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銀座クラブホステス、会社経営者の顔を持つ個人投資家。多彩な経験を活かし「フジサンケイ ビジネスアイ 日曜版」「日経BPオンライン」「Futures Japan」に投資コラムを連載中。著書に『ETF 世界を舞台にした金融商品で資産運用』、『グローバル化時代の資産運用』(パンローリング)、『夜の銀座の資本論』(中公新書ラクレ)、『円が元に呑み込まれる日』(実業之日本社)などがある。
Roseman Eruptions : Hedge Fund Master Bearish on U.S. Treasury Bonds ジュリアン・ロバートソンの戦略 タイガー・ファンドを創設したジュリアン・ロバートソン氏は、自己資金を運用し、将来性のあるヘッジファンドにシードマネー(創設資金)を提供しているが、今回のリセッション(景気後退)が長期化し、かつ悪影響をもたらすものだとみている。 同氏は、「これからは、慎重に動くべきだと考えている。中国が米国債の購入を手控えれば、われわれが知りうる金融世界は、終焉を迎えることになると考えている。従来の考えをすれば、中国は、今後も米債を購入し続ける。一方で、価値が低下している債券を購入し続けるのは、論理的ではない。ドルは、価値が低下しており、これまで4〜5カ月のあいだの動きは、極めて衝撃的なものだ」と述べた。 現在の運用戦略について問われロバートソン氏は、アップル、ビザやマスターカードなどの株式を保有しているものの、特定の銘柄に興味を持っていないことを明らかにしたが、米債をショート(売り建て)することを好むとした。 同氏は、「検討に値する保険の意味を持つ取引がある。その最たるものは、いわゆるカーブ・キャップで、現在から5年後までの長期債のプット・オプションを購入するものだ。インフレ状況に陥れば、長期債利回りは上昇し、債券価格は低下する。したがってカーブ・キャップは、すばらしい取引となる」 MEMO VIX指数に連動するETN iPath S&P 500 VIX Short-Term Futures (VXX)は、昨日10.04%の上昇。 米国債のショートETF(2倍のレバレッジ) UltraShort 20+ Year Treasury ProShares (TBT) 年初来 +24.62%(さらに下がれば押目買い予定)
Morningstar: Pimco's Gross Unwinds Mortgage Positions ピムコ ビルグロス氏 MBSのポジション 世界最大手のPIMCO Total Return を運用するビル・グロス氏のコメントです。現在、PIMCO Total Return の運用規模は、約16兆7000億円(この数字は、トヨタとNTTドコモの時価総額を足したくらい) 「PIMCOの運用責任者であるビル・グロス氏は約3兆円のMBS(Mortgage Backed Securityー住宅ローンなどの不動産担保融資を裏付け債権として発行された証券)を9月の1か月で売却し実に4年半ぶりの低ポジションまで落した。処分したのは、政府系住宅債券会社のファニーメイ、フレディマック、ジニーメイなど。その結果、7月末の47%だったのが、8月末に38%へ、更に9月末の22%へ住宅債券関係は低下した」 さらにこの記事で驚いたのは、「PIMCOが売却した分の殆どはウォール街の銀行が購入した模様。 しかし、PIMCOがアナウンスするまで誰もPIMCOが売っているものとは気付かなかった点である」 さすが、債券王のビル・グロス氏です! PIMCOがMBSを売却したのは、昨年の金融危機時に政府支援があると思い、売り込まれていたMBSの比率を増やした分の利益確定とも思われますが、DWS の運用担当者のコメント通り"Everyone knows it, and they're trying to get out of their positions by the end of the Fed program." Fedの出口戦略を前倒しでおこなったということだと思います。 PIMCOがこの時期にMBSの比率を減らしたということは、半年ぐらいで長期金利が上昇することでMBSが乱高下あるいは低下することを見込んでいるのかもしれません。米ドルのキャリートレードも金利の上昇に伴って巻戻しの可能性もあります。 PIMCO Launches Two New TIPS ETFs PIMCOからインフレ連動債のETFが登場しました PIMCO Broad U.S. TIPS Index ETF (TIPZ) PPIMCO 15+ Year U.S. TIPS Index ETF (LTPZ) 恐慌で上がるものは3つあり、1)失業率 2)リアルゴールド 3)長期金利 既に、失業率と金価格は上昇していますので、長期金利がいつ上がるかです。 MEMO 銀価格が下がりだすと株式の下落兆候。VIX指数にも注目 VIX指数に連動するETN iPath S&P 500 VIX Short-Term Futures (VXX)は、昨日3.26%の上昇。 銀価格のショートETF(2倍のレバレッジ) ProShares UltraShort Silver (ZSL)は、昨日6.64%の上昇 / 年初来 -71.57%(7 Oct ブログ -72.08%)
