『フルタイムトレーダー完全マニュアル【第3版】
戦略・心理・マネーマネジメント――相場で生計を立てるための全基礎知識』
著 者 ジョン・F・カーター
監修者 長岡半太郎
訳 者 山下恵美子
2019年9月発売
定価 本体5,800円+税
A5判 上製本 782頁
ISBN 978-4-7759-7255-7 C2033
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本書は、個人トレーダーのバイブルとして長年ロングセラーを誇ってきた『フルタイムトレーダー完全マニュアル』を全面改定したものである。今最も注目を浴びるトレーダーの1人であるジョン・F・カーターがトレーダーに贈る最高傑作に仕上がっている。本書が早くも古典と言われるゆえんはその内容にある。人気を博した第1版では、市場全体のメカニズム、チャートのセットアップ、トレード手法・戦略、マネーマネジメント、心理的なガイドラインなど多岐にわたるテーマが取り上げられたが、本改訂版ではそれらに以下の点が新たに加えられた。
原題:Mastering the Trade, Third Edition : Proven Techniques for Profiting from Intraday and Swing Trading Setups 3rd Edition by John F. Carter
序論 監修者まえがき 謝辞 序文 はじめに 第1部 基礎編――市場が動くメカニズムを理解し、トレードと投資を成功に導くための最良の心づもり第1章 市場を動かすものは何なのか市場でお金を失う人はこれら4つのことをやっている人 マーケット参加者の痛みを理解すると成功する確率が高くなるのはなぜ? ハーバードビジネススクールでも教えてくれないケーススタディ――これはあなたやあなたの伴侶に起こったことはあるか 私の妻からの言葉――トレーダー、ジョン・カーターとの結婚生活にどう折り合いをつけてきたか 私はどのようにしてトップに上り詰めたのか 「フェイクオーガズム」のセットアップでの稼ぎ方 市場で重要な唯一の経済原理 第2章 トレード心理学入門――学校では絶対に教えてくれないこと 第3章 市場が動くのには理由があるのか 第4章 市場については理解した――では、何をトレードすればよいのか 第5章 株式市場のオープンと同時にやるべきこと――市場の次なる動きを最もよく予測するツールは何か 第6章 初心者トレーダーがたどった旅 ダニエル・シェイ・ガム 第2部 先物、株式、オプション、FX、仮想通貨のためのデイトレードとスイングトレードの最高のセットアップ第7章 オープニングギャップ――なぜこれがその日最初で最大の高勝率プレーなのか第3版の注意点 セットアップを考えずにトレードすることはコンパスを持たずにアマゾンをハイキングするようなもの 市場によってギャップは異なる ギャッププレーのトレードルール やられるのはだれか? ギャッププレーの実例 ギャップが埋まらないときの対処法 フルタイムでトレードできない人向けの戦略 このセットアップのポジションサイズは? ギャップのまとめ 第8章 ピボットポイント――トレンド日には小休止するのに良いポイント、ちゃぶいた日には逆張りの絶好のポイントとなるのはなぜか 第9章 ティックフェード――新米トレーダーからお金を奪う最高なプレー |
第10章 平均回帰――「利食いする最良のタイミング」 第11章 スクイーズ――市場の大きな動きに対してポジションを建てる最良の方法 第12章 ウエーブをとらえよ――どんな市場でもどんな時間枠でもトレンドの正しい側にいる最も簡単な方法 第13章 トレードを早く手仕舞いしすぎないようにするための最高のツール 第14章 スキャルパーアラート――トレンドの変化を素早く見つける最高のツール 第15章 ブリックプレー――日中のトレンド反転をとらえる 第16章 3時52分プレー――上等な葉巻でその日を締めくくれ 第17章 ホープ・アンド・ロープ・プレー――潰されることなくトレンドの転換をとらえよ 第18章 推進プレー――株式、SSF、株式オプションのスイングプレー 第3部 実践編――トレードの現実世界第19章 私のトレードの旅と戦略 ヘンリー・キャンベルトレーダーになりたい? 