目次
第1章 はじめに
1.1 なぜ Python なのか?
1.2 本書の構成
1.3 Python 2とPython 3 について
第2章 さあ、IPython Notebook をはじめよう
2.1 Python Notebook のインストール
2.1.1 Python Notebookの起動
2.2 パッケージ、モジュール
2.2.1 パッケージ、モジュールのインストール方法
2.2.1.1 easy_install の設定/ 2.2.1.2 monthdelta のインストー
ル/ 2.2.1.3 pandas_datareader のインストール/ 2.2.2
Pandocのインストール
2.3 プログラミングの前にMarkdown の使い方を学ぶ
2.3.1 太文字:文字をダブル半角アステリスク(**)で挟む。
2.3.2 斜体文字:文字を半角アステリスク(*)で挟む。
2.3.3 改行 : 行の最後にダブル半角スペースを挿入。
2.3.4 順序無しリスト: *+半角スペース+テキスト。
2.3.5 順序付リスト : 1(数字).+半角スペース+テキスト。
2.3.6 段落:書き込みのない行を段落の前に入れると段落ができる。
2.3.7 見出し: #レベル1の見出し、##レベル2の見出し。
2.3.8 リンク: [リンクのテキスト](リンクのアドレス "リンクのタイトル”)
2.3.9 画像: [画像のテキスト](画像のアドレス "画像のタイトル”)
2.3.10 水平線:一行にハイフン、アステリクス、アンダーバーを続けて3つ挿入
2.3.11 LaTex: $と$の間に数式を書き込む。LaTexの文法を採用。
2.3.12 表組み
2.4 プログラミングとその実行
第3章 まずはPython から
3.1 やりたいことは何だ?
3.1.1 まずラストリゾートを知っておこう/3.1.2 必要なモジ
ュールとライブラリーを意識しよう
3.2 Python プログラムをはじめよう
3.2.1 プログラムの書き方の様式
/3.2.2 データモデル/3.2.2.1 シーケンス型/ 3.2.2.2 数値型/ 3.2.2.3 マ
ップ型:インデックスをもつ有限のオブジェクトから成る集合/3.2.2.4 呼び出し可能型/ 3.2.2.5 モジュール/ 3.2.2.6 クラス/ 3.2.2.7 ファイル/ 3.2.3 式/ 3.2.3.1 算術変換/3.2.3.2 算術演算/ 3.2.3.3 べき乗演算/3.2.3.4 比較演算
/3.2.3.5 ラムダ/ 3.2.4 単純文/ 3.2.4.1 del 文/ 3.2.4.2 return 文/ 3.2.4.3 break 文/ 3.2.4.4 import 文/3.2.5 複合文/ 3.2.5.1 if 文 : 条件分岐を実行する。/ 3.2.5.2 for 文 :for 文ではループカウンターではなく、各要素に対して処理を最後まで繰り返す。
3.3 いよいよPython 標準ライブラリーについて学ぼう
3.3.1 組み込み関数/ 3.3.2 組み込み型/ 3.3.2.1 数値型
3.3.2.2 シーケンス型/ 3.3.2.3 マッピング型
3.4 とりあえずの基本モジュールはDatetime だけ!
3.4.1 Datetime
3.5 やっと来た科学分析用、その他のモジュール、ライブラリー
3.5.1 IPython / 3.5.2 Numpy / 3.5.3 pandas / 3.5.4 matplotlib/ 3.5.5 Scipy / 3.5.6 Statsmodels
第4章 PandasとMatplotlib を使ってみよう
4.1 データのダウンロード
4.1.1 1949 年の日経平均株価の取得/4.1.2 グラフ表示/4.1.3
米国ヤフーファイナンスから日経平均株価の4本値を取得
4.2 データベースの加工
4.2.1 データの結合/4.2.2 データの切り取り(ixプロパティの利用)/ 4.2.3 再サンプリング、サンプリング期間の変更
4.3 データの加工、分析
4.3.1 記述統計/ 4.3.2 動的な分析
第5章 トレンドを理解する
5.1 トレンドとその発生要因
5.1.1 バブルと暴落/ 5.1.2 経済成長と景気循環の仕組み
5.2 日本経済と日経平均株価
5.2.1 景気循環期の日経平均株価の年間変化率の算出/5.2.2
グラフを用いた長期トレンドの把握
5.3 トレンド判定に必要なデータの事前処理
5.3.1 価格/ 5.3.2 価格の対数/ 5.3.3 価格の変化/ 5.3.3.1
価格差/ 5.3.3.2 収益率・変化率(リターン)/ 5.3.3.3 対数収益
率
5.4 日経平均株価の長期トレンドの把握
5.4.1 対数価格表示/5.4.2 日中のリターンとオーバーナイト
のリターン
第6章 トレンドをモデル化しよう
6.1 線形回帰モデル
6.2 標本と母数
6.3 標本回帰式
6.3.1 最小二乗法/6.3.2 最小二乗法の仮定/6.3.3 推定の信頼性
6.4 日経平均株価の確定的トレンド
6.4.1 静的分析/6.4.2 景気循環と日経平均株価の確定的トレンド
第7章 確率的トレンドとは何か?
