信しています。目には見えませんが、投資において財産となる経験値を、極力、少量のお金で蓄積していくことが大切なのです。

 ロールプレイングゲームに例えるとわかりやすいでしょう。普通は、あるモンスターを倒すために、小さな敵を倒し続けて経験値を蓄積し、自分自身をレベルアップさせると思います。投資もこれと同じです。投資の世界には、海千山千のツワモノのモンスターが雲霞のごとくいます。そのツワモノのモンスターに勝つためには、やはり経験値が必要になります。そして、その経験値が黄金の剣となるのです。なお、バーチャルでこれをやろうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それはお勧めしません。最初の様子見だけであればバーチャルでもよいかと思いますが、いざ、経験値を得るためには、やはりご自身のお金を使うことに優るものはないからです。

 いろいろなことを述べてきましたが、最後に、本書の題名でもある「投資の正しい考え方」のさわりだけ紹介します。  私の投資での勝率はあまり高くありません。50%から60%そこそこというところです。そして、私はトレードを行うと、実によく負けます。しかし、私の負けには致命傷的なものはなく、最後には勝つのです。

 私が長年にわたり見てきた相場の世界においては、成功する人とは自滅しない人だと言えます。逆に、成功しない人とは自滅してしまう人(圧倒的)だと言えます。ほんのさわりですが、これが投資の正しい考え方になります。

   これから投資を始めようと考えている方や、すでに始めているけれどもうまくいかない方には、投資の基礎となる教科書として、また、ベテランの方には投資の正しい考え方の基礎の再確認の書として、本書を活用していただければ幸いです。皆様の成功を願ってやみません。

上総介



著者紹介

上総介(かずさのすけ)
千葉県館山市出身。資産運用会社経営。7年間負けなし(年間損益)のプロ投資家。投資において最も大切な高い防御力を武器に、2006年のライブドアショック、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災の年にも、極めて安定した収益を出し続ける。 250万円から始めた運用資産総額は現在1億円を超えて、毎年増加している。ホームランはあまり打たないけど、ヒットを量産して利益を上げる投資家として数々のマネー誌や雑誌で紹介され、ブログランキングでも常に上位の人気を得ている。 旅人としても知られ、国内47都道府県のすべてをまわり、2013年には、海外30カ国の訪問を果たす予定。また、歴史にも精通して古戦場や全国のお城、歴史資料館を廻り、これらを投資に役立たせている。

本書における著者印税は、日本赤十字社を通じて、東日本大震災で被災された方々に全額寄付されます。


目次

序章 投資で勝ち抜くための基本原則

1 投資の基本原則
2 常に割に合う投資を行う
3 経験値の重要性
4 自分の精神状態を考慮に入れる
5 全資産を失う可能性がある投資はしてはいけない
6 大局を見極める

第2章 損切りを制する者は投資を制する

7 自分の得手・不得手を知る
8 今回だけ何とかなるは滅亡のはじまり
9 勝ちすぎる怖さ
10 正しい理屈と現実
11 そこに固執しない
12 規律と実行

第3章 投資家として成功するためのステップ

13 失敗は成功の元
14 いろいろな方向から学ぶ
15 心の余裕
16 勝ちの原因を明確に知る

第4章 陥りやすい失敗を知る

17 あせりの弊害
18 決めつけをしてはいけない(相場に絶対はない)
19 過去の成功体験(経験値)が逆に仇となるケースがある
20 油断すると負ける
21 忘れられない栄光の弊害
22 勝ちへの執着の弊害
23 小事と大事の優劣を確認する
24 将の五危

第5章 攻撃をするときの正しい考え方

25 効率が最も良いと思われる場面でトレードを仕掛ける
26 局所的に考えるのではなく、総合的に考える
27 節目を意識する
28 大きな金額でトレードをするときの心得
29 木を見て森を見ずに注意

第6章 投資の神髄

30 最高峰の勝者の思考
あとがき


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正誤表

本書に次のとおり誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

48ページ(地図)
(誤)梅津城
(正)海津城

28ページ
(誤)猿の目の間のお金(多い)。
(正)猿の目の前のお金(多い)。



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