損切りを置かない 成功の探求 マインドフルネスと柔軟性 ギャンブルとしてのトレード テクニカル分析 時間枠 週足チャート 日足チャート SMAを使うわけ チャートの色 8日EMAと21日EMA スイングセットアップをオプションに使う 対称性 終わりに 第20章 私にとっての最高のセットアップ ダニエル・シェイ・ガム 第21章 私は市場をどのように見ているか、どのように考えているか、また1回のオプショントレードで140万ドル儲けたとき、私は自分の感情をどうコントロールしたか 第22章 トレードでは正しいテクノロジーが重要 ダレル・ガム 第23章 何をやってもうまくいかないときのためのテクニック 第24章 トレードの達人になるためには |
本書はジョン・F・カーターによる“Mastering the Trade, Third Edition : Proven Techniques for Profiting from Intraday and Swing Trading Set”の邦訳である。オリジナルの“Mastering the Trade”は、2007年に『フルタイムトレーダー完全マニュアル 戦略・心理・マネーマネジメント――相場で生計を立てるための全基礎知識』(パンローリング)として翻訳・出版されて好評を博した。これは12年ぶりの大幅改定版にあたる。
さて、この期間に取引環境の整備が大幅に進んだことや情報量が圧倒的に増えたことで、初心者がトレードを始めることそのものは極めて容易になった。その結果、当時はアメリカにおいてもまだ少なかった専業トレーダーという存在も、現在では日本でもまったく珍しいものではなくなっている。一方で、市場の効率化・機械化のほうも間違いなく進んでおり、個別銘柄の単純なセットアップによって濡れ手で粟の利益を得るという機会が少なくなってきたことも間違いなく事実である(もちろんそうした機会は完全にはなくなっていない。社会制度や市場心理に起因するもののように、永遠に残るアノマリーもなかには存在する)。
だが、そうした変化とは別に、私たちにとって大きな朗報としては、近年のオプション市場の飛躍的な成長が挙げられるだろう、私が最初にオプションを学んだ1980年代においては、オプションとは理論は存在しても実際にはOTC(店頭取引)が主体で、売買できるのはごく少数の機関投資家に限られていた。また、上場オプションは選択肢も少なく手数料も極めて高かったことから、到底、短期トレードの対象とはなり得ず、このため個人投資家にとってオプション取引は、事実上は机上の空論であり、絵に描いた餅であった。
しかし、現在では上場オプションの銘柄数と流動性は大幅に増大した。幸いなことに、これらの市場はまだまだ発展する段階、過渡期にあり、既存の市場ほど成熟・洗練されてはいない。別の言い方をすれば、何らかのゆがみを発見できる機会を多く提供してくれるということだ。今後は、間違いなくオプション市場が賢明なトレーダーにとっての主戦場になっていくことだろう。この改訂版はそうした変化を大いに反映した充実した内容になっている。その意味では、第1版の翻訳書の長尾慎太郎氏の監修者まえがきにもあるとおり、本書が日本のトレーダーにとって一種のアカシックレコードになっているという事実は、今もまったく変わらない。私自身も今後も折に触れ、何度も読み返すことになると思う。なお、オプショントレードのより幅広い知識を得たい方には、本書と親和性が高く、最近刊行されたローレンス・A・コナーズの『「恐怖で買って、強欲で売る」短期売買法――人間の行動学に基づいた永遠に機能する戦略』(パンローリング)を合わせて読まれることをお奨めする。
最後に、翻訳にあたっては以下の方々にお礼を申し上げたい。山下恵美子氏は正確な翻訳を行っていただいた。そして阿部達郎氏には丁寧な編集・校正を行っていただいた。また、本書が発行される機会を得たのは、パンローリング社の後藤康徳社長のおかげである。
