太田 創 の「英語で読み解くクールな世界金融経済」
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フルアウト(Full-out)な人生 09月30日
自分の全力を出し切るのは、とても難しいことです。
例えば、ランニングで考えてみましょう。
人間の最大心拍数は220/分といわれています。年齢によって、この最大心拍数は落ちてきますが、例えば、30歳であれば190、40歳であれば182となっています。
でも、実際はこの最大心拍数に達するまで、全力で走ることはなかなか出来ません。
昨日、スポーツクラブのランニングマシンで実験してみました。私の年齢は44歳ですから、理論上の最大心拍数は179です。 約20分間のランニングで最大心拍数は166。 理論値の93%程度です。
ランニングマシンでは全力(full-out)が出せないのですね。
一方、先日参加した研修での12分走では、仲間と一緒に一斉スタート&ダッシュです。 最大心拍数は175まで行きました。 ほぼ、フルアウトに近い心拍数です。
この差は何なのでしょうか。
おそらく、一人では全力を出すことは出来ないが、チームの中で競争やサポートをすることで、フルアウトできるのではないか?ということです。
ビジネスも、日常生活も、スポーツも所詮一人では全力を出せず、結果もついてこないのかな?と感じる今日この頃です。
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グリーンスパンさんの功績 09月29日
グリーンスパンさんの功績は、ズバリ
在任期間中(1987/8〜2006/1)に、アメリカの株価を4.5倍まで引き上げたことです。
彼は、金融政策のマエストロと呼ばれています。
技術的なことはさておき、「米国経済が成長するためにはどのような施策がベストか?」という観点で、金融政策に取り組んだのはサスガだと思います。
とは言うものの...。
81歳で、”現役”としてマスメディアに登場する体力は賞賛しますが、ぞれでは後任のバーナンキさんの立場がなくなりますよね。
グリーンスパン氏、も未来永劫存在できるいるわけではないですし、後任に全てを任したほうがうまくいくと思います。
彼が気づいていないところは、世界のマスメディアがグリーンスパン・ネーム使って、たくさんの記事を発表できることです。
それが市場に影響を与えているとすれば、少なからず金融政策を混乱に巻き込んでいるのかもしれません。
あくまでも、参考意見として聞きましょう。
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Think big, give big! 2007年09月27日
考え方はいろいろあるでしょうが、欧米、特に米国では寄付の文化が根付いています。
先日参加したセミナーで、「心のチキンスープ」の著者、マーク・ビクター・ハンセン氏は、大きなビジネスの成果は、大きく寄付することで人生の豊かなバランスを取ろう!、と教えています。
私も、資産運用やそのほかで得た収益は、余裕がある限り一部は寄付をしようと心がけています。
もちろん、まだ少しですけどね。
気持ちの問題ですが、資産運用で得た資金の一部を寄付して、社会に還元する。 カッコよくありません?
それで、少しでも助かる人がいれば、確実に世の中はよくなります。
ですから、大きく稼ぎ、大きくあげる。 大きくあげる人は、大きく稼げることになっているようです。 お金でなくとも、ちょっとした親切心で十分でしょうね。
ということで、即行動。 この年末にチャリティ・イベントに参加します。
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インフレが来る? 2007年09月26日
まだ、マイルドなのですが、加工食品、燃料、大都市の賃料...、などの価格が上昇傾向となっています。
上げ幅は大したことはないのですが、ジリジリ上がっているのが気になります。
ゆで蛙と同じで、物価が急激に上がれば慌ててサイフの紐を締めますが、ゆっくり上がる分には痛みも少ないが、気が付けばにっちもさっちも行かない、ということは大いにありえます。
ここは、いろいろな想像力を働かせて、世の中がどのように変遷していくかを予想するのが良さそうですね。
理屈より想像力。 分析力より戦略力。
現在から未来を見るのではなく、未来から現在を見る感覚で戦略を練ってみてはいかがでしょう。
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目標設定とは? 2007年09月26日
投資において、成果を求めるアプローチは2つあります。
例えば、100万円を株式に投資したとして、
(1) いつ、100万円が150万円になるだろうか?、という願望追求型投資と、
(2) 必ず150万円になるのだから放っておこう!、という結果待機型投資、
があります、
時間の流れでいえば、(1)は現在から将来への期待値、(2)は将来価値から現在価値への変換、と言うことができるでしょう。
心理的な面では、(1)は現在が大事で近視眼的なので、利喰い/ロスカットは速いアプローチ。 (2)は現在はどうでもよく、将来価値がより重要なので、利喰い/ロスカットには鈍感なアプローチです。
どちらがいい悪いはなく、スタイルの違いです。
(1)も(2)も苦手という方は、
(3)毎月定時定額買い付けのドルコスト平均法
をオススメします。 これだと持ち値がわからず、便利この上ないです。もちろん、株価は右肩上がりということが前提です。
投資とは、結局、心理戦なのです。
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セミナーが終了しました 2007年09月24日
長い間、ブログをアップできなくてすいませんでした。
9月18日から参加していた、とてもグレートなジェームス・スキナーの8日間に亘る研修 が終わりました。
まずは、ジェームス、セミナー主催関係者、ホテルのスタッフ、職場のみなさん、家族、セミナー参加者、そしてグロスクリエイト・コミュニティのみなさんに、8日間もいただいた感謝をしたいと思います。
感謝!
