足立武志
|
公認会計士、税理士、ファイナンシャル・プランナー(AFP)
株式会社マーケットチェカー取締役 1975年生まれ 神奈川県出身
一橋大学商学部経営学科卒業。資産運用に精通した公認会計士として、執筆活
動、セミナー講師等を通じ、個人投資家が資産運用で成功するために必要な知識や情
報の提供に努めている。主な著書に、『知識ゼロからの経営分析入門』(幻冬舎)ほか多数
|
|
足立武志の「中長期投資家のための“超・実践的”ヒント集」
|
日経平均株価11日続落 07月04日
本日(7月3日)で、日経平均株価は11日連続で下落しました。11日続落というのは約54年ぶりといいますから驚きです。
ある意味、一生に1度かもしれないよい経験をさせてもらいました。
さて、ここまで下落が長引くと決まって出てくるのが弱気論です。ついこの間まで14,000円台をキープしていたときには、「近いうちに16,000円まで上昇する」と言っていたはずなのに、株価が下落しはじめると、今度は「12,000円まで下落する可能性がある」と言ってみたりと、全くもって主体性がありません。
大体、11日も続落すれば、近い将来反発するのは目に見えているのに、このタイミングで「さらに下がる」と不安をあおっては、安値で売りたたいてしまう個人投資家も続出してしまいます。
個人投資家の皆さんは、くれぐれも、こうした(おそらく身銭を切って投資していないと思われる)アナリストの見解に振り回されないようにしてください。下手をすると、高いところで買わされて、安いところで売らされるという最悪の結果を招きかねません。
将来の株価がどうなるかを正確に予測すること自体、不可能です。株価が下がって慌てふためくのではなく、「株価がいくらになったら買う」とか、「いくらまで株価が下がったら損切りする」など、あらかじめ投資行動を決めておいた上で、それを実行することが成功への第一歩です。
コメント投稿
↑ページのトップへ
|
|
|
|