2019年8月
長岡半太郎
思考停止に陥ったメンバーの1人が次のように言ったのを覚えている。「あの川は俺をやっつけようと、あそこで待ち構えていたんだ」。これは彼の被害妄想と勝手な言い分以外の何物でもない。川がだれかをやっつけようと待ち構えているはずがないではないか。川は当然すべきこと、つまり海にたどり着くために峡谷を勢いよく流れることをしたまでだ。こうした川の性質をよく理解していた者は心の準備ができていたため、あのローラーコースターの旅をうまく切り抜けることができたが、心の準備のなかった者は徹底的に打ち負かされたのである。
トレードもこのいかだツアーとほぼ同じだ。準備のできていないトレーダー(初心者)は、何の心構えもない急流下りの参加者と同じ状況にある。どちらも極端な状況に直面すると、フリーズしてしまうのだ。運がなければ命を失うこともある。たった一度の悪いトレードで、何カ月、あるいは何年分かの利益が吹っ飛んでしまうことだってあるのだ。
プロのトレーダーが金儲けできるのは、彼らがいつも正しいことをしているからではなく、俗にいう「フレッシュミート」をうまく利用する方法を知っているからだ。フレッシュミートとは、経験が10年に満たないアマチュア、つまり準備のないトレーダーたちのことを言う。しかし、プロに脱皮できるトレーダーはごくわずかで、ほとんどはトレードキャリアを通して利用される側にとどまることが多い。幾多の苦難に耐え、コンスタントに勝てるトレーダーの仲間入りをする少数派は、次に述べる真実を学んだ人たちだけだ。
にもかかわらず、毎年何万もの準備不足のトレーダーたちが市場に押し寄せる。明らかに不利な立場にあるにもかかわらずに。まるで、増殖しすぎて集団自殺に追いやられるレミングさながらだ。彼らの頭の中は、一獲千金、ファーストクラスのチケット、ボスをたたき出すといった幻想でいっぱいだ。トレードの実態を知るべきだったと気づいたときには、時すでに遅し。断崖はもう目の前にあり、眼下の海めがけて身を投じるしかない。彼らが行った努力の成果はというと、大きなフラストレーションと絶望、そしておそらく怒り心頭の伴侶、そしてプロのトレーダーに身ぐるみはがされた口座が残るだけだ。
近年では熱狂する仮想通貨市場でも同じようなことが起こった。最初に参入した人は大儲けした。しかし、ビットコインのような市場が突然現れて落ち着いてくると、彼らはほかの市場と同じようにトレードし始めた。あなたがトレードしているのは仮想通貨やネットフリックスではない。あなたのトレード相手は、あなたは間違っていて自分たちは正しいと思っている他人やほかの機関なのである。このことを忘れてはならない。
トレードは、みんな仲良く手をつないでジョン・レノンの「イマジン」を歌いながらお金儲けをしましょう、といった性質のものではない。金融市場はこの地球上で最も民主的な場所だ。男か女か、白人か黒人か、アメリカ人かイラク人か、共和党か民主党かなどは一切関係ない。物言うのは、スキルのみである。
プロのトレーダーになるための唯一の方法は、大移動する羊の群れから抜け出すための武器を手に入れることである。具体的には、前記の5点を考慮に入れたチャートセットアップとトレード手法に加え、大勢の裏をかくトレーダー心理を身につけて有利な立場に立つことである。こういった武器を持たずに興奮と期待だけで金融市場に入っていけば、捕食者の餌食になるだけだ。回転ドアから入ってくる初心者をプロのトレーダーは舌なめずりして待ち受けているのだから。脳天気な初心者はプロにとっては焼きたての厚切りステーキ、つまりごちそうなのである。
戦略を書くに当たっては、本書では株式、オプション、ETF(株価指数連動型上場投資信託)、先物やコモディティ市場、FX(外為)市場でのデイトレードのための仕掛け、手仕舞い、損切り水準について解説するとともに、仮想通貨トレードの更新方法やオンラインサイトで見つかった最新の戦略についても説明する。戦略としてはさまざまな市場やアセットクラスをトレードするデイトレード、スイングトレード、ポジショントレードを中心に解説する。
