塩坂洋一
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ロビンスカップの日本版オンライン商品先物競技会にMystery Tigerのハンドルネームにて、第1回大会では297%の運用成績で4位、第2回大会では30%で8位、第3回大会では499,84%(半年で元本は六倍、同期間の日経平均はマイナス19.3%)の収益率で優勝するなど、素晴らしい運用成績を収めた真の実力者。株式先物・商品先物トレードの傍ら、業界紙への寄稿やラジオでもマーケットコメンテーターとして活躍。豊富な実践ノウハウを有しており、現在ではポピュラーとなったシーズナル分析、限月別アノマリー分析の先駆者として有名。日本テクニカルアナリスト協会検定会員。
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『投機術・覚書』
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そろそろ近づく環境・・・ 05月08日
さて、暫く更新をしていないが、それは前回(2月28日)に
その当時のガソリン新甫9月限について・・・
>【9月限では単独で見た場合、8万以下始まりは「売り」が新甫投資法となる。】と
記載したが、その後の10月限も11月限も新甫投資法は売りのままであったので、
その間、
>新甫9月限単独「売り」ではなく「ニュートラル戦略」としての見合い売り、
>発会78930円から売っていった訳である。
>とりあえず、どっちにぶれてもOKだ。
>むしろ、ここは大きく突っ込んでもらいたいところだ。
という流れの中で、5月買い9月売りというような玉操作していただけだったからである。
こうした下げの中でも、5月限買値(64,200円)は納会まで下回らなかったし、
勿論、納会まで持つなどと言うことはするはずもなく、3月上旬には仕切終了で、
9月残玉を種にして順張りしたり逆張りしたりで、下げ日柄の経過をみていたところである。
シンプルに観測すれば・・・
昨年は3月天井で6月末に底入れしているので、今年もそれに準じる動きとみれば
いまのところ、2月天井に対して5月下旬あたりで底入れする可能性をみることが
できる。その時期に発会する新甫12月限の新甫投資法が買いになれば、方向転換の
確率も高くなる。
また、直近でも発会時の新甫投資法11月限は73,000円以下売りだったのが、
この5月8日にはその値を上回ったことで「売り」を打ち消された形が出た。
また、先行指標によく用いるゴム相場に於いても250円を固めつつあり、
買いの種を捲く環境(形)が近づいている。
「大きく突っ込んでもらいたいところ」思い通りの展開になったのだから、その予定通り、
直近安値をストップにして、次の突っ込みから買い狙って面白いところだ。
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