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ウィザードブックシリーズ Vol.212

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トレードシステムはどう作ればよいのか 2 トレードシステムはどう作ればよいのか 2
トレーダーが最も知りたい検証のイロハ

2013年11月発売/A5判 310頁
ISBN978-4-7759-7179-6 C2033
定価 本体5,800円+税

『トレードシステムは
どう作ればよいのか 1』

著 者 ジョージ・プルート
監修者 長尾慎太郎
訳 者 山下恵美子



目次 | 著者紹介 | 113ページ System Tester Vers.1.0

System Tester
ダウンロードについて

本書113ページ 13行目に記載の System Tester Vers.1.0 のダウンロードについて、ブラウザが Mozilla や InternetExplorer などでユーザー名とパスワードを尋ねられる場合は、こちらからダウンロードいただけます。
<フューチャーズ・トゥルース誌の人気コーナー>
売買システムのランキング決定者による正しい検証方法
売買システム評価の第一人者による実践的トレーダーのための検証指南!

「株式や債券の投資戦略やトレードシステムであれば、β(ベータ)さえ取っていれば支離滅裂なことをやっていてもランダムに50%以上は当たるのだが、先物市場や為替市場(FX)を取引対象とするトレードシステムの場合は、デタラメをやっていると手数料を考慮すれば50%以上の確率で負けるのである。結果として、株式や債券の場合は、まったく儲かりそうにない投資戦略やトレードシステムでも、それが役立たずだと判明するまでには長い時間がかかる」(「監修者まえがき」より)――。このような時間の浪費をリアルトレーダーはどのように避け、短縮することができるだろうか。そのヒントをシステム開発と評価の世界的な権威が教授してくれる。

本書の内容とは、ケリーの公式とオプティマルfとの関係、短期バイアスの見つけ方、CCIとほかのオシレーター系インディケーター、エクセルのVBAによるシステムの検証とトレード、タートルシステムの再考、2つの固定比率ポジションサイジング、トレンドは依然としてわれわれの友だちか、フューチャーズ・トゥルースのトップ10常連システム、パラメーターはどう設定すればいいのか、など。

われわれトレーダーが検証に向かうとき、何を重視し、何を省略し、何に注意すればいいのか――それらについて示唆に満ちた本書は、実践的システムトレーダーにとってブレイクスルーへの第一歩となるだろう!


著者紹介

原書
GEORGE'S CORNER (#1/2006 - #1/2012)
GEORGE'S CORNER (#1/2006 - #1/2012)

ジョージ・プルート(George Pruitt)
フューチャーズ・トゥルースCTAの研究部長で、『フューチャーズ・トゥルース』誌の編集長。ジョン・R・ヒルの部下。メカニカルシステムの開発、分析、実行およびトレーディングの25年の経験を持つ。1990年、コンピューターサイエンスの理学士の学位を取得してノースカロライナ大学アッシュビル校を卒業。副専攻は数学。数々の論文を『フューチャーズ』誌や『アクティブトレーダー』誌で発表してきた。『アクティブトレーダー』誌の2003年8月号では表紙を飾った。著書に『究極のトレーディングガイド』『勝利の売買システム』(いずれもパンローリング)がある。本書『トレードシステムはどう作ればよいのか』はプルートが12年にわたって『フューチャーズ・トゥルース』のために書いてきた論文や研究をまとめたもの。

ジョン・R・ヒル(John R. Hill)
トレードシステムの検証と評価を行う業界最有力ニュースレター『フューチャーズ・トゥルース』誌の発行会社の創業者兼社長。同誌は、世界初の検証専門誌として、世界中のトレードシステムを客観的な立場から検証し、ランキング付けを行い、プロのトレーダー・投資家だけでなく個人投資家にも高い評価を受けている(http://www.futurestruth.com/)。




目次

監修者まえがき
定義
2006年第1号『天才数学者はこう賭ける』――ケリーの公式とオプティマルf
2006年第2号1996年に開発された2つの適応型システムはこの10年をどう乗り切ったか
2006年第3号やつらが戻ってきた! ジョージが選んだトレンドフォロワー
2006年第4号パターン認識――パターンスマッシャーによる短期バイアスの見つけ方
2006年第5号複雑なパターンの見つけ方――あなたのコンピューターを有限状態マシンにしよう
2006年第6号建玉明細リポート
2007年第1号商品チャネル指数(CCI)とほかのオシレーター系インディケーター
2007年第2号S&P500デイトレードシステムのパフォーマンスの低さはマネジメントのせいか
2007年第3号パート1 エクセルのVBAによるシステムの検証とトレード
2007年第4号パート2 エクセルのVBAによるトレードアイデアの検証
2007年第5号パート3 エクセルのVBAによるトレードアイデアの検証――インディケーターで検証の幅を広げよう
2008年第1号パート4 エクセルのVBAによるトレードアイデアの検証――VBAの検証プラットフォーにサーモスタットシステムを組み込む
2008年第2号とりとめのない話――できただろうに、していただろうに、するべきだったのに……
2008年第3号データ――これほど頭を悩ますものはない
2008年第4号日中データでVBシステムテスター「ガジット」を使う
2008年第5号ピットとこれまでのトレード方法よ、さらば
2009年第1号優先的段階探索法とボブ・パルドの『アルゴリズムトレーディング入門――自動売買のための検証・最適化・評価』(パンローリング)の再考
2009年第3号タートルシステムの再考――タートルトレーディングアプローチに対する洞察
2009年第4号2つの固定比率ポジションサイジング――fixed fractional と fixed ratio
2010年第1号本コーナーのアーカイブから選んだ3つのシステム――これらがなした貢献(フューチャーズ誌とSFO誌で発表)
2010年第2号トレードステーションのカスタマイズした取引時間帯を使って日中の動きをとらえよう
2010年第3号ラッセルデイトレードシステムでリターンを向上させる方法
2010年第4号トレンドは依然としてわれわれの友だちか
2011年第1号パワー全開のラッセル・デイトレーダーには調整が必要か
2011年第2号3冊の本のレビュー
2011年第3号パターン認識――短期バイアスの見つけ方(2006年に書いたコーナーの再考)
2011年第4号フューチャーズ・トゥルースのトップ10常連システムはどのシステムか
2012年第1号仮説は間違っていた!


