IMF ready to help stabilise Ukraine
アメリカ軍の基地があるアイスランドにロシアが資金注入したら、ロシアの膝元のウクライナにIMFが救援措置をおこなうようです。金融恐慌を道具にして米露は世界覇権を巡って闘争しています。海外では金融危機と並んでこのニュースでもちきりですが、日本ではあまり報道されません。
アメリカの半導体製造会社ADMの高コストの製造部門を設計操作部門からスピンオフし、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ政府100%出資するSWFのムバダラ・ディベロプメント・カンパニー(Mubadala Development Company)がAMDへの投資を増額するようです。AMDの宿敵インテルは、パソコン用およびサーヴァー用のマイクロ・プロセッサー市場を支配しており、さらに、他の機器用チップ設計の競争にも向いつつあるので、AMDはインテルとの競争に勝つのが困難だと見ているようです。
The Economistは、これを中国の資源や穀物に対する需要が弱まっていることを反映していると推測しています。金融危機が実体経済に波及して、世界の総需要が弱まっていることを反映しているのではないかと思います。日本のグローバル企業の株価がかなり下げていますが、輸出頼みなので購入しずらい状況です。日経先物のつなぎ売りとFXでドル売りをして様子をみています。