発行書籍一覧 > 現代の錬金術師シリーズ一覧 > ← / →
コンピュータトレーディング入門 合理的な売買プログラム作成のポイント
著者 高橋謙吾 定価 本体2,800円+税 A5判 ソフトカバー 約341頁 2007年9月14日発売 ISBN 978-4-7759-9056-8 C2033
「コンピュータを使ったシステムトレードに興味がある。 しかし、何から手をつけてよいのか分からない・・・・・・」
「売買プログラミングを習得して売買システムを構築したい。 しかし、どのように作成し、検証し、管理していったらよいのか分からな い・・・・・・」
「ある業者から売買システムの購入を勧められている。 しかし、過去と同じように機能するのか不安だ・・・・・・」
本書の目的は、こうした問題を抱える投資家に「道しるべ」を提供することに ある。主な論点は次のとおり。
また本書では、プログラミングの例としてトレードステーションのプログラム 言語「イージーランゲージ」を使用している。これはイージーランゲージが、多 くの世界的に優れたシステムトレード書で解説に使用されており、また多くのト レードツール(売買ソフト)に準拠している「売買プログラムの標準語」だから である。この言語を読み解くコツも紹介する。
売買プログラムの勉強を始めたばかりの初心者は、まるでコンピュータが「打 ち出の小づち」とばかりに儲けさせてくれると勘違いしがち。しかし、コン ピュータによるシステムトレードが、けっして“万能”というわけではない。ろ くに検証もせず実施したのでは、先に待ち構えているのは十中八九「破滅」だ。 そうした初心者の陥りがちなワナにはまることなく、もっと本質的なところで マーケットに挑戦するための道しるべを提供しようというのが、本書の狙いであ る。
1-2 興味がある人ほど向いていない 「俺流」ではトレードに勝てない ギャンブラーではトレードに勝てない パラドックス
1-3 損を生みやすい人間心理 検索容易性 追認バイアス 保守バイアス 追認バイアスと保守バイアスの例 アンカリング効果 代表性バイアス 所有バイアス プロスペクト理論
1-4 コンピュータによるシステムトレードの優位性 50 合理的行動と非合理的行動 システムトレードの定義 裁量とシステム コンピュータの優位性 プログラムを極めれば市場で勝てるのか トレーディングツールの優位性
2-2 変数とは 変数の種類
2-3 リザーブワード 2-4 句読点 2-5 関係演算子 2-6 IF-THEN 2-7 インプット 2-8 BEGIN-END 2-9 売買シグナルの種類 (1) Buyシグナル (2) ExitLongシグナル (3) Sellシグナル (4) ExitShortシグナル
2-10 執行方法 逆指値注文と指値注文の違い
2-11 トレードステーションの機能 指標 ショウミー ペイントバー 記入したコードのチェック
2-12 ストラテジー 2-13 最適化の方法 最適化で注意すべきポイント
3-3 売買する市場の選定 3-4 トレンド手法の決定 トレンドフォロー カウンタートレンド
3-5 流動性 現在値は「現在」ではない スリッページ
3-6 タイムスパン 週足と日中足の違い
3-7 資金量 3-8 プログラムって簡単! プログラムとは 人間の言語とプログラム言語の根本的な違いとは プログラム化への初期段階
3-9 言葉に定義できるか? 3-10 プログラム作成の流れ (1) 仮説を立てる (2) 仮説をもとにプログラム作成 (3) プログラムが想定した動きをしているか試験 (4) バックテスト実施 (5) 手数料を含めたバックテスト実施 (6) フォワードテスト (7) 実際に運用開始
3-11 プログラムデータの管理方法 データ管理ツール
4-3 フィルター フィルターの具体例1 フィルターの具体例2
4-4 新規注文 4-5 損失確定 失敗の処理を失敗しない 損切りの種類 損切り注文の注意点
4-6 利益確定 値幅・増減率による利食い トレイリングストップによる利食い 4-7 よく発生するエラー
5-2 サンプルデータの選定 サイクルの存在 そのデータはどの局面のものか? ベンチマークとの比較 両刀システムのほうが優位性は高い フォワードテスト
5-3 期待値 期待値がマイナスでは意味がない! ブラックジャックの期待値を上げる カウンティング
5-4 プログラム追加の注意点
6-3 ルールには絶対服従 人間の裁量による一時停止 ドローダウン更新時の停止 自動発注をすべきか?
