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ウィザードブックシリーズ Vol.56

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投資苑2
トレーディングルームにようこそ

エルダー博士の電子書籍

2003年7月29日発売/A5判 上製本
ISBN ISBN4-7759-7017-8 C2033
定価 本体 5,800円+税

著者 アレキサンダー・エルダー
監修者 長尾慎太郎
訳者 山中和彦


著者紹介 | 目次 | 正誤表 | 関連書籍 | エルダー博士セミナー風景

◆立ち読みコーナー  監修者まえがき ・ はじめに ・ 第1章 (本テキストは再校時のものです)


著者

エルダー博士

原書

『Come Into
My Trading
Room』

ブルベア大賞2003 準大賞受賞  (ブルベア大賞2005とは)

世界的ベストセラー『投資苑』の続編、ついに刊行へ!
エルダー博士はどこで仕掛け、どこで手仕舞いしているのかが今、明らかになる!

「優れたトレーダーになるために必要な時間と費用は?」
「トレードすべき市場とその儲けは?」
「トレードのルールと方法、資金の分割法は?」

本書はこうした疑問にずばり答えます。

著者は、プロのトレーダーにしてテクニカル分析の権威、そして精神分析医でもある アレキサンダー・エルダー博士。国際的なベストセラーになった前著の『投資苑』の 刊行から9年、本書『投資苑2――トレーディングルームにようこそ』は、エルダー 博士の最新の知見とアイデアを盛り込んでいます。

本書の第1部は、「カモにされない金融トレーディング」という見出しが示すとお り、初心者向けの簡潔なガイドですが、ベテランのトレーダーにとっても重要な事項 を含みます。あらゆるトレーダーに欠かせないテーマ――市場の選択、金融理論の解 釈、障害の克服法――を説き明かします。

第2部は、エルダー博士流トレーディングの核心に迫ります。それは、トレードの3 つの側面、マインド(心理)、メソッド(方法)、マネー(資金)です。まず、勝利 のカギになるマインド面の規律。次は、最適なトレードの見つけ方、仕掛け、手仕舞 いについて。エルダー博士は好みのツールを披露して、システムテスト、デイトレー ディング、さらに、新開発の衝動システム、セーフゾーンストップなどを解説しま す。これらの方法を利用すれば、株式、先物、オプション、通貨などのあらゆる市場 を高度の確信に基づいてトレードすることが可能になります。テクニカル分析に引き 続いて、勝ち残るためには欠かせない資金管理のルールを解説します。エルダー博士 は、取引口座を潜水艦のような多隔壁構造にして一部浸水しても沈没しないようにす る方法を明らかにします。

第3部の「組織化されたトレーダー」では、時間と努力の組織的な活用を解説しま す。これは、ほかのトレーディングガイドにはない斬新なアイデアで、市場の選択と 意思決定の過程について習得します。優れた記録は、経験から学び、さらに力量を高 める役に立ちます。エルダー博士は、真剣なトレーダーには必須の4種類の記録―― そのうち3つは過去のトレードを見直すため、もうひとつは次のトレードを考えるた め――について明快に解説します。

本書の最終章で、エルダー博士は、自分のトレーディングルームに読者を招き入れ、 最近実際に行った6つのトレードについてチャートを用いてその仕掛けと手仕舞いを 詳述しています。

本書は、エルダー博士の20年に及ぶトレーディングの実践や教授としての経験が結晶 したものなので、株式、先物、オプション、通貨などをトレードする新たな方法をマ スターするための確かなガイドになります。エルダー博士のトレーディングルームを 出るころには、あなたのトレーディングはさらに高度で知的で成功するレベルに達し ていることでしょう。

あなたは成功したトレーダーになることができます。今までも、たった今も、きょう も、世界のどこかで成功したトレーダーが生まれています。学ぶことが好きで、リス クを恐れず、利益に魅力を感じて、仕事に打ち込む心構えがあれば、前途に大きな目 標が生まれます。

本書は、エルダー博士の前著で国際的なベストセラー『投資苑』の3つのM(マイン ド、メソッド、マネー)をはるかに凌ぐ内容です。戦略だけではなく資金と時間の管 理法も示されているので、自信を持って市場に参入し、利益を上げて退出できるよう になります。本書は――専門的なアドバイスと実績に裏づけられたトレーディング 法、おまけにエルダー博士自身のトレーディングルームを誌上訪問するという極めて ユニークなアイデアによって――初心者を教育しプロをさらに強力にします。エル ダー博士は、実際に行われた数例のトレードの具体的な仕掛けと手仕舞いを通じて、 本書の主要なアイデアを説き明かします。

《本書の内容》
●トレーディングに必須事項を徹底的に解説
●トレーディングの心理を個人心理と群集心理の両面から概説
●テクニカル分析を新たな指標とシステムを加味して概説
●リスクコントロールと資金管理を段階的に指導
●記録のつけ方と時間管理を精細に指示
●エルダー博士のトレーディングルームを誌上訪問し、博士が行った最近のトレードの数例を体験

