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戦略コンサルタント&ベトナム株道先案内人 福森哲也
株式会社STIサポート代表取締役/コーポレイトディレクション(アジアビジネスユニット)シニアアドバイザー/アサヒ衛陶(東証2部)常務取締役他。

日欧の戦略コンサルティング会社にて、“第2の創業支援”プロジェクト(上場前後のベンチャー企業/中堅・準大手企業/地方有力企業)や M&Aプロジェクトに数多く従事。その後、上場ITベンチャーの執行役員や大手家電グループ企業の経営会議メンバーを経て、独立。現在は、企業内部に入り込む形での上場・未上場企業の“第2の創業支援”と、ベトナムを中心としたアセアンでの“事業&人材開発”支援に注力している。 ベトナムとベトナムビジネスの入門書『ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本』(明日香出版)は、2012年に出したミャンマー・カンボジア・ラオス版と共に、アジア事業担当者・駐在員に幅広く活用されている。また、日本にベトナム株投資を最初に紹介した『日本人が知らなかったベトナム株』(翔泳社)などもある。

福森哲也のベトナム株投資

新規上場のバオベト金融グループは連騰スタート

06月28日
先週木曜日(6月25日)に、生命保険、損害保険、証券会社、ファンド会社、銀行までを傘下に持つ一大保険金融グループ、バオベトグループ(銘柄コードはBVH)がホーチミン市場に上場を果たしました。ベトナムを代表する金融グループの上場にベトナム市場がどう反応するかが注目を集めました。

2006年後半からの証券市場の過熱期であれば、このような大型の新規上場は新たな投資資金を呼び込み、さらなるVNインデックスの上昇につながっていきました。昨年のような超弱気相場では、需給バランスが崩れるというマイナス面のみが強調され、新規上場銘柄自身もVNインデックスも大きく下落することになっていきました。

バオベトグループ(BVH)の上場初日の取引基準価格は3万8500ドンでしたが、初日は上限一杯のプラス20%、4万6200ドンで終了しました。売買高も150万株を越え、一気に時価総額でホーチミン市場のトップ企業に躍り出ました。ちなみに、時価総額上位5社は、バオベトグループ、ペトロベトナムファイナンス、サコムバンク、ペトロベトナム化学肥料、ベトナム乳業ですので、金融関連3社、製造業2社、内2社はペトロベトナム関連(石油関連)という状況になっています。25日のVNインデックスは、マイナス0.5%の453ポイントでした。26日金曜日もバオベトグループはストップ高を続け、4万8500ベトナムドンで上場の最初の週末を迎えました。VNインデックスは、プラス1.7%の461ポイントでした。

バオベトグループの外国人保有比率は、未だ13%強で、戦略パートナーを初め外国企業、機関投資家の今後の動向が注目されます。既に、戦略パートナーの一つである香港上海銀行(HSBC)は追加の株式取得の意思を表明しており、現在の約10%から段階的に25%まで保有比率を引き上げ、バオベトグループとの関係強化を図る意向のようです。バオベトグループの株式の90%には譲渡制限(最短で2010年10月)が付いている状況の中で、HSBC等の海外投資家、企業の株式購入はバオベトグループの株価の大きな下支え要因になりそうです。

今週6月30日に上場するのが、ベトナム4大銀行の一角であるベトコムバンクで、銘柄コードはVCBです。上場株数約1億1228万株で、上場初日の取引基準価格は5万ドンになりました。今週もベトナム証券市場から目が離せません。

ヘンカップライ

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大型金融グループの上場が続くベトナム株式市場

06月23日
3ヶ月近い上場相場の続くベトナム株式市場ですが、先週は久しぶりに調整となりました。1週間で14%弱の減少となり、500ポイントの大台をキープできませんでした。大手ファンドや上場企業関係者、機関投資家のなどの売却申請のニュースや海外市場の状況、一種の高所恐怖症的な利益確定売りなどの影響とともに、今週から始まる大手金融グループ3社のホーチミン市場への上場の影響も大きいと思われます。

今週木曜日(6月25日)には、とうとうバオベト金融グループがホーチミン市場に上場します。銘柄コードはBVHで、上場初日の取引基準価格は3万8500ドン(プラス、マイナス20%)に決定しました。約5億7302万株の大型上場です。生命保険、損害保険、証券会社、ファンド会社、銀行まで傘下に持つ一大保険金融グループの上場です。既に上場しているバオミン保険(BMI)、ペトロベトナム保険(PVI)、ベトナム国家再保険(VNR)は軟調な先週も上昇をしています。

