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ウィザードブックシリーズ Vol.140

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ターナーの短期売買革命
――新株式市場を攻略する全テクニック

『ターナーの
短期売買入門』

定価本体2,800円+税/A5判 横組み ソフトカバー 534頁
ISBN978-4-7759-7107-9 C2033/2008年7月10日発売

著 者 トニ・ターナー
監修者 長尾慎太郎
訳 者 鈴木敏昭


目次 | 著者紹介 | 関連書籍   ◆立ち読みコーナー 日本語版への序文 ・ 第14章 自分探しの旅 (本テキストは再校時のものです)

新しい時代にマッチした売買技術が満載!
もう一度、本気でトレードの基本を初歩から学びたい人のための教科書!

オシレーターの基本
チャートパターンの見方を徹底的に勉強したい初心者や壁にぶち当たっているベテランに 仕掛け・手仕舞い


短期売買の教科書!

 大強気相場が終わったあとの「新株式市場」を征服するための全テクニック

 トレーダーや投資家は不安定な市場の短期的な株価変動から利益を上げられるか。  ベストセラー著作家でトレーダーのトニ・ターナーが、今日の激しい株式市場のト レードに必要なテクニックと戦略をコーチしてくれる。本書は楽しく、明快で、生き 生きとしたスタイルでさまざまなテーマを取り上げる。

●トレードで成功する7つのステップ
●新株式市場の特徴
●リスクを減らし、利益を増やす方法
●トレードのビジネスプランを立てる方法
●市場サイクルを分析して収益機会を見つけだす方法
●トレンドやトレンドライン、ローソク足、出来高、モメンタム指標などの有効な手 段を使って買いと売りのシグナルを発見する主要なチャート作成法の基本
●スイングトレード、ポジショントレード、空売り
●EミニトレードとFX市場の手引き
●急展開する市場のなかでバランスと冷静さを保つための「一言アドバイス」

 本書は成績向上を目指すすべてのトレーダーにとって基本的な指針書である。



■本書への賛辞

「本書は、今日の激しい相場を乗り切るトレーディング能力と戦略を身につけるため に必須の本だ。電子取引の市場が発展を続けており、あらゆるレベルのトレーダーに とって、ターナーのこの総合的な大著に書かれた助言や戦略が大いに役立つだろう。 私たちはターナーがリアルティックプラットフォームを使ってくれていることを誇り に思う。トレードで成功する秘訣は、まず市場の動きと株式の最良のトレードに役立 つツールをしっかり理解することにある。本書はトレーダーがそうした知識を身につ ける上で最も信頼の置ける情報源だ」
──マーグウェン・タウンゼンド(タウンゼン ド・アナリティック社)


「本書でターナーは『燃え尽きないために学ぶ』と書いている。私はローソク足に傾 注しているので、『燃える』という言葉に目が行った。『学ぶ』という言葉について 言えば、本書でターナーはトレードの2つの重要な側面について鋭く、そして楽しく 解説している。それは、〇埔譴離瓮奪察璽犬瞭匹濕茲衒を学ぶ、▲肇譟璽澄爾箸 ての自分自身について学ぶ――という不可欠でありながら、たいがい見逃されている 側面である。そこにこそターナーのこの本の真骨頂がある。日本には『玉磨かざれば 光りなし(才能があっても努力をしないと成功はおぼつかない)』という諺がある。 本書はあなたのトレーディングを輝かしく磨き上げてくれる」
──スティーブ・ニソ ン、CMT、Candlecharts.com社長、『ジャパニーズ・キャンドルスティック・チャーテ ィング』『キャンドルスティック・コース』『ビヨンド・キャンドルスティック』の著者


「ターナーは市場参加者の役に立つ豊富な情報と知識を集大成した。読み進むにつ れ、視野が広がり、自信が湧いてくる」
──デビッド・S・ナッサー、 MarketWise.comの設立者兼CEO、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー『ハウ・ト ゥー・ゲット・スターティッド・イン・エレクトロニック・デイトレーディング・ア ンド・ルールズ・オブ・トレード』の著者


「私と同じように、読者は本書を読み終わってしまうのが残念になるだろう。ター ナーは、消化が大いに進むように、それぞれのテーマを巧みに一口サイズに切ってく れた。トレーダーは初心者でもベテランでも、利口ぶることなく教育と説明に力を注 いでいることを評価するはずだ」
──ゲイル・オステン、「ストックス・フューチ ャーズ・アンド・オプションズ」誌編集責任者



目次

日本語版への序文  トニ・ターナー
監修者まえがき

読者への注意
謝辞
序文
序章

第1章 新しい株式市場


 短期トレーダーの誕生――短期売買
 熱狂から懸念へ
 生き延びた者は強くなる
 新種のトレーダー
 トレーダーは気づき始めている……
 トレーダーはトレンドを監視する
 仕掛け時
 いつまで保有し、いつ処分するかの判断
 トレーダー向きの相場
 キーポイントレビュー
 「一言アドバイス」について
 一言アドバイス



