本セミナーでは、サヤ取り手法で長きにわたって確実な成績を収めている講師を迎え、サヤ取りの基本から、一般的に陥りやすい罠、最近の事例などを交えて、実践者ならではの戦略を講義いたします。
今回のサヤ取りセミナーでは、ゴムのサヤ取りについて掘り下げたいと思います。
ゴム先物は、歴史があり海外からの影響を受けにくいという特徴があります。又ゴムと
いう銘柄特有のクセがあり、これらゴムのサヤ取りを実践する為のノウハウを公開し
ます。
他に「逆ザヤについての考察」「異銘柄サヤ取りの考え方」などを扱
います。異銘柄サヤ取りの一環として、株式の銘柄間サヤ取りについてもお話しした
いと思います。
最近、市場の環境も変わり、やや考え方を変えなければならない事も
出てきました。市場環境の変化にどう対応するのか、最近の売買例を挙げながら説明
したと思います。
サヤ取りとは、相場の上げ下げで直接利益を求めるのではなく、連動する複数銘柄の「組み合わせたポジションの値段差の変化」で利益を求めていく売買手法です。リスクを抑え、安定した利益を狙うことができます。
サヤ取りは、サヤすべり取り、オプション売りと並び「世界3大利殖」と称される究極の売買法で、事実、資産運用のプロであるヘッジファンドマネジャーの多くも、その応用手法を取り入れています。
■初心者でもわかりやすい!「サヤ取りコラム」は、
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- はじめに
サヤ取りは・・ビジネスとしての売買法である!
用語の使い方1
用語の使い方2
サヤ取りの戦略
- ゴムのサヤ取り
ゴムの基礎知識
ゴムの先物市場
合成ゴムとの関係
ゴムの季節変動
(1)減産期 (2)通常期 (3)増産期
季節変化とシーズナルスプレッド
ゴムとの相関
東京ゴムとの相関係数
東京ゴム市場
長い目で見た東京ゴム サヤ運動の特徴
期近3本−期先3本のサヤグラフ
東京ゴム期近3本−期先3本
A.2000年3月限−99年12月限
B.2003年7月限−2003年4月限
C.2004年9月限−2004年6月限
D.2001年4月限−2001年1月限
E.2003年10月限−2003年7月限
F.2005年11月限−2005年8月限
G.2006年11月限−2006年8月限
2つまたぎ終値サヤと翌始値サヤの差(板寄せ時)
終値サヤと始値サヤの誤差(板寄せ)
2つまたぎ終値サヤと翌始値サヤの差(ザラバ時)
終値サヤと始値サヤの誤差(ザラバ)
ザラバ中のサヤ取り注文1
ザラバ中のサヤ取り注文2
ザラバ中の板の例
イフダン注文の注意点
イフダン注文の注意点2
やってはいけない注文(不利になりやすい)
- 逆ザヤの考察
−逆ザヤ期のサヤ取り−
逆ザヤの発生要因
順ザヤ正常論
需給逼迫
東京ゴム、期近3本−期先3本
逆ザヤの兆候とポジションの取り方
逆ザヤでの優位性
- 異銘柄サヤ取り
異銘柄の裁定
異銘柄サヤ取りに適さない例
異銘柄サヤ取りに適さない例
異銘柄でもパターン1bが有利
銘柄ごとのサヤの影響
相関係数
銘柄選択に相関係数を使う場合
東京IOM一般大豆との相関係数
例)アラビカ−ロブスタの相関係数
原油を絡める場合の注意
東京原油先物の決済制度
異銘柄サヤ取りでの枚数比率
トゥルーレンジ
ATRで枚数比率を決める
30日ATR(8/16現在)
30ATRから算出した適正枚数
ゴム−ゴム指数の場合
株式銘柄間サヤ取り
株式サヤ取り−他の方法
- サヤ取り−最近の傾向
- パンレポートと講師の売買
レポートのポイント−東京ゴム−
レポートのポイント−NON大豆−
- おわりに
−更なる上達を目指して−
リスク管理と資金管理
奥が深いサヤ取り
こつこつ儲ける
お勧めの書籍
『商品の時代』(日経新聞社刊)で、ジム・ロジャーズ氏は、需要と供給の原則を強調し、"株式市場"と"商品市場"は、18年ごとの周期で変化することを明らかにしています。
「これから10年〜15年は商品の時代になる」とメッセージするとともに、投資家であれば商品市場に目を向けないことは、大きな収益機会を逃すだろうと言っています。
商品市場で人気の高いガソリンなど
の大きな値上げは記憶に新しいでしょう。
現在、金、
白金などの値段も大きく上昇するなど、商品市場は、とても熱い魅力的な市場です。
身近な商品である、コーヒー豆、トウモロコシ、砂糖などもスーパーマーケットなどで値段の変化を感じることができます。
■リアルマネーコンテスト・チャンピオントレーダー
塩坂洋一さんにインタビュー!