6-4 継続できるシステム作り 勝率と期待値 資金量
6-5 システムの停止も機械的に 機能しているシステムとは 撤退戦略の考え方 システム停止のルール エクセルで算出する方法 統計ソフトで算出する方法
6-6 ポジションの増減方法 固定金額単位モデル
6-7 ポジションサイジング戦略 システムトレード版ポートフォリオ理論 1つのシステムや1つの市場に頼らない 売買システムのポートフォリオ考察例
6-8 システム管理のフロー(まとめ)
7-2 生き残りバイアス 7-3 システム評価方法 パフォーマンスレポート フォワードテスト 新バージョンは別システム
7-4 システムトレード派生商品のチェックポイント
あとがき 付録 システムトレードのための用語集
ページのトップへ
もう、この流れは、だれにも止められないでしょう。ついに日本の個人トレーダーたちに「コンピュータを利用したシステムトレード」が普及する時代になったのです。
もっとも、今までが「異常」だったのです。かなり昔「米国で流行した環境は、10年後の日本で流行する」という話を耳にしたことがあります。インターネットが普及した今では、その差がかなり縮まっていてもおかしくありません。 ところが、ことコンピュータによるシステムトレードの普及に関しては、米国より十数年以上も遅れているのです。
お隣の韓国でも、すでに多くの証券会社がトレードステーションのような本格的トレードツールを提供しています。コンピュータを利用したシステムトレードは、同国の個人トレーダーにとって、もはや当たり前の選択肢なのです。
一方、最近までの日本のシステムトレード環境は、とてもお粗末な内容でした。「逆指値」が発注できるというだけで大騒ぎをするほどでしたから・・・・・・。
日本の貧困な環境をみるにつけ、トレードステーションを利用したシステムトレードを4年近く実践してきた筆者にとっては「日本でも“本当のシステムトレード”を認知してもらいたい」という思いが募る一方でした。日本初のシステムトレードツール構築プロジェクトにアドバイザーとして携わる機会をいただいたとき、その思いを実現できることに喜びを感じたものです。
もちろん、その思いが本書執筆への原動力となりました。本書が、これからコンピュータでシステムトレードを実践する人への「道しるべ」になればと思うのです。
売買プログラムの勉強を始めたばかりの初心者は、まるでコンピュータが「打ち出の小づち」とばかりに儲けさせてくれると、勘違いする傾向があります。しかし、コンピュータによるシステムトレードは、けっして“万能”というわけではありません。ろくに検証もせず実施したのでは、先に待ち構えているのは十中八九「破滅」です。そうした初心者の陥りがちなワナにはまらず、投資家がもっと本質的なところで挑戦するための道しるべを提供できればと思ったわけです。
誤 「5本前を基準として、5 + 4 = 9本前までの期間で最も低い値」 正 「5本前を基準として、9本前までの期間で最も低い値」
P.179 5〜6行目 誤 BarsSinceEntry >= 5 正 仕掛けてからバーが5本以上ある
P.180 1行目〜4行目 5×6 = 30分、60×6 = 360分
P.180 図表4-12 誤) if MarketPosition = 1 and BarsSinceEntry > 5 then ・・・ 正) if MarketPosition = 1 and BarsSinceEntry >= 5 then ・・・
本文105ページに記載されているコードに誤りがありました。 EntryPriceの部分の符号は、すべて逆となります。 誤植のままですと、ポジションを保有した時点で、if文の条件に適合してしまい、 次のBarでポジションが解消される動きとなってしまいます。 正しくは以下の通りです。
============================================================= if marketposition = 0 and Open[1] < Close[1] then Buy ("Long") next bar at Market;
if marketposition = 1 and EntryPrice * 1.1 < Close then Sell ("Ex_long_Profit") next bar at market;
if MarketPosition = 1 and EntryPrice * 0.9 > Close then sell ("Ex_Long_Loss") next bar at market;