第2章 トレーディングで成功するための7つのステップ


 ステップ1――準備段階
   行動項目1 調査、発見、分析、決定
   行動項目2 トレーディング・スクールの選択
   行動項目3 自分のビジネスへの配慮
   行動項目4 いつ何を手がけるべきか
   スタート時のビジネス計画
   行動項目5 口座の開設
 ステップ2――ストレッチとウオームアップ
   行動項目1 過剰情報の海でおぼれない
   行動項目2 基本的テクニカル分析への集中
   行動項目3 取引開始前に分析を行う日課の確立
   行動項目4 つもり売買の練習――「臆病」ではなく賢い行為
   キーポイントの復習
   一言アドバイス



第3章 目標に向けて


 ステップ3――準備を整えてトレード開始
   行動項目1 チャートの主要要素の研究
   行動項目2 基本的なセットアップに注目
   行動項目3 「買い」シグナルがひとつでも悪くないが、3つあればずっと良い
   複数の時間枠の関係づけ)
   行動項目4 資金管理スキルの向上――前もって売買株数を決め、リスク・リターン分析を行い、防御的ストップロス戦略を実行する
 ステップ4――アプローチの微調整
   行動項目1 事実どおりのレードシートを作成する
   行動項目2 モメンタム指標の勉強
   行動項目3 目標ギャップ戦略
   行動項目4 トップダウン型とボトムアップ型のトレーダー
   キーポイントの復習
   一言アドバイス



第4章 自分のお金を相手に価値ある時間を過ごす


 ステップ5――成績を上げる
   行動項目1 追い風のときにトレード
   行動項目2 アクティブトレーダー――日中の指標に注目
   行動項目3 プット・コール・レシオとVIXで市場の鼓動を観察
   行動項目4 ウオッチリストの作成
 ステップ6――成功戦略を描く
   行動項目1 ひとつか2つのセットアップに熟練する
   行動項目2 ADXとフィボナッチ・リトレースメントをテクニカル分析ツールに加える
   行動項目3 経済報告に基づいたトレード機会
   行動項目4 自分の成功記録簿−成果を生み続ける贈り物を自分自身に贈る
 ステップ7――振り返り、学び直し、再び市場へ
   行動項目1 過去の過程と進歩の検討
   行動項目2 トレーダーが恐怖に震えるとき――感情の問題
   行動項目3 スティーンバーガー博士の3次元(3D)トレーダー性格テストを受けてみよう    行動項目4 再び市場の世界へ
   キーポイントの復習
   一言アドバイス



第5章 サイクル――運命の車輪


 金融市場のサイクル的性質
 株式市場と景気サイクル――互いに絡み合う二重サイクル
 ホットなセクターとそうでないセクター――セクターローテーション
 季節性――選挙、スカート丈、スーパーボール
 相場に影響する政治的行事
 月ごとの展開
 クイズ
 一言アドバイス



第6章 チャートの技法


 価格は絶対
 感情――価格モメンタムの原動力
 たえず揺れ動く需給バランス
 サイクルの4段階
 トレンドはフレンド
 駆け足の説明――支持線と抵抗線
 チャートパターン――心理的地図
 クイズ
 一言アドバイス



第7章 トリプルプレー――ローソク足、出来高、移動平均


 ローソク足チャートは価格を動かす要因に光を当てる
 ローソク足の描き方
 出来高のシグナル
 強力な意思決定支援ツールとしての出来高
 オンバランスボリュームの指標
 出来高のシグナル――その意味するもの
 出来高のまとめ
 移動平均線――その特徴と活用法
 移動平均線に関する結論とその活用法
 クイズ
 一言アドバイス

第8章 セットアップの完成
 MACD――買い・売りの決定にどう役立てるか
 ストキャスティックス――どのように利益につなげるか
 プラス方向指標(+DI)とマイナス方向指標(−DI)のADX(平均方向性指数)――その性質とシグナル
 フィボナッチリトレースメントの研究――その性質とトレーディングの意思決定に役立つ理由
 クイズ
 一言アドバイス



第9章 ポジションの保有


 長期トレーディングの戦術
 ポジショントレードに注力――戦略
 買いポジションのトレード――セットアップと買い基準
 トレーダーからリスク管理者へ――買い持ちの場合
 売りポジションのトレード――セットアップと空売りの基準
 トレーダーからリスク管理者に――空売りの場合
 トレンドの終了時点
 クイズ
 一言アドバイス



第10章 スイングトレードの戦略


 スイングトレードの目的
 2回目の試し――背景
 2回目の試しのセットアップと戦略
 利益確定
 移動平均線から大ジャンプ――背景362
 移動平均線から大ジャンプ――セットアップと戦略
 秘められた水平攻撃――背景
 秘められた水平攻撃――セットアップと戦略
 空売り――簡単な入門
 移動平均線の熱く濡れた毛布――背景
 移動平均線の熱く濡れた毛布――セットアップと戦略
 最後の注意
 クイズ
 一言アドバイス



