徳山秀樹
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約12年間のサラリーマン生活を経て、2001年に専業トレーダーとして独立。
約20年の株式投資経験とサラリーマン時代に培った管理手法をもとに
、株式投資の不確実性を極力排除して年間1000万円以上の収益を安定して上げ続けている。
現在はこのデイトレード理論を、自動売買システムにして運用中。
著書に『電子書籍 徳山秀樹のデイトレード運用法』がある。
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徳山秀樹の個別株自動売買システム運用記
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6月末 2007年06月29日
日経平均18000割れとNYが反発したことで昨日後場は再びスイング仕込みに注力。昨日書いたように安く放置されたままの銘柄がゴロゴロしていたためで、かなり手を広げてしまったが引けにかけて徐々に強くなっていき、それなりの含み益を得て持ち越した。
NYは引けでは小幅な動きとなったが大幅安とならなければ十分で、今朝すべて決済して満足できる利益を獲得できた。デイトレは週末モードで無理せずにいったので平凡に終わる見通しであるが、いい形で今月を終えることができそう。(11:00記)
NY反発 2007年06月28日
実質月替わりで18000を割り込んできた昨日の相場に対して、NYはようやく反発。安くなった株価と18000が壁になる安心感から、デイトレは売りも買いも扱いやすい印象を持った。
実際に全体相場も高く始まったものの伸び悩むイメージ通りの展開。全体がイメージ通りでもエントリーした銘柄の動きが伴わないこともあるが、今日は好感触で決済を進めていくことができた。
前引けにかけてはさらに強含んでおり、昨日の弱さはどこへ行ってしまったのだろうという感じ。後場は出遅れ気味の銘柄があれば拾ってみたい。(11:00記)
実質月替わり 2007年06月27日
実質月替わりということでどういった動きになるか注目したが、前場は18000割れという下への展開となった。NY株は小幅続落であったがCMEがかなり安く、これに引っ張られるように先物は18000割れで寄ってきた。その後は18000が壁になってしまってTOPIX先物はさらに下げている。
トレードは逆張りがうまく機能してまとまった幅の利食い銘柄も出てきたが、金額が少なめでちょっと残念。他は小幅な損益が多く、もうひと伸びが欲しいなと感じた。(11:00記)
リスク回避で低迷 2007年06月26日
昨日は無事帰還することを最優先に考えていたのに思わぬ利益が得られたが、週明けのNY市場も気になるし、ここは当然勝ち逃げルールの適用で持ち越し額は大幅減とした。NY市場の結果は小幅続落で、こうなると火曜日のデイトレ仕掛け難によって低迷が予想されるが、そこは仕方ないところ。
CMEの位置から安く寄ることを想定していたところ、実際には前日比プラスで寄ってきて少し驚いたが後が続かずに失速気味。仕掛けは売り・買い均等にこじんまりとした状況となり、少し様子を見てから買い玉を先に決済することにした。最近の底堅さは影をひそめ、既に買い値を下回っているものが目立つがやむを得ない。だが肝心の売り玉もあまり利が乗ってこない状況で、やむなくこちらも薄利で決済していった。ある程度の利益は確保したが、牽引役が不在だと目標達成は厳しい。(11:00記)
NYに連動せず 2007年06月25日
先週金曜日の先物日中足はV字型で、当方のスイング仕込みには絶好のパターンであった。このため持ち越し金額・含み益ともハイレベルとなったが、小動きでよかったNY株が大幅に下げてしまい、かなり憂うつな週末を過ごすこととなった。
今朝は寝覚めも悪く逃げ出したい気分だったが、突っ込みを買いでとって挽回するしかないとようやく開き直った。だが寄り前の様子を見ていると気配が弱くない。直前に売り物が出てくるのだろうと構えていたが、先物も思ったより高い位置で寄ってスッーと週明けの相場が始まった。