金ETF最大手のSPDR Gold Share(GLD)のサイト情報。金の需要の推移 SPDR : Gold Supply and Demand 金の需要の推移 SPDR : ETF Snapshot 2009 金ETFは2番目の運用規模 NSX Monthly ETF Reports 米国は768本のETFがありますが上位10本のETFで全体の約40%を占めています。 BARRON'S : Why the Rich Like These Bare-Bones Products 富裕層に好まれるETF 「富裕層は節税効果、低コスト、透明性、高い流動性といったETFの利点を評価しており人気が高まっている。投資家は金融危機やマドフ元ナスダック会長のねずみ講詐欺といったスキャンダルから以前よりもカウンターパーティ・リスクを懸念するようになっている」 金融アドバイザーはてETFは役立つ」と声を揃える。「UBSのアラン・ウォーカー氏は顧客のポートフォリオをすべてETFで構築しており「ポートフォリオの再配分やあらゆる資産クラスへの分散投資が簡単」と語る。 BARRON'S : Growing to the Sky 急拡大のETF業界 「1993年には5億ドルしかなかったETF業界は6,950億ドルに成長。それほど遠くない未来に、従来の株式投資信託を「非上場信託」と呼ばねばならない時代が来るかもしれない」 急拡大の背景は、バロンズ誌によれば「急激な拡大の大半は専門の投資家や投資アドバイザーによるものであり、専門家はETFを資産配分、トレーディング、ヘッジ戦略のための強力な手段と考えている。年初の悲惨な市場では、ETFの取引が出来高の40%を占めた日もあったことから、機関投資家や証券会社がどれほどETFを利用したのかがわかる」 「すでに多くのETFが登場しているため、次の戦略はバンドル戦略で、ETF of ETFs や異なる資産クラスの資産配分をフィナンシャルアドバイザーからの要求が高まっている」 「すでに金価格ベースでのS&P500指数に連動、米政府が保有する一部の企業バスケットに連動、経済指標データに連動、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX)の先物価格と連動、海運指数に連動、エアライン指数に連動・・とニッチな分野もあり」とのこと。 日本ではまだ一部のETFしか取扱いがなく、ロングポジションばかりですが、海外ではあらゆる資産のロングポジションとショートポジションが登場しており、取引ができます。わたしの海外の運用アドバイザーも積立以外の一括投資のポートフォリオの大半はETFを提案してきます。ミューチュアルファンドの比率は、常にベンチマークを上回るPIMCO Total Return ぐらいかもしれません。ETFは投資先が一覧でわかるのでいいです。 ETF of ETFs は、ClaymoreのユニットトラストでETFを組込んだファンドがあり、ポートフォリオの参考になります。 Claymore GUGGENHEIM 60/20/20 ASSET ALLOCATION PORTFOLIO OF ETFS 株式ETF 60% / 債券ETF 20% / コモディティETF 20% の比率 Claymore GUGGENHEIM 40/40/20 ASSET ALLOCATION PORTFOLIO OF ETFS 株式ETF 40% / 債券ETF 40% / コモディティETF 20% の比率
Bespoke Investment Group: Sector Snapshot Trading Ranges セクター別の騰落です。どの個別銘柄を購入するかというよりも、どのセクターをオーバーウェイトあるいはアンダーウェイトするかという判断が重要かもしれません。 通信は、株式ETFでSPDR S&P500(SPY), iShares MSCI EAFEに次いでiShares MSCI Emerging Market(EEM)の運用額が大きくなっていますが、構成銘柄の中で世界最大の携帯電話会社の中国移動(CHL)、台湾の電話最大手の中華電信(CHT)は買われ過ぎの感があるように思えます。 金融セクターも回復は目覚しく、政府支援があった幸運なゴールドマンサックス、JPMorgan の第3四半期の決算は目を疑いたくなるような素晴しいものでしたが、トレーディングによる収益やゴールドマンの場合は中国工商銀行の評価益であり、本業の貸付けは減少しています。 