Nicholas Goold
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ニックはシドニー、ロンドン、ニューヨークそして東京で20年以上のトレーディング経験を持つプロトレーダーです。投資銀行や自己勘定取引をする会社、そして自己資金と幅広くトレーダーとして活躍してました。
ブログ:Turn Trading
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現役プロトレーダー ニックのブログ
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プレッシャーに負けない強いメンタルをつくる方法 08月30日
エントリータイミングが遅くなってしまうことがありますが、それはどうしてでしょうか?
自分のルールが守れない、と思っている人も多いのはどうしてでしょうか?
それは、損失になるのを恐れてしまっているからです。
このビデオを見て、自分のエントリー状況がどうなっているのか確認してみましょう。
https://youtu.be/thm9ttAMB6U
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異なるタイプのトレーダー 08月20日
私はよく、「プロップファームって何ですか?」「投資銀行ってどんなことやってるんですか?」「プロと一般のトレーダーの違いって何ですか?」など様々な質問を受けます。
今日はそんな質問にお答えするためにこちらの記事をご用意しました!
「プロップファームって何?」解説ビデオ:
https://youtu.be/RRnNpDAEgPI
「異なるタイプのトレーダー」記事のリンク:
https://turntraders.com/wp-content/uploads/2019/04/Market-2-1.pdf
マーケットには様々なタイプのトレーダーが日々活発にトレードしており、以下はそ
のトレーダーのタイプについて説明したものです。 彼らのトレード決定方法を理解
することは、マーケットへのエントリー、決済ポイントを改善するのに役立ちます。
銀行トレーダー
銀行の役割は大口顧客の取引の支援です。
手数料ではなく売りたい顧客と買いたい顧客の価格差で儲けます。銀行トレー
ダーは自分のポジションも持ってトレードもしますが、このとき顧客からの注
文情報がトレーディング機会を見つけるのに助けになります 。
銀行トレーダーは一つか少数のマーケットの専門家になります。そして超短期
から長期のすべてのトレーディングをします。使う戦略はファンダメンタルズ
分析とテクニカル分析を混在させたものを使います。
ヘッジファンド トレーダー
ヘッジファンドトレーダーは通常、マーケットで一番大きなトレーダーです。
ヘッジファンドは大口投資家から資金を受けて資金管理手数料をもらいます。
そして儲けはあらかじめ決められた配分に基づいて投資家と分け合います。
ヘッジファンドには二つのタイプがあります
ファンダメンタル分析に基づきトレードするへッジファンドは、数週間とか
数ヶ月間の長期間ポジションを保有します。そしてマーケットの需要と供給を
分析しながらトレーディング機会を見つけます。
一方、テクニカル分析に基づきトレードするヘッジファンドは、主に数学モデ
ルを使ってトレーディング機会を見つけます。 トレードは秒単位から数ヶ月ま
でトレーディング戦略により異なります。
プロップファーム トレーダー
プロップファームはヘッジファンドと似ていますが、資金は機関投資家以外か
ら受けます。プロップファームは通常へッジファンドよりも短期のトレードを
し ます。 プロップファームはトレーダーに給与は支払わずにトレードの儲け
の一定割合を成果報酬として支払います。プロップファームは多くのトレー
ダーにリスクを分散し、ファンダメンタル戦略とテクニカル戦略の両方を使い
トレードします。 チームで働けてサポートも得られる上に、成果報酬が大き
いので、銀行やヘッジファンドで成功したトレーダーもチームに参加します。
ブローカー
ブローカーは本来仲介業者なので、顧客のトレードの仲介手数料で稼いで自分
ではトレードをしません。しかし、中には自分でトレードをするブローカーも
いますが、こういう業者は顧客からの買い注文に利幅をのせて売って儲けよう
とするので危険です。自分ではトレードをしないブローカーを選ぶのが良いで
しょう。
個人トレーダー
自分の資金でトレードするのでリスクは高いです。トレーディング戦略を持っ
ている人は稀で殆どはチャート分析だけでトレードします。周りからのサポー
トもなく一人でもがきながらトレードするので、85% の個人トレーダーは損し
ています。
大企業のトレーダー
大企業のトレーダーは財務リスクを下げる為にトレードします。トヨタは US
ドル/円が下落すると利益が少なくなります。よって利益が減るリスクを回避
するために FX マーケットで US ドル/円を売ります。もう一つは金鉱企業の
例で、金の価格が下がると資産が下がり損失に繋がる為にリスク回避手段とし
て金先物市場で時々売りをいれておきます。
このような大企業のトレーダーは頻繁にトレードはしませんが、トレード規模
が大きいのでマーケットに大きな値動きを与えます。
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自分の長所と短所を知る 08月14日