実際に市場で資金を賭けるのは、必ず、この本の指南書であり姉妹本である『投資苑 2 Q&A』の演習を済ませてからにしてください。『投資苑2 Q&A』には100の設 問とその答えやチャートが約50例ありますから、自分の知識をテストしましょう。自 己採点して、トレーディングの9つの主要な分野について十分な知識があるか確認し てください。8つの過去の事例を検討して、仕掛けと手仕舞いのポイントを選択し、 その各トレードに必要なことをどの程度理解しているか見極めます。エルダー博士の 指南書を利用して、ほかのトレーダーと対等に競争して勝てるかどうか確認するわけ です。

本書は、株式、先物、オプション、通貨などをトレードする新たな方法をマスターす る役に立ちます。圧倒的な深さと幅を備えた解説によって、あこがれのトレーダーに なる最大のチャンスが開けます。



■著者紹介 アレキサンダー・エルダー(Alexander Elder)
アレキサンダー・エルダー医学博士は、プロのトレーダーにしてテクニカル分析の権 威、さらには現役の精神科医でもあります。ファイナンシャル・トレーディング社を 創設し、世界中のトレーダーを対象にした集中トレーディング講座を実施していま す。エルダー博士の最初の本である『投資苑』とその指南書『投資苑がわかる203問』 の原書は16万冊の売り上げを記録し、9カ国語に翻訳されています。エルダー博士の ウエブサイトは、
http://www.elder.com/

◎エルダー博士著書


電子書籍

電子書籍

利食いと損切り
のテクニック

投資苑

投資苑がわかる203問

投資苑2 Q&A

投資苑3

投資苑3 スタディガイド

■監修者/長尾慎太郎(ながお・しんたろう)
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社などを経て、現在は運用プログラムの開発を手掛ける。クオンツアプローチによるシステムトレードを専門とする。訳書に『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』『タートルズの秘密』『新マーケットの魔術師』『マーケットの魔術師【株式編】』『デマークのチャート分析テクニック』(いずれもパンローリング刊、共訳)、監修に『ワイルダーのテクニカル分析入門』『ゲイリー・スミスの短期売買入門』『ロスフックトレーディング』『間違いだらけの投資法選び』『私は株で200万ドル儲けた』『バーンスタインのデイトレード入門』『究極のトレーディングガイド』(いずれもパンローリング刊)など、多数。

■訳者/山中和彦(やまなか・かずひこ)
英会話学校のティーチング・スタッフおよび予備校の英語講師を経て、現在は自営業。相場は学生時代から相当に打ち込んでおり、『投資苑2』を翻訳しながら原著者の精神科医・エルダー氏の精神分析を受けているような臨場感があった。


■目次

監修者まえがき
はじめに
 本書の構成について
 男性か女性か?

第1部 カモにされない金融トレーディング

第1章 投資? トレード? ギャンブル?
     賢明なる投資家
     賢明なるトレーダー
     賢明なるギャンブラー

第2章 どの市場をトレードすべきか?
     株
     先物
     オプション

第3章 最初の数歩
     成功の外的障害
     道具の整備
     分析とトレーディング


第2部 成功するトレーディングの3つのM

第4章 マインド――規律のあるトレーダー
     市場のなかを夢遊病者のようにさまよう
     教祖のせいにする
     円熟したトレーダー

第5章 方法――テクニカル分析
     基本的なチャート
     指標――弾倉に5発の弾丸

第10章 日記の解釈――市場記号論
     システムテスト
     トリプルスクリーンの更新
     デイトレーディング
     衝動システム
     市場温度計
     刺激的なトレード
     トレード対象の選択

第7章 資金管理の公式
     計算能
     経営者のリスクと損失
     2%策――サメ防止
     6%ルール――ピラニア防止
     ポジションサイズ
     資金管理の段階


第3部 トレーディングルームへようこそ

第8章 組織化されたトレーダー
     トレーダーのスプレッドシート
     資金カーブ
     トレード日誌
     行動計画

第9章 生計のためのトレーディング
     規律と謙虚
     時間はありますか?
     意思決定の木
     初心者、セミプロ、プロ
     プロになる

第10章 トレーディングルームへようこそ
     日誌からの抜粋
     次のトレード

謝辞
参考文献
著者について

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■監修者まえがき

"Trading for a Living"(邦題『
投資苑』パンローリング刊)から9年の歳月を経て、アレキサンダー・エルダー博士は本書である“Come Into My Trading Room”を著した。精神医学を専門とするエルダー博士は、前作に引き続き本書でも、独特のさまざまな観点から考察を行っている。ここで核となっている「マインド(心理)、メソッド(方法)、マネー(資金)がトレードで成功するために考慮すべき不可欠な要素である」という考え方は、最近でこそ必ずしも珍しいものではなくなったが、逆に、そういった概念が今日普及したということは、何よりエルダー博士の前著が業界にそれだけ強い影響を与えたということの証拠であると言える。