やがて自動仕掛けが始まって、一巡後にポジションを確認するとこれも買い一辺倒ではなく、売り・買いバランス型であった。困惑しつつ思ったより強いと判断してスイング決済結果をチェックすると予想外に大漁。デイトレも今日は逆張りがうまく機能して利益を伸ばすことができ憂うつな気分が一転、先週後半からのNYに連動しない流れに救われて、久々に大勝の1日となった。(11:00記)
バランス 2007年06月22日
昨日はNY安で安く始まったものの後場には指数はプラスに転じ、地合いの強さを実感した。後場に仕込んだスイング玉も含み益が膨らんでいったが、昨日書いた方針通りNY株の様子をみるため持ち越し金額は抑制した。
そしてNYが反発して今日も堅調に推移するのかと思っていたら、先物は安く寄ってきてその後も下落する意外な展開となった。デイトレは相変わらず利益が伸びないが、目立った失策もなく薄利を積み重ねていった。一方に偏らずに両者が同じくらい稼いでくれる展開が心理的に一番安心できる。
これで今週のトレードも無事に終えて、あとは来週に向けてのスイング仕込みを残すのみだが、昨日今日とNY株との連動性が薄く悩ましいところ。季節要因で投信設定による下支え効果に期待して、安いところは積極的に拾っていく姿勢で臨むつもり。(11:00記)
考えどころ 2007年06月21日
NYが下げたが、昨日のスイング仕込みは「勝ち逃げ」ルールにより抑えていたので慌てることはなく、むしろ突っ込みを拾ってデイトレでとる好機ととらえた。
だが同じような考え方が多いのか個別の出足は指数ほど突っ込まずスイングも含み益を減らしたもののプラスを維持する健闘。デイトレのエントリーもむしろ自動調節機能で売り建ての方がやや多いくらいのバランスとなった。その後どうも寄り底の展開になりそうなので焦って売り玉を決済することにしたが、小幅ながら利食いできたものが多くてロスを増やさずに済んで助かった。
むしろ買い玉の上昇が鈍いと感じて利益を伸ばすことができず、薄利を積み重ねるだけの結果に終わりそう。こうした傾向からみても、問題はスイングを増やし気味にして高値圏にある相場に対処しようとしていた目論見が、このNY下げで心理的にブレーキがかかる点。もう1日じっくり様子を見て崩れないと判断すればスイング増、まずいと判断すればデイトレ増の方針で資金バランスを考えていきたい。(11:00記)
読み通りに動かない 2007年06月20日
昨日から真夏のような蒸し暑さで、たまらずにエアコン投入。まだ身体が慣れないせいか、ちょっとだるい。
昨日も先物が狭い範囲の動きだったこともあってデイトレがさっぱりだったので、後場は再びスイング仕込みに注力して標準の倍程度の金額を持ち越した。NY株の援軍こそ得られなかったが、まずまずの決済結果に現在の地合いを再確認した。
デイトレは多くを期待せずにエントリーした銘柄を薄利で次々に決済。日中の動きは乏しいものと考えていたのだが、今日は10時前から上げが加速。当然これには乗れなかった。なかなか読み通りには動いてくれない。(11:00記)
なかなか下げない 2007年06月19日
週明けのNY終値は小幅で、また仕掛け難に悩む「魔の火曜日」となりそうな状況。だが自動条件緩和が効いて、かなり大量の仕掛けを確保できた。
だが問題はそこからで、弱含みの展開をみてまず買い玉を先に決済して売り玉を残す作戦に出たのだが、売り玉の利が殆ど乗ってこない。最近の堅調な展開によって押し目買い意欲が総じて強いのだろうか、下の買い板がやけに厚いものが目立つ。これで全体が下げ止まって反発に転じれば簡単に踏み上がってしまうと考え、やむなく売り玉も薄利で決済していった。
決して好条件の銘柄を手掛けているわけではないので、こうして徒労に終わる日は避けられそうにない。結局改めて最近の地合いを実感したことで、後場は再びスイング仕込みに向かうことになりそう。(11:00記)
好スタート 2007年06月18日
先週金曜の後場もスイング仕込みには好適と感じていたが、スイングにはある程度の金額を投入してしっかり勝った後は意識的に次回の仕掛け金額を抑える「勝ち逃げ」という運用ルールがある。これにより調子に乗って深入りして大きくやられてしまうことを防止しているのであるが、今回もそれに従い今年最高レベルだった持ち越し額を大幅に減らした。あまり一般的な考え方ではないと思うが、ずっとこうしてやってきている。
