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太田 創

1985年に関西学院大学卒後、三菱銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)に入社。その後約10年にわたり、ロンドン、サンパウロ等の欧米の主要金融センターで資金ディーラーとしてトレーディング業務に従事。1998年の帰国後から、現三菱UFJ国際投信/シティグループ/UBS/フィデリティ投信/GCIに勤務。資産運用業界での経験は30年以上。現在は一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。公式サイト

著書の『 7戦7勝 10万円から始める南山式ETF (上場投信) 投資術』(あっぷる出版社)は、2006年度ブルベア大賞【特別賞】を受賞! 他著書に『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版)、『DVD 米国つみたて投資』(パンローリング)。

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太田 創 の「英語で読み解くクールな世界金融経済」

レッグ・メイソン・テニス・クラシックに日本のホープが登場!

2007年07月31日

日本男子テニス階のホープ、注目の17歳、錦織圭(日本)がレッグ・メイソン・テニス・クラシック(賞金総額60万ドル、ハード)に本選から出場します。


この本選から出場っていうのは、すごいことなんですね。


まず、世界ランキングが100番台ぐらいでないと、予選は免除されません。さらにランキング一桁台のロディックやブレークが出てきます。


一回戦で負けたら、数千ドルもらって終わり。移動費にもならないのが現実です。


こうやって世界を回る若手には、本当に頭が下がります。


ということで...、 私は世界ではなくてもいいですから、日本中を回れるようせっせと仕事と投資に頑張ります!

よう騒ぎますな

2007年07月30日
相場が下がるときほど、なんちゃってプロと本当のプロの差が出ます。


今回の下げで一番騒ぐのにはマスメディア。(そりゃまあ当たり前。アマ中のアマ。)


次に、証券会社。(騒ぎに乗じて商品を売る。プロもいる。)



その次に、運用会社。(イヤイヤ騒ぎに乗らされる。アマっぽいプロもいる。)



最後に銀行。(何を騒いでいるのか分からない。完全アマ。)


こういうとき、本当のプロは何も言いません。黙って買うか、様子見るか。


もし、あなたが投資家で、下げ相場で銀行や証券会社から何も言ってこないとイライラしているのであれば、悪いことは言いません。投資活動は止めましょう。


資産運用、ひいてはあなたの人生は自己責任でまっとうするものですから。

原因と結果の法則

2007年07月28日
”原因と結果に法則性があるかどうか?”


は、私の経験からは「よく分かりません」と言うのが正直なところです。


「米国のサブプライムローンの一部が延滞している」ので、NYダウ下落。


「グローバル・キャリートレードのアンワインド(ポジション解消)が進んでいる」ので円高。


「風が吹けば桶屋が儲かる」


どれもこれも一見納得しやすいですが、どれもこれも決定的な原因と結果につながっていません。


極論すれば、9・11以降、世界の株式市場は全体的に上昇しているのですね。だから、この程度の材料はcriticalではないと思ってしまうわけです。


結局、参加者の心理状態が相場を左右しているのでは?と強く思うこのごろです。

子ヒラメが出現

2007年07月26日
NYが緩んで、サブプライムローン問題が再燃し、日本の株式市場もshakyですね。


こういったときほど、状況が一時的なものなのか、構造的なものなのかよく考えることが必要です。


何回か言っていますが、サブプライム・ローン問題は大火災にはならないだろうと言う見解です。


そもそも、ローン自体は破綻や延滞を織り込んだ金利設定がされていますし、被害をこうむる金融機関は限定的です。


ヘッジファンドの破綻もありましたが、市場全体には大きな影響は出ていません。


ヒラメにどのタイミングでエサ入れするかだけを考えて、静観しましょう!

原因と結果の法則

2007年07月28日
”原因と結果に法則性があるかどうか?”


は、私の経験からは「よく分かりません」と言うのが正直なところです。


「米国のサブプライムローンの一部が延滞している」ので、NYダウ下落。


「グローバル・キャリートレードのアンワインド(ポジション解消)が進んでいる」ので円高。


「風が吹けば桶屋が儲かる」


どれもこれも一見納得しやすいですが、どれもこれも決定的な原因と結果につながっていません。


極論すれば、9・11以降、世界の株式市場は全体的に上昇しているのですね。だから、この程度の材料はcriticalではないと思ってしまうわけです。


結局、参加者の心理状態が相場を左右しているのでは?と強く思うこのごろです。

MPVはお買い得

2007年07月24日
車にはあまり興味はないのですが、マツダのMPVはお買い得ですね。価格、排気量、仕様、サイズ、燃費等を総合的に考えて、ほかの国産よりもバリューでしょう。


マツダについては1作目の著作で指摘しましたが、その後業績・株価とも順調のようです。


なぜ、順調か?


