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『最高経営責任者バフェット』
あなたも「世界最高のボス」になれる
定価 本体 2,800円+税 /2003年10月31日発売
四六判 ソフトカバー 576頁/ISBN4-7759-7024-0 C2033
著者●ロバート・P・マイルズ
訳者●木村規子
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=====バフェット氏、中国で歌手デビュー!?=====
ウォーレン・バフェット氏が、中国の春節(旧正月)を
祝うインターネットの記念番組に登場し、歌とダンスを披露するそうです。
中国国営の新華社通信によると、この模様は既に収録済みで
春節の日にネットで放映予定とのこと。
■立ち読みコーナー(このテキストは再校時のものです)
目次 |
訳者まえがき |
序文 |
まえがき |
第一章 はじめに |
第六章 天賦の才 |
バークシャー・ハザウェイ年次報告書 |
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バークシャー・ハサウェイ社経営陣の素顔とバフェットの「無干渉経営方式」に迫る!
ウォーレン・バフェット自身のことや史上最大の成功を収めたその投資哲学についてはこれまでにもたくさん書かれてきた。しかしバークシャー・ハサウェイ所有の多彩な企業を率いる経営者としての彼の役割については――今の今まで――まったく書かれたことがなかった。
そこで、バークシャーについて詳しいロバート・マイルズが、バフェットとバークシャーを成功に導いた「無干渉経営方式」について追究を試みたのが本書である。
→つづき
■著者紹介
ロバート・P・マイルズ(Robert P. Miles)
フロリダ州タンパ在住の起業家。バークシャー・ハサウェイの長期株主。著述・講演
活動も行う。その著書『バフェットの投資戦略と企業経営』(東洋経済新報社刊)で
は、ウォーレン・バフェットから「非公式」に支持を獲得。自らの知識を披露すべ
く、数多くの講演活動をこなしている。ミシガン大学ビジネススクール卒。
HP: Robert P.Miles
e-mail: robertpmiles@yahoo.com
■訳者紹介
木村規子(きむら・のりこ)
慶應義塾大学文学部卒。山種証券(現SMBCフレンド証券)本店国際金融部外国債券
課、三菱重工業長崎造船所資材部造船購買課勤務を経て、翻訳に従事。証券会社時代
には、郵貯・簡保などの機関投資家を担当。全米証券業協会登録有価証券外務員試験
(RRシリーズ7)合格。訳書に『地球環境百科』(共訳・産調出版)、『マクベス』
(ニュートンプレス)、『アルウィンのスケッチ入門』(MPC)、『目覚めよ日本
リー・クアンユー21の提言』(たちばな出版)、『賢人たちの投資モデル』『スマートマネー流株式選択術《英和・証券用語集付》』、編集協力に『マンガ ウォーレン・バフェット』(パンローリング)など。
■原書
『THE WARREN BUFFETT CEO : Secrets from the Berkshire Hathaway Managers by Robert P. Miles』
■関連記事
格付けトリプルA、時価総額世界第21位
バークシャー・ハサウェイ社経営陣の素顔とバフェットの「無干渉経営方式」に迫る!
ウォーレン・バフェット自身のことや史上最大の成功を収めたその投資哲学についてはこれまでにもたくさん書かれてきた。しかしバークシャー・ハサウェイ所有の多彩な企業を率いる経営者としての彼の役割については――今の今まで――まったく書かれたことがなかった。
そこで、バークシャーについて詳しいロバート・マイルズが、バフェットとバークシャーを成功に導いた「無干渉経営方式」について追究を試みたのが本書である。
★GEICO資本管理担当社長兼CEOルー・シンプソン、同業務管理担当社長兼CEOトニー・ナイスリー
★バークシャー・ハサウェイ再保険グループ社長アジート・ジャイン
★エグゼクティブ・ジェット社長兼CEOリチャード・サントゥーリ
上の彼らをはじめ、バークシャー傘下の企業経営者たちへの貴重なインタビューを通して、インサイダーである経営陣たちのユニークな物の見方・考え方が手に取るように分かるだろう。
最強持ち株会社バークシャー・ハサウェイを成功させた経営手法が今ここに明らかにされると同時に、バフェット引退後のバークシャーの将来はどうなるのか、そして「オマハの賢人」の後継者はだれになるのか、そのなぞを解き明かすためのヒントも用意されている。バフェットとともに仕事をするチャンスはないかもしれないが、そんなあなたにも「世界最高のボス」の下で働くというのはどのようなことなのか、本書を読めば、きっとご理解いただけるに違いない。
ウォーレン・バフェットおよびバークシャー・ハサウェイの成功は伝説的と言えるほど有名である。しかし、その成功の秘密を理解するには、バークシャーの「無干渉経営方式」がいかに買収先企業を飛躍的に成長させてきたか、その裏側まで掘り下げて見ていかなければならない。そこで、バークシャー傘下の約20人の企業経営者一人ひとりのたぐいまれな人物像を克明に追ったのが本書である。
バークシャーに詳しいロバート・マイルズが主要経営陣へのインタビューを通して、関連子会社のCEOたちがどのように統括されているのか、その様子を魅力的に伝えている。CEOたちと「世界最高のボス」との気取りのない人間関係に加え、バフェットが選ぶ後継者候補やバフェット引退後のバークシャー経営組織の将来像についても光が当てられている。
本書はまず、最強の持ち株会社バークシャー・ハサウェイの土台となる保険会社の話から始まる。15人のチームを率いるバークシャー・ハサウェイ再保険グループのアジート・ジャインが社長としての自らの体験やバフェットから学んだ経営のノウハウについて語り、GEICOの社長兼CEOトニー・ナイスリーとルー・シンプソンが1万8000人もの社員と25億ドルの株式ポートフォリオをいかにしてバークシャーから干渉されることなく管理しているか、その手法を説き明かしている。2人のCEOがそれぞれ業務管理、投資管理を担当するマネジメントモデルは、おそらくバフェット引退後のバークシャーに受け継がれることになるだろう。