 さて、本書にはエルダー博士が自ら開発、利用し、実績を挙げてきたツールや売買手法が紹介されていることもその魅力のひとつではあるが、さらに目を引かれるのは、順を追って通読することによって、読者がトレードにおけるさまざまな問題点を認識し、各々の置かれた環境、条件に照らして、無理のない運用形態を選択できるレベルに導かれるようになっていることである。あまたある投資手法のなかから、マーケットそのものの特徴や問題点、あるいはトレードを行う側の個人的な事情や制約条件を正しく把握し、適切な投資手法を選択するプロセスは成功のために不可欠な条件であると言える。本書はその段階に至るまでの迷いや回り道による無駄や損失を大幅に軽減する手助けとなるであろう。限られた時間、限られた運用資金でもってトレードを始める私たち個人投資家にとっては、これは非常に大切なことである。トレードでの成功を売買の総合的な技術、知識の向上のプロセスとしてとらえる場合、エルダー博士のように実践家であり、かつ心理学者である先達の導きが得られることは心強いかぎりである。

 最後に、本書の翻訳に当たってくださった山中和彦氏、編集・校正をしていただいた阿部達郎氏(FGI)、パンローリング社社長の後藤康徳氏に心から感謝の意を表したい。本書の題名には「トレーディングルーム」という言葉が含まれているが、その内容は、いわゆるトレードだけではなくすべての投資家、投機家にとって有益な示唆に富むガイドブックである。また前作と同様に、本書にはスタディガイドである「投資苑2 Q&A」も用意されている。本書に紹介された内容に共感し、そのエッセンスを確実に身につけたいと思われる読者におかれてはぜひこちらを使って演習されることをお勧めする。この書籍が読者のトレードに何らかの形で役に立つことができれば、関係者一同の幸せとするところである。

 2003年7月

長尾慎太郎




■はじめに

 「あなたは自由になれます。世界のどこでも暮らし仕事をすることができます。日常の雑事から開放され、誰に従う必要もありません」――私の最初の本『投資苑』はこの言葉で始まります。あの本を出版してから、トレーディングで成功して自由になった人々に出会って友人になることが、私の大きな喜びになりました。私は年に数回トレーダーズキャンプを実施して、遠隔のリゾート地で1週間の集中講座を開催します。生徒のみなさんの成功が楽しみです。ある株式ブローカーは専業トレーダーになり、自分のビジネスをやめ、リオに引っ越してラテン系の女性に対する生涯の興味を深めています。ある女性の心理学者はオプションの売り手として大変な成功を収め、夫の早期退職の資金も負担して夫婦でバージン諸島に移住し、自称シンクロナス・ハンモッキングの専門家になりました。ある男性は、バーモントで山をひとつ買ってその頂上に建てた家からトレードしています。生徒のみなさん全員がこのように成功できればいいのですが、事はそんなに簡単ではありません。

 トレードで成功するために必要な生来の資質がいくつかあり、それを欠く人はトレードを始めることさえ避けたほうがいいでしょう。それは、規律、どのくらいのリスクに耐えられるか、数字に強いことなどです。大きく肥満して酒にいりびたりでタバコをやめられない場合、その人は規律を欠いています。あまりにもこせこせとけちな人はいつもピリピリして市場のリスクに耐えることができません。のろまで単純な計算を素早くできない人は、価格が急激に変動すると途方に暮れてしまいます。

 トレードで成功するためには、規律、どのくらいのリスクに耐えられるか、計算能力のほかに、3つのM、つまり、マインド、メソッド、マネーが必要です。マインドとは、心理的なルールを整備して市場のノイズの真っただ中で冷静さを保つことです。メソッドとは、価格を分析し意思決定の木を構築するシステムのことです。マネーとは資金管理を指し、いかなるトレードでもリスクにさらすのはトレーディング資金の小さい部分に限ることです。つまり、潜水艦は多くの区画に分割されていてひとつの区画に浸水しても沈没しないようになっていますが、自分の取引口座もそんなふうに組み立てるわけです。こうしたスキル――心理、トレーディング戦術、資金管理――を身につけることは可能なのです。

 どれくらいの時間をかけたら有能なトレーダーになることができて、そのコストはいくらかかるのでしょうか? どんなルールを設定し、どういうメソッドを用いて、トレーディング資金はどのように分割すればいいのか? 学ぶべきことの第一は、第二は、そして、第三は何か? どの市場をトレードすればよくて、どれくらいの儲けを期待できるのか? こうした問題に興味がある方に本書はピッタリです。