いろいろ要因はあると思いますが、トヨタのまねをしないということでしょうね。


車種を絞って勝負する。車体は共通。エンジンは数種類。ハイブリッドはやらない。


何をやるかではなく、何をやらないか。


外資系の割にはよく分かっているようです。


金ETFの将来性

2007年07月23日
大証で金ETFが上場されます。


このETFは、金価格を参照して値付けされますが、金の現物には交換することはできません。


一方、アメリカやヨーロッパのETFは現物と引き換えが可能です。


論者は、「金の現物と引き換えが不可能なETFは意味が無い」といいますが、私はそうは思いません。


なぜなら、少なくとも個人投資家は、金の方が株より儲かる!と考えて金を取引するはずで、インフレには金!と考えて取引するわけではないからです。


その昔、銀行でも「金投資口座」なる少額の現物を買いにいく金融商品がありましたが、サッパリ売れませんでした。


金もETFになって流動性が増えれば、裾野は広がるでしょう。現物と交換できるかどうかは、たいした問題ではありません。

送別会

2007年07月20日
仲間の送別会を、西麻布のイタリア料理店で行いました。


ここには、半年振りで行ったのですが、アットホームな雰囲気と絶品料理でずいぶん楽しめました。


ワインとシーフードのコンビネーションが最高です。


ぜひ、お試しあれ。

サブプライムローン問題は深刻化しない

2007年07月19日
アメリカではサブプライムローンという、低所得者向けローンの破綻が顕在化していますが、私はたいした問題ではないと見ています。


その理由として、

(1)そもそも貸付金利が高いので、貸し倒れリスクは織り込み済み。


(2)ローン市場全体に対する当該ローンのシェアは20%程度。


(3)破綻しても、担保物件の処分で回収は可能。(100%ではないが)


(4)サブプライムローン仕組債へ投資したヘッジファンドにはお気の毒ですが、いいこ
とはずっと続かない。そういったextremeなファンドは流石に一部。


などなどです。


たとえガラが来ても、サブプライムローンが原因とは思いません。IT相場の熱狂に比べれば、インパクトの差は像とアリです。



グーグルのすごさ

2007年07月17日
Google Earthはすばらしいツールですが、すごい!の一言です。


昨日、新潟で地震があり、柏崎の原子力発電所で火災が発生しました。


テレビの映像で、その原発の航空写真が出ていましたが、その右下にはGoogleのロゴが。


ネットとテレビとの融合とは、こういうことなのですね。


その航空写真はこちらでどうぞ。



イランの原油代金の円建て決済要請

2007年07月15日
イランがドル建て資産凍結も可能性を考えて、日本の原油輸入業者に代金の円建て決済を要請しているとのこと。


元売業者は「円建てにすることはメリットがない。」と、円建てにすることはなさそうです。


為替リスクを考えれば、円建ての方が望ましいのでしょうが、円建てにしてアメリカに睨まれることを考えれば、この選択肢はなさそうです。


一瞬円高に触れていますが、大きな材料にはならないでしょう。

今日は雨でテニスができません

2007年07月14日
いやいや、残念。


台風の接近により、今日は一日中雨。テニスはできません。


ということで、スポーツクラブで軽くトレーニングと、そのあと整体へ。


肩がかなり軽くなりました。


http://www.grosscreate.com



猛禽類 vs 闘犬

2007年07月13日
スティールPによるブルドックソースへのTOBが、裁判所により水を差された結果となりました。


買収防衛策が認められたからといっても、ブルドックソースの経済的負担が減るわけでも、業績が回復されるわけでもありません。


結局、コストを掛けて弁護士さんと裁判所を動かしただけ。


その昔、もともとブルドッグは牛(bull)と戦う闘犬(dog)として品種改良された犬です。その後、闘犬が禁止され、おとなしい犬に品種改良されました。


その昔、ソースのブルドックは、ハゲタカに獰猛に食らいついていったブルドッグでしたが、最近は弁護士の言うことをよく聞く、品種改良されたペットになったのかもしれません。


株価は案の定、下落しました。

ナルミヤにTOB

2007年07月12日
SBI、子供服のナルミヤにTOB・ファンド主導で立て直しへ



そうですか...。


かつて会長さんとお会いしたことがあるのですが、業績不振であえなく被TOB。オーナー、経営陣みんなOKということで、まあハッピーなのでしょう。


(オーナー一族含む)株主的にはOKですが、ファンドがどこまで子供向けファッションをやれるのか見ものです。


ファッションはギャンブルですしね〜。


和製ファンドさん。ファッションはハンバーガーより難しいかも。そういえばバーガーキング、ぜんぜん聞きませんね、それ以降。




岩元貴久さんの監訳最新刊がでました

2007年07月11日
いつもお世話になっている、岩元貴久さんの監訳最新刊が出版されました。


「宇宙を味方にしてお金に愛される法則 」(きこ書房 (2007/06) )



タイトルは結構ハデなのですが、人生の目標を設定するに際しては勇気がわいてくる本です。



まずは、一読してみてくださいね。ベストセラーにランクインです。


マネジメントとは雑用?