第11章 ETF――万人向けの味付け


 ETF取引のメリット
 ETFの購入場所
 指数銘柄
 メリルリンチのHOLDRS
 iシェアーズ
 セレクトSPDR
 ストリートトラックス
 バンガードVIPER
 ETFのヘッジ戦術
 ETFのトレーディング
 ETFの人気順位
 クイズ
 一言アドバイス



第12章 株式のデイトレード――セットアップと戦略


 トレードの道具立て
 デイトレードの指針
 レベル2画面――概要
 株式デイトレードのセットアップ
 2回目の試し――デイトレード
 「移動平均線から大ジャンプ」――デイトレード
 秘められた水平攻撃――デイトレード
 移動平均線の熱く濡れた毛布――デイトレード
 クイズ
 一言アドバイス



第13章 Eミニ株式指数先物と直物FX市場入門


 先物市場――その現状と出発点
 先物市場――簡単な歴史と主な市場
 先物市場はどんな目的で利用されるか
 Eミニ――その基本と銘柄記号の意味
 Eミニ取引の目的
 株式指数先物取引のメリットと注意点
 先物取引口座
 ミニダウ先物の概要
 ミニダウ先物のデイトレード
 EミニS&P500先物の概要
 EミニS&P500先物のデイトレード
 手短なレッスン――伝統的なピボットポイント分析
 Eミニナスダック100先物の概要
 Eミニナスダック100先物のデイトレード
 FX市場入門
 直物FX取引の利点
 口座の開設
 通貨建値の見方
 ファンダメンタル分析とテクニカル分析
 ファンダメンタルアプローチ
 ファンダメンタル戦略
 テクニカルアプローチ
 クイズ
 一言アドバイス



第14章 自分探しの旅


 トレーディングで勝つための計画
 体力――強靭な身体に強靭な精神
 自分の価値――明確に定め、大事にし、守り抜くこと
 感情の2つの大敵を分割して征服する
 成功する能力を高める
 何を望むか
 一言アドバイス



推薦図書

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■著者

トニ・ターナー(Toni Turner)
投資家とトレーダーとして成功を収めるかたわら、投資講演会の講演者としても人気を博している。NBC、MSNBC、CNN、CNBCパワーランチなどに出演し、CBSマーケットウオッチ・ドット・コム、フォーチュン・マガジン、ブルームバーグ・パーソナル・ファイナンスなど、ラジオ番組や活字メディアでも活躍している。またトレンドスター・トレーディング・グループ社社長を務め、カリフォルニア州オレンジ郡に住んでいる。ウエブサイト
http://www.toniturner.com/を運営している。『ターナーの短期売買入門』(パンローリング)の著書のほか、DVD『ターナーの短期売買セミナー』(パンローリング)がある。



■日本語版への序文

 親愛なる日本の読者へ

 こんにちは!
 このたび、パンローリングによって私の3冊目の本が日本語で出版されるはこびになったことを光栄に思います。
 2冊目の本『ターナーの短期売買入門――3日から3週間で最大の利益を手にする法』(パンローリング)の日本での売れ行きは好調とのことで、私としては、グローバル世界の反対側に住んでトレードしているトレーダーと、再び本を通してコミュニケーションできるようになることを個人的にお礼申し上げます。
 周知のように現在では、世界各地の経済条件、収益報告、地政学的事件、金利変動がこれまでにないスピードで私たちの市場に影響を与えています。今やかつてないほどに、世界のさまざまな経済地域の異なる観点をたえず十分に意識することが大変重要になっています。
 言うまでもなく、私たち個人トレーダーはそれぞれが自分の目標と目的を目指しています。しかし、私たちは国際社会のなかで活動し学んでおり、金融市場への共通の興味によって結ばれています。
 トレーディングは独自の職業です。ほかの専門職業では、一定の一連の技能を修得し応用できるようになれば、後はその技能を基に何年も苦労せずにやっていけます。ですが、金融市場のトレーディングで成功するためには、常に知識を新たにし、継続的にテクニックと戦術を磨くことが要求されます。
 本書は、トレーダーと積極的な投資家が、金融市場に参加して安全かつ効果的にその成果を上げられるようにするための訓練に焦点を合わしています。
 本書の内容は14章で構成されています。

