Bart
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埼玉県在住の会社員。2001年より現物株のみの株式投資をはじめ、年間平均利回り約10%超のパフォーマンスで株式資産を増やしている。投資哲学は確実に、コンスタントに利益を得ること。景気予測から始めるトップダウンアプローチと呼ばれる投資法と、個別割安株を探すことから始めるボトムアップアプローチと呼ばれる投資法を駆使して奮闘中!
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Bartの「サラリーマンでもできるハイテク株投資日記」
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ハイテクは売り局面入りか 06月26日
この一週間、メモリメーカーの株価は下がり続けている。
あるメーカーは8%近く下がったと聞く。
やはり最近のメモリ価格下落の影響が大きいのだろう。
メモリだけでなく、電子部品全体の在庫循環、シリコンサイクルも
下降局面にすでに入っているので電子部品関連会社の株価も下落は
必至と考えていいだろう。
では、空売りが有効なのか。
その前に確認しなければならないことがある。
一口にハイテクといっても大きく分けて二つある。
1:消費財、あるいはその部品となる製品を
作っている会社
2:工場設備、特に半導体がらみの製品を作っている会社
最近は1にからむ需給(シリコンサイクル)は緩みつつあるが
2の設備投資需給はまだまだ需給は引き締まったままの感があるので
慎重に会社を選ばなければ怪我をしてしまう。
その見極め方はそんなに難しくないので、これからハイテクの空売り
を試みたい、あるいはこれからハイテクのロングポジションを持って
みたい方はぜひ研究してみてはいかがだろうか。
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円安=電機株買いは本当か? 06月06日
この原稿を書いている時点で管首相の誕生が決定したようです。
さて、この管総理は円安論者だとか。
そのせいか、管総理誕生の思惑があった数日前の日経に円安誘導(?)
の期待からか電機株が買われたとの記事が出ていた。
さて、ここで気になるのは円安=電機株買いのロジックが本当に成り立つ
のかということ。
デイトレやスイングトレードなどの短期売買ではどうかわからない。
しかし、半年〜数年のスパンではその相関は決していつも高くない。
現にあのITバブルの際はどちらかといえば円高に推移していたのである。
もし、円安期待の中長期の電気株買いを考えているのなら止めておくべき
だろう。
では、円安効果による業績向上、高配当狙いならどうであろうか。
これもお勧めできない。電機株に始まるハイテクセクターは設備投資、R&D
への負担が他セクター比較で重く、その分配当が出にくい。
結局のところ、円安=電気株買いの図式は当てはまらないのである。
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