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ラリー・ウィリアムズの週刊マーケット分析(ラリーTV)

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ブログ|ラリーTVの視点

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お知らせ

17/2/08 「”スペシャリストの罠”とは」を公開しました。
17/1/13 「通貨先物とFXの違い」を公開しました。
16/12/6 11月28日(月)のフォローアップセミナーを公開しました。
16/12/2 11月28日(月)のフォローアップセミナーの一部を公開しました。
16/11/29 11月28日更新のテキスト版を差し替えました。
16/11/15 11月28日(月)に成田博之氏がラリーTVのフォローアップセミナーを行います。
16/9/9 「安値切り上げ」の解説を公開しました。
翻訳およびブログの成田氏による解説をご覧いただけます。
16/7/11 ラリーTVのブログをご用意いたしました。
翻訳の成田氏による解説をご覧いただけます。
16/6/28 ラリーTVの年会員をご用意いたしました。
10か月分の会費で12か月間のご利用がいただけるので、1か月会員よりお得です。
翌月1日から移行を希望される場合は、月末までにメール(member@panrolling.com)へご連絡ください。

●“スペシャリストの罠”とは……

図1 “スペシャリストの罠”

ラリー・ウィリアムズ氏の著書のなかで紹介されている“スペシャリストの罠”とは、持ち合い相場から離れてブレイクしたあと、ブレイクがダマシであって、ブレイクした方向とは逆へ動くパターンです。

ラリー・ウィリアムズの短期売買法【改定第2版】

ウィリアムズ氏はリチャード・ウィッコフ氏の書籍から多くを学んだと著書で記しています。ウィッコフ氏は彼の著書でニューヨーク証券取引所のスペシャリストが一般投資家の目を引きつけるような売買を執行すると書いています。ウィリアムズ氏はそれを読んで、ブレイクアウトの失敗パターンを “スペシャリストの罠”と呼んでいます。


●通貨先物とFXの違いとは……

上段:CME 日本円通貨先物(日本円・米ドル)
下段:FX ドル円(米ドル・日本円)

FXも通貨先物取引も証拠金で取引する点は共通しています。
しかし、FXは現在(スポット:2営業日先)の価格で取引するのに対して、通貨先物取引は将来の価格を取引します。
そして、FXはおもに相対取引ですが、通貨先物は取引所で取引されています。

日本円通貨先物のチャートは1円あたり何ドルなのか表示されています。
一方、FXのドル円チャートは1ドルあたり何円なのかを表示しています。

FXのドル円はスポット価格を常に表示していますが、日本円通貨先物価格は決済日の価格を表示しています。
例えば、決済日まで40日あると、40日分のスワップポイントを織り込んだ価格になります。
ですから、FXのドル円が100円のとき、日本円通貨先物価格は0.01000(1/100)とは限りません。


ドルインデックス≒ユーロFX


●WillGO(ウィルゴー)と株価

株式市場用に、二つのWillGO指数を開発した;
5週から6週先を予測する短期予測用と20週先を予測する長期予測用のWillGOです。

短期予測用WillGOは1970年に発行した“The Secret of Selecting Stocks”で 解説した紹介した通りで、バロンズの米国債・米株スプレッドレシオの10週間の変化率を5週先へ先行させて表示しています。
これが基本的なアイデアです。

長期予測用WillGOの構成要素は未公開で、今後、公開する予定はありません。
“レシピを教えてしまったら、もう誰もディナーに招待しても来なくなる。”ここは母の教えを守りたいと思います。

では、チャートを使って短期予測用WillGOを解説します。


図1  チャート1:WillGO 2008年−2009年

2009年2月のラリーTVで、米株は2月末から3月の最初の週にかけて上昇に転じると解説しました。
予測は的中して大きな反響をもたらしていましたが、ラリーTVの視聴者にとっては驚きではなかったでしょう。
WillGOがこの上昇を事前に予測していました。

