戦略コンサルタント&ベトナム株道先案内人 福森哲也
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株式会社STIサポート代表取締役/コーポレイトディレクション(アジアビジネスユニット)シニアアドバイザー/アサヒ衛陶(東証2部)常務取締役他。
日欧の戦略コンサルティング会社にて、“第2の創業支援”プロジェクト(上場前後のベンチャー企業/中堅・準大手企業/地方有力企業)や M&Aプロジェクトに数多く従事。その後、上場ITベンチャーの執行役員や大手家電グループ企業の経営会議メンバーを経て、独立。現在は、企業内部に入り込む形での上場・未上場企業の“第2の創業支援”と、ベトナムを中心としたアセアンでの“事業&人材開発”支援に注力している。
ベトナムとベトナムビジネスの入門書『ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本』(明日香出版)は、2012年に出したミャンマー・カンボジア・ラオス版と共に、アジア事業担当者・駐在員に幅広く活用されている。また、日本にベトナム株投資を最初に紹介した『日本人が知らなかったベトナム株』(翔泳社)などもある。
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福森哲也のベトナム株投資
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『アジア発景気回復』 09月30日
今週の月曜日(9月28日)に発売になった、週刊エコノミストの臨時増刊は、『アジアで売るアジアを買う アジア発景気回復』というタイトルで、1冊丸ごとアジア特集号になっています。中国、インド、インドネシア関連の記事が多いのですが、ベトナムのことも取り扱われています。「インフレは沈静化し、09年度は5%成長」といことで、福森も1ページベトナムの景気に関して総論記事を書いています。
成長のエンジンアジア→激戦地アジアで売る→対立と融和→成長のアジアを買う、という4部構成、定価1000円です。アジアに興味のある方は是非。
ヘンカップライ
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ベトナム企業、初のナスダック上場 09月23日
Vnexpressによると、Cavico(カビコ)が、ベトナム企業として初めてアメリカのナスダック市場に上場した。カビコ関係者によると、同企業のナスダック市場への株式上場が認可され、CAVOという銘柄コードで取引開始されたのは9月18日からである。カビコのBui Quang Ha会長兼社長は、「アメリカの主要市場への上場は我々の前々からの目標であった。カビコの株式にとって、ナスダック市場は最適な市場である。ナスダックはアメリカで最も市場規模が大きく、上場企業数は3200社であり、主に工業、技術、小売、通信、ファイナンスサービス、運輸、コミュニケーション、バイオテクノロジの分野におけるトップ企業が中心である。」と語った。
カビコは2000年に設立され、15社のグループメンバー企業からなる。このうち、メンバーの1社であるCavico Mining(銘柄コード:MCV、ホーチミン証取)は既に国内の証券市場に上場している。カビコの主要事業は工業・民間建設、インフラ建設、地下工事建設、水力発電ダム建設、交通道路建設、鉱山開発などである。今回、カビコは327万5千株を発行した。
ヘンカップライ
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成功してるベトナム女性の典型 09月15日
ホーチミンに来ています。そろそろ雨季の終わりではないかと思うのですが、ちょっとびっくりするような凄いスコールが降っています。しかも朝から降ったり、午後降ったり、夕方も降ったり。。。今も爆音とともに凄いスコール&雷です。町中が沈没するのではないかという感じです。昨日買った沈香だという(多分偽物OR人工もの)の匂いを嗅ぎながら、ホテルで仕事しています。
今日の昼はホーチミンの会社のパートナー達と3時間ほどランチMTGしてきました。オーストラリアに留学して、証券会社から外資系銀行に転職して、10万ドル以上の預金者対象のマネジャー(日本のシティバンクと同じシステムで、10万ドル以上の預金者対象の特別サービスをしているのです。しかも対象者の殆どがベトナム人とか。。。)をしている女性も一緒でした。
彼女は今妊娠5ケ月ですが、年末から来年の春までオーストラリアに行って、出産と産休を取るとのことでした。ベトナムではお金もかかり、設備面でも心配ですが、オーストラリア(彼女も、彼女のご主人もオーストラリアの市民権を持っているらしい)でならば、出産費用は無料でしかも助成金もかなり支給されるのです。しかも、オーストラリアで生まれたベイビーはオーストラリアの市民権も持てるという特典付き。
証券会社時代のネットワークを使った未公開株での成功、外資系銀行での成功≪Mtgの帰りは1泊34ドルのミニホテルまで、彼女の車(もちろんドライバー付き)≫で送ってもらいました。4ケ月間の産休に備えて会社はアシスタントを雇ってくれたようですし、春からはすぐに職場に復帰して、赤ちゃんはシッターさんとご両親がケアしてくれる予定。ご主人の会社も順調そうですし、公私ともに憂いはあまりなさそうでした。今の日本の30代の女性には羨ましすぎる状態の成功しているベトナム女性でした。。。
ヘンカップライ
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インドチャイナキャピタルがファンド解散 09月06日
ロンドン証券取引所に2007年3月7日に上場した、ベトナムきってのファンド会社である、インドチャイナキャピタルが、09年9月3日に総会を開いてファンドの清算・解散を決議した。インデックスが300ポイントを割り込んだ今年の頭にファンドの解散や分割を計画していたが、今度の総会でそれが現実のものとなってしまった。ドラゴンキャピタルと合弁で別のファンド運用会社を設立して、資産の一部をそちらに移すことも検討していたようだが、その計画も立ち消えになったようだ。
ファンド保有資産は、1年から1年半かけて徐々に売却していく方針のようだが、他のファンドや戦略パートナー候補企業に相対で売却していって欲しいものだ。老舗の有力ファンドが市場で売却してもらっては、せっかくの市場の良い雰囲気(年末から来年の旧正月にかけて良い方向でラリーがおきるのを期待しているのに)をぶち壊してしまう。。。
現在のポートフォリオの内訳は、上場銘柄が40%弱を占めているようだ。バオベトグループ(BVH)、ベトコムバンク(VCB)、FPT、ビナミルク(VNM)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)が上位5銘柄ということなので、この当たりの超優良ブルーチップ銘柄への影響が心配だ。
ヘンカップライ
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