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石田和靖


(有)ザ・スリービー 代表取締役。会計事務所に10年間勤務、主に法人税業務と財務コンサルティング業務を中心に携わる。UAE、パキスタン、ミャンマー、タイ、ベトナム、インドネシアなど中近東〜東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担当。その後、(有)ザ・スリービーを設立。年に十数回、香港・タイ・UAEなど各国を訪問し、香港やドバイの証券会社にも太いパイプを持つ。

関連する商品:

石田和靖の「冒険投資家、世界を行く!」

世界から6000社が集まる巨大フリーゾーン・ジュベルアリ

01月22日
【エコノミックフリーゾーン】という言葉を聞いた事があるでしょうか?


直訳すると、「経済的な自由地域」いわゆる「経済特区」のことです。

日本でも、小泉内閣の構造改革政策の一環として、
全国の地方自治体に「構造改革特別区域」が設置されました。

しかし、結局日本経済に大きなインパクトを生むことはなく、
中途半端に終わってしまいました。



◆世界がグローバル化していく中で、ビジネスは国境を越えます。
◆そして、人、お金、物、情報、すべての経営資源は瞬時に国境を越えます。


そういった時代の中で、世界中から優良な大企業を集め、雇用を生みだし、
また駐在員やその家族など、大勢の人がその地域に移住してくるため、
そこから生まれる経済効果は計り知れないものがあります。


今から2ヶ月前、「ドバイ・ショック」という言葉が生まれました。

メディア報道ではドバイのバブルのクレイジーさを強調する記事が多いですが
なぜそこにそれだけのお金が集まったのかということはほとんど報道されません。

数年前まで、ドバイという都市はまったく無名の地だったのです。


◆そんな都市に、なぜそれだけのお金と人が集まったのでしょうか?


ドバイはもともと砂漠の小さな田舎町です。

人口も少なく、1960年代後半に発見された石油の埋蔵量も少ない。
そんな街を発展させていくため、ドバイは地の利を生かした
「ビジネスハブ」を作るという選択肢を選びました。これが1970年代のこと。


ドバイはペルシャ湾岸に面し、さらにそこから内陸まで船が行き来できる
巨大な天然のクリーク(運河)があります。

パキスタン、イラン、インドなどから多くの人が船で交易にやってきます。
その便利な港をとことん便利にし、ジュベル・アリとポートラシッドという
2つの大きな港を再開発しました。

もともとドバイ(Dubai)という地名は、
2つの大きな港(Dual Bai)が由来となっているという話も聞きます。


ドバイは、他宗教や他民族、異文化にも寛容な土地なので、
どこの国の人間であっても決して差別を受けることはなく、
自由な空気で商売ができます。


そして、そんな強みを持つドバイは、
外国人がさらに商売しやすいような制度やインフラ作りを進めてきました。


それがドバイの目玉政策「エコノミック・フリーゾーン(経済特区)」です。



一番巨大で最初にできたエコノミックフリーゾーンが1985年です。
今から20年以上も前に、ドバイはフリーゾーン建設に力を入れてきました。

それが、前述のジュベル・アリ港に建設された、
ジュベル・アリ・フリーゾーン(JAFZA)です。


◆いま、世界中からおよそ6000社の大企業がここJAFZAに進出しています。



今から20年以上も前に、フリーゾーンというものを作り、世界から企業を
集める努力をしていたことを考えると、ドバイがいかに進んでいるか、
いかに新しいことにチャレンジしているかが分かると思います。

石油が枯渇して貧乏になるのが目に見えていたドバイは、
世界中から企業を集め、人を増やし、投資を増やし、それで経済成長していく
という道が最善の選択肢だったのです。


そんな、ドバイのジュベルアリフリーゾーンが稼動を始めた1985年。
そのわずか3年後の1988年に、この地に進出した日本の企業があります。




・・・ ソニー(SONY)です。



ソニーは、1988年にドバイのジュベルアリフリーゾーンに
中近東の地域拠点会社であるソニーガルフを設立。

早くから中近東地域へのビジネス展開に力をいれてきました。



さて、本日の【WITV芋洗坂トークライブ!】は、

1988年にソニーガルフをドバイに設立し、また、ソニー(ASIA)社長、
ソニーマーケティング社長、ソニー(China)会長、ソニーグループ役員、
日本トイザラス会長などを歴任してきた後、

現在はソニー前CEOの出井伸之さんが設立されたクォンタムリープの右腕として
エグゼクティブアドバイザーを務めます、小寺圭さんをお招きします!