バロンズの米国債・米株スプレッドレシオが1か月先の米株市場を予測できることに驚いていますが、必ず、予測どおりに米株市場が動くわけではありません。
パーフェクトな予測はありません。2008年から2009年にかけての予測が偶然、的中したのかもしれません。
そこで、別の期間をチェックしてみました。


図2  チャート2:WillGO 1986年−1987年

チャート2をご覧いただくとWillGOの凄さはお分かり頂けるでしょう。
もう一度、ここで申し上げますが、WillGOはパーフェクトな予測を提供できません。しかし、WillGOはこの期間、マーケットの転換点と方向性を的確に予測していました。もちろん、1987年の暴落も予測していました。

一度、マーケットが方向感を失い横ばい状態に陥ったとき、WillGOはどちらの方向にマーケットがブレイクするのか示してくれます。


●POIV

POIVとは、Price・Open Interest・Volumeの略で、“価格・取組高・取引量”と訳されます。
ラリー・ウィリアムズ氏の独自開発した指標の一つです。
グランビル氏によって開発されたOBV指標は終値を比較して、陽線引けした時の取引量と陰線引けした時の取引量にわけて、 その差を累計していきます。
OBVは取引量に主眼をおいて、価格変動はチャートを使って分析することになります。
そこで、価格変動と決済されていない取引(取組高)をOBVに追加したのがPOIVです。

POIVの特徴は、決済されていない建玉を分析することで、
次に先物市場でおこる現象を予測できる点です。

POIVが価格(プライス)を先導する傾向に;

POIV↑ 価格↑ ⇒ 更なる価格上昇
POIV↑ 価格↓ ⇒ 反転して価格上昇へ
POIV↓ 価格↑ ⇒ 反転して価格下落へ
POIV↓ 価格↓ ⇒ 更なる価格下落

●アキュムレーション・ディストリビューション(AD)

買い方のエネルギーによる価格の上昇は「アキュムレーション(蓄積)」、売り方のエネルギーによる価格の下落は「ディストリビューション(発散)といいます。
「AD」は、アキュムレーションとディストリビューションの累積値をグラフ化することにより相場の転換時期を表しているものです。

また、アキュミレーションとは大口が、株価をなるべく上げることなく、できるだけたくさんの株を買い集めている状況のことを言います。
彼ら大口はその価格帯で売りに出される可能性のある株を全部買い集めたいと考えています。
大抵の場合、アキュミレーションは下降トレンドの後に行われます。
彼らはありとあらゆる手段を使って、自分が利食いを終了するまでは価格が下がらないようにします。
このように大口が売り抜けをやっている状態をディストリビューションといいます。

価格と比較して、ADラインとの間にダイバージェンスが発生しているのか探ります。
図1のチャートは、価格が上昇しているとき、ADラインは下降しています。


図1 E-mini S&P500先物、ADライン

通常、インディケーターもプライスと同じ方向へ動いていますが、逆の動きをしているとき、ダイバージェンスが発生しています。
価格が上げてきているが、その上昇モメンタムはそれほど強くなく、反転して下落する可能性が高まっている様子が図1チャート下段の黒線からわかります。
ADラインはトレンドやスイングよりも先行して動き出すことがあります。
図2のチャート下段のADラインとプライスに注目してください。
チャートのプライスは高値を更新していません。
(1)の高値は(2)の高値をよりも依然、高くなっています。しかし、ADラインは既に上にブレイクしています。


図2  E-mini S&P500先物、ADライン

ラリー・ウィリアムズ氏によって開発されたADラインは2種類あります:ADラインとPOIVライン
POIVは価格、取引組高、取引高を取り入れていますが、通常のADラインは終値の前日比を使っています。
ラリーTVで紹介されているADラインは主にPOIVラインです。

POIVとプライスの比較も重要ですが、ウィリアムズ氏が最も注意しているのがCOTレポートです。
取組高と取引高の変化が誰によって引き起こされたのか―コマーシャルズであれば、トレンドの転換が間近に迫っていることになります。