バイオテクノロジー、半導体などのテクノロジー、金属、鉱業、インターネットといった業界は個別銘柄よりも業種別ETFに投資するようほうが効率がいいかもしれません。 景気やファンダメンタルズによってセクターの比率を入替えるETF CLAYMORE/ZACKS DIVIDEND ROTATION ETF(IRO) 配当利回りは6.14% 夏前から家庭菜園にはまっているせいか、農業関連企業が気になって仕方がありません。温暖化になればそれだけ害虫が増えるでしょうし、ヒマラヤ山脈の氷河も消えつつあれば中国の水不足は深刻になり、さらに砂漠化が進むでしょう。農業の生産向上につながる肥料などの企業への投資は面白いと思います。 この1年では農産物の先物価格へ投資するよりも企業株式に注目したほうがリターンがよく、騰落も大きかったことから毎月積立をしているほうがリターンがよかったです。 毎月積立しているミューチュアルファンドDWS Global Agribusiness モンサント、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランドへも投資されています。直近1年 +61.78% 農業関連銘柄へ投資されるETF Market Vectors Agribusiness (MOO) 肥料会社のポタシュ、モザイクへも投資されています。年初来 +50.23% / 直近1年 +68.05% ジムロジャース氏が組成するコモディティインデックスRICIの中で農産物価格へ投資されるETF ELEMENTS RICI Agriculture(RJA) 年初来 +0.64% / 直近1年 -0.56%
Bespoke Investment Group: Country Default Risk by CDS 38カ国のソブリン債のCDSです。 成長余力がある国の企業へ投資するカントリー・ローテンションのETF CLAYMORE/ZACKS COUNTRY ROTATION(CRO)
PRICE OF GOLD IN DOLLARS (RECORD HIGH), EUROS (-10%), AND YEN (-10%) 金価格をドル、ユーロ、円ベースで見た場合
Bloomberg : 中国4大銀行の9月の新規融資は今年最小、約1100億元-財経誌 国誌、財経は12日、中国4大銀行の9月の新規融資額が約1100億元(約1兆4600億円)と、今年最小となったと報じた。銀行からの数字を基に報じた。同誌によると、中国建設銀行が440億元と最も多かったほか、中国農業銀行と中国工商銀行(ICBC)がともに約300億元、中国銀行が約30億元だった。銀行業界全体の新規融資は明らかにしていない。 元記事の「CAIJING.COM.CN」 New Lending by Four Biggest Banks Hits New Low によれば、8月が1658億元の融資実績から、9月は1100億元で急ピッチの低下、北京のある銀行(中国銀行?)の新規貸し出しは、8月の722億元から9月は30億元と激減。 株価は引締めを見越していたのか下落基調、連休明けでリバウンドしていますがちょっと注意が必要かも。 iShares FTSE/Xinha China A50 中国上海総合指数に連動するETF 9月はドルキャリーが盛ん、ドルは7日の88.28が最近の底値ぽい感じ。日経平均の下げは調整不足気味の感があり今回の上昇は前回の高値10600円までは上がらなさそうな雰囲気、金価格は当面1300ドルをターゲット予定。 社債は起債が相次ぎ供給が拡大しています。投資適格(BBB以上)の利回りはそろそろ魅力がなくなってきました。引き続き政府支援がある銀行セクターの社債が下がれば購入予定。
Sizzling emerging markets may have gotten too hot MSCIエマージング市場指数は2007年10月31日の最高値から今年3月の安値まで64.5%下落した。しかし、その後10月8日時点で、同指数は63.3%上昇している。 ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネージメントのグローバル・マクロ・リサーチ・ディレクター、フランシス・スコットランド氏は、投資家が大挙してエマージング市場に向かう動きで「誰でも神経質にならざるをえない。なぜならば、騒ぎが終わったあとには、その騒動から抜け出すのは容易ではないからだ」と指摘した。 バークレイズ・ウェルスのリサーチ責任者、マイケル・ディックス氏は、「エマージング市場は、安価な水準から極めて短期間で、適正価格に近づいた」と述べた。バークレイズは、エマージング市場をオーバーウェートとしていたが、「より慎重な見方を強め」ニュートラルに格付けを変更している。 ディックス氏は、エマージング株式市場ではモメンタム(勢い)があり、これにより株式がオーバーバリューの領域にまで上伸してしまう危険性があると指摘した。
