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銀座クラブホステス、会社経営者の顔を持つ個人投資家。多彩な経験を活かし「フジサンケイ ビジネスアイ 日曜版」「日経BPオンライン」「Futures Japan」に投資コラムを連載中。著書に『ETF 世界を舞台にした金融商品で資産運用』、『グローバル化時代の資産運用』(パンローリング)、『夜の銀座の資本論』(中公新書ラクレ)、『円が元に呑み込まれる日』(実業之日本社)などがある。
金価格が市場高値を更新している中、ソロス氏の発言が再び注目されています。 THE ECONOMIC TIMES:Gold is the ultimate bubble, says Soros 著名な投資家、ジョージ・ソロス氏は、9月にあたらめて金(ゴールド)が「究極的なバブル」状態にあるとし、投資家に「安全な投資でないことは確実」だと言明している。 今年2月の世界経済フォーラム(WEF)での主張を繰り返しているコメントは、当時、金がオンスあたり1150ドルを下回る水準で取引されていた。その後、9月に入り1300ドルまで上昇、1999年当時の252ドルから比較すると400%以上も上昇していることになる。現時点では、終わりのない強気相場に突入しているように映る。実際、ソロス氏が「金バブル」発言をした2月にショート(売り建て)していた場合には、巨額の損失を抱えていることになる。 ソロス氏自身がWEFで金のバブル化を警告していた同じ時期に、ソロス・ファンド・マネージメントは、金上場投資信託(ET)であるSPDRゴールド・トラストの保有高を倍増させていた。ソロス氏自身は、同ファンドの運営には関与していないが、バブル警告発言と同ファンドの金への強気姿勢との乖離は、多くの投資家が疑問を抱くことになった。 ドイチェ・バンクは、9月28日付けのリサーチの^とで、「金市場は依然として、典型的なバブルの様相を示すには至っていない」とソロス氏の見解とは、異なる意見を示している。しかしながら、ソロス氏が主張するバブル構成の理論を使いながら、これまで以上に多くの投資家が金市場に参加し、価格が大きく上昇している事実を考慮して、金はすでにある程度の期間バブル状態に陥っている可能性があるとも指摘している。 バークレイズ・キャピタルはリサーチノートで、「金は伝統的に、扱い難い金融商品だ。これは、コモディティ(商品)、通貨、インフレ・ヘッジ、クレジット・リスクへの保健、そしてマクロ経済の不透明感に対する保健など、いくつもの役割を担っている。つまり、金は、単に一つのコモディティではなく、不安に対するヘッジの役割を持っている」と記している。ドイチェ・バンクは、金のもう一つの役割をデフレに対するヘッジも記しているが、バークレイズはこの点は指摘していない。 ソロス氏は、2月に金が究極的なバブルだと指摘したことは正しく、ソロス氏のヘッジファンドは、ファンダメンタルズの要因だけでなくロング(買い持ち)を続けているのは、また、これも適切な運用だと言える。 <MEMO> SPDR Gold Shares(GLD)は、年初来で+22.69%上昇 産金企業株式に投資するSMarket Vectors Gold Miners(GDX)は、年初来で24%上昇 産金企業の小型株に投資する 産金企業株式に投資するMarket Vectors Junior Gold Miners(GDXJ)は、年初来で36.32%上昇 このまま金価格が1000ドル以上で推移するのなら、産金企業株式の収益はさらに期待できるかもしれません。
George Soros warns on global economy 著名な投資家、ジョージ・ソロス氏は、現在の「通貨をめぐる闘い」が世界経済の崩壊につながる危険性があると警告した。同氏のコメントは、特に人民元をめぐる西側諸国との争いに関しての警告したもの。 ソロス氏は、この問題を解決しなければ、世界が「大きな問題」に直面することになるという。 英国や米国を含むリセッション(景気後退)に悩まされている諸国は、輸出競争力を高める狙いから、自国通貨を下落誘導している。一方で、中国は人民元の切り上げを望んでおらず、変動相場制への移行を拒否している。 REUTERS UK:China currency must rise to fix imbalances - Soros ジョージ・ソロス氏は、世界の為替システムが中国によって「釣り合いが取れない」状況に陥っており、中国によって「コントロール」されているとし、共産党政府が人民元の上昇を容認すべきだとの見方を示した。 今週末にワシントンで開催されているG7財務相中央銀行総裁会議では、低迷する景気回復に向けた通貨安誘導に関する緊張感の緩和に向けて調整を進めている。 ソロス氏は、「金融危機の根本的な原因となり得る基本的な不均衡で、是正が求められているのは、中国の長期的な貿易黒字で、米国の巨額の財政赤字だ」と指摘している。中国は、人民元安を放置することで、同国の輸出競争力を維持している。 そのうえで同氏は、「この2つの通貨(人民元と米ドル)のより的確な調整は、長期的な不均衡の是正につながる」と指摘した <MEMO> 欧米は通貨安で輸出企業の収益を増加させようとしています。日銀の単独為替介入はリスクマネーにとって一段の円高への号令になってしまったようです。
THE WALL STREET JOUNAL: Sotheby’s Big Wine Haul 10月2/3日に香港で開催されたサザビーズのワイン・オークションでは、過去18カ月では9回連続となる100%完売となった。サザビーズは、落札総額7400万香港ドル(950万米ドル)を見込んでいた。実際の落札総額は、1億700万香港ドルに達した。 <MEMO> 殆どの高級ワインが予想落札価格を大きく上回っています。 Bloomberg:Romanee-Conti Lifts Sotheby's $13.8 Million Hong Kong Wine Sale 1989年のペトリュウスのマグナムは事前予想は40万香港ドルが72万香港ドルで落札 サザビーズのアジア地域のワイン担当責任者のコメント 「アジアが、まさに、今の世界のワイン市場を動かしている。昨年の香港でのワイン売上は、ロンドンとニューヨークを合わせたよりも大きかった。われわれ(サザビーズ)が最初に香港でワインのオークションを開催したのは2009年4月と極めて最近であることを考慮すれば、ワイン売上の伸びは、極めて急激だと言える」と指摘した。 今月末に香港であるボルドーワインのオークションに参加してきます。
IPE Real Estate: Quarter of global fund managers' real estate assets in Asia 世界のファンドマネージャーは、アジア太平洋地域で1786億ドル相当の不動産を保有している。アジア不動産ファンド協会(ANREV)の調査で明らかになったもので、運用資産全体の4分の1を不動産に投下していることになる。 同協会の調査では、最大規模のファンドはモルガンスタンレーで、運用資産は約195億ドル、シンガポールのキャピタルランド・ファイナンシャルの160億ドル、オーストラリアのAMPキャピタル・インベスターズの124億ドル。 <MEMO> アジア不動産に投資するETF 高い利回り iShares FTSE EPRA/NAREIT Developed Asia Index (IFAS) 保有している中国のREIT の ETF Guggenheim China Real Estate (TAO)
ETF 世界を舞台にした金融商品 ■ 著者インタビュー
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