戦略コンサルタント&ベトナム株道先案内人 福森哲也
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株式会社STIサポート代表取締役/コーポレイトディレクション(アジアビジネスユニット)シニアアドバイザー/アサヒ衛陶(東証2部)常務取締役他。
日欧の戦略コンサルティング会社にて、“第2の創業支援”プロジェクト(上場前後のベンチャー企業/中堅・準大手企業/地方有力企業)や M&Aプロジェクトに数多く従事。その後、上場ITベンチャーの執行役員や大手家電グループ企業の経営会議メンバーを経て、独立。現在は、企業内部に入り込む形での上場・未上場企業の“第2の創業支援”と、ベトナムを中心としたアセアンでの“事業&人材開発”支援に注力している。
ベトナムとベトナムビジネスの入門書『ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本』(明日香出版)は、2012年に出したミャンマー・カンボジア・ラオス版と共に、アジア事業担当者・駐在員に幅広く活用されている。また、日本にベトナム株投資を最初に紹介した『日本人が知らなかったベトナム株』(翔泳社)などもある。
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福森哲也のベトナム株投資
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日本でも美味しい料理。。。 02月27日
先週は四谷荒木町の『桃太郎』に桃太郎鍋(野菜鍋)を食べに行った。一見さんには手ごわいイメージだったけど、「旨い。。旨い。。」と喜んで食べていたら、親父さんも女将さんも優しい笑顔に。「怒ったりしないから一人でも食べにおいで」と言ってくれて、すんごく嬉しかった。
今日は、富裕層向けマガジン『プラチナスタイル』ハノイ特集号メンバーで、渡辺淳一先生のお気に入りのフランス料理の『ボン・シャン』でベトナム・ハノイを懐かしむ会。東京ワイン専門家協会会長のオーナーソムリエが、優しく迎えてくれた。ベトナムのワインの話なんかにも興味を持ってくださって、素敵なおじ様だった。さすがに日本の草分け的ソムリエだ!
名物のフォアグラのポアレと大根コンフィ バニュルスソースと、春キャベツで包んだ仔ウサギのオーブン焼きは絶品だった。「う〜まい!」と喜んでいたら、オーナーソムリエもニコニコ。素敵な料理に素敵な笑顔だ。。
今から荷造りをして、明日はソウルです。ソウルに1泊して28日の夜中にホーチミンに入り、29日は3月4日からのホーチミン・ハノイ視察ツアーの詳細打ち合わせを各所とやらなければ。。。ソウル&ベトナムでも美味しいもの食べられますように!
ヘンカップライ
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セリングクライマックス。。。。 02月22日
昨日のベトナム株市場の下げは激しかったです。今日も、第1節時点で、既にほぼ全面ストップ安状況です。ホーチミン市場のインデックスも678ポイントと700ポイントを大きく割り込んでいます。少ない出来高でのストップ安なのですが、何でもいいから換金したい人がいるようです。インフレ退治のための政府の金融引き締めが証券市場もつぶしてしまおうとしています。不動産は明らかに過熱しすぎているので、早めに冷水が必要な状況ですが。。。
昨年後半以来弱っていた証券市場には厳しい荒波です。でも、ベトナム人からも「そろそろ○○を買おうと思うがどう思うか?」というようなメールも来ていますし、流石にそろそろなのではないでしょうか。余剰資金のある、中長期投資家のかたはどうぞお楽しみください。
さて、そんな状況とは別にベトナムの成長、開発は進んでいます。前回のホーチミン滞在中に、新国際空港(ホーチミンから高速もでき40分程度でいけるようになるようです)に向かう途中の再開発エリアと、メコンデルタの大規模水産加工工場+工業団地を見てきました。
新国際空港近くの再開発は、自己投資に力を入れている2つの証券会社のマネジャー(二人はオーストラリアの大学の留学仲間で、一人は帰国してベトナムの大学院に進み、一人は日本の大学院に進んだ女性です。エネルギーのあふれていて車中のうるさいこと。マシンガントークを二人で繰り出しあっていました。。。)と日本に留学して国際金融を学んでいたトアンさん(今はマネーベトナムというサイトを運営しつつ、ベトナムの証券会社との太いパイプ作りに邁進している非常に優秀な方です)と一緒でした。高級住宅街を作ろうという再開発エリアは、既に人の姿はなく細いゴムの樹が延々と植えられていました。