 トレーディングで成功することは可能です。成功するのは、従来も、今日のこの瞬間も、ゼロから始めてトレーディングを習得し、豊かに生計を立てている人たちです。大成功して大金を手にする人もいます。無知か、あるいは規律を欠いて、失敗する人もいます。本書を読めば、無知の問題はなくなります。さらに、私は声を大にして何度も何度も、規律のある、理性的な、プロフェッショナルなトレーディングを強調します。

 トレーディングは自己発見の旅です。習得が楽しかったら、リスクを恐れなかったら、報酬に魅力があれば、仕事に打ち込む心構えがあれば、前途に大きな目標が生まれます。努力を重ね自己発見を楽しみながら前進してください。
 成功を祈りつつ、さあ、始めましょう。

本書の構成について

 心を込めた本には、独自の傾向があり、書き進められるなかで成長し変化します。最初に計画があって本を書き始め、いつのまにか、その計画をはるかに超えたところに来ているのです。

 私が本書を書き始めたのは3年前で、ニューヨーク行きの飛行機に乗っていて、メキシコで実施したトレーダーズキャンプからの帰路でした。いつもより初心者の割合が高く、その多くは女性でした。生徒のみなさんは、冗談めかして「間抜けのためのトレーディング」という本を終始求めていました。私たちのグループに間抜けはだれもいませんでした。生徒のみなさんは、頭が良くて、鋭敏で、意欲がありました。しかし、ルールとツールを習得する必要があったのです。私は、短くて実用的な手引を――タイトルは『カモにされない金融トレーディング』にして――クリスマスまでに書き上げようと思いました。

 私の計画が完成するとクリスマスが3回過ぎていました。初心者向けの部分は簡単に書けましたが、さらに掘り進んでトレーディングの深みに達し、『投資苑』以来9年の間に私が習得したことを書きました。私は新たな指標とシステムを開発したのです。私の資金管理は明快さを増し、また、記録をつけるための新たな手法を考案しました。数百人のトレーダーと作業をともにした結果、でたらめで一貫性を欠くトレーディングを、冷静でプロフェッショナルなスタイルに転換させる教育方法が明らかになりました。今、簡単に本書の構成を解説します。その価値がよく分かると思います。

 第1部の「カモにされない金融トレーディング」は、トレーディングに興味を持ち始めたばかりの人を主な対象にしています。成功するためにはぜひマスターしなければならない事項を提示し、大きな落とし穴の周りには危険な標識を立てました。ベテランのトレーダーであってもこの第1部――とりわけ、トレーディングの文献でこれまで詳しく触れられることのなかった成功の外的な障壁の考え方と、効率的市場仮説批判――をよく読むことをお勧めします。

 第2部の「成功するトレーディングの3つのM」は、トレーディングの3つの主要な側面――マインド、メソッド、マネー――を教示します。マインドはトレーディングの心理です。メソッドは、いかにトレードを検出して仕掛けと手仕舞いの判断をするかということです。マネーは、どのようにトレーディング資金を運用すれば長期にわたって生き残り、成功できるのかということです。心理的なルールを検討したあとで、私好みの分析ツールを、今まではまったく明らかにしなかったものも含めて、みなさんと共有したいと思います。解説するのは、システムチェック、デイトレーディング、そして、逆指値を置く新たな方法です。そのステップ・バイ・ステップ方式の資金管理作戦は、トレーディングの文献ではかつて一度も登場したことがないものです。

 第3部の「私のトレーディングルーム」は、これまた今までになかった一連の正確な指示を出しながら、時間と努力の有機的な組み合わせと、記録のつけ方について解説します。適切な記録は成功するトレーディングの証明になります。適切な記録を手掛かりにして失敗や成功から学ぶことができるのです。みなさんも記録はつけるべきだと分かっているはずです。今度はその方法も正確に理解できるようになります。この第3部を読み終えるころには、だれもみなさんを「カモ」などと呼べなくなります。

 ゆっくり読んで、文章に印をつけ、非常に面白かったところを再読してください。本書は20年にわたる私のトレーディングと多くの生徒を指導した経験のエッセンスを集めたものです。書き上げるのに3年かけましたから、たぶん、読むのも一度だけでは足りないでしょう。何回か読むうちに価値がよく分かると思います。チャートのソフトを立ち上げてトレーディングの記録を引き出し、本書のアイデアのすべてを自分のデータに照らしてチェックしてください。チェックして初めてそうしたアイデアが自分のものになります。  私のトレーディングルームを出るころには、みなさんは、さらに高度で知的で成功と言えるレベルのトレーディングができる態勢になっていることでしょう。

男性か女性か?

 ノンフィクション作家はほとんどだれでも代名詞のジレンマに直面します。「彼」を使えばいいのか? 「彼女」か? 「彼または彼女」か?

