現在、世界各地の株式市場では、同時に株価が大きく下落する「世界同時株安」が年中行事のように繰り返し起きています。
今や資本は国境を越えて大きな利潤を得られるところに、瞬時に動いています。
これこそ「グローバル化」または「グローバリゼーション」の最も重要なポイントです。
グローバル化が進むと、人々の思考も行動も「地球」を単位とするようになり、国というものは相対化されてしまいます。
すでにこうしたグローバル化に対応するために、米欧の証券・先物取引所は合併が相次いでおります。
株式や債券が取引される証券取引所そのものが否応なしにグローバル化に直面しています。
個人投資家も今のうちから投資対象を日本だけでなく、海外の金融商品にも目を向けて比較し、企業やセクターごとに最も競争力があるものに投資するというように意識を変えていく必要があると思います。
本書が、グローバル化時代に適した資産運用への転換にお役にたてれば幸いです。
(『グローバル化時代の資産運用』「まえがき」より)
プログラム
海外の金融機関も視野にいれれば、資産運用の可能性はもっと拡がります。
香港は日本から最も近いアジアのオフショアです。ファンドやETFの種類は
多く、非居住者でも投資家保護があり、郵送で取引が殆ど可能です。
海外でも運用できるようになれば出来る可能性はもっと拡がります。
安定リターンへの戦略
アセットアロケーション(資産配分)の重要性
分散投資(資産の性質、地域の分散、時間の分散)
エマージング諸国への投資とカントリーリスク
各証券市場の時価総額の比較
投資額によって金融機関も変える
銀行・証券会社での運用
ラップ口座での運用
下落時のヘッジ戦略
空売りETF
日経225mini
証券CFD
講師/浅川夏樹(あさかわなつき)
銀座クラブホステス、会社経営者の顔を持つ個人投資家。多彩な経験を活かし『フジサンケイ ビジネスアイ 日曜版』『日経BPオンライン』『Futures Japan』投資コラムを連載中。著書に『夜の銀座の資本論 お金にモテる人になる!』(中央公論新社)、『『円が元を呑み込む日』、『『オーディオブック』、『DVD グローバル化時代の資産運用』がある。主催するサイト http://kaigaitoushi.com
CFD(Contracts For Difference)の日本語訳は「差金決済取引」です。
日経225採用銘柄や海外の上場株式、海外ETF等の約3,500の個別銘柄をはじめ、
SGX(シンガポール)やCME(シカゴ)の日経225先物、NYダウ、ナスダックなど
の海外指数先物もひとつのシステムで24時間、両替の必要なく日本円のみで
取引できます。
詳細は下記のサイトをご覧ください。
http://kabu.himawari-group.co.jp/trade/cfd/index.html
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IMF予測 中国の名目GDPと日本の名目GDP
世界の企業時価総額
銀行時価総額
各指数の時価総額グラフ
S&P/米国債/コモディティ/TOPIX 相関性
ミューチュアルファンド VS ETF
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