if marketposition = 0 and Open[1] > Close[1] then Sell Short ("Short") next bar at market;
if marketposition = -1 and EntryPrice * 0.9 > Close then buytocover ("Ex_Short_Profit") next bar at market;
if marketposition = -1 and entryprice * 1.1 < Close then buytocover ("Ex_Short_Loss") next bar at market; =============================================================
EasyLanguage TOPIX あり いちいち いったん いっぱい いるか かさ かな きれい ころ ご覧ください。 さまざま しま せっかく その場 たいてい ただ つい つか でき とおり どうし どおり なか のど はさみ はし はや ばか めった やり方 アイデア アクセス アクティブ アップ アドバイザー アドバイス アナリスト アプリケーション アプローチ アメリカ アルファベット アンド イメージ インストール インターネット インターネットエクスプローラ インデックス インプット エクセル エディタ エラー エントリ オーダー オーバ オプション カード カーブフィッティング カウンタ カウント カット カバー カリスマ ガイド ギャップ ギャンブラー ギャンブル クォーテーション クリック クロス グラフ グループ ケース ゲージ ゲーム コード コール コスト コピー コメント コラム コンサルティング コンピュータ コンマ ゴールデンクロス ゴルフ サーバ サービス サイクル サイジング サイズ サイダー サイト サイン サンプル シート シェア シカゴ シグナル システム システム化 システム管理 シナリオ シミュレーション ショート ショウ ジョー ジョージ ジョン スーパー スーパーコンピュータ スキャルピング スタート スタイル スティック ステップ ストア ストップ ストップ安 ストラテジ ストレス スピード スプレッド スペル スポーツ スムーズ スリッページ セットアップ セミコロン セミナー ソース ソニー ソフト ソフトバンク ソロス タイミング タイムスパン タイル ダーツ ダウン ダウンロード ダブル チェック チャート チャンス ツール ツリー テーブル ティック テキスト テキストファイル テクニカル テクニカル分析 テスト データ データ管理 ディスカウント デイトレード デッド デメリット トウモロコシ トップ トヨタ トライアル トラブル トレーダー トレーディング トレード トレードステーション トレイリングストップ トレンド トレンドフォロー ドック ドライバー ドライブ ドラッグアンドドロップ ドローダウン ナイフ ナスダック ニュース ネット ネットワーク ノート ノウハウ ハードディスク ハング バー バージョン バージョンアップ バイアス バイト バック バックアップ バッター バッテリー バフェット バブル バランス バン バンド パソコン パターン パッシブ パニック パフォーマンス パラメータ パワー パンローリング ヒント ビギナーズラック ビジネス ピーク ピッチャー ファー ファイル ファン ファンダメンタルズ ファンド ファンドマネジャー フィードバック フィルタ フォルダ フォワード フラット フロー フローチャート ブラックジャック ブラックボックス ブレイク ブレイクアウト ブローカー プライス プラス プル プロ プログラマ プログラミング プログラム プロジェクト プロセス プロット プロテクト プロバイダ プロパティ ヘッジ ヘッジファンド ベース ベンダ ベンチマーク ページ ペースト ペイント ボード ボタン ボラティリティ ボリンジャーバンド ポートフォリオ ポイント ポジション マーク マーケット マージン マーチ マイナス マニュアル マネジャー メジャー メモリ メリット モデル モバイル モメンタム ユーザー ライセンス ライブドア ラッキー ランキング ランダム ランダムウォーク ランプ リアルタイム リスク リスト リセット リターン リング ルータ ルール レース レバレッジ レベル レポート レンジ ローソク ローソク足 ロール ロジック ロング ワード ワイルダー 悪影響 安易 安定 安定性 以上 依存 委託 威力 意思決定 意味 