監修者まえがき

 本書は、ジョージ・P・プルートが『フューチャーズ・トゥルース』誌に書いてきた原稿をまとめた“13 years of George's Corner”の後半部分の邦訳である。著者はフューチャーズ・トゥルース社のリサーチマネジャーで、アルゴリズムの開発および分析の責任者である。彼は、世界中から送られてくるトレードシステムを検証しランキングを付けてきており、本書にはそこで得られた知識や経験が集約されている。

 ところで、フューチャーズ・トゥルース社が主にカバーしているのは、金融先物を含む世界の先物市場である。ここで、先物市場の特性のひとつは、投資におけるβ(ベータ)が期待できないことである。これがもし株式や債券といった有価証券であれば、それらを買って持っているだけで株価が上がったり、利息が得られたりする。つまり何もしないでもプラスの利益が期待できるのである。しかし先物市場で取引されている銘柄の場合はそうではない。例えば金(Gold)を100グラム買って、後生大事に金庫にしまっておき、1年たってから取り出しても、それは100グラムのままである。有価証券と違って売買対象そのものが時間と共に変化したりしないのだ。よって先物市場で利益を上げたければ、買って持っているだけではダメなのである。

 この市場構造の違いは、投資やトレードで利用されるトレードシステムのありようにも影響を与えている。株式や債券の投資戦略やトレードシステムであれば、βさえ取っていれば支離滅裂なことをやっていてもランダムに50%以上は当たるのだが、先物市場や為替市場(FX)を取引対象とするトレードシステムの場合は、デタラメをやっていると手数料を考慮すれば50%以上の確率で負けるのである。結果として、株式や債券の場合は、まったく儲かりそうにない投資戦略やトレードシステムでも、それが役立たずだと判明するまでには長い時間がかかるが、先物やFXの場合は欠陥があればすぐにそれと知れることになる。

 別の表現をすれば、そこでは淘汰のプロセスが非常に早く回っているのである。逆に言えば、そういった高頻度で厳しい選択過程を経て生き残ったトレードシステムには、一見単純に見えるものであっても、それが優れているだけの構造的かつ堅牢な理由があることになる。世に在るトレードシステムのほとんどはまがい物であるが、先物市場で長年使われたものは本物である。プルートは、そうしたトレードシステムについて前書と本書で驚くべき報告を行った。

 なお、原書は13年分の解説を集めただけあって非常に大部なものである。このため翻訳にあたっては13年間を2つに分けており、本書はその後半部分に該当する。原書の前半部分は『トレードシステムはどう作ればよいのか 1』として、パンローリングからすでに刊行済である。読者におかれては本書と合わせ、ぜひ前半もお読みいただきたい。

 翻訳にあたっては以下の方々に心から感謝の意を表したい。翻訳者の山下恵美子氏は分かりやすい翻訳を、そして阿部達郎氏は丁寧な編集・校正を行っていただいた。また本書が発行される機会を得たのはパンローリング社社長の後藤康徳氏のおかげである。

 2013年10月

長尾慎太郎

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■2011年第4号
 フューチャーズ・トゥルースのトップ10常連システムはどのシステムか

 フューチャーズ・トゥルースのトップ10の表は失敗するシステムの指標になるのではないかと長年にわたって非難されてきた。これが正しい場合もある。パフォーマンスが上昇してトップ10に入ったと思ったら、トップ10から外れて二度と再び返り咲かないシステムもあるからだ。しかし、長年にわたってトップ10に入り続けているシステムもある。絶え間なく変化する市場状態に順応し、ユーザーにテクニカルエッジを提供し続けるシステムがそうである。今回の本コーナーでは、過去5年のトップ10の表を見直して、今の先の見えない市場を渡り歩くのに必要な堅牢性を備えているシステムはどれなのかを見極めたいと思う。

 過去5年は、住宅ブームに株価の大暴落、そしてグローバル市場の崩壊など、いろいろな出来事が起こった。システムの多くが完全なる敗北を喫するなか、2008年はうまくいったが、2009年には利益のほとんどを市場に返してしまったシステムもあった。この時期の市場データは実に多様だ。これらのデータを使えばトレードシステムを成功に導くことができるのではないかと私は思っている。これらのデータは将来性のあるシステムとそうでないものを見分けるのに役立つ。しかし、この時期を乗り越えられたからと言って、将来的にも堅牢なパフォーマンスを上げ続けることができるのだろうか。もちろん、将来のパフォーマンスなんてだれにも分からない。しかし、何らかの判断基準は必要であり、歴史はまったく同じとはいかないまでも繰り返す。表1を見てみよう。ここから見えてくるものがあるはずだ。

 この表はマルチマーケット・システムが過去5年の間にトップ10に入った頻度を示している。シンプル・ハーモニーは21回もトップ10入りしている。この表を見ると、どの号ででトップ10に入っていないかも分かる。


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