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ウィザードブックシリーズ Vol.149

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ケン・フィッシャーのPSR株分析
――市場平均に左右されない超割安成長株の探し方


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株式市場200年の歴史


投資家が大切にしたいたった3つの疑問』もついに刊行!

2009年1月17日発売
ISBN 978-4-7759-7116-1 C2033 
定価 本体2,300円+税
A5判縦組 約398頁

著 者 ケン・フィッシャー
監修者 鈴木一之
訳 者 丸山清志

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著者紹介 | 目次 | 監訳者まえがき | 関連書籍 | 読者のご意見
著者

ケン・フィッシャー

原書

『Super
Stocks』

先駆者による本当の株価売上倍率分析法(Price-to-Sales Ratio)

脱スランプの超有望企業を突き止める!
巨額の利益をもたらすスーパー株式とは!

本書は、革新的な株式評価法「PSR(株価売上倍率)」を活用して、一時のグリッチ(不調)で人気(=株価)を下げた「スーパー企業」を洗い出し、3〜5年の間に価格が3〜10倍になる「スーパー株式」に投資するための指南書である。

本書の著者、ケン・フィッシャーは「フィリップ・フィッシャーの息子」というよりも「PSR分析の父」として名高い。資金運用者として30年のキャリアを持ち、4兆円近い資産(2008年8月現在)を管理している紛れもない成功者だ。その独自の哲学を投資家に説明するため、平易な言葉で記されたのが本書である。“玉石混交”の中小型株から“珠玉”の銘柄をつかむため、PSR分析への理解を深める貴重な一冊だ。

PSRについて『ウォール街で勝つ法則』(パンローリング)を著したジェームズ・オショネシーは「将来のパフォーマンスを予測するうえで、PSRがあらゆる割安株尺度のなかで最も安定した優れた指標である」と指摘している。新興企業バブルでは乱用されがちな指標だが、まずは原点となる本書から「本来の使い方」を確認してほしい。

また本書では、フィッシャー自身が実際に投資し、利益をつかんだ会社の例が交えられている。企業研究の書としても非常に読みごたえがある。グリッチをキーワードとした会社の成長と株価の関係についての理論は、企業経営者や管理職にとっても有益だ。


←日経ヴェリタス7月26日号にて、本書が紹介されました!



■PSRを学ぶなら

『ウォール街で勝つ法則』
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784939103506

『DVD 投資の法則』
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775960547



著者/ケン・フィッシャー(Kenneth L. Fisher)
フィッシャー・インベストメンツ社の創業者兼CEO(最高経営責任者)。同社は1979年設立の独立系資金運用会社として、世界中の年金、基金、大学基金、保険会社、政府、個人富裕層などを顧客に持ち、運用総資産額は400億ドル(約4兆円)を超える。株価売上倍率(PSR)による株式分析、また小型株運用の先駆者として知られ、ベストセラー『The Only Three Questions That Count』(パンローリングから翻訳予定)の著者でもある。

・ケン・フィッシャーのオフィシャル・サイト
http://www.kennethfisher.com/


著書『景気サイクル投資法』

監訳者/鈴木一之(すずき かずゆき)
1983年、大和証券に入社。1987年に株式トレーディング室に配属され、機関投資家向け証券営業に就く。以後一貫して株式トレードの最前線にて相場と格闘。2000年4月より(株)インフォストックスドットコムにて日本株チーフアナリスト。2008年1月より(株)フィスコ、シニアフェロー。現在に至る。日本アナリスト協会検定会員。著書に『景気サイクル投資法』(パンローリング)『有望株の選び方』(日本経済新聞社)、 DVDに『効率が10倍アップする銘柄選択 会社四季報CD-ROM 活用術』(パンローリング)、監訳書に『千年株投資の公理』『ダウの犬投資法』『オニールの空売り練習帖』(いずれもパンローリング)など多数。



目次

監訳者まえがき
序文
 本書は過去に紹介されたことのない概念を紹介する
 なぜわざわざこの概念をあなたと共有するのか
謝辞

第一部 スーパー株式の構造

第1章 「グリッチ」でリッチに
 スーパー株式を分析する―「パーフェクトなグリッチ」を探して

第2章 グリッチが引き起こされる理由
 困難な時期が大人と子供を分ける
    まずは警告から
 人はグリッチの文句を言う
 「成功にはたくさんの親、失敗したら隠し子」
 復活する会社もあれば、しない会社もある

第二部 バリュエーション分析

第3章 従来の分析―十倍の利益は多すぎるが、千倍は少なすぎるという謎
 レフトでもライトでも駄目ならば球場から出る
 収益を基にした手法
    低PER割安理論
    成長株理論
 グレアムのアプローチ「素晴らしいが十分ではない」
 解決策