 男性のトレーダーはだいたい20対1の割合で女性のトレーダーに数で勝りますが、その差は急速に縮小して、女性がどんどん市場に参加するようになっています。私たちのトレーダーズキャンプは、比較的洗練されたトレーダーに人気があり、ほぼ男女均等の状態になっていて、男性の圧倒的優位はすでになくなっています。私は、成功するトレーダーの割合は女性のほうが高いと見ています。女性はあまり傲慢にならないし、傲慢はトレーディングでは極めて重大な過失です。男性の自尊心――太古の昔から男を戦争に、暴動に、殺戮に駆り立ててきたもの――はトレーディングの虜になりがちです。男はチャートを研究し、買う決断をすると、もう自尊心――私が間違うはずはない!――が絡んできます。市場が思惑どおりに動くと、自分の正しさがますます大きく証明されるのを待ちます。大きければ大きいほどいいのです。市場が思惑に反して動いても強靭に耐え忍び、市場が転換して自分の正しさが証明されるのを待ちます。その間、自分の口座はすり減っていくわけです。

 ところが、女性のトレーダーは、単純なこと――お金の在りか――を問題にする可能性がはるかに高いのです。儲けたいから損を避けることにはこだわっても、自分の正しさを証明しようとしたりしません。風が吹けば屈んで流れに逆らわず、方向をとらえて早めに飛び降り、利益を計上する傾向は女性のほうが強くなります。記録をつけることは成功の重要な側面だと私が述べていますが、そのとおりにする可能性は女性のほうが高いです。みなさんがトレーダーを雇いたい場合、ほかの要素がすべて同じなら、女性を採用することを勧めます。

 それでも、女性トレーダーより男性トレーダーのほうが数は勝ります。英語の現状からして、「彼または彼女」あるいはこの二つの代名詞を使い分けるより、「彼」のほうがとおりがいいのです。読みやすくするために、本書では終始男性代名詞を使うことにします。理解してもらえると思いますが、女性のトレーダーを軽視しているわけではけっしてありません。世界中のどこでも、だれでも、男女にかかわりなく、本書を読みやすいようにしたいだけなのです。



■第1章 投資? トレード? ギャンブル?

 市場に初めて参加する人には、宝物と危険に満ちた森に通じる三つの道があります。最初の道は、投資家用で、最も日当りの良い地域を通ります。この道を通る人は、あまり儲からなくても、ほとんどが生還します。次の道は、トレーダー用で、森の心臓部に通じています。多数の旅人が消えてしまいますが、森から出てくる人は儲かっているようです。三番目は近道で、ギャンブラーが沼地にはまります。

 どうしたら道の見分けがつくのでしょう? 注意して道を選ばなければなりません。そうしないと、ギャンブラーの道をたどってしまいます。それが、投資家やトレーダーの道と交差しているからなおさらです。この問題は、トレーディングの心理に関する章で改めて検討します。

賢明なる投資家

 投資家は経済の新たなトレンドをいち早く察知した買いを入れて儲け、大多数の人の機先を制します。聡明な投資家は、非常に高率の利益を上げながらポジションを保有して、あまり活発に動くこともありません。

 私は、1970年代に、キンダーケアーという託児所のチェーンを経営する会社の株を買いました。キンダーケアは、マクドナルドのハンバーガーチェーンのように仕様を統一して信頼性を高めようとしていました。次々に子供を生むベビーブーマーをターゲットにしていたのです。当時、私の友人の半数が妊娠していました。大きな社会的変化がアメリカで起きていて、女性が記録的な数で仕事に就いていきました。だれかがそうしたすべての共稼ぎ世帯の赤ちゃんの世話をしなければならなかったので、キンダーケアの株は社会の新たなトレンドの波に乗って反騰したのです。

 AT&Tは長距離電話を独占していました。その後1970年代後半に、小さくて極めて意欲的な新興企業のMCIが法廷闘争に勝ち、AT&Tと競争できるようになりました。規制緩和の時代が来て、その間隙を最初に突いた企業であるMCIの株は3ドルで売れ、新たなトレンドに飛び乗るもうひとつの大きなチャンスを提供していました。

 数年前に私は友人のジョージと一緒にカリブ海からニューヨークへ飛びました。彼は大金持ちになっていました。3万ドル相当のデルの株をほとんどだれもデルのことを知らないうちに買って、3年後にテクニカル分析を利用して高値で売却したのです。ファーストクラスの座席に寝そべって投資レポートをあれこれ読みながら、ジョージはインターネット技術に次のトレンドを定めようとしていました。彼の判断は見事でした! 1年もしないうちにインターネット株は値を飛ばし、舞い上がりました。

それが投資の魅力です。デルを1株4ドルでまとめ買いして数年後に80ドルで換金すれば、リゾート地に飛んで1週間滞在するのは容易なことで、モニターにかじりついて常時株価をチェックすることもありません。

 その欠点は何でしょう? 投資には、たいへんな忍耐と途方もなく根強い自信が必要です。破産の瀬戸際から救い出されたクライスラーや何のことやらだれにも分からないインターネットのサーチエンジンを買うためには、社会や経済のトレンドを読み取る自分の能力にとてつもなく大きな自信があったはずです。だれでも後知恵は働きますが、ゲームの序盤で知恵の働く人はほとんどいませんし、強靭な精神力で自分の先見の明に大金を賭けて揺るがない人など極めてまれでしょう。そんなことができるウォーレン・バフェットやピーター・リンチのような人は、称賛を浴びるスーパースターです。