結局NYは続伸となり慎重にいきすぎたかとも思ったが、今朝の決済結果はなかなか良好で利益金額は先週金曜日を上回った。週末に株価データを見ていて出来高を伴って高値引けする銘柄が目立っていたので、そうした勢いに押し上げてもらったのではとも感じている。
デイトレの方は週明けとしては少なめの仕掛け量でやや売り建てに傾いた内容であったが、寄り天気味にジワジワ押してくる展開(特にTOPIX先物)を見て慌てずに決済を進めていくことが出来た。デイトレ単独ではぱっとしない成績であるが、少しでも上乗せできそうで良かった。(11:00記)
再び持ち越し成功だが 2007年06月15日
昨日の後場はスイング仕込みに注力した。指数が高値圏で推移しているにもかかわらず前日比マイナスの銘柄が目立っていたためだが、急反発したNYが大幅に下落する可能性は低いと考えたことで金額が膨らんでいった。当初は含み益が一向に増えずにイライラしたが、引けにかけてようやくある程度の含み益を得て、恐らく今年最高レベルの持ち越し額でNY株価に期待した。
結果は期待通りの続伸となって週初に続いてまとまった決済益を得ることはできたが、利益率はごく標準的なもので満足していない。一方、デイトレの方は週末ということでそこそこの仕掛け量を確保できたのだが、昨日と違って動きが芳しくない。先物が恐ろしく狭い範囲の動きを続ける中で個別株はバラバラな動きでまったく利益を伸ばすことができなかった。決してスイング決済成功で気を緩めているつもりはないのだが、双方が利益を伸ばす機会がめったにないのが不思議である。(11:00記)
一応健闘したが 2007年06月14日
もう1日様子を見ようと考えていたNY株が大幅高で返ってきてしまい、抑え目にしてしまったスイングとギャップアップからの強含み展開ではどうしようもないと朝から半ば戦意喪失してしまった。
だが始まってみると意外にも買い玉を結構エントリーすることが出来て、ある程度戦えそうな体制ができた。高値圏でもみ合う間に売り玉も買い玉も順次決済していき、とても満足とはいかないがそれなりに健闘したと思える水準には達したと考える。(11:00記)
不完全燃焼 2007年06月13日
NYがまた下落となり、朝から安くなりそう。買いでとるべく気合いを入れて臨んだが、最近こうしたケースで駒が揃わない。「質より量」の自動調整が働かないためだろうか、今日も物足りない仕掛け量となった。
全体的に寄り後の反発は鈍く、しばらくもみ合いが続いたが今日はアドバンテージのある銘柄を仕掛けているので、この状態でも結構利食いにもち込める。トレードの感触は悪くなかったが、仕掛け量の少なさが響いてしまい、スイングの損失こそ埋めたもののそれ以上に利益を伸ばす勢いはなかった。(11:00記)
不完全燃焼 2007年06月12日
NY引けが超小幅な変動で火曜日ということで仕掛けに苦労するのは間違いない状況であるが、自動仕掛けは頑張って結構揃えてくれた。だが先物の動きが読みにくく、TOPIX先物は前日比プラス・マイナスをいったりきたり。その度に投げさせられていき、10時前に下への方向性が見えてきた頃にはかなり手持ちも少なくなってしまった。
これではせっかく頑張ってエントリー意味がないが、もともとこういう日はアドバンテージの少ない銘柄を無理に手掛けているので、ちょっとした動きにも敏感に反応せざるを得ない。精一杯やっているので、これで結果が出ないのでは仕方がない。後場はまた通院にて不在となるが、今日は暑そう。(11:00記)
持ち越し成功 2007年06月11日
金曜日の後場はNYが不安だったのだが、多くの安い銘柄に惹かれて後場寄りから恐る恐る始めたスイング仕込みが後半いい感じで利が乗ってきた。そこで引けにかけて追撃買いして最終結果を集計してみたところ標準持ち越し額をかなりオーバーしてしまった。このため久々にやや不安な一夜を過ごしたのだが、翌朝急反発のNY引けを確認してほっと一息つくことができた。
もともと含み益もあったので今朝の決済結果はかなり良かったが、こうした水準に達するにはある程度リスクをとってその代償として得られることを実感した。だからといってデイトレの方は決して手を抜いたわけではないのだが、仕掛け段階から非常に低調でまったく冴えない状態であった。このまま反発するのか、まだ下を試すのかよく見ていきたい。(11:00記)