7.1 確率過程
7.2 ランダムウォーク
7.2.1 ドリフト無しランダムウォーク/ 7.2.2 ドリフト付きモデル
7.3 確率的トレンドとドリフト
7.4 ランダムウォークの判定
7.4.1 単位根/ 7.4.2 拡張ディッキー・フラー検定
7.5 確定的トレンドと確率的トレンド
第8章 さらにグラフィカルに調べよう
8.1 AR モデル
8.2 自己相関と偏自己相関
8.2.1 statsmodels のplot_acf とplot_pacf の利用/ 8.2.2
日経平均株価の例/8.2.3 日経平均株価のAR(1)モデル
8.2.3.1 残差の分析/ 8.2.3.2 景気循環期の標本自己相関と標
本偏自己相関/8.2.3.3 自己相関係数の推定
第9章 3Dサーフェスで見える世界
9.1 ヒストグラムの利用
9.1.1 1日間隔の変化率/9.1.2 250 日間隔の変化率のヒスト
グラム/9.1.3 バブル崩壊前と後の変化率のヒストグラムを比較
/9.1.4 3Dサーフェスの活用
9.2 散布図の利用
9.2.1 1 日間隔の変化率/9.2.2 250 日間隔の変化率の 散布図
/9.2.3 バブル崩壊前後の変化率の散布図比較
9.3 変化率の最大値、最小値の期間構造
第10章 モンテカルロで見える世界
10.1 モンテカルロ・シミュレーションの利用
10.1.1 ランダムウォーク/ 10.1.2 AR(1)過程の生成
10.1.3 ベルヌーイ試行
第11章 季節性とマクロ変数を加える?
11.1 季節性の分析
11.2 平均値の検定
11.3 季節性の具体例
11.4 マクロ変数との関係(単回帰と多変量解析)
11.4.1 単回帰分析/11.4.2 ランダムウォークの悪魔
11.4.3 多変量解析
11.5 経済の構造変化
11.5.1 バブル崩壊後/ 11.5.2 経済は生き物/ 11.5.3 多変量解析の原理
11.6 ついに、スタートラインについた!
第12章 取引戦略の第一歩
12.1 原点の確認
12.2 一定の方式を確立する
12.2.1 相手をよく知る(先物取引の方式)/12.1.2 相手のデータを手にいれる(日経225先物データの取得)/12.2.3 目による確認。/12.2.4 記述統計/12.2.5 各種統計量による確認/
12.2.6 取引戦略/ 12.2.7 リスク管理戦略/ 12.2.8 戦略の改良/12.2.9 戦略の確認
12.3 視点を変える
12.3.1 ブレイクアウト戦略/12.3.2 リスク管理戦略
12.3.3 戦略の改良/ 12.3.4 戦略の確認
12.4 良い制度の利用
12.5 残差の正規性
12.6 中心への回帰
12.7 トレンドと発生させる要因と周期性
付録12.A 日経先物ティックデータから日中、夜間立会の4本値を作る
付録12.B URL のデータをダウンロードするプログラムの構築
第13章 あゆみ値の世界へようこそ
13.1 拘束された人びとの行動
13.2 多様な取引戦略
13.2.1 取引のタイミング/13.2.2 利用する情報の種類による分類/ 13.2.3 情報の所持による分類
13.3 なぜマーケットは動くのか?
13.4 取引成立のメカニズム
13.5 あゆみ値の世界をグラフィカルに分析
13.5.1 実際の過去データを見る/13.5.2 値動きをともなわない取引/13.5.3 各立会の取引の数/13.5.4 値動きのともなわない取引の連続する数/13.5.5 価格差の大きさと頻度/13.5.6
価格差の大きさと頻度の分布/13.5.7 価格差の大きさと取引枚数の分布/13.5.8 実現ボラティリティ
13.6 フラッシュ・クラッシュとその後の評価
付録13.A プログラムコードの解説
付録13.B 最大最小価格差の算出
付録13.C 約定価格差の大きさと取引頻度
付録13.D ティックの大きさと取引枚数
付録13.E 実現ボラティリティ
第14章 あゆみ値から学べ
14.1 価格形成のメカニズムを深く理解する
14.1.1 遮断市場のメカニズム(安定化の取り組み)/14.1.2 開放市場のメカニズム
14.1.3 取引の緊急性(確率的トレンドの形成)
14.2 需給のバランスか? 約定数か?
14.2.1 売り手主導、買い手主導の判定/14.2.2 緊急性取引の売り手、買い手主導の判定/14.2.3 非緊急性取引の売り手、買い手主導の判定/14.2.4 緊急性取引の数と実現ボラティリティ/
14.2.5 緊急性取引の数と各立会中の値動きの大きさ
付録14 プログラムコード
第15章 あゆみ値にありて飛べ
15.1 ダイナミック戦略と取引の継続性
15.1.1 ストップロス戦略/15.1.2 損失限定戦略(ペイオフ複製戦略)/ 15.1.3 リバランス戦略
15.2 シナリオとダイナミック戦略
15.2.1 シナリオによるダイナミック戦略の評価/15.2.2 分析
の精度と情報/15.2.3 戦略の多様性とシナリオ
15.3 マーケットメイカーのトイモデル
15.3.1 保守的なシミュレーション/15.3.2 損切戦略の利用(継続型)
15.4 マーケットメイカーの順番待ちモデル
付録15 プログラムコード
第16章 ランダムウォークを制覇する
16.1 期待値が意味をもつとき
16.1.1 期待値が予測値になるとき/16.1.2 定常時系列と非定
常時系列の確認/16.1.3 ランダムウォークから定常時系列を生成する/16.1.4 相関の拙速な利用は危険
16.2 鞘取りに挑戦する
16.2.1 単純な戦略/ 16.2.2 データの準備/ 16.2.3 限月間スプレッドの特徴/16.2.4 気配値とスプレッド/16.2.5 売買スプレッドの特徴/16.2.6 異なる限月のデータを1つにまとめる/16.2.7 期先物の売買スプレッド/16.2.8 気配値を用いた
限月間スプレッド/16.2.9 まとめ
16.3 本書のむすびとして
付録16 プログラムコード
参考文献