 第1章はトレーダーへの全体的な呼びかけで、その中には、ウォール街と米国株式市場についての簡単な歴史と、それが「トレーダーの市場」と呼ばれる理由の説明が含まれています。
 第2章、第3章、第4章では「トレーディングで成功するための7つのステップ」を述べています。それらのステップは、トレーダーが自分のトレードキャリアを作り上げるために利用できる一連のガイドラインである具体的な「行動項目」に分かれています。7つのステップはそれぞれ知識の基礎を構築するもので、順次前のステップを足場にして展開されています。読み終わった時点で、市場の仕組みをしっかり理解して、知恵と規律をもって市場に足を踏み入れるための技能が身についているはずです。
 第5章ではサイクルとセクターの交代に関する情報が得られます。また、米国株式市場の季節性を作り出す理由――一部は論理的ですがそうでない場合もあります――が述べられています。(季節性とは、1年のいろいろな時期で収益の上げやすい銘柄グループが異なることをいいます。その理由は概して当を得たものですが、スーパーボールの優勝チームとか女性のスカートの丈とかのようにまったく合理的と言えないものも含まれています)
 第6章では需給関係、基本的なトレンドの動き、支持線と抵抗線を概観しています。
 第7章ではチャートの基本を取り上げます。最初は日本のローソク足の技術です。これは価格パターンとリバーサルを読み取るための素晴らしい予測システムで、間違いなく皆さんはよくご存じのことでしょう。その次は、強力な出来高のシグナルの読み取り方を詳しく説明しています。最後に、私が気に入っている株価ツールである移動平均線を検討します。
 第8章ではストキャスティックス、ADX(平均方向指数)とフィボナッチリトレースメントの研究など、さらにいくつかのチャート指標を詳しく述べます。それらのチャートツールの名前は何やら難しそうですが、この章の説明を読めば完全に理解でき、簡単にチャートに応用できるようになるはずです。
 第9章ではポジショントレード(通常数週間から数カ月間ポジションを保有する)とマネーマネジメント戦術を取り上げます。
 第10章ではスイングトレード(通常ポジションを2〜5日保有する)として知られる戦略に焦点を合わせます。この章では成功確率の高い4種類のトレーディング・セットアップとその厳密な仕掛けの基準について学びます。
 第11章ではウォール街の最近の人気商品、株価指数連動型上場投資信託(ETF)について説明します。これは単一の銘柄として売買される銘柄のバスケットで、いろいろなセクター、業種グループ、各国株式に対応しています。たとえば、iシェアーズの日本関連のETFはEWJという銘柄記号で売買されています。ETFは口座のヘッジだけでなく投機目的でも素晴らしい手段になっています。
 第12章ではデイトレード(「アクティブトレード」「日計りトレード」ともいう)のテクニックを検討します。この章では第10章のスイングトレードのセットアップが再度登場し、それらがデイトレードのセットアップとしても使える理由が説明されています。そのほか、レベル2注文入力画面と、短期的な株価変動に関連したその解釈テクニックにも触れます。
 第13章ではミニ株式指数先物とFX市場の基本と概要を述べます。
 最後に第14章は皆さん自身に関する章です。トレーディングキャリアでの成功に関係するテーマが扱われます。収益を上げるための活動を強化するために各トレード日に行う準備について検討します。また金銭的目標ではなくプロセス重視の目標を立てることが重要である理由も説明します。最後に、トレードの成功を自分の心に文字どおり「刻み込む」オリンピック選手にならったテクニックについても学びます。

 本書が楽しんで読んでいただけること、そして、そのことが皆さんのトレーディングキャリアを大きな利益へと結び付けるのに役立つことを祈っています。
 地球の私の側から皆さんに対して、最高の成功をお祈りします。

トニ・ターナー



■第14章 自分探しの旅

自分が何者かを知らなければ、株式市場で大枚をはたいてそれが発見できる。――ジョージ・グッドマン(別名、アダム・スミス)

