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YEN蔵 本名：田代岳。株式会社ADVANCE代表取締役。1989年からシティバンク、2003年からはスタンダード・チャータード銀行で為替ディーラーとして活躍。メジャー通貨のみならず、アジア通貨をはじめとするエマージング通貨でのディーリングについて造詣が深い。現在は投資情報配信を主業務とし、その他、セミナー講師、執筆、投資・金融関連のコンサルティングもつとめている。為替に関する情報を発信しているブログ「YEN蔵のFX投資術」やメルマガ「YEN蔵の市場便り」が個人投資家の間で高い人気を集めている。また現在、フォレックラジオ（http://www.forexradio.net/）の月曜日に出演中。 著者運営ブログ YEN蔵のFX投資術 著者メルマガ YEN蔵の市場便り YEN蔵に学ぶFX投資術 中国が世界第2位 01月22日 今週、中国国家統計局はGDPを発表し10~12月の第4四半期が+9.8％、2010年のGDPを10.3％増加としました。 中国が日本を抜いてGDP世界第2位になり、日経新聞の夕刊でも「日本と逆転確実」と報じていました。 ま～人口10億人以上の国ですからGDPがでかいのは当然で、日本は日本で頑張るしかないですね。 日経にグラフがでていて、米国も1990年は6兆ドルのGDPが2010年には15兆ドルと2.5倍になっていますが、日本はその間に成長ゼロなので、中国に抜かれたというより日本が成長していないという印象のほうが強いですね。 この中国の力強い統計が発表されると、中国の引き締めが加速するのではないかとの思惑から、昨日はアジア株下落、商品市場下落でリスク回避的な動きになりました。 しかしドル円は83円台回復で、クロス円を含め円安気味になっています。 ちょうど中国が世界第2位になったとき、胡錦濤・中国国家主席が米国を訪問してオバマ大統領と国賓待遇による会合を持ちました。 ちなみに日本では「胡錦濤（こ・きんとう）」ですが世界では中国語の発音どおり「Hu-Jintao」です。 中国人にもアメリカ人にも「こ・きんとう」といっても通じません。 ここらへんから直していって国際化することが、もしかしたら日本の復活の鍵が隠されているかもしれません。 要するに日本だけで通じるローカル・ルールはやめましょうということです。 オバマ大統領とHu-Jintaoの共同記者会見を聞いていましたが、米国の記者はいきなり人権問題についてHu-Jintaoに厳しい質問を浴びせていましたが、通訳が不調のせいで、その質問が聞こえないと中国国家主席がこたえ、一時場内騒然という感じでしたが、オバマ大統領がとりなして友好ムードを演出という感じでした。 オバマ大統領主催の晩餐会の様子が英紙テレグラフにでています。 ジャッキー・チェンも呼ばれていました。 右上の写真のところをクリックしていくと参加者を見ることができます。 コメント投稿 ↑ページのトップへ

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