賢明なるトレーダー

 トレーダーは短期的な価格のスイングに賭けて儲けます。原則は、市場の指標がアップトレンドを示すときに買って上昇が息切れになるときに売ることです。代わりに、下落に賭けて、分析結果がダウントレンドを示すときに空売りし、底入れし始めたときに買い戻してもかまいません。この原則は単純ですが、実行するのは困難です。

 優れたアナリストになることは難しいが、優れたトレーダーになることはもっと難しいのです。初心者はたいてい、頭は切れるし、コンピューターは使えるし、仕事でも成功しているから、ひと儲けできると思い込みます。高性能のコンピューターを手に入れ、さらにはバックテストされたシステムまで情報ベンダーから買うことができるでしょうが、それにお金を賭けることは、二脚が欠けた三脚のスツールに腰を掛けるようなものです。ほかの2つの要素は心理と資金の運用です。

 精神のバランスは市場の分析と同様に重要なことです。性格が知覚作用に影響して、成功と失敗の主要な要素になります。取引口座の資金管理は、避けられない口座の目減りを切り抜けて長期的に成功するために極めて重要です。心理、市場分析、そして資金管理の三つをそろってマスターすることが成功のカギになります。

 主に二つの手法で群衆行動から利益を得ることができます。まず、モメンタムトレーディング――群衆に小波が走り始めたときに買って、市場を押し上げ、小波が止み始めたときに売ること――です。新たなトレンドを序盤で確認することは容易なことではありません。そのトレンドが加速して群衆が熱狂してくると、素人は自分のポジションにほれ込んでしまいます。プロは冷静さを保って、そのトレンドのスピードを監視します。彼らは、群衆が活気をなくして常態に戻りつつあるのを察知するとただちに利食いし、転換を待つことはありません。

 もうひとつの手法は、逆張り作戦です。逸脱した動きの逆を行って正常に戻るほうに賭けるわけです。逆張りのトレーダーは、上向きのブレイクアウトが減速し始めたときに空売りし、下降傾向が止み始めたときに買い戻します。初心者はトレンドに逆らうトレードをたいへん好みます(さあ、買おう、もう下がらないぞ!)。しかし、たいていの場合、転換しない価格スパイクで身動きが取れなくなります。わざわざ風に逆らっておしっこをする人に、クリーニングの代金について文句をつける権利はまったくありません。プロがトレンドに逆らってトレードできるのは問題の兆候が出ると直ちに避難する容易ができているからにほかなりません。転換に賭ける場合は、事前に手仕舞いのプランと資金管理を微調整しておくことが必ず必要です。

 モメンタムトレーダーと逆張りトレーダーは群衆行動の二つの相反する要素を十分に利用します。トレードを仕掛ける前に、投資するのか、モメンタムトレードをするのか、あるいは逆張りトレードをするのかを確認しなければなりません。いったんトレードに入ったら、計画を曲げないこと! トレードの途中で作戦を変えてはいけません。勝者の福利ファンドに寄付することになってしまうからです。

 素人はどんなトレードにするのか考え続けますが、プロは同じ時間をかけて手仕舞い方法を思案しています。プロはまた資金管理を重視し、現在の市場状況の下で可能なポジションのサイズ、買い増し、一部利食いなどを判断します。さらに、かなりの時間をかけてトレードの詳細な記録をつけます。

効率的市場仮説

 トレーダーは、不安なニュースが出ると、頭と精神と全存在を駆使して市場から利益を上げようとする――この考え方が効率的市場仮説です。この理論を支持するのは主に研究者で、価格は市場で得られる情報のすべてを織り込んでいるものだということを好んで指摘します。人々は知識に基づいて売買するので、直近の価格は市場で分かっているすべてのことを反映しているという主張です。これは有効な所見で、効率市場論者はそこから奇妙な結論――だれも市場を出し抜くことはできない――を導き出します。彼らは、市場はすべてのことを承知しているのだから、トレーディングは自分よりゲーム通の人とチェスをするようなものだと言います。時間とお金を浪費するのはやめて、ポートフォリオをリストにしてボラティリティに基づいて株を選ぶだけにしなさいというわけです。

 儲かるトレーダーはどうなっているのでしょう? 効率的市場論者によれば、勝者はただ運がいいだけです。たいていの人はどこかの時点で儲けるが、やがて損を出してその儲けを市場に戻してしまいます。毎年のように市場平均を上回る成果を上げる人はどうなんでしょう? ウォーレン・バフェットは、20世紀最高の投資家のひとりですが、人々が効率的市場だと信じるところで投資することは、カードを見ても儲けにならないと信じている人たちを相手にポーカーをするようなものだと述べています。