 私たちは長い道のりをたどって最後の章までたどり着いた。
 これまで私たちは市場が全体としてどう動くかを見てきた。成功を目指したトレーディングプログラムについても取り上げた。デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードのどれが各人のライフスタイルに一番合っているかの決定方法にも触れた。たくさんのチャートパターンや指標の評価も行った。リスク・リワード・レシオ、ストップロスの戦術、トレード中に大事件が起きたときの対処法についても研究した。個別株、ETF(株価指数連動型上場投資信託)、Eミニ先物、グローバルなFX市場の世界ものぞいてきた。本書や別のトレーディングの本からあなたが吸収したすべての知識が重要である。トレーディングの講習や講演に出席して得たどんな情報も、トレードで成功する確率を高めてくれる。コンピューターの前に座りながら市場の動きをとらえるために過ごしたすべての時間が、知識の蓄積と専門能力のレベルアップに役立ってくれる。
 だが、どんなものより重要なトレーディングの要素はあなたなのだ。あなた自身なのだ。「買い」や「売り」のボタンをクリックするとき、手を動かす指令はあなたの内部から発せられたものである。思考や感情、そして以前経験した行動の総体であるあなたは、情報の流れを処理し、個人的な活動システムを通して情報をふるい分けている。
 あなたとまったく同じように、私もトレーディングの各段階を一歩一歩進んできた。ずぶの初心者だったころの感じを今でも覚えている。最初にトレーディングルームで過ごした苦い日々(数週間というべきか?)のことは忘れられない。私の隣の青年は毎日のように数千ドル稼いでいたのに、私はなすすべもなく損を重ねていた。
 また若いころ得意になってこう思ったことも忘れられない。「そう、分かったわ。
コツがのみ込めた。もう絶対にトレードで損はしないわ」。だが母なる市場はそれを笑い飛ばした。私をたたきつぶした、何度も何度も。
 儲けより損が大きい谷底からやっと這い出して、損より儲けが大きい出口にたどり着いたとき、80:20のルールが当てはまることに気がついた。トレードの成功は80%が精神状態で、20%が外部要因の評価で決まるのだ。
 この業界に長くいる人なら間違いなくこのことに賛成してくれるはずだ。たくさんの本を読み、たくさんの講習会に出席し、たくさんの良い講演を聞き、たくさんのトレードを重ねたあとで、ある時ひらめきが現れる。自分が達成する成功の度合いはもっぱら自分自身によって決まることを悟る。キーボードを叩く。マウスをクリックする。そういう行動を生み出すのは、実際の物理的、精神的、感情的プロセスのなかにいる自分自身なのだ。
 これまでは「外部世界」の旅を続けてきた。市場のメカニズムを吟味し、市場参加者として扱う必要のある外部の装置やプロセスについて学んだ。
 私自身の経験から確実に言えることがある。どんなに多くのモニターを買っても、どんなに多くの講習に出ても、どんなに多くの知識を人に話せるとしても、結局、トレーダーとしての最終的な成功は精神と肉体と感情の健全性とつながっている。
 実際にあった例を挙げよう。私は素晴らしい青年トレーダーを知っている。彼は理解力があり、寛容で、家庭思いの人間である。テクニカル分析と市場の仕組みについてたいていの相場のプロよりも詳しく知っている。トレーディングに関する本も書いた。記事を発表し、講習会の講師もしている。数年前、彼の個人用取引口座には7桁の数字が並んだ。トレードの実行は素晴らしく速く、目にもとまらないスピードでキーボードを叩く。
 その彼が現在は破産している。
 なぜか? そんなに多くの知識があり、そんなに広い経験があり、他人に教えることもできるプロが、どうして自分の口座に穴をあけてしまったのだろうか。
 こういうことを考えてみてほしい。彼は1回のトレードで資金をすっからかんにしたのではない。利益が底をつくまでには何百回、あるいは多分何千回のトレードを行ったはずだ。
 その才能豊かで優秀な青年の内部のどこかに問題があって、信念体系のせいでトレーダーとして目標を達成することが妨げられたのだ。
 本章の冒頭に、大きな尊敬を集めているPBSテレビのジャーナリストで金融関係の著作家であるジョージ・グッドマン(別名「アダム・スミス」)の引用を掲げた。「自分が何者かを知らなければ、株式市場で大枚をはたいてそれが発見できる」というその引用は、本章のテーマをまとめてくれている。
 本章では実践的な考え方とプロセス加えて、示唆に富む自己発見法に焦点を合わせる。そのどれもが重要である。その各々が互いに関係している。そして株式市場に払う授業料をできるだけ少なくするのに役立ってくれる。

トレーディングで勝つための計画

 取引開始前に分析の作業を完了したうえでその日最初のトレードを仕掛けることが非常に重要であるが、同時に全体的な取り組み方について計画を立てておくことも有益だ。以下のガイドラインは、そうした取り組み方に関するデイトレーダーの心構えを示している。

 15分早めに開始する。毎朝15分早く机の前に座ってみよう。その効果が次第に積もって大きな利益につながる確率は大きい。準備することでスキル水準が高くなる。そのうえ、毎日15分余計に時間をかけることで、1週間で1時間半の新たな知識が身につく。その知識によって、トレードに勝利する統計的確率がすぐに大きくなるだろう。
 一貫性はトレーディングという仕事で成功するために必須の要素だ。このことは、きつめのストップを置いて限定的な利益で満足するリスク回避型のトレーダーにも、トレードで両方向に比較的大きな揺れを認めるリスク許容型のトレーダーにも当てはまる(スティーンバーガー博士が第4章でリスク回避型とリスク許容型のトレーダーについて説明している)。勝ちトレードの比率が負けトレードより小さくても――たとえば勝ちが45%、負けが55%だとしても――、勝ちトレードの利益が負けトレードの損失よりも一貫して大きければ、月末の勘定は黒字になるだろう。口座資金の50%を失ったとき、それを元に戻すには100%の利益を上げなくてはならないことを覚えておこう。一貫した基準でリスク・リワード水準の計画を立て、忠実にそれを守るようにしなければならない。
 退け時を知ること。私自身のルールを紹介しよう。デイトレードで、最初の2回のトレードが失敗したときは、トレードを休んで市場の見方を再検討する。口座資金の2%を超える損失が出たときはその日のトレードをやめる。損が続いたときはトレードをやめるか、「小さくトレードする」。小さくトレードするとは、平静を取り戻すまで株数を減らして早めに利食うことを意味する。
 株式市場では英雄的行為などあり得ない。市場とリズムが合わないと感じたらトレードをやめるべきだ。手仕舞って立ち去るには勇気が要る。数分から数週間休むことで、頭を明瞭にする息抜きができる。それはまた、どちらの方向で有利な展開が望めるかを見きわめるのにも役立つ。市場の戻ろうと決めたときは、ゆっくりと行い、自分が心地よいと感じる水準を維持するようにすべきだ。


