戦略コンサルタント&ベトナム株道先案内人 福森哲也
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株式会社STIサポート代表取締役/コーポレイトディレクション(アジアビジネスユニット)シニアアドバイザー/アサヒ衛陶(東証2部)常務取締役他。
日欧の戦略コンサルティング会社にて、“第2の創業支援”プロジェクト(上場前後のベンチャー企業/中堅・準大手企業/地方有力企業)や M&Aプロジェクトに数多く従事。その後、上場ITベンチャーの執行役員や大手家電グループ企業の経営会議メンバーを経て、独立。現在は、企業内部に入り込む形での上場・未上場企業の“第2の創業支援”と、ベトナムを中心としたアセアンでの“事業&人材開発”支援に注力している。
ベトナムとベトナムビジネスの入門書『ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本』(明日香出版)は、2012年に出したミャンマー・カンボジア・ラオス版と共に、アジア事業担当者・駐在員に幅広く活用されている。また、日本にベトナム株投資を最初に紹介した『日本人が知らなかったベトナム株』(翔泳社)などもある。
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福森哲也のベトナム株投資
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ベトナムでの電子商取引 05月24日
日本に留学してベトナムで起業している優秀なベトナム人経営者の一人、ベト社長のグリーンサン社のメルマガから引用:
『ベトナム商工省機関紙ドイ・ゴアイ(電子版)によると、同省はこのほど、2009年度の「企業における電子商取引と情報技術の利用に関する報告」を発表、全国2004企業を対象とする2009年度の電子商取引とITの利用状況に関する調査結果を総合的に評価した。この報告によると、同国の企業における電子商取引やITの普及率は、コンピューターの設置(100%)、インターネット接続(98%)、ビジネスメールの利用(86%)、会計ソフトウエアの利用(92%)、人事管理ソフトウエアの利用(43%)-など高く見られた。電子商取引・ITへの投資額は総費用の5%にとどまったものの、企業への注文が33%、購入代金の支払も28%がネットを利用したものであることが分かった。
政府機関が提供するオンライン行政サービスについては、同サービスを利用する企業が増えつつあり、18地方機関が営業許可証や事業証明書、駐在事務所開設許可証などのサービスを実施しているという。新規事業であるeラーニングも急速に発展し、現在、大学で62カ所、短期大学でも37カ所で展開。教育機関に加え、情報技術最大手FPTグループやベトナム郵政通信G(VNPT)などの大手企業と情報通信省、財務省などの政府機関も職員の養成にeラーニングによる訓練を導入しつつあるという。
ネット通販は都市部で一般的となった。航空会社や観光会社,百貨店はそれぞれのサイトやソーシャル・ネットワークを通して航空券や携帯電話、本、香水、観光ツアーなどの製品・サービスを提供している。支払方法はオンラインや振替などさまざまだという。』
ヘンカップライ
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カンボジア プノンペン 05月19日
関西出張などでバタバタしている間に大分前の話になってしまいましたが、連休前の週にホーチミンからカンボジアの首都プノンペンに飛行機で行ってきました。乗っている時間は45分ほどで、飲み物を飲んで、入国関係カードを3枚(税関、入国カード、ビザ申請書)を書いていると着いてしまいます。空港から市内は空港タクシーで10ドル以下でしたし、ビザの申請や入国関係も非常にスムーズでした。
市内はホーチミン等に比べると非常に暗い感じでした。今回はお客さんと一緒にラッフルズホテルに宿泊(200ドル弱)。中に入るとプノンペンというよりはシンガポールにいる気分にさせてくれます。
1996年くらいから日本製品や外国製品の総代理店になっている会社を幾つか訪問し、プノンペン・シェムリアップ・シアヌークビルの3大都市でのチャネル網について聞きました。日本びいきの女性専務(息子さんまで紹介してくれて、彼は日本語を勉強していました)が200近い商店を代理店として組織していたり、政府高官の子息等がやっている不動産会社が大型案件のかなりのパーセントを請け負っていたり。。。面白い話が聞けました。日本のパチンコのマルハンの銀行には可愛い日本人女性マネジャーが赴任していました(2ヶ月目)。
でも如何せん、まだまだ市場としては小さいです。3大都市あわせても300万人には届かない状況です。不動産関係は韓国資本がバブルを起こして、破裂して、その後止まっている案件も多そうでした。幾つか動いている案件はカンボジアの富裕層(政府関係者?)などが購買に動いていましたが。。
やはり当面はベトナムからカンボジアを眺める、思考するのが良いかなと思いました。
ヘンカップライ
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