いやあ、本当にすべてのことで勉強になりました。学びました。体験しました。(12分ダッシュ走、パンパー・ポール、17メートル火渡り(日本新記録))。歌いました。
いやあ、楽しかった。
さて、今回のゲスト・スピーカーのすごいこと、すごいこと。
テリー・ラクリン (新しい水泳の先駆者)
ロイス・クルーガー (フランクリン・コヴィ社 創設者)
蟹瀬 玲子 (元ボディショップ社長)
Joseph McClendon (全米#1のトップ・ビジネススピーカー。彼はホームレスでした。)
Edwin Coppard (音楽ヒーリングの先駆者。 本当にすごい!)
武田 美保 (アテネ・オリンピック シンクロ・ペア銀メダリスト。何も言うことはないでしょう。)
マーク・ビクター・ハンセン (「心のチキンスープ」の著者かつ慈善事業家。同書は1億3千万部のベストセラー。)
とまあ、スゴイ方々が熱く語ってくれたのですよ。本当の人生の意味を、与えることのすばらしさを。
いつか、私もこのレベルの人間になれるように日々精進します。
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研修に参加します 2007年09月14日
明日から7泊8日で、ジェームス・スキナーの「メガイベント」に参加します。
ここで学ぶことは、
- 無限健康(パート2)
- ビジネスマインド
- 愛の億万長者
- 100年の運命
- リーダーシップ
といった、人生をより深く、より楽しく、より充実させるためのエッセンスです。ま、「あんたも好きね〜」と言われそうですが、ポジティブな勉強ばっかりはやめられない。
ということで、ブログのアップができないかもしれませんが、ご容赦くださいね。
メールは見れますので、なにかあればこちらまで。
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朝の会話 2007年09月14日
ヘッジファンドのプライムブローカーが企画したセミナーに出席しました。
テーマは...、「ヘッジファンドの最先端の潮流」を学ぼう! というものです。
ま、いろいろ考え方はあるのですが、ロングオンリー・ファンド ←→ ロング&ショート・ファンドの間には、超えがたい哲学の差があるようです。
人間の欲求として、上げ相場により強く、下げ相場に下がらないといった夢を追求するのがヘッジファンド。 一方、下がった時に耐えるのが投資家と割り切って忍耐を求めるのが投資信託。
いずれも、夢 vs 夢 ですから決着はつきません。
実は、私達はずいぶん難しい世界に生きているのです。
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米国・FFレートの引き下げ 2007年09月11日
雇用統計の悪化を受け、アメリカの政策金利であるフェデラル・ファンド・レート(FFレート)の引き下げがあるかどうかが注目されています。
実際は、引き下げの有無よりも、その引き下げ幅ですが、0.5%も十分ありえると思っています。
アメリカなんだかんだいっても、政策金利の調整で景気のコントロールが効く国です。 本当にサブプライム問題がキッカケでリセッションになる恐れがあるのであれば、遠慮なく引き下げます。
ということで、次の注目点は、仮に引き下げが発表された際に、その引き下げ幅がどのように市場で消化されるか?、がポイント。
次の政策委員会(FOMC)は9月18日です。
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精神力勝負の展開 2007年09月10日
世界中の株価がパッとしません。
直接の原因はサブプライム・ローンの返済不履行問題が原因といわれていますが、遠因は好調すぎた世界経済の拡大のより戻しだと思っています。
2001年の9・11後の株価の低迷は、テロ事件前から、ITバブルの崩壊で米国経済は変調を来たしていましたし、今回のサブ・プライムもシクリカルな経済事象の中での”事件”ではないでしょうか。
過去数年間に亘り、上げられてきた米国の政策金利が、いつか下げに転じるのは自然の摂理。
過渡期には必ず、株価は乱高下するのです。
1987年10月のブラックマンデーを覚えている私としては、今回の調整は、大したことではありません。