第4章 価値こそすべて―株価売上倍率を使え
 ブル・ベア・ターキー
 株価売上倍率(PSR)を理解する
 株価と売上高との関係を調べる意味
 【模範事例】データポイント社
 スーパー株式は会社規模に対して比較的低いPSRで買ったスーパー企業
 PSRが低い、高いとはどういうことか、そしてその理由は
    解答を探す
 株式の正しい見方を身につける
 流れに逆らいながら成長していく
 高所恐怖症
 ネバーネバーランドへの入口
 上場の経済学

第5章 株価研究費倍率―上等な頭脳に対するコスト
 クジラを陸揚げする方法
 株価研究費倍率とは
 研究とはコモディティのひとつにすぎない
 市場調査が技術調査を左右する
    解決策
 PRRを使うときの規則
 PRRの問題点

第6章 PSRを非スーパー株式に適用してみる
 広い概念としてのPSR
 過去の教訓――六〇年代から七〇年代初めのブル相場でのPSR
 PSRと米国大手重工業銘柄
 PSRを株式市場のタイミング測定器として使う
 株式市場でタイミングをつかむためのフィッシャーの法則
 株式市場の「ゴミ捨て場」の中のPSR

第7章 失敗から得る富―一九三〇年代の神話
 時間のワープを経て
 IBMは成長株ではない?
 低PSR株で素晴らしい利益を
 あの有名企業はどうなる?

第三部 ファンダメンタル分析

第8章 スーパー企業の事業的側面―付随する優位性
 基本的な事業特性
 成長志向
 高度なマーケティング力
    クワンタ・レイ「控えめな約束と、高めの結果」――顧客は最高のセー ルスマン
    経営陣はマーケティングを管理しているのか
    販売とサービスはどのように扱われているか
 不公平なほどの優位性を探せ
    顧客は「支払った以上の最高の品」を手にできるだろうか
 独創的な人間関係―労使関係が重要
 財務コントロール――答えを疑う

第9章 リスクを避ける―それには競争を避けることだ
 小人とアリクイ
 アリクイのたむろする場所は避ける
 日本人が大市場を一撃する(ときもある)
 小さいこと(そして違うこと)は美しい
 あのルーズベルト大統領を思い出せ――静かに歩くが、強いバランスシートを 持っている
 財務の背後にいるのは誰だ?
 経営権を支配しているのは誰だ?

第10章 利益率分析 戎誉犬防要なのは不公平なほどの優位性だけ
 問題点
 過去からヒントを探せ――誰が眠っている犬を蹴った?
    疑問があれば聞く!
    諸経費から金持ちへ
 何か特徴のあることをやらなければならない
 人生で本当にほしいものは不公平な優位性だけだ
    高い市場シェアは不公平な優位性になり得る
    それでも相対的市場シェアのほうがより強い

第11章 利益率分析◆集式とルール
 利益率分析の予測公式
    いくつかの事例
 利益分析のルール
 完璧な人は誰もいない――完璧である必要もない

第四部 株式の動力学

第12章 実行に移す―熱狂にしては筋が通っている
 魔法の鍵はどこへ?
 チャンスにラベルが貼られていることはまずない
    低PSRを探す
    赤字会社を探す
    優位な会社の定性的査定の結果を探す
 最高の調査手段を使う分にはお金がかからない
    重要な回避策は遅延なく取れ
 難解であまり知られていない出版物への鍵
 ウォール街発の競争を避けろ
 会社を訪問する
    敷居をまたぐ
 顧客や競合他社、納入業者、投資の専門家に会ってみる
 そろそろ結論を出すとき

第13章 すべて持ち帰る―売り時
 バラの花盛りはいつ終わる?
 高さを意識する
    長時間のドライブほど楽なことはない
 売ってしまえば一連の作業の終わり

第14章 バーベイタム―ディスコ・ベイビー
 初期のバーベイタム
    社長不在
 比較でみる競争相手
 株価とPSR
    思いきってやってみる
 眠れる競争相手が目覚める
 儲けを手に

第15章 カリフォルニア・マイクロウェーブ―波に乗る
 初期の成長
 この会社は追加調査の価値あり
 起こるべくして起こること
 思いきってみる
 波に乗る
 新しい血
 誰でもハッピーエンドが好き

付録

付録1 経営陣へのインタビューで尋ねる三五の基本質問例
    導入
    マーケティング
    概観・戦略
    そのほかの重要な質問

付録2 売上高とPSR
付録3 危うく消えかけたもの
付録4 物質的進歩を遂げる
付録5 未来の個別事例
付録6 憲法改正
    人気のモニター装置
    一九八三年九月三〇日までの四半期の上昇率および下落率上位一〇社
    フォーブスの研究
    一九八三年のダウ平均株
    バリューライン総合指数とPSR
    最新のH&Qリスト
    結論

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■監訳者まえがき

 本書は成長株投資について書かれた本です。株式市場に目を凝らしているすべ ての投資家にとって、本物の成長株と出会う機会は生涯のうちに何回くらいある でしょうか。そしてそれらの企業を自らの力で見つけ出すには、どのような視点 や姿勢を持ち続ければよいのでしょうか。本書はその点を詳しく教えてくれま す。