体力――強靭な身体に強靭な精神

 体調と精神と感情は互いに密接に結び付いている。頭がモニターの前にあって、感情が遠くに椅子に座っていて、身体がソファで寝ているなんてことはあり得ない。
 だからこそ、トレーディングの仕事で成功するためには、身体と心の健康がとても大事な役目を果たすことを忘れてはならないのだ。
 トレードで最大の勝利を収めるのはどんな人間だろうか? 背中を丸めて胸を引っ込め、充血したしょぼしょぼの目でモニターを眺める人間だろうか? それとも、背筋を伸ばし、すっきりした目で次の動きに油断なく備えているトレーダーだろうか?
 断言してもいいが、身体が丈夫で体調が良ければ、明瞭に考え、素早く反応し、一層正確に行動することができる。
 ブレット博士の3次元性格クイズ(第4章)で、博士は神経質性――後ろ向き感じ方をしてしまう傾向――について取り上げ、それがトレーディングに悪影響を与えると指摘している。
 諸研究によれば、栄養が不十分で、体調が悪く、疲れ切った状態だと後ろ向きの感情が生まれる。後ろ向きの感情はトレードの進行に「ブレーキ」をかける。
 逆に、トレーニングやウオーキングのあとで株式市場に向かえば――血の循環が良くなり、頭に新鮮な空気が送られて体調が万全になり――一層正確で明瞭な判断が可能になる。新しい決定を実行に移し、機敏に立ち回る能力が向上する。潜在能力が最大限引き出され、市場の展開に応じてどんな行動もとれるようになる。
 高度なトレーディング能力を維持するのに役立つ体調維持のチェックポイントを挙げておこう。


●少なくとも週に5日、ウエートトレーニングや30分の早足ウオーキングや何らかの体力作りを行う。手を抜いてはいけない。泣き言を言ってはいけない。あれこれ考えてもいけない。ひたすらに励むこと。そうすれば大きな見返りがある。

●トレード中はたくさん水分をとる。脱水状態は「トレードぼけ」を引き起こす。つまり現実から遊離してしまう。

●朝食と昼食にはタンパク質と新鮮な野菜・果物を食べる。炭水化物と砂糖は頭の働きを鈍らせる。朝食に冷めたピザやドーナツを食べてるようでは強力なトレーディング精神は養えない。低脂肪・高タンパクをとらなくてはならない。

●ビタミン摂取を忘れないようにする(「はい、お母さん」)。ストレス時には体内でビタミンBが消費されることも忘れないように。私は、一度にたくさんの仕事を抱える傾向があり、ストレスは日常茶飯事になっている。そういう時私はビタミンBの摂取量を増やすことでストレス兆候群を解消してエネルギーを高めるようにしている(かかりつけの医師に相談すること)。

●ぐっすり寝ることはトレードの成功と大いに関係がある。睡眠不足でふらふらの頭ではふらついたトレードプランしか生まれない。

●かんしゃくを起こしているとき、風邪をひいているとき、二日酔いのときはトレードを避ける。そうした体調不良のときは、相場が「白黒フィルムのようにしか見えない」。プレーは自分がゲームを支配し切れているときにだけにする。


自分の価値――明確に定め、大事にし、守り抜くこと

 トレードがあなたのすべてではない。これはトレードの世界に足を踏み入れたばかりの人にとって大いに安心できる言葉だろう。
 トレードを始めて間もないころ、私はいつの間にか無意識的に、トレードで負けると自分の価値がなくなると思い込むようになっていた。そして、しょっちゅう自分を裏切っていた。そのことが次のトレードに悪い影響を与えた。すると一層自信を失い、もっと大きな損を出した。ブレーキを踏みながらトレードをしているようなものだった。
 やっと自分がしていることに気づいた私は自分にこう言い聞かせた。「私は立派にやっているし、核になる強力な価値を備えている。ただ、たまたまトレードで学ぶことが多すぎるだけなんだ。トレードは私のすべてではないし、自分の価値の表現でもない」
 こう断言することで、鎖から解き放たれる素晴らしい感覚が生まれた。トレードで負け続けたときには自分の価値を振り返ってみるとよい。あなたは損すると落ち込むだろうか? 自分に対してこんなふうに罵倒を浴びせかけることがあるだろうか?
 「なんて間抜けなんだ。お前は世の中で一番利口なわけではないんだ。そんなへまなトレードは見たことがないぞ。とんだドジを踏んだもんだ」
 正直に言って、あなたは親友にそんな口を利くことがあるだろうか。もちろんないはずだ。むしろ励ましてあげるだろう。だから自分自身も励ましてやってほしい。トレードが自分のすべてではないことを悟ってほしい。