今日のライブでは、世界中色々な地で海外展開をされてきた、
そんな小寺圭さんのご経験や苦労話、ノウハウ、考え方など、

また、ジュベルアリフリーゾーンのお話や、中東のビジネスチャンスなど、
グローバルな視点でお話をお届けしたいと思います。


さて小寺圭さんをお招きしての、
【WITV芋洗坂トークライブ!】は、本日も17時50分から生放送です!

http://www.worldinvestors.tv/user_data/live.php


なかなか聞けない、貴重なお話盛りだくさんで参ります!
ぜひご覧ください!お見逃し無く!



またお店にお越しいただくと、直接、小寺圭さんとお話ができます。
(※以下から会員証をゲットすると、店内メニュー全品10%オフです)

http://www.worldinvestors.tv/cafe/



また、ライブは配信日から1週間の期間限定で、再放送も行っています。

http://www.worldinvestors.tv/products/list.php?category_id=127

(※)タグ「ライブ中継アーカイブ」で検索してください
(※)再放送を視聴するには、簡単な無料アカウント登録が必要です
(※)見放題会員の登録をされている方は、約800タイトルすべて見放題です
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深田萌絵の「アホでマヌケな棚ぼた人生」

01月09日
昨日(金曜日)の六本木芋洗坂トークライブは、深田萌絵さんをゲストに、

・月給12万5000円、20歳からはじめる投資
・香港生活、香港プライベートバンカーの教え


などについて、お話しました。

期間限定ですが、こちらから再放送もご覧いただけます。
(※視聴には簡単な無料アカウント登録が必要です)
(※アカウント登録が完了するとお店のメニューも全品10%オフ!)

1このライブは毎週月・水・金の夕方17時50分から、

前半:ワールドマーケットコメント
後半:芋洗坂トークライブ


を30分で、お届けしているのですが、
いやー、お伝えしたことがありすぎて30分じゃ足りません!(笑



毎回、個性的なゲストの方々にご登場いただいていますが、
今回のゲスト、深田萌絵さんも、面白いコンテンツ満載の素敵な方です。

で、ライブ放送だけでは、なかなかすべてをお話しするには時間が足りませんので、いつものように
ライブ終了後、お店に来ていたお客さんも交えて、深田萌絵さんを囲んで飲み会がスタート。

WITVライブ放送の魅力の1つとして、ゲストが放送終了後そのままお店で飲んでいきますので、
直接お店にライブを見に来ると、ゲストとともに酒飲みながら色々お話できるというのがあります。


ワールドインベスターズTVの生放送は、
六本木のワールドインベスターズトラベルカフェにて、毎週月・水・金の夕方17:50オンエアです。
ぜひお店にも遊びにいらしてくださいね。

お店の場所とライブスケジュールはこちらです
お店に来たら、お気軽にお声をかけてくださーい。


深田萌絵さんのブログ「アホでマヌケな棚ぼた人生」もどーぞ!


さて!次回の生放送、1/11(祝)のゲストは、
浅川夏樹さんをお迎えして「世界のETF」をテーマにトークをすすめます!



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中国・インドなど、人口抱える新興国の「砂糖の消費量」が急拡大

01月08日
お待たせしました!

NYSE&WITVプレゼンツシリーズ!

さて今回は、新興国がカギを握る 「白糖(White Sugar)」です。
これからは新興国が牽引するイベントイヤー !

「南アフリカワールドカップ」「上海万博」「リオデジャネイロ五輪」・・・etc
新興国が大きく動きそうなイベントが盛りだくさん。

生活習慣が西洋化している中国・インドなど、人口抱える新興国の「砂糖の消費量が急拡大」
そんな砂糖の需給予測などは、とんでもなく驚くデータ満載なのですが、みなさんご存知ですか?


NYSE Liffe 〜ソフト・コモデティティセミナー〜 第1回
<スウィートな今年一押し銘柄を勉強しちゃおう!! White Sugar night!>

ワンコイン(たった500円)で、飲めて食べて、学べて、そして
NYSE Liffeのトップをはじめ、
色々な参加者と和気藹々と交流が持てる!


まさに、ワールドインベスターズTVならではの、「金融エンタテイメント」です!
ぜひぜひ奮ってご参加くださーーい! 正直、めっちゃくちゃ楽しくてためになりますよ!


日 時: 2010年1月22日(金) 19:00〜21:00 (受付開始18:40)
定 員: 30 名 (人数、完全限定の為 お申し込みはお早めに)
参加費: 500 円(軽食・飲み放題付き)
会 場: ワールドインベスターズ・トラベルカフェ六本木店
東京都港区六本木6-1-3 六本木六門ビル1F (地下鉄:六本木駅徒歩数秒!)