本書で述べた各種市場のあらましと各トレード戦略はいかなるレベルのトレーダーにとっても役立つ内容だが、特に初心者にとっては、市場の仕組みを知り、諸々の概念やトレードセットアップを明確に理解するうえでは欠かせないものだ。本書を読めば、初心者が勝てない理由ははっきりするはずだ。勝つためには、舞台裏で起こっている市場の力学というものを理解しなければならないのである。また、初心者がプロのトレーダーに食い物にされる理由も理解できるようになるだろう。
中級レベルのトレーダーにとって本書はさらなるレベルアップを図るためのツールとなるだろう。また、プロのトレーダーやインサイダーにとっては直感的に正しいと感じていることがなぜ正しいのかがはっきりすると同時に、パフォーマンス向上のための新たなアイデアを得るための手段となるだろう。
デイトレーダーにとっては、なぜインディケーターだけに依存してはならないのかが理解できるようになるだけでなく、早期に仕掛けるための戦術を発見し、見切りをつけるべきときと波に乗り続けるべきときとを見分ける方法も身につくだろう。スイングトレーダーや証券コンサルタントにとっては、市場の満ち引きの読み方や買いと売りのどちらのサイドに焦点を当てるべきかを知る方法を学ぶことができるだろう。年金口座で投資している投資家は、月次ベースや四半期ベースでタイミングよく投資するアイデアを発見して、投資リターンを向上させることができるだろう。本書は基本的にはフルタイムトレーダーを対象にしたものだが、別の仕事を持つパートタイムトレーダーのためのアドバイスも随所に織り交ぜてある。日々のトレードにぜひ役立てていただきたい。
本書は金融市場に興味をお持ちの方ならどなたでもお読みいただけるが、基本的な知識があることを前提にしている。ただし、仕掛けレベルでの市場概念については第3章で解説している。またオプション売買についての章も設けており、いくつかの基本的なオプション戦略についても詳しく述べているが、すべての方法を説明しているわけではない。つまり、すでに語り尽くされていることや、グーグルで検索すれば情報が得られるような項目については、ここで改めて述べる必要はないと思って割愛した。本書はこれまでに述べられていない新しい概念のみに焦点を絞った。また本書の内容に関連するウエブサイトや参考文献も紹介しているのでぜひご利用いただきたい。
本書では個々のトレードのセットアップに加え、用いるべきハードウエアやソフトウエア、マネーマネジメント、トレーダーの性格に合ったゲームプランの作成といった実用面も紹介している。最後に、翌日のトレードにすぐに利用できる情報については特に重視した。
本書の最大の失敗のひとつは「3時52分プレー」だった。これは長い間私の好みのセットアップの1つだったが、多くの人が本書を読んでこのトレードを始めると、次第に効果を失っていったのである。このプレーの問題点は、それが1日の特定の時間における出来高を伴わないセットアップであるという点だった。したがって、このトレードが効果を失うのに出来高の増加は必要ではなかった。そこで、第3版ではこのトレードは市場の内部要因をより重視する「1日の終わりのトレード」に変更した。このプレーはトレードの逆側にいるのがだれなのかをはっきりと把握することができるため、プレー自体は第3版でもそのまま残した。このプレーを理解すれば、ほかの市場での大引け間際の似たような状況を見つけることができるかもしれない。そのほかのセットアップはそのままである。これらのセットアップのほとんどは私がトレードしている流動性の非常に高い市場に関連するものだ。ヘッジファンドは大きすぎて日中ベースではこれらのセットアップは利用できず、これらの市場を動かしてヘッジファンドがやっていることを埋め合わせることができるほど多くの個人トレーダーはいない。さらに、これまで長い間トレーダーにかかわってきたが、彼らに勝てるセットアップを教えても、彼らはパラメーターを自分たちの性格に合わせていじってしまうのである。そのセットアップで2回連続して負けようものなら、パラメーターをすぐにいじりまわす(「ほら、パラメーターをいじったから、もう二度とそんなことは起こらないよ」)。その結果、セットアップが発生してもボタンは押されないのである。