 真の成長株は年間20%前後の利益成長を続け、その結果、3年くらいで3〜10倍 くらいに上昇する、というのが本書での定義です。そしてそのような株式でなけ れば長期にわたって保有する意味がないと筆者は説いています。

 原著のタイトルは『Super Stocks』。文字どおり「スーパー株式」を見つけ出 すことに人生のすべての情熱を注いでいるケン・フィッシャーによって1983年に 執筆されました(出版は1984年)。それから20年以上が経過して、2008年に復刻 版が出され、そちらが日本語版への訳出に用いられています。

 「フィッシャー」という著者名と「成長株」という本書のテーマを聞いて、ピ ンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。その方は株式投資に関してか なりの研鑽を積んでこられたに違いありません。著者であるケン・フィッシャー は、成長株理論の古典とされる『フィッシャーの「超」成長株投資』(フォレス ト出版)を著したフィリップ・フィッシャーの子息です。

 フィリップ・フィッシャーの成長株理論は、ウォーレン・バフェットの投資理 論に影響を与えたと言われています。バフェットは割安株投資の第一人者として あまりに有名ですが、そのバフェット自身、自らの投資方法を表現するとき 「85%はベン・グレアムの割安株理論の影響を受けているが、残りの15%はフィ リップ・フィッシャーの成長株理論から成っている」と述べているのです。

 当代最高の投資家であるバフェットにも受け継がれているフィッシャーの成長 株理論は、50年代前半に発表され、成長企業が特徴的に備えている売上や利益の 爆発的な増加の根本理由として、「経営陣の優秀さ」や「研究開発投資への熱 意」などを骨子として組み立てられています。当時としてはきわめて斬新なアイ ディアでしたが、フィッシャーの理論は概念的な部分が多く、数値に置き換える のが難しいとも指摘されてきました。

 息子であり本書の著者でもあるケン・フィッシャーは、それらの批判を十分に 理解したうえで、父親の遺した成長株理論をさらに発展させ、可能な限り数値に 基づいた基準に置き換えることを目指しています。さらに独自の視点を加えるこ とで、爆発的な株価上昇を遂げる「スーパー企業」を見つけ出す手がかりを与え てくれました。親子二代にわたって成長株の真髄を追及し続ける遺伝子が、本書 の随所にかい間見えるような気がするのです。

 本書の前半部分で最初のヤマとなるのが「グリッチ」という概念です。グリッ チとは、成長企業が初期のころに経験する経営上の挫折のことです。グリッチが 生じる理由はさまざまですが、急成長している企業が最初の製品に続く第二の製 品の生産に手間取る、需要見込みを誤る、などで発生します。売上や利益が急成 長していただけに、製造ラインが追い付かず、見込みどおりの利益が上がらない と収益は急降下し、当然、株価も急落するわけです。

 グリッチがなければ成長株とは言えないとケン・フィッシャーは強調していま す。偉大な成長を遂げる小さな成長企業にはグリッチがつきもので、グリッチを 見つけ出して投資することによってのみ、株式市場で大きな資産を築くことがで きると説くのです。このあたりの企業の行動様式を考察した部分だけでも一読の 価値はあると思います。

 繰り返しになりますが、本書が最初に世に出たのは80年代前半のことです。ま だマーケットはレーガノミクスの成功もグリーンスパン・マジックも知りませ ん。それどころか、ITバブルもグローバリゼーションも、ヘッジファンドもデ リバティブの猛威も知らないのです。本書で取り上げられる事例研究は、フロッ ピーディスクメーカーであったり、シングルバンドの無線通信技術であったり と、時代を感じさせるところがあります。

 しかし、意外なことに、成長企業の軌跡を知るうえで少しも古い感じがしませ ん。それは底流に流れる成長株のエッセンスが、昔も今も変わっていないという ことなのでしょう。

 日本でもそうですが、一度絶版となった書物が復刊されるのは想像以上に大変 なことです。現在のように投資関係の書籍があふれかえる世の中ではなおさらで す。それだけ本書の復刊は、投資家や読書人、出版業界での人気の高さの証と言 えるでしょう。8年続いた親子二代のブッシュ政権が終わり、新しい時代への期 待を一身に集めたオバマ新政権の誕生した2008年に復刊される意味合いをもう少 し重ね合わせて考えてみたくなります。

 2008年は全世界の投資家にとって実に厳しい年となりました。株価指数が4〜5 割も下がれば株式投資で利益の上がる人は、ほぼ根絶されてしまいます。これを 住宅バブル、資源バブル、投資銀行バブルという、いくつものバブル現象が同時 に発生した咎めだというのは簡単です。

 しかし、本書の最終章にも述べられていますが、「マーケットは人に謙遜の美 徳を教えてくれる、神の最高のメカニズムのひとつ」なのです。私たちはもう一 度謙虚になって、新しい企業や産業、新しいアイデア、新しい世の中、そして新 しい投資法を見つめ直すチャンスを与えられているのでしょう。その点で本書の 出版は、実にタイムリーなものだと感じないわけにはまいりません。

鈴木一之



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