★詳細と参加登録は、以下のリンクから!
NYSE Liffe 〜ソフト・コモデティティセミナー〜 第1回
<スウィートな今年一押し銘柄を勉強しちゃおう!! White Sugar night!>

★前回(10/1)の様子はこちらです↓
NYSE Liffeスペシャルイベント【総勢80名が集った!WITV主催、NYSE Liffe特別セミナー】
【出演者】アラン・ファン・グリードヒューゼン(NYSEディレクター)、WITVユーザー総勢80名
【内容】10月1日、コーヒーの日に開催されたNYSE(ニューヨーク証券取引所)
LIFFE(ロンドン国際金融先物取引所)特別イベントの内容を収録!
NYSEディレクター、アラン・ファン・グリードヒューゼンさん、ショー・シャノンさん、
NYSE Liffe駐日代表、数原泉さん、ドットワンの笠さんなどそうそうたるメンバーに加え、
WITVのユーザーなど総勢80名の参加者が六本木に集った様子をお届け!


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コモンズ30!30年後に世界で活躍する日本企業30傑

01月07日
昨日は、コモンズ投信会長の渋澤健さんをゲストにお招きして、
ワールドインベスターズTV生放送、六本木芋洗坂トークを行いました!

テーマは、「30年後に世界で活躍する日本企業30傑」
・・・さて、どんな企業が飛び出すか。。。


commons渋澤さんのお話はグローバルでとても面白いです。
米国在住の経験が長く、また中東のオマーンやインドでの生活のお話。
放送が終わったあともその話は尽きず、結局終電間際まで飲んでました(笑

特に面白かったのが、中東オマーンのホルムズ海峡のお話。





ホルムズ海峡というのは、日本の経済発展にとって、実は重要な戦略拠点であり、
特に日本のエネルギー戦略を考える上では、あの地の活性化は非常に重要なのです。


結局、わいわいがやがやと6名のメンバーが集まり、みんなで渋澤さんを囲んで飲んでました(笑)
ワールドインベスターズトラベルカフェの楽しいところは、ゲストのトークライブを見た後に、
そのゲストとまったり楽しくお酒を飲んでゆっくりとお話を聞けるところです。


毎回色んなゲストを呼んでライブをやって、その後お酒を飲んでるので、ぜひいらしてください。

WITVの無料会員証ゲットで、店内メニュー全品10%オフです!

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ドバイショックから1ヶ月がたち・・・、ブルジュドバイ完成

01月06日
こんにちは。
ワールドインベスターズTV総合プロデューサーの石田和靖です。

昨日(UAE時間の4日夜)、ドバイに高さ世界一の超高層ビルが誕生しました。

ドバイ政府系不動産デベロッパーのエマール・プロパティーズが、
約15億ドルを投じ5年がかりで完成させた、ドバイの巨大プロジェクトです。

この超高層ビルは、ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)と命名されました。
ちなみに、ブルジュは「塔」、ハリファは「UAE大統領の名前」です。


アラブ首長国連邦(UAE)を構成するドバイはこれまで「連邦の次男坊」と呼ばれ
次への戦略に向けて、破天荒な単独行動をとってきた感が否めませんでした。

しかし昨年、ドバイショックという金融危機に直面、政府系企業は資金繰りに窮し、
石油収入が豊富な、連邦を構成するUAEのリーダーであるアブダビ首長国などから、
総額250億ドル(約2兆3000億円)の支援を受けて債務不履行を回避しました。


多くの方の認識として「ドバイがひとつの国として捕らえられがち」ですが、
ドバイはUAE国内の都市であり首長国であり、国ではありません。


1)アブダビ(Abu Dhabi)
2)ドバイ(Dubai)
3)シャルジャ(Sharjah)
4)アジュマン(Ajman)
5)ラスアルハイマ(Ras al-Khaima)
6)ウムアルカイワイン(Umm al-Qaywayn)
7)フジャイラ(Fujayrah)

「以上7つの首長国をすべて併せてひとつの国」だということを忘れてはいけません。


金融危機後、ドバイが今までと変わって「UAEの一員」としての位置付けを強化し、
また、UAE大統領でアブダビ首長国のハリファ首長をたたえ、その名を冠して
ドバイの超高層ビルは、「ブルジュ・ハリファ」と命名されました。