次に上場するのが、4大銀行の一角、ベトコムバンクで、銘柄コードはVCBです。上場株数約1億1228万株、上場の予定日は6月30日となりました。しかしながら、上場初日の取引基準価格は未だ確定されていません。6月25日前後に公表される予定になっています。2009年3月31日時点における総資産額は約218兆ドン、貸出総額は約116兆ドン、09年度の税引き前利益計画は約3兆3200億ドン、予定配当率は額面比12%、債務不履行率は3.5%以下となっています。07年年末に行われたIPO(株式会社化に伴う一般への株式オークション)の時の最低落札価格は10万2000ドンだったので、上場初日の取引基準価格が注目されています。

7月16日には、4大銀行のもう一角、ベトインバンクも5600万株を上場する予定となっている。5600万株と言うのは資本金の6%相当で、上場初日の取引基準価格は5万ドン前後で、8万〜10万ドン程度の価格で取引されることが期待されている。10年度には海外の戦略パートナー選びも本格化する計画で、日本のみずほ銀行なども興味を示していると現地では言われている。既に三井住友銀行がエクシムバンクに資本参加しており、ベトナムに注力している他の邦銀の動向も今後の注目ポイントになりそうだ。

ヘンカップライ
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2009年ベトナム・ゴールド・ストック

06月16日
「ベトナム ゴールド ストック」の選定委員会が、2009年度のベトナム ゴールドストック19銘柄を発表しました。選定委員会は、ベトナム証券市場やファイナンス関連の専門家で構成されており、09年度第一四半期までのデータを使用して分析、評価を行っています。

選定委員会の分析、評価のポイントは、以下の3つになっています。
1.財務指標(純利益、ROA、ROE、自己資本負債比率、直近3年間の売上高成長率等)
2.企業の現在の経営能力や潜在的な発展能力(企業のシェア、技術レベル、管理者レベル、経営戦略、事業期間等)
3.株価関連指標(時価総額、P/E、P/B、EPS、平均出来高等)

今回選定された19社のうち、17社はホーチミン証券取引所の上場企業で、2社がハノイ証券取引所の上場企業でした。ホーチミン証券取引所の上場企業としては、ビンミンプラスティック(BMI)、ホーチミン市インフラ投資(CII)、ハウザン製薬(DHG)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ドンフーゴム(DPR)、FPT(FPT),総合フォワーディング(GMD)、トゥリエム都市開発(NTL)、南部バッテリー(PAC),ペトロベトナムドリリング(PVD)、リー冷蔵電気工業(REE)、ソンダ工業団地都市投資開発(SJS)、サイゴン証券(SSI)、サコムバンク(STB)、トゥドゥック住宅開発(TDH)、ベトナム乳業(VNM)、ヴィンソンソンヒン水力発電(VSH)が選ばれています。ハノイ証券取引所の2社は、アジアコマーシャルバンク(ACB)、ティエンフォンプラスティック(NTP)になります。

製造業界(プラスティック、製薬、バッテリー、家電、食品)や、石油関連(ペトロベトナムグループ)、インフラ都市住宅開発関連、銀行証券のトップ企業が選ばれています。確かに、19社とも中長期投資を考える時に必ず投資先候補として検討される企業たちです。ベトナム株投資の際の参考として、「ベトナム ゴールド ストック」も覚えておいて損はないでしょう。

ヘンカップライ


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ベトナム株は急騰中

06月08日
2008年の旧正月以来ちょうど1年に渡って急落を続けてきたベトナム株ですが、2月24日に235ポイントをつけたのが底になり、そこから反騰相場に入っています。5月末に一端調整が入ったのですが、6月に入り、「オバマ政権によるGM破綻処理」が波乱なく進み米国の株式市場も上昇したことなども材料に、更に上がっています。先週1週間も「そろそろ調整局面に入るはず」という多くの証券関係者の声をよそに上昇を続け、先週末の終値は478ポイントをつけました。底値のちょうど倍になった状況です。本日(6月8日)も全面高で、あっさり500ポイントを超えてきました。

売買高はずっと高水準を維持しています。毎日100億円以上の売買高があり、証券会社も賑わっています。普通に考えるとそろそろ大きな調整が入る局面だと思われますし、証券関係者の多くが警鐘を鳴らしています。一方で、過去のベトナム株の動きを振り返ると、上昇局面では関係者の「過熱気味で、調整が入る筈だ」という警鐘をよそに更に上昇を続け、下落局面では、「いくらなんでも売られすぎだ。反騰するはずだ」というレポートを見事に裏切って更に下落し続けてきた、という歴史があります。

先日、日本銀行出身の大学教授の方から、最新のニューロエコノミクス、行動経済学の話をお聞きしました。「人間は不確実なこと、予想外のことが起こった際には大脳辺縁系が先に働き、後から前頭葉を使って後付けの理屈をつける」生き物だそうです。不確実性が高まれば高まるほど、人間は情動的な、近道的な発想を取りやすくなり、予想したことよりも実際に起きたことが良かった場合には、神経伝達物質ドーパミンが沢山分泌され、先行きがさらに薔薇色に見えてしまうのです。

