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証券会社にて日経225先物を中心とした自己ディーリング業務に8年間従事。他にTOPIX先物、現物株式(ロング&ショート)、225オプション、海外株価指数先物などのディーリングを行う。システム売買を得意とする。 99年よりトレードステーションをリアルタイムデータで使いシステム売買を行っている。
今日から空売り規制が強化されました。 http://www.fsa.go.jp/news/20/syouken/20081027-2.html 上の金融庁のサイトによれば、今までのルールは、 (1)原則直前の価格以下での空売りを禁止した価格規制 (2)売付けが空売りであるか否かの別の明示・確認を取引者等に義務付ける明示・確認義務 (3)各取引所における、全銘柄合計及び業種別の空売り状況の日次公表 今回の追加ルールは、 (1)売付けの際に株の手当てがなされていない空売り(Naked Short Selling)の禁止。 (2)一定規模(発行済株式総数の原則0.25%)以上の空売りポジションの保有者に対する、証券会社を通じた取引所への報告の義務付け。取引所による当該情報の公表。 追加ルールに関しては、(1)は制度信用の新規売建とはちがうし、(2)は発行済株式総数の原則0.25%以上を空売りしている人のみ該当だから、普通の個人等投資家には売買の制限はあまりなさそうです。 ただ、該当する機関投資家や大口投資家の空売りの買戻しで市場が一時的に上向く可能性が高いです。 2002年2月27日にアップティックが導入されたときもそうでした。 急激に市場が上昇した上に、コールのインプライドボラティリティも急上昇したので、ネイキッドでコールを売っていた人は大きなダメージを受けました。 当時は、個人がSPAN証拠金でオプションを売れるようになったばかりの時代で、当時は動いても500円くらいだったので、1000円OUTのコールとプットを売るショートストラングルが流行っていました。 今回の空売り規制の強化も、皆さん十分に注意されてください。 その当時のチャートを載せておきます。 グレーの色のついている部分が空売り規制の始まった2002年の2月27日から目先の天井までです。
株式市場は、未曾有の下落に包まれていますね。 30年に渡って環境が大きく変わっても機能してきたシステムは、今日明日に機能しなくなるということはありませんので、使い続けて頂ければと思います。 勝つためには続けるということが非常に大事です。 スクリーニングして出現銘柄数が自分には多いなと思った場合には、東証33業種の分類に従って、各業種から1銘柄づつ選べば、33銘柄で分散可能です。 各セクターから1銘柄選ぶ方法は、下落率の一番大きな銘柄でもいいですし、出来高の一番多い銘柄でもいいですし、他の選択方法でも一貫した選択方法ならどれでも機能すると思います。 厳しい相場展開が続きますが、ここが正念場なので頑張って頂きたいと思います。 この歴史的相場を乗り切れば、トレーダーとしても大きな自信になると思います。
株の暴落が激しいですね。 昨日はTOPIXが1,000ポイント割れしました。 日経平均株価も10,500円割れで、1万円割れも視野に入ってきた感じです。 今朝のシカゴが10,095円なので。。。。 月足の長期チャートを載せておきます。 下落の目処のご参考に。 日経平均月足 TOPIX月足