異常時 移動平均 維持 一時停止 一時的 一定期間 一般的 一目均衡表 一連 引かされ幅 引き方 右側 運営者 運用 運用者 営業 影響度 演算子 押し目 億円 下側 何より 何種類 何日分 価格データ 価格差 価格帯 価値 加減 加算 可能 可能性 家庭用 火曜日 過去 過去データ 会議室 解決 解析 改ざん 改造 海里 開発者 各項目 確実 確率 確率的 確立 割り算 括弧内 株価指数 株式会社 株式市場 完成度 完了 感じ方 感覚 感情 感情的 環境 簡易的 簡単 簡略化 関係 関数内 関連 含み益 含み損 危険性 基本的 既存 期待値 機械化 機械語 機械的 機能 気持ち 気配値 季節性 規則性 規律 起動時 逆効果 逆指値 逆方向 急速 拒絶反応 強調 恐怖 興奮 極端 金融商品 句読点 具体化 具体的 具体例 携帯電話 経過 経験 経験的 継続 継続性 継続的 計算結果 計算式 計上 劇的 結果 結果的 結局 月足 月曜日 堅牢性 検証 見え 見え方 見せ方 現金化 現在値 現時点 現実的 現物株 言語 限界 限月 個々 個人 個人的 個別株 古典的 呼び出し 故障 後藤康徳 効率 効率的 幸いです。 攻略 攻略法 更新時 構造 考え方 考慮 講師 購入者 高性能 高速 合算 合理的 困難 根本的 左右 左側 左端 債券 再現 再投資 最安値 最高 最高値 最終的 最初 最小限 最大 最大限 最大値 最長 最低限 最適 最適化 細工 細分化 裁量 作成 作成者 参加者 仕掛 仕組み 使い方 四季報 四本値 四六時中 子会社 思い出 指摘 指標 支持線 私たち 試行錯誤 資金 資金量 事実上 持ち主 持続 時間 時間差 時間軸 時間枠 自己責任 自己満足 自動化 自動売買 自分 自分自身 自由度 執行 実感 実験 実現 実行 実行時 実行文 実際 実施 実証 実践 社長 弱気 主張 主流 取引所 手作業 手順書 手数料 手入力 手法 受講 授業料 収益 修正後 修了 終了 集合体 柔軟性 縦軸 出現 出発点 出来高 出来事 瞬間的 瞬時 順調 処理 処理能力 初期設定 初期値 初心者 書き方 書店 勝率 商品市場 焦点 省略 証拠金 証券会社 証券取引所 詳細 象徴 上出来 上昇 上側 上達 冗長 条件式 条件分岐 状態 信用取引 信頼性 信頼度 心理学 申し分 人たち 人間 人間的 人気 迅速 水曜日 数億 数字 数値化 数百万円 世の中 世界中 性格 性質上 成長 成立 整合性 正当化 生計 精神 精神的 精神力 切れ目 接続 設定 設定値 設備投資 絶好 先ほど 宣伝文 専門家 戦略 選択肢 前段階 全期間 全市場 全世界 粗利益 想像力 想定内 早速 相関関係 相場 相場データ 相場力 総資産 即座 速度 存在 損益 損失 損小利大 他市場 他人 他方 多々 多め 多額 多種多様 多少 多数 多大 多様 体系 体験 体質 対応 対価 対策 対象 代表的 大差 大衆 大小 大損失 大多数 大暴落 第一歩 第三者 単位 単一 単語 単純 単数 単体 単調 探知 淡々 短期 短期間 短期売買 短縮 短所 短絡 端末 知恵 知識 中学生 中括弧 中長期 中立 忠実 注意点 挑戦 調査 調整 長め 長期 長期間 長期的 長者 長所 直感 直近 直接 直接的 低位株 低速 定期的 定期預金 定型化 抵抗線 程度 適合 適正 適切 適当 適用 撤退 鉄則 典型 典型的 典型例 天井 天才 展開 伝達 電源 電子メール 電子取引 登場 投下資金 投資家 投資信託 当たり前 当時 当選 当然 到達 同期間 同時期 同程度 特化 特殊 特性 特徴 独立 突発的 日間 日足 日短 日中足 日本語 日本人 能力 把握 派生商品 破綻 背景色 買い玉 買い注文 買い得 売り玉 売買 売買システム 売買法 発揮 判断 反転 反復 販促 範囲 範囲内 披露 比較的 比率 非効率 非効率的 非合理的 非常 微調整 必勝法 必要十分条件 必要性 筆者 標準語 表計算 不安定 不可欠 不可能 不確実 不思議 不十分 不整合 不得手 不特定多数 不明確 負担 複数台 分析 分足 分単位 文字数 文字列 文法 文法的 平均値 別問題 偏見 変化 変化率 変動幅 保証金 保存 宝くじ 方向性 法則 法律 本格的 本当 本日中 魔術師 万が一 無限大 無制限 命令 明文化 免責事項 目的 目標値 問題 問題点 約定値 優位性 優先順位 有効性 予想 予測 予約語 要注意 落とし穴 利益 利益率 利用 利用可能 利用者 理由 立場 流行 流出 流動性 流用 旅行中 両者 両方 良心的 臨機応変 例えば 冷静 連続 連動 連敗 労力 論理 論理的 乖離 乖離率