感情の2つの大敵を分割して征服する

 恐怖はいろいろ装いを変えながら、常にトレーダーのまわりに潜んでいる。トレーダーなら皆何度もその感情を経験している。トレードで身をよじるような思いを味わったことがないと言うトレーダーには、そのうち巨大なピノキオの鼻が生えてくるはずだ。
 私たちは損を恐れる。間違うこと――正しく判断できないことを恐れる。「絶好のチャンス」を取り逃がす失敗を恐れる。それらすべての恐怖は、富の蓄積に対する感情的な障害として作用する。
 恐怖をできるだけ抑え、自信を高めるために次のようなテクニックを試してみてはどうだろうか。
 分析プロセスとトレードプランの立て方を点検すること。必要と感じたら専門家か先生を見つけること。セットアップの見きわめ方、リスク・リワードの評価、マネーマネジメント戦略などのプロセスを確実に身につけてプラスの成果を上げる確率を高めること。自分の全体的な行動に確信がもてるようになれば、損失に伴う恐怖は消えてなくなるはずだ。
 次に、正しくありたいという考えは捨てて、間違える恐怖を取り除くこと。トレードの負けにつながる考え方だからだ。
 コントロールされた損失はゲームの一部であることを受け入れなければならない。感情ではなく計画に従ってトレードすること。「正しい」ことも「間違う」こともあり得ない。行動計画を立て、能力の限りを尽くしてそれを実行すればよいのだ。間違えることがあるとすれば、それは計画を無視して資金を不必要なリスクにさらした時だけだ。
 最後に、チャンスを逃す恐怖は、実際にはまやかしであることを肝に銘じるべきだ。高値で買って安値で売らせる悪魔的な恐怖といっていい。大きく上に伸びる陽線や価格が競り上がるレベル2画面を見て自分も熱狂騒ぎに加わりたくなったら……ストップをかける。椅子から立ち上がりそこから離れる。狂乱する株価を見ても動じない自己規律を取り戻すまでトレードをしてはならない。
 トレーダーにとって恐怖に次ぐ第二の大敵として急速に世界に知られるなったのは完全主義だ(こっそり言えば私もそれにやられる)。
 トレード中「正しく動こう」とすることは立派だが、完璧主義のレベルにまでなると結果への不安が生まれる。
 結果への不安はあまりに自分を見つめすぎることから生じる。自分の行動を隅から隅まで監視するために行動能力が落ちてしまうのだ。
 スティーンバーガー博士は「サボリ・トレーダーの行動パターン――第2部」(http://www.brettsteenbarger.com/ からダウンロードできる)という興味深い小論のなかで、完全主義とそれに伴う結果への不安を抑えるための措置を挙げている。そのうちの3つを簡単に取り上げてみよう。

 損益ではなくプロセスのゴールに焦点を合わせる。トレーダーは結果重視の傾向がある。自分に対して高い基準を当てはめがちだ。金銭的な目標を厳格な基準にすると(たとえば「今日1000ドル稼がなければならない」)、たいていは自分の生み出したプレッシャーで失敗する。むしろ一定のリスク・リワード・レシオを厳守するとか、5回のうち4回はトレード計画を立てるとかいったプロセス重視の目標に従うのがよい。
 リスクは少しずつ増やす。株数を増やしてリスクを高めると、リス穴を見張る猫のように結果しか目に入らないようになる。普通1回に200株売買するトレーダーが1000株に増やそうとしたら、間違いなく不安のレベルが急激に高まる。あまりに急いで損や利益を確定しようとするため、かえって戦術的に裏目に出る。株数が増え、それとともにリスクが増大するような場合には少しずつ実行するのがよい。
 生活のバランスを保つ。頭の中に仕事しか存在しなくなると、たいてい結果のプレッシャーが非常に大きくなる。トレードを職業にしていると、金融市場が生活のすべてになっていることだろう。その場合、生活のバランスを失い、結果的に自信が崩れることが多くなる。
 ブレット博士が言うように「トレーディングが自分の全世界になっている人は、トレードがうまくいかないと世界が崩壊するような感覚に襲われる」。
 トレーダーはパートタイムでもフルタイムでも、家族や友人、健康やフィットネスなど生活のほかの側面にも注意を向けて、自分を豊かにするポートフォリオを多様化する必要がある。そうすれば、負け続けたり不調に陥ったりしても、リングに倒れてカウントアウトになるほどのひどい打撃は受けないだろう。