むしろ、忍耐力のトレーニングと考えています。(笑)
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トップスピン-その2 2007年09月09日
さっきレッスンから帰ってきました。 今日は、その時間のほとんどをトップスピンの練習(あこがれのフォームがコレ)に費やしてしまいました。
トップスピンのポイントは、
(1) 相手に背中を見せるぐらいまで上半身をひねって、ラケットを構え、
(2) 打ちに行く瞬間に”脱力”
(3) 股関節もフレキシブルに
といったところで、意味するところは、打つボールのスペース(ふところ)を作るということです。
言うは易し、行うは難し。 何球かいい球を打てるのですが、すぐに元のフォームに戻ってしまい、窮屈なボールになってしまいます。
頭で考えてやっているようではダメですから、毎朝の素振りに背中を見せるトレーニングを取り入れることとします。
修行は続く。
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360度評価のウソ 2007年09月07日
人事評価方法のひとつに360度評価(Originally, Made in 欧米.)というものがあります。
つまり、上司 ←→ 部下 だけの関係でなく、他部署の関係者からも客観的な意見をもらいつつ、その人を評価しようとする評価方法です。
実はこれがワークするのは、「誰に聞いても評判が悪い人」をスクリーニングする時だけなのです。
部内で評判がよければ、少なくとも好評価な人がいることは確認できます。
ふつう、部内で評判の悪い人が、他部で評判が良いハズはないので、結局、360度評価は評判の悪い上司や担当者を炙り出そうという仕組みです。
そもそも、人が人を評価するというのは不遜なことなので、あまり好きではないのですが、イヤナな奴を炙りだすこととしては評価できます。
本邦では、そもそも人となりが評判(=評価)なのですが、事ほどさように、欧米でもヒトの問題が重要なのです。
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法律アービトラージ 2007年09月05日
知り合いのプロと話していて、面白いアイデアを交換できました。
「ザ・法律アービトラージ」
は?
つまり、法律や施行令の先を読んで、その業態がどうなるか予想して、ロングかショートかのポジションを作ろうではないか!ってことです。
例えば、消費者金融の上限金利が立法化された後の業界動向、独占禁止法の強化による影響、大学全入化時代における教育産業の変遷、などなどアイデアはたくさんです。
要するに、法律や施行令の変化による、企業業績の変化を先取りしよう!っていうアイデアです。
即、意気投合。
世の中、プロ同士の会話は楽しいものです。
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橋梁業界の統合 2007年09月04日
3年以上前から予想していたのですが、橋梁業界の統合が始まってきました。
三菱重工と新日鉄の橋梁部門が、提携の上統合するということです。
現在の橋梁業界首位は横河ブリッジですが、この統合で首位を明け渡すようになるようです。
となると、2番手以下の統合もどんどん視野に入ってきます。
小粒ながらキャッシュ・リッチな会社はそこそこあり、M&Aが進むかもしれません。
この業界、ますます面白くなってきましたね。
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トップスピン 2007年09月02日
柳原コーチとともにトップスピンに取り組んでいます。
フラット系の球よりも入る確率と、相手のリターンのし難さが得られるため、ぜひとも身につけたい高度な技術です。
ポイントは、球をギリギリに引き付け、テイクバックを最後まで我慢し、脱力してボールをヒットすること。
その昔、ワイパースイングといって、手首でボールをこねる打ち方がはやりましたが、これは結果的にそう見えるだけで、腕の動きだけでは本当のスピンはかかりません。
課題だらけのテニスに、また課題が見つかりました。
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