メコンデルタの方は、朝の6時にホテルを出て、夕方6時にホテルに戻る結構きつい視察でした。台湾企業が整備している道路&開発エリアを越え、綺麗なレストラン(ここの女性社長は市内にも幾つもビルを持っている成功者だそうです。10年前ぐらいから不動産投資を始めて、いまや数十億の資産家。。。。)で朝食に日本のそうめんのような麺を頂きました。そこから河を越え、メコンデルタに。日本製の最新鋭の設備を備えた水産加工場や自家発電機、給水・排水設備(一応環境にも配慮しているという説明でした)、立ち退かせた住民達の住む住宅街、途中延々と続く水田。。。。久しぶりの遠出でした。
写真はこちらで
http://blog.shoeisha.com/nihon/cat60/
ヘンカップライ
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山羊料理&北朝鮮レストラン 02月15日
旧正月の連休明けも期待に反してベトナム証券市場は元気がないです。昨日は少し戻しましたが、それでも最終節では上げ幅も縮小し、今日も弱めで始まっています。中長期的には仕込み場でしょうが、ベトナム国内の資金は不動産と金に流れている状況は変わっていません。
さて、前回のホーチミン滞在中に2件、面白いレストランに行きました。
1件目は、ベトナムスケッチ(フリーマガジン)で特集をしていた山羊料理です。地元の人のみの店と、少し綺麗な店が紹介されていましたが、当たり前のように地元の人の集う方の店に連れて行かれました。山羊の色々な部位を漬け込んだ焼肉と内臓や脳みそも入った鍋を食べました。味は非常にうまいのですが、サービスと煙のひどさには少しゲンナリ。40代後半のオジサンだけが我々のテーブルのケアをしてくれ、他の若い衆には何故か完全無視されました。最後にオジサンに5万ドン(370円ぐらい)のチップを若い衆にも見えるように渡したら、若い衆はちょっと「しまった」という表情をし、オジサンは道路に飛び出して嬉しそうにタクシーを止めてくれました。ベトナム語で山羊は「スケベ」という意味もあるそうです&もしかしたら翌日からの激しい腹痛(すごく久しぶりにベトナムでトイレと部屋を往復しました)に何らかの因果関係があるかもしれませんので、ご注意ください。
もう1件は、北朝鮮レストラン。元喜び組?といわれる女性陣が料理を運んだり、1時間ほど歌や舞のショーをしてくれます。韓国のお客さんや日本人のグループ、ベトナム人の家族などで一杯でした。初めて本物のバッジを見ました。彼女達は携帯電話なども当然ながら持たず、店と住居を往復しているようでした。
2月1日に無事、日本式LLP方式でベトナム人の仲間たちと、レタントン通り(日本人通り)のランカスタータワー(スカイガーデンの隣)の目の前のカラオケラウンジのオーナーチェンジができました。2月中に改装して3月1日から”NAKASU"として再オープンします。日本人や韓国人のお客さんの嗜好や常識などを教えていきながら、ちょっとずつ居心地の良い店になるようアドバイスしていきたいと思っています。ラウンジの経営に関われるという面白さや自分や仲間にとって居心地の良い店があるという安心感、現地の仲間やスタッフ・女の子達が、ここをベースに少しでも次のステップが見えるようになったらいいなと思っています。
写真はこちらで:
http://blog.shoeisha.com/nihon/2008/02/in.php
ヘンカップライ
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旧正月も明けて。。。 02月12日
3時間遅れ(ベトナム時間で朝の3時、日本時間で朝の5時)のベトナムエアーで、2月3日の午前に東京に戻ってきました。30数度のホーチミンから戻ってきたら、東京は大雪。。。身体も心もびっくりでした。
旧正月前のホーチミンは、日本の正月前と同じでなんとなくセワセワしていました。飾り付けやイベントもあり、皆帰省の準備なども急がしそうで。ホテルやレストランも既に帰省している人などもおり、いつもより少ない人数でいつもより多いお客さんを捌かなくてはならず、サービスレベルは明らかに落ちていました。
今年の旧正月は2月7日でした。先週1週間と昨日の株式市場はお休みで、ホーチミン市内も旧正月中はガランとしているようです。
休み前の市場は連騰して、859ポイントまで回復して終わりました。証券会社の自己投資部門のマネジャーたちも皆、「連休明けは上がる」と言っていました。旧正月に皆親族一同が集まる場で、「株式市場は回復する」という声が広まると、正月明けの相場にいい影響がでそうですが、どうでしょうか。。。。ちょっと楽しみです。
4〜5社の証券会社の自己投資部門の担当者やファンドマネジメント会社のマネジャーに、「今上場企業で1社だけ買うとしたらどこを買うか?」と聞いてまわったら、全員一致でDPM(ペトロベトナム化学肥料
http://viet-kabu.com/data/?id=DPM )でした。どうなりますでしょうか、楽しみです。
ヘンカップライ
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