金価格も最高値を更新していますが、シルバー価格も年初来から上昇しております。 ゴールド シルバーレシオ チャート(拡大)Stock Charts.com このチャートは、100に近づくほど金に対して銀が割安。上昇の背景は中国の工業製品の需要もあったかと思われますが、これを見ると銀が既に高値圏になっているように思えます。金は米ドルの下落とともに上昇しています。しばらくドルキャリーの流れが続くまで上昇しそうな雰囲気です。銀は工業製品など景気や需要の推移を示す側面があるので、銀価格が下落すると株式も売られるかもしれないので様子を見ています。 金価格に連動する金ETF最大手SPDR GOld Shares (GLD)は、年初来+18.22%の上昇 銀価格に連動する ETF iShares Silver Trust (SLV)は、年初来+58.88%の上昇 銀価格を2倍のレバレッジで運用する ETF ProShares Ultra Silver (AGQ)は、年初来で+96.57%の上昇 銀価格を2倍のレバレッジでショートするETF ProShares UltraShort Silver (ZSL)は、年初来で-72.08の下落 そろそろ投資妙味があるかも・・ 金価格に80%、銀価格に20%投資されるETF PowerShares DB Precious Metals (DBP)は、年初来で+22.72%の上昇 金と銀だけでなくアルミニウム、パラジウム、ニッケル、プラチナ、石炭価格にも投資されるETF ELEMENTS RICI Metals Total Return (RJZ)は、年初来で+49.91%の上昇 金価格に連動して金鉱山株式も上昇しています。金鉱山株式はもともと流動性が低いので上昇が始まると結構スピードが速いかもしれません。 Market Vectors Gold Miners (GDX)は、年初来で+40.5%の上昇、直近1年では +70.6%の上昇
Pension funds warned to invest in a low-carbon future 国連がスポンサーしトルゥーコストが行った調査によれば、環境への配慮が欠ける企業に投資し続けることで、年金基金は長期的な運用資産価値を引き下げることになると警告した。 この報告書は12月にコペンハーゲンで発表される予定だが、年金基金に旧来のエネルギーを大量消費するような企業から、地球温暖化ガスの排出が少ない企業に投資先を変更するよう求めている。 環境への配慮が不足している企業への投資では、短期的には利益を得ることは可能だが、超規定な健全性を犠牲にしているとした。 ☆☆☆ 「Sustainable=持続性がある」に注目したファンドは数多くありますが、組入れられている企業はグローバル企業です。環境に配慮するにも資本力が必要だということでしょう。 環境関連企業へ投資するETF FTSE KLD Select Social Index Ticker KLD Market Vectors Environmental Services Ticker EVX Eco Solutions Investment Ticker BQR 年初来で +48.46%で配当利回りは 13.82%はちょっといいかもしれません。 <データ> Bayer : Sustainable Development Report 2008 さすが、ドイツは環境保護に力をいれています。 Ethical Corporation: ‘Most sustainable’ company rankings raise important questions about business ethics comparability 資源エネルギーにカテゴリーを絞り、コンプライアンスにおいて高い評価を得ている企業。ブラジルのペトロブラスがトップです。 FT Global 500 2009
10 Health-Care Stocks to Consider Buying Now セクターの中でヘルスケアセクターは3番目に大きいのですが、今のタイミングで購入を考慮すべきヘルスケア関連企業10社が紹介されております。 特許切れや米政府の医療制度改革の規制リスクなどで弱気材料でしたがPERは12倍を割込んでいるので割安感があるかもしれません。 グローバル企業へ投資されるETFでヘルスケアの比率が多いVanguard PRIMECAP's (VPMCX)
ETF 世界を舞台にした金融商品 ■ 著者インタビュー
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