成功する能力を高める

 スティーンバーガー博士は大勢のプロトレーダーの相談に乗ってきた。その博士によれば、恐らくメンタルトレーニングが「結果の恐怖を和らげて消し去る単独のテクニックとして最も効果的なものである」。
 博士は続けてこう言う。メンタルトレーニングでは、脅威的な状況(「乱高下する市場」や「損が膨らんでいるトレード」)に直面する自分を思い浮かべ、望ましいと思う対応を心のなかでリハーサルすることによって、そうした状況が実際に生じたときに多くのストレスを軽減することが可能になる。
 スティーンバーガー博士の言うとおりだ。メンタルトレーニングは、不安レベルを引き下げるだけでなくトレードの成績を上げるためにも使える素晴らしい方法である。この方法は、あらゆるレベルのオリンピック選手やプロ選手が短期間で成果を出すために用いている。私も含めてたくさんのトレーダーが準備プロセスの一部として毎朝メンタルトレーニングを実行している。お金も時間もかからず、しかも大きな効果がある。
 基本的なメンタルトレーニングの例を挙げておこう。まず、邪魔の入らない静かな場所に行く。テレビを消して電話線を抜く。
 足は組まずに背筋を伸ばして椅子に座る(あるいは横たわる)。手のひらを上に向けて膝の上に置く。目を閉じて深呼吸する。気持ちを落ち着かせるために何度も深呼吸を繰り返しながら、身体の各部を意識的にリラックスさせる。まず足……腿……お尻……内蔵、胸、肩、腕、首、そして顔面の筋肉。
 ここで自分がトレーディングデスクに座っていると想像する。待ち望んでいたセットアップが画面上に現れる。あなたは自分の分析とトレード計画をチェックしたあと適切な価格でポジションを取る。
 思いがけず株価が反転する。値下がりして、長大陰線を描いて下方に向かう――しかも急速に。素早くしかも冷静にトレード計画に目をやる。ストップロスがあと数セントのところに迫っている。株価はさらに下げ続け、とうとうストップロスにまで届く。
 ひるみも後悔も正当化もせず、あなたは注文画面を開く。冷静に注文を出し持ち株を売却する。相場の下落は続く。ある種の満足感が身体を貫く。自分の計画に従うことで、あなたはトレーダーとして成功に向かってさらに一歩前進したのだ。
 メンタルトレーニングを終わってもよいと感じたらさらに大きく深呼吸し、1から5まで声を出して数える。5に近くなったら目を開けながら、はっきり目覚め、前向きのエネルギーに満ちていると断言する。
 シナリオをもう一度体験したいと思ったら、トレードが不利な方向に変化したときに自信と集中力を発揮しながら冷静に対処する過程を細部まで再現することを繰り返す。銘柄の深追い、オーバートレード、間違いが許されないトレードなど別の困難な状況を想像する。
 次に、ストップを引き上げながら計画どおりに売買を管理できた成功トレードを思い描く。常に、冷静な自信にあふれ完全に自己制御できる自分を思い浮かべる。
 今説明しているのはメンタルなリハーサルと練習である。プラスになる行為を実行するだけでなく、それに伴うプラスの感情をリハーサルして自分のものにする。意識的な技術練習とまったく同じで、十分な回数、その行為を繰り返せば、それが第二の天性になる。
 そうなれば、現実のトレードで相場が不利に展開したときも、「平気さ。この状況は前に乗り切ったことがある」といった具合に身体と心が自然に反応する。
 そしてトレードが順調なときも、管理をしっかり行い、適切かつ正確に利益を確保できるようになる。
 メンタルトレーニングそれ自体が練習を要することは心得ておく必要がある。トレーダーの心はいつもせわしなく、トレーニングに忍び込んでくる気の迷いを取り除くのが難しいときもある。そうなったら、紛れ込んだイメージに対して、今は消えてまたあとで現れてほしいと優しく言い聞かせる。そして自分の考えに再度集中する。数回練習すれば効果的に集中できるようになるだろう。
 どうか試してほしい。うまくいくはずだから。


何を望むか

 本書を読み終わった今、あなた自身のイメージが一層明瞭になり、自分がどんな金融市場に適しているか、はっきりしたのではないだろうか。
 ここでお尋ねしたいことがある。トレーディングの世界のなかでどんな場所をお望みだろうか。
 トレーダーとしての自分の強みだけなく課題もしっかりとらえてほしい。どこを磨き上げるのがいいか。どんな能力を引き上げられるか。自分の課題を解決するために実際にどんな手順を踏んだらいいのかを考える。
 本書の最初から最後まで呼んでいただけたものと思う。
 一生懸命学んでいただいたこと、必死に取り組んでいただいたことに感謝します。
 また過去10年以上にわたって私が学んできた考え方や事実や原則を共有していただいたことにもお礼を言いたい。本書から得た知識が、トレーディングのキャリアの発展に役立ち、一歩一歩着実に前進する手助けになることを心から祈りたい。
 さらに、金融に限らずあらゆる目標を達成できることを希望する。トレーディング分野でほかの人々の生き方を支援すること、また逆にほかの人々からの支援によってあなたが豊かになることを願いたい。あなたの障害と損失がわずかにとどまり、勝利と利益が巨大になることを祈りたい。
 現在も将来も、あなたとご家族にあらゆる良いことが起きますように。
 幸運を祈ります。

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