 私は、効率的市場仮説は非常に正確な市場観のひとつであるが、とんでもない理論的なたわごとのひとつであるとも思います。この理論は、市場が群衆全体の知性を反映することを正しく指摘していますが、その致命的な欠陥は、投資家やトレーダーは合理的な人間で、利益を最大にして損失を最小にしようと常に努力していると仮定していることです。それは、人間性を非常に理想化した見解です。

 ほとんどのトレーダーが合理的になれるのは、素晴らしい週末で市場が閉まっているときです。冷静にチャートを研究して、何を売買し、どこで利食い、どこで損切りするかを判断します。月曜日に市場が開くと、用意周到に決められた計画はトレーダーの汗ばんだ手でビリビリに破棄されるのです。

 トレーディングや投資は合理的な面もあり、感情的な面もあります。人はたいてい、たとえ自分を傷つけても衝動で行動します。勝っているギャンブラーは、自分のポジションを誇示して売りのシグナルを見落とします。市場でひどい目に遭わされてビクビクしているトレーダーは、極度に用心深くなります。自分の株が少しでも安くなったらすぐに売って、自分自身のルールを破ってしまいます。その後、株が元の利益目標を突破して上昇してくると、その上昇相場を見逃す苦痛に耐えられなくなって、予定の仕掛けのポイントを優に超えた価格でも買います。その株が失速して下落すると、ただじっと見るだけで、最初は希望を捨てなかったものの、やがて岩のように落下し始めると恐怖に身がすくんでしまいます。結局、苦痛に耐えられなくなり、かなりの損を出して売却するのです――まさに底値近くで。このどこが合理的でしょうか? 元の買い計画は合理的だったかもしれませんが、実行する段になってうろたえてしまったわけです。

 感情的なトレーダーは、長期的な得策を追求したりしません。興奮して感情の高まりにおぼれてしまったり、恐怖で体が引きつって必死でネズミ捕りから手を引き抜こうとしたりします。価格は、合理的な投資家やトレーダーの知的な行動だけではなく、ひどい集団ヒステリーも反映しています。市場が活発になるほど、トレーダーはますます感情的になります。合理的な人は少数派になり、手に汗握り、胸がドキドキして、頭の混乱した人たちで市場は取り囲まれます。

 平坦なトレーディングレンジの期間は市場の効率が高くなり、人はよく考える傾向にあります。トレンドのある期間は市場の効率が低下して、人は感情的になります。平坦な市場では相手もわりあい冷静だからなかなか儲かりません。合理的な人は危険な敵になるからです。急速に動くトレンドで興奮しているトレーダーからお金を取ることはもっと簡単です。感情的な行動は幼稚で予測しやすいからです。成功するトレーダーになるためには、常に冷静にして、興奮した素人を相手に儲けなければなりません。

 人はひとりでいるときのほうが合理的になる傾向があり、群衆に加わると衝動性が強くなります。トレーダーは、株、通貨、あるいは先物の価格を強く意識するあまり、それを売買する全群衆に巻き込まれます。価格が上下すると、トレーダーの目が、頭が、そして体が、世界中で、いっせいに上下し始めます。市場は、奇術師がフルートをリズミカルに上げ下げして蛇に催眠術をかけるように、トレーダーに催眠術をかけるわけです。価格の動きが速いほど、感情は高まります。市場は感情的になるほどますます効率が低下し、効率的でない状態が、冷静で規律のあるトレーダーに儲けのチャンスを生み出すのです。

 合理的なトレーダーは冷静を保ち、自分のルールに従うことによって儲けることができます。彼の周囲では、群衆が上昇相場を追い回して強欲の塊になり、下落相場になると売り急ぎ、苦痛と恐怖で悲鳴を上げます。その間、知的なトレーダーは自分のルールに従います。機械的なシステムを利用したり、あるいは自由裁量で判断して、相場を読み、トレードを仕掛けるのです。いずれにしても、気力より自分のルールに従うこと――これが大変な強みになります。熟練のトレーダーは効率的市場仮説の大きな抜け穴からお金を引き出すのです。この理論は投資家やトレーダーは合理的な人間だと仮定しますが、ほとんどの人は違います。勝者だけがそうなのです。

価格とは何か?

