『マンガ ウォーレン・バフェット』 漫画化世界初!!
世界一おもしろい投資家の 世界一もうかる成功のルール
電子書籍版 |
著者 森生文乃
A5判 ソフトカバー 178頁/定価 本体 1,600円+税
2003年10月29日発売
ISBN 4-7759-3005-2 C2033
本書の贈呈に対して、
バフェット氏から著者宛にお礼のコメントが届きました!!
■立ち読みコーナー
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ウォーレン・バフェット――。2020年代に入り、90歳を超えてもなお現役である彼の動向には世界中で注目が集まります。それもそのはず。バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ社は、56年間で281万%の成長を遂げ、彼の個人資産も約10兆円といわれるほど。長年、盟友であるマイクロソフト社のビル・ゲイツとともに、億万長者ランキングをにぎわせている世界一の大投資家です。
281万%とは、1965年に彼の会社に100ドル紙幣1枚分でも投資をしていれば、2020年には281万ドルにもなるのです。同期間において、世界一の経済大国といわれるアメリカの代表的な株価指数でも2万%。それよりさらに100倍以上の成長率です。そんな彼の手法や戦略を学ぶための書籍は、世界中で出版されています。
本書は少し視点が異なります。それはウォーレン・バフェットの心と頭の中をのぞくこと。そして、そこから彼が築いてきた投資のルールを探っていきます。彼の資産が特に大きく増えたのは50代以降だと言われています。それまでは、世界一の投資家といえども容易ならざる金融市場で挑戦と失敗を重ねてきました。
1929年の世界大恐慌の翌年に誕生した彼は、生まれた時代もあり、裕福な家に育ったわけではありません。5歳のときからお金について考え、6歳で大好きなコーラを売って利ザヤを得て、さらに新聞配達などで家計を支えたなかで、自分で考えを巡らせ、お金を稼ぐヒントを探していました。そして学生時代には師匠となるベンジャミン・グレアムとの出会いに神の啓示を得た思いをし、投資の世界に没頭していきます。
少しずつ実績を積み上げていたなか不正事件に巻き込まれ、マスコミや世間から「堕落した天使」などと酷評されてしまいます。正しい投資行動だとしても、そのプレッシャーも計り知れないものだったはず。本書では、そのときのバフェットの思考や熱い思いなど人間的な一面を垣間見ることができます。
莫大な資産を築きながらも質素な生活を好み、その資産の多くを寄付しているウォーレン・バフェットの人生は、小さいころからお金について考えるのは正しいこと、そして健全な方法で儲けたお金は悪ではないこと、さらに、経済の発展に大きく寄与する投資は人々を幸せにすることを教えてくれます。
英語版が翻訳出版された本書は、世界中で愛読されています。
バフェットの成功ルール
ドイツ語版 (2006年9月)
ドイツの FinanzBuch Verlag から "Die illustrierte Biografie des erfolgreichsten Investors der Welt - Ein Manga" が発行されました。
中国語版 (2006年3月)
中国の科学普及出版社から『巴菲特(漫画)』が発行されました。
台湾の聯經出版から『巴菲特教人賺大錢』が発行されました。
『Warren Buffet: An Illustrated Biography of the World's Most Successful Investor』として英訳出版されました。
米投資会社バークシャー・ハザウェイを経営するウォーレン・バフェット氏が440億ドルの同社株式を財団に寄贈するとの報道に関連して、「とくダネ!」 (フジテレビ) で本書が紹介されました。
展示中の様子。表紙の拡大パネルに書かれた日本の文字が、海外の方には思いのほかウケたようです。配布していた英語版のサンプルを読んで「続きはないの?」と聞きに来た方も。反応はまずまず。 |
会場の建物。これは「3」ホール。全部で10個のホールに、世界中から出版業界の人が集まります。 |
お世話になったEUREXの方と。 |
『マンガ ウォーレン・バフェット』の発売に先がけ、英語版バフェットを出すべくブックフェアへ行ってきました。ドイツで開かれるこのフランクフルト・ブックフェアは、世界最大規模。会場はシャトルバスが走るほど、1日歩くと足がつるほど広いです。
はりきって、まずはコミックブースへ。ご存知のとおり、日本のコミックはヨーロッパではとても人気です。 ドイツでは『DAISUKI』『BANZAI』など、日本のマンガを翻訳した月刊誌も出ているほど。フィギュアやカレンダーなどのグッズも充実していました。これだけ人気があればバフェットもいけるかな、と思いきや、話はそう簡単ではありません。
マンガというのは、ヨーロッパではまだまだ子供の文化。今回のバフェットのような大人向けの絵柄は、いわゆる「日本らしさ」(=アニメ的)がないので価値がない、というようなことも言われました。それなら投資関連の本を出している出版社ではどうでしょう? ――こちらもやはり「マンガ」というものへの抵抗があるようでなかなか良い感触は得られません。新しい企画というのは難しいものだなぁと軽くため息。
と、バフェットの本を出している出版社が。もうここしかない!! と意気込んでサンプルを渡すと、 「これは面白い!!」「いいアイディアだ!!」と、かなり乗り気な様子。最終的には何社か興味を持ってくださるところがあり、『マンガ ウォーレン・バフェット』は世界デビューするかもしれません。
最高経営責任者バフェット |
麗しのバフェット銘柄 |
マンガ ウォーレン・バフェット |
マンガ バフェットの師匠と相棒 |
投資参謀マンガー |
史上最強の投資家バフェットの財務諸表を読む力 (徳間書店) |
バフェットの教訓 逆風の時でもお金を増やす125の知恵(徳間書店) |
スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (日本経済新聞出版社) |
【その他】
バークシャー・ハザウェイ社株主総会などの様子が収録されたビデオ
耳で「読む」オーディオブック。サンプル音声をお試しいただけます。
バフェット |
いわく、「私の投資法は、85%が | グレアム | で、残り15%は | フィッシャー | です」 |
証券分析 |
賢明なる投資家 |
賢明なる投資家【財務諸表編】 |
新賢明なる投資家(上・下) |
株の天才たち [改題]賢人たちの投資モデル |
ケン・フィッシャーのPSR株分析 |
バフェットが会長を務めるバークシャー・ハサウェイ (http://www.berkshirehathaway.com/) のウェブサイトでは、1995年以降のアニュアルレポートが公開されています。
2001年アニュアルレポート | 2007年アニュアルレポート 年に一度、オマハで行なわれる株主総会の案内が同封されていました |
アニュアルレポートにはバークシャー・ハザウェイ一株当たりの帳簿価値とS&P 500とのパフォーマンス比較表が掲載されています。この表から、1964年から2007年の44年間に同社に長期投資した場合、同社の株価は市場平均を大きく上回り、約4000倍にも成長したことがわかります。
バークシャーハザウェイ | S&P 500 | |
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1965〜2007年の年平均利回り Average Annual Gain 1965-2007 | 21.1% | 10.3% |
1964〜2007年の累積利回り Overall Gain 1964-2007 | 400,863% | 6,840% |
2007年度年次報告書で公開されている投資企業の一部 |
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