皆さん、
こんにちは。
ニックです。
前のブログポストで無料のトレード日記を紹介しました。
今回は「自分の長所と短所を知る」という記事を紹介します。
PDFはこちらのリンクからアクセスできます。
http://turntraders.com/wp-content/uploads/2019/04/Mental-2-3.pdf
トレーダーの中には、簡単に利益を得ることができるトレード手法の存在を信じている人がいます。勝てているトレーダーを見つけ、その人が行っているトレード手法を真似して同じようなトレード結果を得ようと、勝ち続けられるトレード手法をさがしています。しかし、あなたはその手本にしようとしているトレーダーとは人格、経験、ライフスタイル等が違うため、トレード手法をコピーすることは困難です。 大抵の人は説明しきれない、自分の中で無意識に考え行っている部分があります。その部分を他の人が知り得、身につけることはとても困難です。本人が無意識に行っていて言葉にしきれていない感性の部分は他の誰もが理解することはできません。 また、正確な情報を得ることが難しいため、本当にそのトレーダーがそのトレード手法でどれだけ利益を上げ続けているのかを判断することも非常に困難です。これらを克服するには繰り返し経験を積み、そのトレード手法を自分に合った形に自身で築いていかないといけない領域となります。
実際には、トレードとは様々な手法があります。 その様々なの手法の中で、先ずは自分自身のトレーディングの強みと弱みを理解していくことが重要です。これは時間がかかる作業ですが、自分の長所と短所を知ることはトレードを負けにくくさせ、のちに勝てるトレーダーへと成長させてくれます。「トレードは経験が必要」と言われている所以はここにあります。より多くのあなたのトレード結果が必要となり、それを照らし合わせて検証していくのです。 あなたの強みに合った戦略を見つけていくことは、あなたが成功したトレーダーになる可能性をより高くします。勝てているトレーダーほど常にトレードをしていないというのもここにあります。損失になりやすいマーケット状況の時はトレードをしない、という選択ができるので、負けにくくなります。トレード回数が多ければその分多く稼げる訳ではないことを勝ちトレーダー達は身をもって知っています。
また、トレーダーにもタイプがあります。短期トレーディングに向いている人、長期トレーディングに向いている人もいます。 一部のトレーダーは FX で好調であり、一部のトレーダーは CFD や先物取引に優れていたり、また一部のトレーダーは株式取引の専門家であったりもします。これも、多くのパターンで経験を積み、自分にあったマーケットを探し、自分にあったトレード時間を見つけだした結果になるのです。
プロのトレーダーは、全てのマーケット、全てのトレード戦略に精通しているのではなく、通常、いくつかのマーケットや特定の戦略の専門家になっています。あるトレーダーは、ボラティリティの高いマーケットで成功しており、またあるトレーダーは値動きの静かなマーケットで成功しています。一部のトレーダーは短期間のトレードを好みますが、また一部のトレーダーは長期間にわたりポジションを保有します。
この様に自身の性格がわかると長期的に成功する戦略をより早く見つけていくことができます。
自分自身への質問リスト
ー意思決定を瞬時に下すこと、それともゆっくり熟慮すること、どちらが性格に合っていますか?
ー短期間または長期間集中した方が良いですか?
ーポジションを保有したままマーケットから目を離しても不安にならなず、ポジションを長期保有していられますか?
ーどのトレード手法だとシンプルに判断を下すことができますか?
ーテクニカル分析、ファンダメンタル分析、どちらが好きですか?
ー1 つまたは 2 〜 3 のマーケットでトレードするのを楽しんでいますか?
ートレードをしている際に難しいと思うことは何ですか?
これらの答えを分析することによって、あなたがなりたいトレーダーのタイプがより明確になります。また、他のトレーダーと話をしたり、そのトレーダーがどの戦略をどうやってトレードしているのかを学ぶことは、自分のトレーディングの適正を理解するのに役立ちます。
あなた自身について学ぶ最も良い方法は、トレード結果を記録し、振り返りを繰り返すことです。トレードの度に使用した戦略や手法をチャートに書き留めて結果を比較します。また、トレード戦略に応じて、感じたこと、ポジション保有中に集中できたかストレスを感じたかも記録に残していきます。これを様々な戦略やマーケットで試し、デモトレードやリアルトレードでも小さなポジションサイズで繰り返していきます。この時に注意すべきなのはトレードの勝ち負けの結果ではありません。数週間など一定期間トレードした後、そこから見えてくる自身のトレーディングの長所と短所を把握するのに十分なデータを収集するのが目的となります。
あなたの取引を分析する方法
ー最も収益性の高いマーケットはどれですか?
ー短期、長期、どちらのトレードがより成功しましたか?
ーどの手法が最も成功しましたか?
ーどのトレードがストレスを感じずに行えていましたか?
あなた自身の長所と短所を知ることは、長期的により良いトレーダーになるのために役立ちます。 あなたの強みを活かし、弱点を最小限に抑え、トレードをもっと楽しむことに集中しましょう。
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