UAEの大統領=アブダビ首長(シェイク・ハリファ)
UAEの首相=ドバイ首相(シェイク・ムハンマド)


「ブルジュ・ハリファ」は、高さ828メートル、162階建て。

これまで世界最高層だった台湾の「台北101」(508メートル)を大幅に上回っており、
英BBC放送によると、ムハンマド首長は完成式典で、

「ブルジュ・ハリファは、人類の手による最も高い建造物」と強調していました。


天に向かって突き進んでいくこのビルの成長を3年以上前から見てきた私にとって
このビルの完成は感無量ではあるのですが、その反面で妙な胸騒ぎも感じます。


イスラム教の預言者であるムハンマド(570年〜632年)は言ったそうです。

「砂漠の民が、高さを競い合うときは世界の終わりが訪れる」
「砂漠の民が、砂漠を緑と水で覆うときは世界の終わりが訪れる」

現にどちらも湾岸地域で起こっている現象です。



ドバイだけではなく、アブダビ、サウジアラビア、カタール、クウェートなど
アラビア半島の国々が高層ビルで高さを競い、そしてペルシャ湾から運河をひき
水路を確保し、無毛の地の砂漠に、木々や花々や芝生を植樹する。


海水を汲み上げ淡水化し、ホテルやショッピングモールには巨大な水族館を作り、
街中は全自動スプリンクラーや噴水などで、街を水で覆っています。


ムハンマドの言葉によると、この現象は世界の終わりを意味します。


しかし、「世界の終わり」ということは、これまでの既存の仕組みが一度破壊され、
何か新しい仕組みが生成されるという考え方が、多くの現地人の解釈です。



既存の仕組み(金融資本主義)が破壊されたとして、それに代わる「新しい仕組み」。
それが、修正資本主義かもしれませんし、そこになくてはならない金融システムが、
「イスラム金融」なのかもしれません。

そんな、胸騒ぎを感じるほどの変化を実際にこの目で確かめるために、
来月、約半年振りに21回目のドバイとアブダビに行ってきます。
一緒に行ける方、募集中です。ぜひ湾岸の変化を感じていただきたいと思います。


日程:2010年2月6日(土)〜2月11日(木)
定員:20名まで
お問い合わせ:JTB法人東京 本社営業部(電話:03-5909-8242)

(※詳細は以下のリンクからです)

http://www.worldinvestors.tv/guide/seminar_20100206.pdf



中東湾岸地域でいま何が起こっているのか?また今後何が起こるのか?
その地域の経済をリードする、「ドバイ」と「アブダビ」。

これら2つの首長国を抱える連邦国家UAEは、何を目指しているのか?


そんなことを、五感で感じれる旅にしたいと思っています。




さて、【WITV芋洗坂トークライブ!】は、本日17時50分から生放送です!

http://www.worldinvestors.tv/user_data/live.php

本日のゲストは、渋澤栄一の子孫でコモンズ投信会長の渋澤健さんです。
30年後に世界で生き残る、日本の企業30社をテーマにトークを進めてまいります!


(配信日から1週間の期間限定で、再放送も行っています!)

http://www.worldinvestors.tv/products/list.php?category_id=127

(※)一昨日のゲストは公認会計士の平林亮子さんでした!
(※)タグ「ライブ中継アーカイブ」で検索してください。
(※)再放送を視聴するには、簡単な無料アカウント登録が必要です。
(※)見放題会員の登録をされている方は、約700タイトルすべて見放題です


渋澤健さんの投資哲学、ぜひ多くの方にお話聞いていただきたいと思います。
というわけで、ワールドインベスターズTVの生放送もぜひお楽しみください!

http://www.worldinvestors.tv/user_data/live.php

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イラクはアラブ世界のモデルになり得る?!

01月04日
新年あけましておめでとうございます。
こちらのブログでは大変ご無沙汰しちゃっております。(^_^;