メジャーSQ 2007年06月08日
NYがさらに下げ幅を拡大して続落となり、今朝も大幅ギャップダウンが見込まれた。このため持ち越しのスイング決済はやられ確実なので、デイトレで突っ込みを買い漁ってリバウンドを狙って取り戻すことを想定して気合いを入れて臨んだ。
指数は当然安く寄ってきたのだが、個別株は高く寄ってくるものも少なくなく全面安という感じでもない。その結果、思いがけず売り建ても結構エントリーすることができた。同様にスイング決済も予想外の利食いとなり、含み益があったとはいえメジャーSQの影響だったのだろう。その後は戻りの鈍さから買い玉を見切って売り玉に特化。ジワジワと下げる指数を見ながら買い戻し決済を進めていった。
当初描いたイメージとはまったく違う展開に戸惑ったが、無事に回収できて一安心。低迷した今週の成績を一気に挽回するほどの利益ではないが、これを反転攻勢のきっかけにしたい。後場も安い場面では週明け用のスイング仕込みに注力したいが、さすがに下げ止まらないNYは気になるので、オーバーポジションには気をつけたい。(11:00記)
リバウンド狙いも不発 2007年06月07日
NYが続落で下げ幅は拡大し、CMEもかなり安い。予想される寄りで突っ込んでからリバウンドをとるのは好きなので気合いが入ったが、ちょっと久しぶりだったせいかしっかり拾うことが出来なかった。さらに指数(特にTOPIX先物)はしばらく順調に戻っていったものの、個別の動きは鈍くて売りでも買いでも利益が乗らないイライラする展開となってしまった。
仕掛け量も少なめであっさり仕事が終わってしまったので、午後は気分転換して明日に備えたい。(12:00記)
収穫なし 2007年06月05日
週明けのNY引け値は小幅高で、今朝は小高く始まったもののすぐに失速した。18000を割り込んできたので買い玉を見切り、売り玉の利を伸ばす作戦とした。ちょっと意外感があったが、メジャーSQを控えて売り仕掛けがあってもおかしくないので動きについた。だが売り玉の動きは総じて鈍く、10時頃からは一転して上昇となってしまい売り玉も諦めて決済していった。一部トラブルもあって仕掛け量が少なかったこともあって利益は低水準で、スイング決済も空回りとなったため収穫のない1日に。(11:00記)
思わぬ誤算 2007年06月04日
週末はのんびりと過ごしたものの、事前の計画に沿って限られた時間でいい仕事が出来た。これを活用して忙しい時間帯の作業性が大幅に向上し、デイトレがやりやすくなった。トレードはNY高から日経平均18000オーバーで始まったがその後は伸び悩んでいることで売り建ての利が伸びる一方、無理やり仕掛けた買い建てはアドバンテージがないのでこの展開ではすぐに逃げていかないとならない。きびきびと手仕舞いを進めて何とか格好はついたか。
ところが思わぬ誤算が発生。トレードが一段落してスイングの決済結果を集計していたら思いがけず伸びてない。1銘柄が安く寄ったことで利益の大半が吹っ飛んでいた。ガッカリしてしまったが、気を取り直してリベンジしたい。(11:00記)
6月スタート 2007年06月01日
今日から6月スタート。今年も折り返し点が迫り、夏休みのことも考えネジを巻き直して精力的にトレードしていこうと考えている。ただ相場の位置的に大きく抜け出したり、急反落したりの波乱の展開も考えられるため、メジャーSQも意識しながら細心の注意を心掛けたい。
自動発注作業はいつもの通り淡々と執行されていったが、その過程で有望そうな2銘柄を見つけて手動作業で発注してみた。だが2銘柄ともタッチの差で反転してしまい、完全に気勢をそがれてしまった。1銘柄でも約定すればまだ良かったのだが、ちょっと精神的に引きずってしまったかもしれない。
それでも18000の攻防という展開は十分に予想できたので、その間にポジションを落ち着いて縮小していくことが出来たが、利益を伸ばす銘柄に恵まれずに週末としてはやや寂しい結果に終わりそう。(11:00記)
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