 各トレードは、買い手と売り手の間の取引です。対面していたり、電話を通したり、インターネットを利用したり、ブローカーの仲介があったりなかったりします。買い手はできるだけ安く買いたいと思います。売り手はできるだけ高く売りたいと思います。両者ともに、群れを成し、虎視眈々として掘り出し物を狙うトレーダーたちからプレッシャーを感じます。取引が発生するのは、強欲な買い手が、価格で負けるのを恐れて踏み込み、買値を少しつり上げるときです。あるいは、ビクビクした売り手が、在庫を抱えて身動きできなくなるのを恐れて少し安い価格を受け入れるときです。また、恐怖に駆られた売り手が、冷静に自制しながらてぐすねひいて待ち構えている買い手に商品を投げ売りする場合もあります。すべてのトレードは市場の群衆の行動を反映しているのです。スクリーンに点滅する各価格は、市場参加者間の当座の価値合意を示しています。

 企業や商品のファンダメンタルな価値はゆるやかに変化しますが、価格は合意が急速に変化するので大きくスイングします。私の顧客のひとりが、価格は1マイルの長さのゴムバンドで価値とつながっていて、市場は割高と割安の間でスイングするのだとよく話していました。

 群衆はたいていの場合、動き回ってとりとめもなくしゃべり、らちがあきません。ときどき、上昇相場やパニックで興奮し暴発することがありますが、通常はただ時間つぶしをするだけです。あれこれのニュースやうわさで群衆に小波が立ち、スクリーンにその跡を残します。価格や指標は群集心理の変化を反映します。

 市場に買いや空売りの明確なシグナルがまったくないとき、初心者はスクリーンに目を凝らしてトレードのシグナルを確認しようとします。しかし、儲かるシグナルはチャートから目前に飛びかかってきます――見逃すはずがありません。そんなシグナルを待つほうが報われます。市場に何もシグナルがないのにあえてトレードしなくてもいいのです。素人は無理をし、プロはゆったりとトレードします。敗者はトレードでハイになりますが、プロは最大の勝算を狙うのです。

 動きの速い市場は最高のトレーディングシグナルになります。群衆が感情の虜になっているとき、冷静なトレーダーはまたとない機会をとらえて儲けます。市場が横ばいのときは、多くの成功するトレーダーは撤退して、現場をギャンブラーやブローカーに任せます。ジェシー・リバモアは、20世紀の偉大な投機家ですが、強気に出るときもあれば、空売りするときもあり、魚つりに行くときもあるとよく語っていました。

賢明なるギャンブラー

 ほとんどの人は人生のどこかでギャンブルをします。たいていは娯楽ですが、人によっては病みつきになり、少数の人たちはプロになって、それで生計を立てます。ギャンブルはごく少数の人たちにとっては生きる糧であり、大衆にとっては娯楽ですが、手っ取り早い金儲けに手を出す即席のギャンブラーが成功する可能性は、熱いストーブの上の氷のようにはかないものです。

 有名な投資家のなかには競馬に賭けるのが好きな人もいます。マゼラン・ファンドで名高いピーター・リンチや、ハンディキャップのニューズレターを出していたウォーレン・バフェットのような人たちです。私の友人のルーは、私が最初の本を献呈した人ですが、数年間ハンディキャップサーキットで過ごして競馬で生計を立て、その後、証券取引所の会員権を購入して、冷静なハンディキャッパーのように金融市場に乗り出すようになりました。トランプゲームのなかにはバカラのように確率だけが頼りのものもありますが、ブラックジャックのようにある程度の技量を要するものもあって、知的な人たちを引き付けます。

 プロはギャンブルを仕事としてとらえます。勝算の算定を常に欠かさず、数字が有利なときにだけ賭けるのです。ところが、敗者は、うずうずして賭けを繰り返し、生半可にあれこれと手を出します。

 娯楽でギャンブルをする場合は、一連の資金管理ルールに従いましょう。最初のルールは、どのセッションでも賭け金を限定することです。たまに友人が私をカジノに誘うことがあります。私はその晩に負けてもかまわないお金だけを右のポケットに入れ、もし勝てば左のポケットに詰めることにしています。右のポケットが空になったらそれきりプレーをやめて、左のポケットに手を伸ばすことはありません。左のポケットに右よりたくさんお金が入っていることもありますが、それは当てにしません。

 成功しているビジネスマンで、華やかなラスベガスを楽しむ友人がいます。彼は年に数回5000ドルの現金を持ってラスベガスへ飛び1週間滞在するのです。資金がなくなるとプールで泳ぎ食事を満喫して、空路帰途につきます。娯楽に5000ドルはかまわず費やしますが、元の賭け金以上に浪費することはけっしてありません。資金がなくなるとプールでゆっくりくつろぐ彼と違って、病み付きになった多数のギャンブラーは、クレジットカードで賭札を買い続けて「ツキ」が戻ってくるのを待つのです。資金管理をまったく考えないギャンブラーは破滅すること請け合いです。


■正誤表

下記、訂正して、お詫び申し上げます。

本書260頁の5.
「公式 =SUM(N4:M13) 」は「公式 =SUM(N4:N13) 」の間違いです。



投資家伝説2006−2006年6月24日−エルダー博士が来日しました!!


Japan and the World: Trading after the Disaster」 (日本と世界:震災後のトレーディング) /アレキサンダー・エルダー
※本セミナーは日本語字幕とともに2011年8月中旬にオンデマンド放映されました。

来日講演DVD

セミナーレジュメ



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