FuturesEYE
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大学卒業後、日系証券会社にて株式、FX、コモディティの3分野にわたるデリバティブの業務を経て、2006年より某CFD業者の立上げにセールス部長として参加。
現在のCFDビジネスの基礎を築いた。
2009年7月より、その経験や知識を活かし、個人投資家に真の意味で健全で有意義な投資環境を整備、提供するために活動。
CFDを中心に投資教育及び投資情報の配信を行う。
日本テクニカルアナリスト認定会員。
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FuturesEYEの「CFDブログ」
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NY株急落、249.85ドル安 11月01日
10月30日、NY株の1日の下げ幅としては4月20日(289.60ドル)以来約半年ぶりの大きさ。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経225先物も大幅反落し、9,745円。
大証10月30日終値10,010円と比較すると265円安。
10月30日金曜日は、日経平均株価 10,034.74 ▲ +143.64、日経平均先物(大証)大証,09/12月 10,010 ▲ +130と楽観的な状況の中、買いポジションを保有したままの方も多かったのではないでしょうか。
CFD取扱いFX Online Japanチャートを見ると昨夜12時ごろから下落がスタートしたのが分かります。
少なくとも週明けの日経平均株価は、金曜日終値の10,010円から下方に大きなギャップを空けてのスタートとなるのでしょう。
大証のイブニングセッションは20時まで、その後、CMEの日経平均先物取引は20時から朝の5時30分まで取引が可能な証券会社もあります。
よって、20時以降朝までの下落分はCME(夜間先物取引)の口座を開設していれば、日本国内の証券会社でショートポジションを持つことで収益(またはヘッジ)とすることができます。
ただ、残念なことに大証先物とCME先物は相互で取引することができません。
(取引所(CME®)と大証の間に建玉を移管できる制度がないため、夜間先物取引で新規建てした建玉を、先物・オプション取引(大証)で返済はできません。同様に、先物・オプション取引(大証)で新規建てした建玉を、夜間先物取引で返済できません。)
また、口座間の証拠金振替作業は面倒であり、様々な規制があります。
土曜日曜の状況如何では、CME終値から週明けの大証寄付価格が更に下落する可能性もあり、十分なヘッジはできない可能性があります。
今回のように商業金融大手CITは破綻なのか、その可能性があるということなのか定かでない場合など、ヘッジポジションを月曜日の朝までは保有したいものです。
CFDなら、日経平均先物がほぼ24時間取引が可能となります。
(もちろん土日は取引できませんが・・・)
例えば、昨晩の0時にショートポジションを持ち、それを翌週の月曜日の朝に決済することができるのです。
それも証拠金は、実際の取引代金(総代金)の20〜100分の一程度ですので大証などのスパン証拠金などよりはるかに資金効率が高い。
要するにサブ口座としてCFD口座を開設し、小額の資金を入金しておくだけでいいのです。
よって、万が一の際のヘッジ用口座、または積極的な投機用口座としてCFDの利用は投資家にとって魅力あるものと私は考えます。
さらに、CFD口座なら日経平均株価にとどまらず、一つの口座で、NYダウなど海外の株価指数や株式、FX、債券、金利、金や原油などのコモディティ、会社によってはVIX指数やドルインデックス先物なども取引可能な場合もあります。
参考サイト:
CFDの基礎
CFD業者比較
取引要領
無料WEBCFDセミナーライブラリー
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