みなさんは2009年→2010年、どんな年末年始を過ごされましたか?
私は、近所に買い物に出かけたくらいで、ほぼ寝正月の年末年始でした。


さて、本日から本格的にお仕事という方も多いと思いますが、
私も今日から会社に来て、いつものように仕事をしています。

さて、ネット上の色々な記事や新聞・雑誌に目を通してみて、
「2010年がどんな年になるか?」

・・・をワールドインベスターズ的に考えてみましょう。



まず政治・経済的に、決定的な世界の二大勢力として忘れてはならないのが、

「中国」と「アメリカ」


昨年9月に行われた、
「主要20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)」

昨年12月に行われた、
「COP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)」

どちらを見ても、中国が国際会議の舞台で、これまでにないほどの主導権を握り、
その影響力を発揮し、今後につなげる2009年となりました。


こういった中国の行動は、世界中の国々にとって、
アメリカと同様の「かけがえのない国」になって、ますます存在感高まるでしょう。


中国は、経済危機問題から気候変動、そして、核軍縮や資源確保の外交に至るまで、
ありとあらゆる「地球規模の問題の中心的存在になる」と予測されています。


また、アメリカは、昨年末発売されたニューズ・ウィーク(太平洋版)誌で、
2010年のアメリカ外交にとって、イラクの民主主義と経済発展、駐留米軍の撤退は、
アフガニスタンでの対テロ戦争以上の重要性を持つと掲載されました。

なぜなら、「イラクはアラブ世界のモデルになり得る」と考えられているからです。


ニューズ・ウィーク(太平洋版)誌では、現在のイラクの長所を、

(1)多元的、民主的に成熟しつつある政治
(2)報道の自由
(3)自治権を持った地方政府
(4)宗教ではなく豊かになることに関心を向け始めた国民

以上4点をあげており、イラクのさらなる民主化を進めて行くことで、
平和の国イラクが、周辺国にも大きなお手本となるとのことです。


私が昨年7月に訪れたイラク・クルディスタン。

この国は、出会った人すべてが、「日本人大好き!」という超親日な国です。
私がこれまで行ったことのある国の中で、ダントツの親日国です。


そんな彼らが日本人を表現する言葉として、特に印象に残っているのが、
ピース・ソルジャー(平和の戦士)」という言葉。


イラク戦争後、世界中のたくさんの国々がイラクに軍隊を派遣しましたが、
欧米の国々は、「ファイト・ソルジャー(戦う戦士)」で、
日本は「ピース・ソルジャー(平和の戦士)」だとのことです。


水や食糧、衛生、医療など、ライフライン確保に努めていた日本の自衛隊は、
イラク人にとってとっても評価が高く、その功績を表現する言葉として、
彼らは「ピースソルジャー」という言葉を使います。


そして、東京と大阪以上に、彼らにとって有名な都市があります。
それは・・・、「ヒロシマ」、そして「ナガサキ」。


日本は原爆を落とされてボロボロズタズタになった。
しかし、短期間の間に世界第2の経済大国なった。


イラクにとってそんな分かりやすいお手本があるからこそ、
彼らは日本人を慕い敬い、そして日本みたいになるぞ、日本人みたいになるぞと。

そんな、とても前向きなスピリット持っています。


国民がとても前向きで素直で、そして優秀なリーダーがいまあの国を牽引し、
そしてさらに、世界第3位の原油埋蔵量と豊富な水と灌漑農地。

この国は私たちが予想している以上に、
今後大きな成長をしていくのであろうと確信しました。


そんな、「イラクや周辺の中東諸国」に力を入れているのが「アメリカ」
そして、「アフリカの経済発展と資源外交」に力を入れている「中国」


「2010年はどんな年になるか?」


【 アメリカ / 中東 / 中国 / アフリカ 】

この4つの国と地域の関係が強化され、それが世界に大きな影響を与え、
私たちも決して無視することはできない、存在感を出してくると思います。

※本日発売の新年一発目の週刊東洋経済は、「アフリカ大特集」でしたね。


それだけいま、世界からこの地域に注目が集まっているということですし、
私たちも、アフリカやイラクなどに目を向けていかなければいけません。

ワールドインベスターズTVでも、これらの国々のコンテンツには
大きく力を入れていきたいと思っています。


「ワールドインベスターズらしさ」を感じていただけるような、
そんな世界観で展開していきたいと思います。

2010年も、ワールドインベスターズTVを、どうぞご期待ください!


さて、本日から生放送も再開します。

【WITV芋洗坂トークライブ!】は、本日17時50分から生放送です!

http://www.worldinvestors.tv/user_data/live.php

2010年、一発目のゲストは、公認会計士の平林亮子さんです。
今年は海外視察なども行かれる予定のある、平林さんに、
公認会計士の目線から、世界の企業などを語っていただきます。お見逃しなく!


(配信日から1週間の期間限定で、再放送も行っています!)

http://www.worldinvestors.tv/products/list.php?category_id=127

(※)タグ「ライブ中継アーカイブ」で検索してください
(※)再放送を視聴するには、簡単な無料アカウント登録が必要です
(※)見放題会員の登録をされている方は、約700タイトルすべて見放題です


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