内容盛りだくさんの本書は、バークシャーの持ち株同様、実に多様性に満ちている。
- フライトセーフティー・インターナショナル創設CEOアル・ユールチー
- バファロー・ニューズ紙社主兼CEOスタン・リプシー
- シーズ・キャンディーズ・インクCEOチャック・ハギンズ
- エグゼクティブ・ジェットCEOリチャード・サントゥーリ
をはじめ、バークシャー傘下のCEOたちへの貴重なインタビューを通じて、バークシャー・ハサウェイの企業経営の秘密――すなわち、金儲け主義とは無縁の――仕事への一途な情熱、自己の信条を曲げない妥協なき成功哲学がここに今、明らかにされる。
バークシャーの子会社の歴史と各経営者の多種多様な経営スタイルがバフェット流のスタイルといかにうまく調和しているかを追究するとともに、その買収過程の一部始終を追い、バークシャーに買収されて財務的にも経営的にもプラスになったと喜ぶ経営者たちの姿をロバート・マイルズが詳細に描いている。ネブラスカ・ファニチャー・マート、H・H・ブラウン・シュー・カンパニー、スコット・フェッツァー・カンパニーズ、ヘルツバーグ・ダイヤモンドなどの例を見れば、いずれの企業もいかにもバフェットが投資しそうな特徴を備えていることが分かる。また、しかるべき経営陣が定着している企業を完全子会社化するほうがバフェットの好みであることも分かるだろう。
バフェットの投資手法をさらに理解したければ、「傘下の企業とその経営陣をよく見るべきだ」とはバフェットの言葉である。本書ではそれを実行に移すとともに、それ以上の試みを加えている。関連子会社の主要CEOを検証してみれば、バークシャーの傘の下で彼らがいかにして成功を手にしたか、そしてバフェットの指導の下、いかにして毎年、空前の利益を上げてきたか、あなたにも理解できるに違いない。
本書への賛辞
「ウォーレンがこの世で一番偉大な投資家であることはだれもが知っている……が、
企業経営者としての彼の非凡な才能を浮き彫りにした本は本書が初めてである」
――ジャック・ウェルチ
「ロバート・マイルズは明らかに弊社の良き理解者である」――ウォーレン・バフェット
「バフェットからの手紙」バークシャー・ハサウェイ社から届く年次報告書
バフェットが会長を務めるバークシャー・ハサウェイ (http://www.berkshirehathaway.com/) のウェブサイトでは、1995年以降のアニュアルレポートが公開されています。
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2001年アニュアルレポート |
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2007年アニュアルレポート 年に一度、オマハで行なわれる株主総会の案内が同封されていました |
アニュアルレポートにはバークシャー・ハザウェイ一株当たりの帳簿価値とS&P 500とのパフォーマンス比較表が掲載されています。この表から、1964年から2007年の44年間に同社に長期投資した場合、同社の株価は市場平均を大きく上回り、約4000倍にも成長したことがわかります。
| バークシャーハザウェイ | S&P 500 |
1965〜2007年の年平均利回り Average Annual Gain 1965-2007 | 21.1% | 10.3% |
1964〜2007年の累積利回り Overall Gain 1964-2007 | 400,863% | 6,840% |
バークシャー・ハザウェイ 過去20年の株価
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バークシャー・ハザウェイA株(BRK-A)NYSE上場来の日足データをもとにチャートを作成。
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2007年度年次報告書で公開されている投資企業の一部 |
- アメリカン・エクスプレス (American Express)
- バーリントン・ノーザン・サンタフェ (Burlington Northern Santa Fe)
- コカ・コーラ (The Coca-Cola)
- フィリップス (Conoco Phillips)
- ジョンソン&ジョンソン (Johnson & Johnson)
- クラフトフーズ (Kraft Foods Inc)
- P&G (The Procter & Gamble)
- ウォルマート (Wal-Mart Stores, Inc)
- ワシントンポスト (The Washington Post)・・・ etc
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"BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2007 ANNUAL REPORT" Corporate Performance vs. the S&P 500 より
■バフェット関連書籍
バフェットからの手紙 |
麗しのバフェット銘柄 |
マンガ ウォーレン・バフェット |
マンガ バフェットの師匠と相棒 |
投資参謀マンガー |
バフェット合衆国
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■グレアムの関連書
証券分析 |
賢明なる投資家 |
賢明なる投資家【財務諸表編】 |
新賢明なる投資家(上・下) |
株の天才たち [改題]賢人たちの投資モデル |
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