【記】なりた・ひろゆき


●Trading Day of Month (TDOM) Rules:ベストトレード日のルール

  1. 第1取引日から第23取引日までの検証結果をリストアップしていますが、エントリーは翌取引日になります。
    例えば、第2取引日がプラスだとして、仕掛けは第3取引日の寄付になります。

  2. エントリーは取引日の寄付になります。米国債先物、NY金先物、E-miniと言った市場はアメリカ東部時間、日曜日の夕方6時に寄り付きます。
    例えば、アクションが月曜日の場合、日曜日の夕方6時に仕掛けます。(日本時間:月曜日朝7時)


  3. ポジションは少なくても一取引日、保有したあと、最初に利がのっている寄付で仕切ります。
    例えば、第3取引日に仕掛けた場合、第4取引日の寄付では仕切りません。最低でも一日間、ポジションを持ってから早くて第5取引日の寄付で仕切ることになります。

  4. ストップは必須です。必ず、ストップを使います。ベストトレード日を解説する際、ウィリアムズ氏はストップについて説明していないときがあります。
    しかし、検証結果のテーブルにストップ額は表示されています。“All: Avg Losing Trade”の列にストップロス(額)が表示されています。

  5. 全ての検証結果は取引枚数1枚をもとにしています。

仕掛けるとき、必ずしも検証結果通りにエントリーしていません。
検証結果は重要ですが、仕掛けるとき、そのときのマーケット状況にもとづいて仕掛けと仕切りを決めています。


●Trading Day Left in the Month (TDLM)Approach:残存取引日のルール

TDOM(ベストトレード日)のルールと違い、TDLMの場合、当日の寄付でポジションを建てます。
例えば、2017年1月の残存取引5日目とは2017年1月25日にあたり、ポジションは1月25日の寄付で建てます。


用語集

●コマーシャルズ(COMMERCIALS)
アメリカの先物市場を管理・監督しているCFTCは、3つに分けられたグループのポジションを1週間に1回、公表している。法律によって、ある一定以上のポジションサイズを保有した場合、そのポジションはブローカー経由でCFTCに報告されることになっている。

第1のグループはコマーシャルズで、ヘッジャー、もしくは当業者、その商品の生産者である。彼らの動向は無視できず、彼らのことをスマートマネーと呼んでいる。 第2のグループは大口投機家である。彼らの多くがファンド運用に携わっている。彼らの特徴として、天井でも巨大なロングポジションを持っている。もちろん、大底でも大量のショートポジションを保有している。 第3のグループは、第1と第2に属していない小口の投機家である。彼らはよく相場で曲がる傾向が強い。

●ロードマップ(ROAD MAPS)
ロードマップは季節性とその市場に存在しているサイクルを組み合わせたインデックス(指標)である。将来の方向と転換点を示している。

●季節性(SEASONAL PATTERN)
すべての市場には、ある時期に上昇し、またある時期に下降する傾向がある。特に、商品先物市場ではそれが明確である。播種、収穫などの季節性は、どの時期にどんな動きが起きるか示している。

●10年パターン(DECENNIAL PATTERN)
 このパターンは、エドガー・ローレンス・スミスによって発表されたものである。彼の主張は、それぞれの年に特徴があり、例えば、今年が2の年(例、2012年)の場合、10年前の2002年と同じような動きをすると言うものである。

●サイクルパターン(CYCLE PATTERN)
 過去2〜3年の動きにもっとも影響を与えている周期を探し出しているので、一定の周期は見られない。

●ナチュラエルサイクル(NATURAL CYCLE)
 ナチュラルサイクルはそれぞれの市場に存在しているユニークな周期である。このサイクルは過去に似た動きを見せていたときのデータを分析して表される。過去の動きとまったく同じ動きをするとは限らないが、信頼性は高い。過去のいつごろが今現在と似た動きをしていたのか探り、その結果をインデックス化してチャート上に表示している。これは、私が独自に開発したインデックスである。


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