2007年07月10日
いやいや、最近結構多忙です。


多忙の中で感じることは、結局、マネジメントとは高度な雑用ではないか?


ということです。


聞き役に回る。


これがほとんどの役回り。


でも、重要です。

ユーロと英ポンド

2007年07月08日
この両通貨、現在世界で最強です。


ユーロは基軸通貨として認知され、その流通地域も”ユーロ圏”から域外へと広がっています。


英ポンドは、実は4〜50年前ぐらい前は、ドルより強い国際決済通貨。


歴史はめぐって、欧州の通貨が覇権を持とうとしています。ユーロと英ポンドはここ数年、とても安定してきています。


どちらに寄るは分かりませんが、1ユーロ=168円、1英ポンド=240円である現在、英ポンドがユーロより強いという理由は見当たりません。


歴史の長い欧州は侮れませんね。

今日は7時からトレーニングです

2007年07月07日
たぶん、階段を一段上れました。


今日は7時からトレーニングです。フォア、バック、ボレー、サーブ...。どれだけrealizeできるか、楽しみです。


それと、重要なのはメンタル。


テニスは所詮遊び。


遊びができる子供は人気者です。


そういう気持ちでやりますね。


PS. この台湾鍋専門店・石頭楼、おススメです!



日本株はまだ出遅れ

2007年07月07日
アメリカのETF市場の銘柄別出来高は、とても参考になります。↓↓


出来高上位10銘柄は、


************

SPDRs

PowerShares

iShares Russell 2000 Index

Energy Select Sector SPDR

UltraShort QQQ ProShares

iShares MSCI Japan Index ←

Financial Select Sector SPDR

Semiconductor HOLDRs

DIAMONDS Trust, Series 1

Oil Services HOLDRs

************

の順となっています。


ざっくり言えば、大型株、中小型株、日本株、エネルギー、ハイテクといったところです。


なぜ、アメリカで日本株が注目されているか? 事情通は、日本の円安と日本企業の業績成長をよく見ています。


日本人が、日本株に懐疑的なってはイケマセン。(笑)




年金なんかいらない

2007年07月05日
国民年金のレコード・キーピングがずさんだったことがバレて、テンヤワンヤの大騒ぎです。


掛け金の払い込みの記録のずさんさは、当然糾弾されてしかるべきです。


しかしながら、もっと大きな、これからの問題は、


「年金が運用しようと自分で運用しようと、あまり結果は変わらない」という事実です。


たぶん。(笑)


投信のコストは下がり、個別株もほとんどタダで購入することができる世の中です。


アセット・アロケーションさえ決めてしまえば、あとは月々積み立てるだけ。


はっきり言って、国民年金は要りません。


政府が老後資金を運用する時代(言い換えれば、年金資金を勝手に使えた時代)は、とっくに過去のものなのです。

ETF:配当の二重取り

2007年07月04日
テーマ:市場


機関投資家にとって、ETFは配当を2回取れるオイシイ商品です。


例えば、アナタが日経平均株価に組み入れられている225銘柄すべてを持っていたとしましょう。


上場の本決算は3月が多いですから、まず3月末で配当の権利が付きます。


そして7月はETFの決算月です。


3月以降保有している、225銘柄をETFに拠出してETFの株券と交換します。


225銘柄を個別株で運用するのも、ETFで運用するのも同じですから、このETFでも配当をもらいます。


かくして、3月と7月の二回の本決算で配当がもらえるってワケです。


金持ちは、さらに金持ちになるという好事例です。(笑)


ご挨拶

2007年07月04日
私のブログ、「テニスボーイの沈思黙 考」へようこそ!

「テニスと投資に生きる」が、私の モットーであります。(なんじゃソ レ)

テニスも投資も自然体が一番。リキん ではいい結果は生まれません。何事 も、平常心と余裕を持って対処するの はテニス&投資の妙味。

このブログでは、私の人生のスタンス について気ままに書いてみたいと思い ます。

感想はこちらまで。

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太田 創氏の著書

毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資

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