過去20年以上のベトナムとの付き合いの経験から、ベトナム人は上記の脳の動きに非常に忠実な国民ではないかと思っています。今年2月までのベトナム人投資家は必要以上に悲観的になっており、現在はドーパミンがガンガン分泌されているのです。既存の投資家も最近の急騰相場で息を吹き返し、彼らのドーパミンが新規の投資家を証券会社にどんどん引き寄せています。新規の口座開設や資金投入が日々増えています。証券会社関係者などの「合理的経済人」の警鐘と、生き物としての脳の構造に素直に反応する多くのベトナム人投資家達のせめぎ会いが佳境に入っている、「熱いベトナム株式市場」にも注目しておいて損はないでしょう。

ヘンカップライ
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宇都宮地裁って。。。

06月05日
足利事件 再審は異例の展開へ

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=858306&media_id=2

DNAの再鑑定要求を5年も放置した上で却下し、解放までの時間を延ばし、時効まで成立させてしまった『宇都宮地裁』の問題が一番大きいと思うのですが。もっとこの問題を取り上げて欲しいなと感じます。日本の司法の課題の本質が凝縮されているのではないでしょうか?明らかに、”自分達に不都合な事実を闇に葬り去ろう”とした行為だと思うのですが。。。

ベトナムの国家権力の象徴である公安もいろいろありますが、世界的には民主国家と思われている日本の警察・検察・地裁もひどいですね。。。
高知の白バイ事故事件もかなり同じ匂いがします。
http://www.news.janjan.jp/living/0810/0810159503/1.php
小沢氏の秘書の逮捕と二階氏の秘書の不起訴もひどいですが。。。。。

*鳩山総務大臣って国民の支持を本当に受けているのでしょうか?私の周囲のビジネスパーソンで鳩山総務大臣の言動に賛意を示している人は皆無なのですが。。。不思議です。「同じ穴の狢になったら絶対に支持しないから」、と民主党の知人にメールしたら直ぐに返事が来ました。国会対応等で今はそれどころではないようでした。。。
彼が法務大臣の間に無罪の人の死刑を執行していないのでしょうか?あやふやなDNA鑑定で死刑になっている人は含まれていないのでしょうか?マスコミはこういうこともちゃんと調べて報道して欲しいものです。

ヘンカップライ



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萌えるベトナム090602

06月02日
世界金融危機の中でも、意外とベトナムの内需は底堅く、「恐るべしベトナム」という感じです。ベトナムに精通した在ベトナム日系銀行の担当者の方が、「ベトナムは長年の争乱の歴史の中で非常に怖がりの国になっており、極端な現実主義なので、中国のような2桁成長はなかなかしません。でも安定してコツコツ努力した企業は結構報われる国なんです」と言われていたが、本当にその通りだと思います。

ベトナムのWTO加盟と国内市場の開放を前提に、ここ数年日本の流通系大手、中堅企業はほとんどがベトナムに市場調査にきています。大手コンビニエンスストアーの有名社長も毎年自ら調査に来られているようです。でもなかなか進出を決める企業はありませんでした。この間やっと、ファミリーマートが2009年9月をターゲットに現地の総合卸会社「フータイ」と合弁会社を設立し、ホーチミンで09年内に1号店をオープンする計画を発表しました。ファミリーマートの海外進出は、韓国、台湾、タイ、中国、米国に次いで6か国目になり、5年で200〜300程度の出展を見込んでいるようです。

ベトナムの人々は日本、日本人に好意的で、一緒にビジネスをしたがります。でも、韓国や台湾、欧米に比べて極端に意思決定が遅いことに呆れてもいます。日本人と一緒に仕事をしたいという想いを持っていても、超現実主義的なベトナム人は一定期間以上待ってくれませんし、当然ながら他の候補企業とも話を進めます。

日本企業の意思決定の遅さには色々な理由があると思いますが、正式な統計上の各種の数値と実際の数値の違いが大きいことも理由の一つではないでしょうか。現地に実際に来た担当者はこの国での成功を確信できても、統計数値を使って事業計画を作成するととても本社の決済を仰げないものになってしまうのです。

一人当たりGDPが1000ドルを越えるとファーストフードチェーンの展開が可能になると言われています。統計上はホーチミン市でも1000ドルを切っている状況ですが、ケンタッキー・ピザハット・ロッテリアなどは成り立っています。ホーチミン市の実際の一人当たりGDPは2000ドルぐらいになっているのではないかというのが、現地金融関係者の見立てでした。7000円〜8000円もするワコール社の女性用下着なども売れていますし、皆普通に高級携帯電話を持ち、バイクに乗っています。トップダウン型の経営者の号令なしに、普通の日本の大企業がベトナム進出の意思決定をする日は何時になるのでしょうか?意思決定に手間取っている間に、他の国はどんどん又ベトナムに入り込んできています。

ヘンカップライ
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