(Q) 商品市場(商品市場のセミナー)の不安材料はボリュームがないこと、
だと思いますが、それでも儲かるのでしょうか??
ファンドや商社などのように1ロットの注文を50枚、100枚という単位で
出すのであれば市場・銘柄によってボリューム=出来高を気にするのは当然の
ことであるが、個人投資家が1ロットの注文を2枚・5枚・10枚といった
単位で、日本市場のアクティブマンスである先限に出すのであれば、東京金、
東京白金、東京ゴム、東京ガソリン、東京N−GMO大豆、東京トウモロコシ
などについては全く問題ない話である。20枚・30枚という注文を出したい
時には寄付・大引などを用いれば、これも概ね問題ない。
前記の銘柄よりは相対的に注意を払うことが必要だが、東京銀、東京灯油、
中部ガソリン、中部灯油、東京一般大豆、東京アラビカコーヒー、東京粗糖など
の銘柄群についても先限を用いている限り、売買に大きな不都合は生じない。
大勢を定義したトレンド・方向性でアウトライトの売買をするときは、先限の
限月が交代するときに乗り換えて行けば良い。
サヤ取りについても以下のようなコメントをいただきました。
鞘取り売買の場合であるが、異銘柄鞘取りとなるストラドル取引では基本的に
先限を用いれば問題ない。利が乗っている場合なら、6番限から5番限への限月
交代時は持続し、4番限への移行前あるいは3ヶ月以内に手仕舞を心掛けるよう
にすれば良い。同銘柄異市場アービトラージも、概ね上述した銘柄群であれば、
期先2限月であれば問題ないし、期中限月の場合は価格の歪み・乖離の幅に応じ
て枚数を調整する方法で対処する。同銘柄限月間スプレッド取引の場合も価格の
歪み・乖離の幅に応じて期近限月のボリュームリスクに合わせて枚数を調整する。
質問の不安材料も含めて重要なのは、そのトレードのアイデアが正しいか否かだ。
トレードのアイデアが正しいものであれば儲かる。これが答えである。
(塩坂)
講師/羽根 英樹(はね・ひでき)
1993年からサヤ取りを始める。現在でもサヤ取りを主力にトレードする個人トレーダー。着実に利益を積み重ねており、パンレポートでも「サヤ取りの実践」を連載中。
サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 増補版』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』(全てパンローリング)などがある。 (→ブログ)
■セミナーご参加者様のお声
満足度100%!アンケートにお答えいただいたお客様全員が「大満足」「満足」とお答えしました!
ファンダメンタルズの内容が多くためになりますが、テクニカル的な内容も欲しかった。
とても役に立ちました。
逆ザヤの考察は良かった。
サヤ取りの最近の動向については印象深い。
枚数はボラティリティにも関与する、参考になった。
最近の傾向を(ファンドの動き程のものでなくよいので)あと2〜3例知りたかった。
サヤ取りの将来についての話は素晴らしかったです
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