「なぜそれを他人と共有しようとするのか」という言葉に関しては、私もなぜなのかを完全に分かっているわけではない。私は書くことは好きだが、1冊の本にしようと思えばいろいろな苦労はあるし、多大な時間を要し、集中力と固い決意も必要だ。いつの日にか私と同じように本を書きたいという人々に会う機会も多いが、実際に書く人はいない。彼らを非難しようとは思わないが、本を書くという作業は多大な時間がかかる作業だ。外部からの助けを得たとしても時間がかかる。いろいろな分野で本を出しているほかの著者の話から、本を書くときにはある傾向があることを発見した。自らの手で本を書くためには、あなたの体からそれを絞り出したいという気持ちに駆られなければならないということである。第1版を書くとき私はそれを私の頭の中から押し出したいと思った。そして、6年後(第2版の出版)にも再びこの感情が現れ、そして再び現れた(第3版の出版)。それは、情報の泡が頭の中に現れて、頭をすっきりさせて前進するためには、その泡を頭の中から取り除かなければならないといった感じだ。本を書くことは、短期的には実用的なことだ。「あなたの好みのセットアップはどういうものですか?」と人々に聞かれたら、私は彼らに本書を手渡すだけでよいからだ。そうすれば時間の大幅な節約になる。
もっと長期的に考えると、いつの日にか私の予想よりもはるかに早く死の女神が私にこっそり近づいて私が死ぬとしよう(10代であったのが昨日のことのように感じるが)。本を書くということは、私が死んだずっとあとにも私の一部が生き続け、次なる冒険に繰り出す1つの手段になるかもしれないということである。私はひいおじいさんのことは何も知らない。もしかすると本を書くということは、私の子孫が私のことを少しでも知る手掛かりを与えるものになるのかもしれない。そして彼らがトレードをしようと決めたとき、私の本によって彼らの学習曲線が短縮できればそんなうれしいことはない。トレードは痛みを伴うものだ。もし私の子孫が本書を読んで、フラストレーションをためてコンピューターに怒鳴り散らすことなく、成功するトレーダーになるための心得をいくつかでも見つけることができたのであれば、それで私は使命を全うしたことになる。
本書を読んで、本書から何かをつかみ取った人には感謝する。トレーダーズエキスポなどのイベントでは本書の読者にたくさん会う。買ってくれた本にサインをして、彼らからたくさん話を聞く。本書はトレードの聖杯を探している人、あるいはメカニカルにトレードして残りの人生を楽をして生きるためにシンプルなシステムを探している人には向かない。本書は、自らのトレードスキルと性格を試しながらトレード道を歩んでいこうという人たちのためのものだ。それは日々のプロセスであり、生計のためのトレードを面白いものにしてくれるものである。なぜなら1日として同じ日はないのだから。だれかが本書は読む価値があり、学ぶことがある本だと評価してくれれば、あるいは批判してくれてもよいが、そんなうれしいことはなく、光栄の至りである。
トレードと人生は緊密に絡み合ったものだ。自分自身のことをよく知るほど、あなたの性格にピッタリの市場、戦略、トレード哲学を見つけることができるだろう。さあ、トレードの世界に繰り出そうではないか。
ジョンと私は結婚して20年になるが、一緒に暮らし始めては25年になる。デートも結婚生活もジョンのトレード経験レベルを抜きにしては語れない。ジョンがトレードの荒波にもまれている間、「亭主のそばに寄りそう」ことに対して、いつかメダルをもらえるのではないかと長い間、心待ちにしていた。こうした学習経験を耐え抜くことで、私たちは今ある生活と自由を手に入れることができたと、今実感している。どうか、私たち2人が体験したことから、そしてトレード初心者がトレードで生計を立てようとがむしゃらに頑張ってきた軌跡から学びとり、敏感に感じ取ってほしい。
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